地方移住”ホンネ”サロンがスタートした。このサロンは、地方移住すると決めた、私にとっての情報源のひとつ。旅好きで旅行会社で働いているので、地方や辺境地にも行くことが多い。とは言え、地方移住となると情報は乏しい。だからサロンで移住実践者の声を聞けるのはありがたい。

これから定期的に地方移住”ホンネ”サロンのことや私の体験談を投稿していく。移住を検討するあなたにお役立ちできると嬉しい。コロナだけが理由で地方移住したいと思ったわけではない。実践者のライフスタイルを見聞きする中で、自分の理想と重なる人たちと出会ってきた。サロンでも一歩先ゆく理想の移住者と出会えるのが楽しみだ(既に出会ったかも、後半でご紹介)

今どきの地方移住の意義

エッジの効いた生き方がしたいなら、東京ではなく、地方を選ぼう。新型コロナの影響で、何かと地方移住への関心が高まっているが、地方移住すべき理由は、それだけじゃない。東京に住むことに価値があった時代から、今は地方に住むことこそ価値がある時代に変わっった。

テレワークをしているなら東京に住む必要はない。職種にもよるがリモートワークで仕事の9割が完結することを知った。会議室でのミーティングより、オンラインでのTeams会議の方がより効率的に進むこともわかった。出社したから売上を作れる訳でもないし、東京に本社があるから仕事がある訳でもない。戦略が良ければ結果は出るし、悪ければ結果はでない。もはや東京に会社があろうがなかろうが関係はない。

東京に住むと情報が集まってくるという人がいるが、果たしてそうなのだろうか? 「東京にいるから人脈ができる」という人もいるが、これも本当だろうか? 情報は、情報を発信する人の元に集まってくるし、人脈は結果を出せば勝手にできるようになる。それに、東京にいるより地方の方が、情報発信した場合はよりコアな情報が発信できるし、濃い人脈も作りやすい。東京がというより、地方こその時代だ。

ライフスタイルを実現するのが今どきの地方移住

「住む場所、使える時間、使えるお金、人間関係、働き方」これらの自由度をどんどん上げるのが今どきの地方移住。これまでは、定年を迎えたシニア世代が、何十年も働いてきたご褒美として地方移住するケースが多かった。今は違う、若い世代30代や40代が自分のライフスタイルを勝ち取るために地方移住している。より能動的に、仕事も複数をこなし、地域にも貢献する。そして自分のライフスタイルも実現するという欲張りなのが今どきの地方移住。

あなたが人生を欲張りたいなら、ぜひ地方移住を検討しよう。既に欲張り人生のゴールを設定し行動している人は多い。私もそのひとりだ。時間、お金、人間関係、働き方については、ある程度自由の幅が広がってきている。残る重要なピースは、住む場所だ。今は東京都内に住んでいる。この先1年ぐらいかけて、最適な地方移住先を決定する予定だ。住む場所へのこだわりは強いので、しっかり情報を集めて決定するつもり。

あなたも地方移住を検討しているなら、今後互いに情報を共有できれば嬉しい。私の方は、既に移住候補地を20箇所以上リサーチして情報を自身のブログにまとめている。今後はこちらの誌面にも、一般的には知られていないような移住についての情報を投稿していく。地方移住”ホンネ”サロン(次項説明)のレビューも随時行っていく。東京脱出までのカウントダウンはスタートした、ぜひ一緒に今どきの地方移住を実現しよう。

地方移住”ホンネ”サロンの存在価値

2020年7月に地方移住”ホンネ”サロンがスタートした。月額500円で移住経験者のホンネが聞けるというオンラインサロン。活用しない手はない。今どきの地方移住は下見すら不要。Googleマップがあれば、オンラインで町を自由に歩くことができる。自治体が主催しているオンライン移住相談を使えば、移住に必要な情報は彼らが無料で教えてくれる。不動産物件ですらあなたに変わって探してくれる自治体もある程だ。

だけど気をつけて欲しい。ある町に移住相談をしたとして、その町の相談員はあなたに必要な情報を提供してくれているのだろうか? 伝えるべきことを伝えているのだろうか? もちろん相談する側の質問力にもよるのだろうが、自治体への移住相談だけでは、情報的には何とも心許ない。なぜなら彼らの仕事の本質は転入者を増やすことなのだから。質問には答えてくれるが、それ以上のことは教えてくれないというのが通常だ。

そこで自治体の移住相談も活用しつつ、「地方移住”ホンネ”サロン」を活用することをおすすめする。地方移住”ホンネ”サロンの特徴は、実際に地方移住実践者の生の声を聞けるということ。自治体の相談員は、移住実践者ではないので、現実的な質問をすると答えに窮することが多い。その点、実践者は引っ越し代がそれなりに必要なことや、家族の感情、自身の失敗談など、見事に語ってくれる。

とは言え、地方移住”ホンネ”サロンの存在価値は、移住実践者の生の声を聞けるだけではない。1対1で相談するのではなく、オンライン形式で移住実践者対サロンメンバーでの相談が実現できるところに価値がある。あなたが質問できるのはもちろんだが、他メンバーの質問を聞けるのが嬉しい。自分と違った視点での質問は得るものが多い。Zoomでの移住経験者対談オンラインセミナーが月2回あるので、ぜひ活用してもらいたい。

第1回移住経験者対談オンラインセミナーに参加して

20人、30人、60人と、参加者がどんどん増えていった。それなりに、地方移住が注目されているんだと感じた。第一回目のゲストは、鶴飼博将(つるかいまさひろ)さん。2016年に長野県安曇野に移住された経験談を聞くことができた。移住して、ご夫婦ともに100%満足しているそうだ。幸せポイントを作った話や移住のタイミングなど大いに参考になった。サロンメンバーには、アーカイブ動画が公開されるので、鶴飼さん対談やサロンメンバーの質問に対する回答などはそちらから見てもらいたい。

鶴飼さんの話を聞いていて、移住成功のポイントは奥様なんだなと感じた。現地でカフェを開設されて奥様が切り盛りしているようだが、何とも力強いなと感じた。家族やパートナーがいる場合、自分の思いだけで地方移住しても誰も幸せになれない。わたしの場合も、妻と一緒に、妻が楽しんで欲しいが、移住の大前提なので、鶴飼さん夫婦がとても羨ましい。タイミングを見て、鶴飼さん夫婦が運営するカフェに妻と一緒に行きたいと思う。

移住者の対談オンラインセミナーで、思った以上に移住イメージが明確につかめた。移住者のご家族や、地域の人、風景なんかも、鶴飼さん越しにみえたような気がする。このような対談セミナーにどんどん参加して行けば、理想にピタリとハマる移住メンターや移住先に出会えるだろう。

地方移住”ホンネ”サロン

【著者】加藤 椎成(かとう しいな)
大阪市出身、都内在住。関西大学経済学部経済学科卒業。通信インフラ、Web広告会社を経て、大手旅行会社に勤務。2016年からは地域交流事業に携わる。学生時代から現在まで国内外100都市を旅する。仕事や旅を通して、地方の素晴らしさを再認識し、近い将来の地方移住を計画。移住先探しノウハウや地域メモを個人メディア(地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。)で公開中。地方で自分らしく生きるを目標に、テレワーク中心のあたらしい働き方も実践中。2020年より移住先探しダイアリーを執筆。