消費税が10%になって、はや10日が経ちました。
皆さんは、どれほどその影響を実感されているでしょうか?
軽減税率の複雑さなどを取り上げたニュースが、相変わらずあちこちで目に付きます。
自分は、ファストフード店でつい「持ち帰りです」って言いそびれ、2度ほど後悔しました。(笑)

ふと感じたのは、今更ですが自分はいったいトータルでいくら「負担」が増えるんだろう。ということです。
年間トータルいくらなのか…実はよく知りません。

検索して色々調べてみると、年収や家族構成にもよりますが、一般的にはざっくり年5~6万円の負担増のようです。
軽減税率の影響は、ややこしいので、除いての話です。

仮に、年間万円としたら、1日あたり164円… おおよそペットボトルのドリンク1本くらいです。

これを多いと見るか、大したことないと思うかは、人それぞれですが、
自分は、やっぱり大きいなと思いました。毎日のことですからね。

ではこの影響を回避するには、単純にいうと、毎日ペットボトル1~2本くらいの節約が必要ということになります。

「ペットボトル…そうだ。この際、ペットボトルも減らさないとなんだよな。」 そう思いました。

先日、国連で16歳のグレタ・トゥーンベリさんが、怒りのスピーチをして話題になりました。
あれも色々な反応が巻き起こりましたが、お恥ずかしながら”ちゃんとなにかしている”と正々堂々と言えない
自分としては、「返す言葉がない」というのが正直な気持ちでした。

「ちょうどいいかも。この際、ペットボトルを買うのを減らしてみよう。」

既にいろいろやっている人からしたら、「なにを今さら」だとは思いますすが、お恥ずかしながら、遅まきながら…。

そう思って街中の様子を見ると、マイボトルを持ち歩いてる人、ほんとによく見かけます。
ちょっと調べてみると、シンプルなデザインで、しかも軽量な小型の水筒が山程売られてます。

これなんか、安くてシンプルでいいなと。思わず、ポチりました。

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まだ数日ですが、使ってみると結構いい感じです。
大きな飲み口なので、ペットボトル気分でゴクゴク飲もうとすると、こぼします。(笑)
逆に、ゆっくり飲むくせが付きそうで、いいかもしれないです。
氷を入れれば、一日残ってる感じ。いつまでも冷たいのは嬉しいですね。
おそらくホットも同じような感じかなと。
コンビニに行く回数は、おそらく平均1日1~2回分くらい減ったかもしれません。
使うペットボトルを完全にゼロにはできないかもしれないですが、月30本、年間360本くらい減らせることを想像すると、まあ最初の一歩にはなるかなと。

しかもこれで、ほぼ確実に、自分は「増税」の影響を回避できました。(少なくとも気分的には)
もちろん、こんなことで満足していては全然だめなのですが、それでもこれだけSDGsが叫ばれる世の中で、
「何もしていない」負い目は減ります。また次、何をしようかなと言う気分にすらなりますね..。
我ながら、おめでたいヤツだなと。(笑)

ゼロから1へのほんの小さなステップですが、もしかしたら、ライフシフトもこんなことの積み重ねなのかなと思いました。
理不尽で世知辛い世の中ですが、できることの積み重ねの“プチ・ライフシフト”で乗り越えて行くしかありません。

【著者】ネイティブ株式会社 代表取締役 倉重 宜弘(くらしげ よしひろ)
愛知県出身。早稲田大学 第一文学部 社会学専修 卒業。金融系シンクタンクを経て、2000年よりデジタルマーケティング専門ベンチャーに創業期から参画。大手企業のデジタルマーケティングや、ブランディング戦略、サイトやコンテンツの企画・プロデュースに数多く携わる。関連会社役員・事業部長を歴任し、2012年より地域の観光振興やブランディングを目的としたメディア開発などを多数経験。2016年3月にネイティブ株式会社を起業して独立。2018年7月創設の一般社団法人 全国道の駅支援機構の理事長を兼務。