2021年6月撮影。当該用地は、現在「広島マリーナホップ」として運営されている

世界遺産・宮島をはじめ瀬戸内の島々を抱いた広島湾、その海を愛する人々の拠点であるマリーナ。広島らしさ満点のリゾート感がただよう約11haのウォーターフロントエリアで、令和7年の春〜新事業を展開する事業予定者を決めるための事業提案募集が開始されました。オーシャンビューで開放感たっぷりの県有地(※1)で、自由でクリエイティブなアイデアを実現化するチャンスです。

※1:一部広島市有地を含む。詳細は募集要項を参照のこと。

 

公募窓口である広島県商工労働局 観光課の主査・石井 孝茂から、一問一答形式でその具体的な内容をより分かりやすくご説明します。

記事のポイント

  • 広島市の南西部に位置する約11haの県有地で、2025年(令和7年)3月以降に実施する事業提案を募集
  • 目の前は海。クルーザーやヨットが停泊するマリーナに隣接したウォーターフロント
  • にぎわいを創出し、広島県の経済活性化につながる事業であれば、用途制限は基本的にナシ

広島県民なら誰もが知る、オーシャンビューの好立地

令和3年6月の該当用地の様子。現在、広々とした敷地では駐車場完備のショッピングモール、マリーナに臨むレストラン街、遊園地など複合商業施設として運営されている。現状ではこの土地の周囲に高い建物はなく、スッキリとした青空が広がる

Q:広島県民なら誰もが知っているウォーターフロントエリアでの事業提案を募集する、この事業の経緯を教えてください。

石井:2005年(平成17年)の開業時に、2025年(令和7年)3月までの20年間を期間として、事業用借地権設定契約を締結し、貸し付けを開始しました。この賃貸借契約の残期間が既に4年を切っていることから、当該用地で事業を実施する民間事業者の募集を行うこととなりました。

 

Q:公募条件はどんなものでしょうか?

石井:主な条件は、「にぎわいの創出を通じた広島県経済の活性化に寄与すること」「10年以上・50年未満の期間の事業用定期借地権設定契約であること」「提案月額賃料が1㎡あたり48円以上であること(※2)」です。
事業用定期借地権設定契約となるため、マンションなどの居住用の施設などは対象外となりますが、その他の用途制限は基本的には設けていません。民間の方の自由な発想を活かしたアイデアに期待しています。

※2:(不動産鑑定評価額×20年国債表面利率)+(固定資産税相当額)によって算定。契約賃料は、提案賃料と契約時点(2025年3月以降)における鑑定評価や20年国債表面利率等を基に、算定されるため、48円/㎡・月は現時点での参考価格。また、賃料は契約締結後も3年毎に見直しを行います。

 

Q:例えば、どんな施設や用途を想定していますか?

石井:現在、「広島マリーナホップ」というグルメやショッピングなどを楽しめる大型複合商業施設として運営されているのですが、同じような複合商業施設はもちろん、高級ホテル、スパリゾート、大型水族館、ミュージアム、水上アクティビティ施設などでも提案いただけます……。ウォーターフロントという立地を活かした提案をいただけると嬉しいですね。

 

Q:該当用地の眼前には、「広島観音マリーナ」が広がっていますね。クルーザーやヨットが浮かぶ瀬戸内海の景色が、自動的にセットになる。

石井:目の前にクルーザーやヨットが浮かび、その向こうには瀬戸内の島々も見える。そんな光景は全国でも珍しいと思います。せっかくのオーシャンビューを活用し、周辺施設と調和するようなアイデアを募集中です。

 

所在:広島市西区観音新町4丁目
対象面積(実測):105,446.85㎡

該当用地の航空写真(2017年撮影)。青い枠線部分が今回の公募の対象となる。南側(写真下側)に臨むのは「広島観音マリーナ」。敷地西側(写真左側)の広島西飛行場跡地では、広島西飛行場跡地利用計画に基づいて利活用が進められている。

隣接する「広島観音マリーナ」の様子。潮風が爽やかな遊歩道は、ゆったりと散歩を楽しむ人、階段に腰掛けてリラックスする人、小さな子どものいるファミリーやペットを連れた地元の人々で賑わう(遊歩道は本事業の対象外の土地)



周辺エリアは広島の新しい「にぎわいの拠点」

 

Q:該当用地の周辺にはどんな施設がありますか?

石井:南側には「広島観音マリーナ」や海に面した緑地公園が隣接し、北側には広島運輸支局や山陽高校などがあります。西側の広島西飛行場跡地では、広島西飛行場跡地利用計画に沿って利活用が進められています。新しい産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」の開発が進められているほか、少年野球やサッカーなどの多目的スポーツ広場が令和5年度に完成予定です。

 

Q:マリーナや海浜公園もあって、今後、スポーツ広場もでき、ファミリーやカップルの休日のお出かけ先になりそうですね。

石井:私自身、子どもがまだ小さいのですが、現行の施設には、子どもが遊べる場所もあって、週末はよく利用させていただいています。海が見える広場もあって、子どもが喜ぶんですよ。新しい事業でも、郊外のゆったりした雰囲気や、瀬戸内海の景色を楽しめるような場所になると嬉しいですね。

広島県商工労働局 観光課の主査・石井 孝茂

 

Q:公募のスケジュールを教えてください。

石井:令和3年7月5日(月)〜8月6日(金)までの間に参加資格申請書・質問書を提出ください。参加資格を確認させていただき、その確認結果をお知らせします。提案書については、その後、11月10日までに提出をお願いいたします。12月上旬までには事業予定者を決定する予定です。

 

Q:その他、特記事項はありますか?

石井:当該用地は更地返還されることとなっていますので、約11haの広大な敷地を使っていただけるようになります。基本的には一体的な利用を前提としていますが、地番単位での分割利用も可能です。スケジュールや募集要項など、詳しくは広島県の専用ページからご確認ください。

 

Q:最後に、広島県有数のウォーターフロントである当該用地、また本事業にかける担当者としての想いをおねがいします。

石井:コロナ禍を経て、広島県のにぎわいの拠点となるような、県内外から多くの方に何度も訪れていただける場所が生まれてくれればこれ以上の喜びはないですね。景観が抜群であることはもちろん、場所そのものの認知度が高く、周辺施設のも整備も進むホットなエリアであると思います。ウォーターフロントの大きなキャンバスに、何を描くかはアイデア次第。私たち職員には思い付かないような、尖ったコンセプトも大歓迎です。

当該用地は広島市を代表する観光地の一つでもある世界遺産「原爆ドーム」から車で20分弱、市営バスで約35分。令和3年現在は最終便が21時台まであり、アクセスも良好

 

ご関心をお持ち頂ける企業からの、数多くのご応募をお待ちしております。
詳細、お問い合わせ等は、以下からお願いいたします。

●募集の概要

公募名:現広島FMP開発事業用地の利活用に係る事業提案募集

詳細については広島県ホームページから募集要項等をダウンロードしてください。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/78/hiroshimafmp.html

●広島県商工労働局 観光課

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[文責:広島県商工労働局 観光課 ]