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	<title>紀中 | Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</title>
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		<title>山と海に囲まれたふるさとで、みかん農家にUターン就農【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/79447/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Feb 2025 21:38:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
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					<description><![CDATA[  竹内　算浩（たけうち かずひろ）さん [大阪府]→[有田市] 太陽の下で気持ちよく働ける仕事がし  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>竹内　算浩（たけうち かずひろ）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[有田市]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>太陽の下で気持ちよく働ける仕事がしてみたい<br />
未経験から、みかん農家で独り立ちするまで</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
みかん農家</p>
<p>【拠点】<br />
有田市</p>
<p>―大阪での社会人経験を経て、有田市にUターン移住した竹内さん。 自然に囲まれた環境で働きたいと就農を決意。知識ゼロ・経験ゼロから新規就農を果たし、みかん農家として着実に実績を積み上げる竹内さんに「新規就農」のポイントを伺った―</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2><strong>生まれ育った有田市へUターン</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>「みかん」が日常風景を彩る有田（ありだ）市は和歌山県の北西部に位置する。みかんの産地として400年以上の歴史と伝統を有するとともに、タチウオの漁獲量日本一を誇るなど豊年満作、豊漁の街だ。温州みかんの収穫が始まる10月。市内にある道の駅の売り場は、徐々にみかんでオレンジ色に染まり始める。そんな有田市で生まれ育った竹内さんだが、実家は漁師の家系であり、「有田みかんが、全国でこんなに有名だとは全然知りませんでした」と少し恥ずかしそうに話す。<br />
地元の高校を卒業後、県外の専門学校に進学。念願だった「食」に関わる仕事に携わるも、体を壊してしまい、有田市に戻ることに。療養に専念していた竹内さんは、「これまでのような屋内の仕事ではなく、太陽の下で気持ちよく働ける仕事がしてみたい」と思うようになったそう。</p>
<div id="attachment_25888" class="wp-caption alignnone">
<div id="attachment_25888" style="width: 1954px" class="wp-caption alignnone"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image2-1.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25888" class="wp-image-25888 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image2-1.jpg" alt="" width="1944" height="1296" aria-describedby="caption-attachment-25888" /></a><p id="caption-attachment-25888" class="wp-caption-text">収穫を控えた温州みかん</p></div>
</div>
<h2><strong>農業の世界に飛び込んだ</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>竹内さんは近くに住むみかん農家に収穫の手伝いを申し出た。そして、海と山に囲まれた環境の中で、一生懸命、収穫作業に励んだ。「療養中は寝付けない夜もあったが、自然の中で汗をかき働いたことで、ぐっすり眠れるようになった」と話す竹内さん。この時からみかん栽培に対する興味・関心が芽生えたという。<br />
熱心に作業に取り組む竹内さんを見て、農家の方が就農希望者に対して研修や農園地の紹介などのサポートを行う農業法人への就職をすすめてくれた。就農に関心を抱くようになっていた竹内さんは、この農業法人に就職し、土づくりから、施肥、剪定、摘果、収穫に至る生産過程の技術習得に励んだ。休日には、「みかんがおいしい」と評判の農家を訪ね、その栽培方法について教えてもらった。<br />
そんな日々を積み重ねる中で、「『もっとおいしいみかんを、自分の手で作りたい』という思いが、どんどんと大きくなっていきました」と竹内さんはその当時を振り返る。</p>
<div id="attachment_25889" class="wp-caption aligncenter">
<div id="attachment_25889" style="width: 1954px" class="wp-caption aligncenter"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image3-1.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25889" class="wp-image-25889 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image3-1.jpg" alt="" width="1944" height="1296" aria-describedby="caption-attachment-25889" /></a><p id="caption-attachment-25889" class="wp-caption-text">農業法人に勤務していたころを振り返る竹内さん</p></div>
</div>
</div>
<h2><strong>収穫ばさみ１本での独り立ち</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>農業法人に就職してから8年。自らの栽培技術に自信が持てるようになった竹内さんは独立を決意し、「竹内農園」を開園する。収穫ばさみ1本。自身の園地すらない状態での独り立ちだったが、「社会人時代に店舗経営に携わっていたことがあり、みかん農家としての採算計画もしっかり描くことができていたので、先行きへの不安や怖さはありませんでした」と竹内さんは話す。<br />
その後、知り合いのみかん農家から、園地管理を任された竹内さんは、これまで培ってきた栽培技術をフル活用し、みかん作りに情熱を注いだ。空いた時間には、苗木店で品種の勉強を兼ねてアルバイトをし、設備投資資金を貯めた。チェーンソー、消毒用の動力噴霧器にホース、運搬用の軽トラックなど、必要な設備は多いが、国の新規就農支援策などを活用しながら、竹内さんは少しずつ設備を揃えていった。</p>
<div id="attachment_25904" class="wp-caption aligncenter">
<div id="attachment_25904" style="width: 342px" class="wp-caption aligncenter"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image4-1.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25904" class="wp-image-25904 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image4-1.jpg" alt="" width="332" height="443" aria-describedby="caption-attachment-25904" /></a><p id="caption-attachment-25904" class="wp-caption-text">竹内さん愛用の剪定道具 （ボトルの中身は樹の切断面に塗る殺菌剤）</p></div>
</div>
<p style="text-align: left">下積みを経て独自の栽培技術を活かして収穫したみかんは独立1年目から評判が上々で、地域で「竹内農園」は注目されるようになる。2年目には、「有田市認定みかん」（*）の審査会において「審査員奨励品」に選ばれ、3年目には最高得点みかんとして認定を受けた。その評判が評判を呼び、「竹内さんに、うちの園地でも栽培してもらいたい」「竹内さんに園地を任せたい」という話が多数寄せられた。農家の高齢化で、使われなくなった園地は有田市内でも急増しており、園地を任せたいという農家は多い。販売先についても、「うちに出荷しないか」「うちに卸してほしい」との依頼を農産物直売所や小売店から受けるようで、「私は販路開拓、営業活動を全然していません」と話す。</p>
</div>
<p style="text-align: left">（*）品質が特に優れたみかんを有田市が独自に認定する制度。取材後の2024年11月、竹内さんは2年連続で最高得点みかんの認定を受けている。</p>
<div id="attachment_25891" class="wp-caption alignnone">
<div id="attachment_25891" style="width: 1306px" class="wp-caption alignnone"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image5.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25891" class="wp-image-25891 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image5.jpg" alt="" width="1296" height="864" aria-describedby="caption-attachment-25891" /></a><p id="caption-attachment-25891" class="wp-caption-text">竹内さんが念入りに手入れするみかん園地</p></div>
</div>
</div>
<h2><strong>「竹内農園」のみかんづくり</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>竹内農園の園地は年々拡大し、来年（2025年）には3町（１町は約3,000坪）まで拡大する見込みで、甲子園球場のグラウンド2つ分に相当する広さとなる。この園地をアルバイト4名と竹内さんとで切り盛りしている。4名は農業未経験者だったが、今では収穫作業を全て任せられるほどの熟練者となった。<br />
みかん農家にも心強い仲間が増えた。農林水産大臣賞を受賞した農家やみかんの味に定評のある農家と仲良くなり、半月に1回程度集まっては、みかんについて熱く語り合う。お互いの園地を視察して、改善点を議論することもある。このような農家ネットワークの中で、竹内さんは栽培技術に磨きをかけている。</p>
<div id="attachment_25906" class="wp-caption aligncenter">
<div id="attachment_25906" style="width: 453px" class="wp-caption aligncenter"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image6-2.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25906" class="wp-image-25906 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image6-2.jpg" alt="" width="443" height="591" aria-describedby="caption-attachment-25906" /></a><p id="caption-attachment-25906" class="wp-caption-text">大きく実ったみかん達</p></div>
</div>
<h2><strong>仲間と一緒に「有田みかん」ブランドを守っていきたい</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>今後の展望や夢・目標について尋ねると、「まずは農園を法人化して、みかん農家になりたいと考えている人達の受け皿となり、就農を支援していきたいです。高齢化を背景に、農家数は減り、荒廃する園地も急増しています。大変厳しい状況ですが、新規就農を後押しすることで『有田みかん』ブランドを守っていきたいと考えています」と力強く答えてくれた。また、「農業は、軽作業であれば高齢の方、障害をお持ちの方も活躍できる仕事です。より多くの方に働いてもらえる、そして、やりがい、働く楽しみを感じてもらえるような農園にしていきたいです」と竹内農園の将来像についても話してくれた。</p>
<div id="attachment_25894" class="wp-caption alignnone">
<div id="attachment_25894" style="width: 1510px" class="wp-caption alignnone"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image8.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25894" class="wp-image-25894 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image8.jpg" alt="" width="1500" height="1000" aria-describedby="caption-attachment-25894" /></a><p id="caption-attachment-25894" class="wp-caption-text">大切に育てられてきた「有田みかん」ブランド</p></div>
</div>
</div>
<h2><strong>地方に移住して農業（みかん）を始めたい方へ</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>最後に、移住先で農業を始めたいと考えている方へメッセージをお願いした。「”農業”に対して『のどかな』イメージを持たれているかもしれませんが、現実はそのイメージからかけ離れています。農業で生計を立てるつもりなら、退路を断つ『覚悟』が必要です。就農後3年間は赤字覚悟です。この時期をしのぐための『蓄え』が欠かせません。ただ、この3年間を乗り越えることができれば、先が見えてきます。くじけずに頑張ってほしいです」と竹内さんはエールを送る。<br />
そして、就農当初は「みかん栽培について勉強できる場所を探すことがとても重要です」と話す。「有田市には、新規就農者をサポートしてくれる農家・農業法人が複数あります。まずは、そこで働きながら技術を磨いていくことが近道ではないでしょうか」と自らの経験を踏まえながらアドバイスをくれた。</p>
<div id="attachment_25895" class="wp-caption alignnone">
<div id="attachment_25895" style="width: 650px" class="wp-caption alignnone"><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image9.jpg"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-25895" class="wp-image-25895 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2025/01/image9.jpg" alt="" width="640" height="426" aria-describedby="caption-attachment-25895" /></a><p id="caption-attachment-25895" class="wp-caption-text">新規就農支援策が充実する有田市</p></div>
</div>
<p>― 地元にUターンし、みかん農家として独り立ちした竹内さん。一本一本の木に寄り添いながら、美味しいみかんづくりへの探求の日々が続く。新規就農の道を、こつこつと努力され歩まれてきたからこそ、「くじけずに頑張ってほしい」とのエールは、就農を目指す人々に希望を届けるに違いない ―</p>
</div>
<div class="interview-body">取材日：２０２４年９月１１日</div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/79447/">山と海に囲まれたふるさとで、みかん農家にUターン就農【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>親戚から譲り受けた古民家でゲストハウスを始めました【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/70400/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 05 Jun 2024 13:19:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[SNS投稿済み（編集部用）]]></category>
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		<category><![CDATA[しごと暮らし体験]]></category>
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					<description><![CDATA[  楠部睦美（くすべ　むつみ）さん [愛知県]→[有田川町] ―和歌山県有田川町出身。親戚から譲り受  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>楠部睦美（くすべ　むつみ）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[愛知県</span></strong></span><span style="font-size: 14pt"><strong><span style="font-size: 12pt">]→[有田川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p>―和歌山県有田川町出身。親戚から譲り受けた古民家ではじめた、まさにもらいもののゲストハウス『もらいもん』。故郷に帰ってから広がりはじめた人や仕事の広がりに、楠部さん自身少し驚いているそうです。―</p>
<div class="interview-body">
<h2>田舎に似つかわしくない面白い人たちとの出会い。</h2>
<p>愛知県の建築会社で働いていた楠部睦美さんが、有田川町にUターンで帰って来たのは2015年のこと。親戚のおばあさんの遺言で実家の隣の古民家を譲り受けたことが一つのきっかけになりました。「和歌山に帰ることはずっと頭にあって、戻った時の自分のセカンドハウスにしようと考えていたんです。でも、なんとなくこれをゲストハウスにするのはどうかな？と思って、ちょっとやってみようという気になりました。（笑）」。</p>
<div id="attachment_2710" class="wp-caption alignnone">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-2710" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/af89a61148e330dc6f9d388cb607b88c-e1528081591717.jpg" alt="" width="800" height="533" aria-describedby="caption-attachment-2710" /></p>
<p id="caption-attachment-2710" class="wp-caption-text">建築会社で働いていた知見を活かし、こだわりの古民家民泊に改装。</p>
</div>
<p>ちょうどこの頃に楠部さんが出会ったのが、有田川町の若い人たちがつくる町づくりのグループ「AGW（keep Aridagawa Weird）」。「田舎に似つかわしくない面白い人たちでしたね。ゲストハウスに両親は反対していたんですが、このグループの人に話したら面白いからやりなよって。すぐその気になっちゃいました。」と話す。楠部さんがこのゲストハウス『もらいもん』のオープンにあたり、最も気にかけていたのがご近所との関係だそう。「田舎にお客さまを呼ぶので、周りの方の理解がないと難しいと思いました。だから、家の手直しが完成した時は、オープンハウスをしてまず見ていただいたんです。皆さんとても暖かくて、ずっと協力いただいていますね。」とほっとした様子です。</p>
<h2>ゲストの半数近くが外国の方。</h2>
<p>古民家を利用した農家民泊は、和歌山県が進める事業の一つ。農家民泊をするに当たりその条件となるのが農家体験の提供です。</p>
<div id="attachment_2706" class="wp-caption alignnone">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-2706" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/43a899e54151e1d1db3febcd69f9cd6f-e1528081523790.jpg" alt="" width="800" height="533" aria-describedby="caption-attachment-2706" /></p>
<p id="caption-attachment-2706" class="wp-caption-text">裏山に広がるみかん畑は、宿泊者が喜んでいただける最高の散策ルート。</p>
</div>
<p>『もらいもん』では「郷土料理づくりや野菜果実の収穫、茶摘みなどをしています。」といろいろなことにチャレンジされている様子です。「私が子供の頃に祖母がしていた『なれ寿司づくり』とか、『味噌づくり』とか、最近見なくなったものを復活させてゲストの方と一緒になって楽しんでいます。」とニッコリ笑う。この『もらいもん』に訪れるお客さまは半分近くが外国の方で、楠部さん自身もまったく想像しておらずとても驚いたとか。</p>
<div id="attachment_2707" class="wp-caption alignnone">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-2707" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/dfcf9c8acfb537e60c8f010728f2c57b-e1528081539365.jpg" alt="" width="800" height="533" aria-describedby="caption-attachment-2707" /></p>
<p id="caption-attachment-2707" class="wp-caption-text">国内外問わず、満足と感謝の想いが込められた宿泊者ノート。</p>
</div>
<p>「外国のお客さまがこんなに来るとは思ってなかったですね。中でもアジアの方がとても多くて、香港、台湾、シンガポールとか、基本的には都会から来ているので、こたつを見て『アニメで見た世界だ！』とか、土間や畳の部屋を見て喜んでいただいています。」。町の外からお客さまを招き入れることは、少しずつ地域の刺激にも繋がっているようです。「ゲストの方には周りにある飲食店やいろいろな体験スポットを紹介しています。小さなことですけど少しずつ有田川町が元気になっていけばうれしいですね。」。</p>
<h2>有田川町のガイドブックもつくりました。</h2>
<p>現在、楠部さんはAGWに参加し、そこから派生した『有田川女子会UP Girls』の代表を務めています。「UP Girlsの活動では有田川町を紹介する『shiyola』というガイドブックをつくりました。</p>
<div id="attachment_2708" class="wp-caption alignnone">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-2708" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/144a91b41a3fb997c2d3e1c3682644c7-e1528081555766.jpg" alt="" width="800" height="533" aria-describedby="caption-attachment-2708" /></p>
<p id="caption-attachment-2708" class="wp-caption-text">楠部さん達が制作した有田川町生活情報冊子「shiyola」。町活性化の重要なツールとして活用されている。</p>
</div>
<p>元々、地元のことを紹介するものがなかったので、それなら自分たちでつくってしまおうという話になったんです。」。この女性グループの活動を聞いた町役場が賛同し、予算がついたことで本格的な一冊の本になりました。「観光スポットを紹介したり、移住者の方の声を取り上げたり、町の魅力がたくさん詰まったガイドブックができたのがとてもうれしいです。」と言葉に力が入ります。楠部さんはこの本をつくったことで、和歌山県を紹介するイベントなどに参加されるなど、活動の場が広がったそうです。<img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-2705" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/1c69f133c4c8c3b5986d83813cc430b9-e1528081505198.jpg" alt="" width="800" height="533" /><br />
「田舎暮らしというか、山や川など自然が近いのは人としていいことだと思うんです。口に入るものも新鮮になりますし。それと人ですね。周りの人と一緒に進んでいけるある意味濃い人付き合いができるのが、和歌山県のいいところだと思います。」と話されます。「移住に当たっては理解者、協力者を見つけるのが大きなキーポイント。だから私は、それをつなぐ人になりたいですね。」と、楠部さんは新たな移住者の架け橋になることを考えているそうです。</p>
<div class="interview-profile"><b>■ゲストハウスもらいもん</b><br />
・所在地　和歌山県有田郡有田川町吉原1450<br />
・TEL FAX　050-3555-1450<br />
・Mail　<a href="mailto:m.kusube@gmail.com">m.kusube@gmail.com</a><br />
・ホームページ　<a href="https://www.facebook.com/moraimon/" target="_blank" rel="noopener">https://www.facebook.com/moraimon/</a></div>
</div>
<div></div>
<p><a href="https://www.wakayamagurashi.jp/work/experience/moraimon" target="_blank" rel="noopener"><strong>＞＞しごと体験のお申込みはコチラ＜＜</strong></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="interview-body"></div><p>The post <a href="https://nativ.media/70400/">親戚から譲り受けた古民家でゲストハウスを始めました【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>「生活や仕事の問題が解決しそうな場所だった」空き家バンクで見つけた物件との出会いをきっかけにパートナーと移住した梶田友也さん【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/62617/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Oct 2023 21:54:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
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		<category><![CDATA[紀中]]></category>
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					<description><![CDATA[  梶田　友也（かじた　ともや）さん [大阪府]→[和歌山県 日高川町] 兵庫県加古川市出身。職場が  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>梶田　友也（かじた　ともや）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[和歌山県 日高川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK">兵庫県加古川市出身。職場がある大阪で理学療法士として勤務する中、昔から憧れていた田舎暮らしへの思いが募る。実家へのアクセスを第一に移住先の検討を重ね、2017年12月、日高川町にパートナーと共に移住し結婚。夫婦で田舎暮らしを楽しんでいる。</p>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h3>緑を求めて移住を決断</h3>
<p>過去、一時期暮らしていた長野県の山々の美しさに感動し、自然が好きになったという梶田さん。緑に包まれた田舎での暮らしにずっと興味を持っていました。移住前は、理学療法士として大阪で勤務。都会の雑踏にもまれ、満員電車に揺られて通勤する毎日にストレスを感じていました。</p>
<p>「当時彼女だった妻との結婚を機に、知らない土地で暮らしてみようと2人で話し合って決めました。それに人との触れ合い、ご近所さんとのつき合いにも憧れていた。そんな生活は都会ではできません」と話す梶田さん。</p>
<p>最も重要視していた移住の条件は、2人の実家がある兵庫県まで気軽に帰省できる地域。岡山や奈良、四国各県を検討する中、奥さまの明希（あき）さんが日高川町の空き家バンクから手頃な物件を見つけたのがきっかけで、日高川町への関心が高まりました。</p>
<h3>環境と利便性を好み、日高川町へ</h3>
<p>2017年夏、現地を訪れて空き家物件を見学したことを皮切りに、日高川町のワンストップパーソンに相談するなど、地元の情報を集めました。</p>
<p>「今、住んでいる家に決めたのは、静かな住環境で、生活や仕事の問題が解決しそうな場所だったから。それに大家さんが優しかったのも大きいです」と梶田さんは振り返ります。2017年12月には2人で日高川町に移住、2日後に入籍しました。</p>
<p>「妻の両親に結婚の申し出と和歌山への移住を伝えるのが同じタイミング。『なんで和歌山行くん？』と言われました」と梶田さんは苦笑します。</p>
<p>現在、梶田さんはみなべ町で理学療法士として勤め、明希さんも地元の病院で勤務。職場には車で通勤し、買い物にも気軽に行ける地域。暮らしに不便さは感じていません。</p>
<p>「今では職場のあるみなべ町のことも詳しくなりました。異なる文化を知ることの面白さを実感しました」と梶田さんは語ります。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-12125" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/DSC_0114.jpg" alt="" width="1050" height="590" />高台にある自宅からは御坊市へのアクセスが良好</p>
<h3>田舎暮らしは人間関係が大切</h3>
<p>人見知りがなくて、誰とでも気軽に話せるという梶田さん。年に2、3度、集落の寄り合いやイベントに参加。明希さんも、地元の奥さまたちとのマダム会に参加することもあります。またご近所から野菜をいただくこともあるなど、地域や近所の方々とは良好な関係を築いています。</p>
<p>「人間関係が大切なのは、都会でも田舎でも同じ。壁を作らずに、地域の人たちとおつきあいをするのが移住する上で大切です。自分たちもご近所さんにはいつも気遣っていただいています」と梶田さんは話します。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-12127" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/IMG_0675.jpg" alt="" width="1050" height="700" /></p>
<h3>2人で一から人生を切り開く！</h3>
<p>休日になると、共通の趣味である野球の練習を一緒にすることが楽しみというお二人。</p>
<p>地に足をつけて自分のペースで田舎暮らしを楽しんでいます。最後にこれからの目標は？</p>
<p>「できれば定年くらいまで日高川町で暮らしたいです。地元で生活すると親に依存しますし、それは嫌でした。だから知らない土地で、2人の力で人生を切り開く挑戦をしたかった。夫婦で結束して頑張らなあかんと思いました。後々に『この生活が良い経験だったな』と言える時がきっと来ると思っています」と笑顔で話されているのがとても印象的でした。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-12124" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/IMG_5913.jpg" alt="" width="1050" height="590" />ソフトボールの経験がある明希さんと河川敷で練習</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-12123" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/IMG_4240.jpg" alt="" width="1050" height="1398" />自宅の修繕や車のメンテナンスは楽しみながら自分で作業</p>
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/62617/">「生活や仕事の問題が解決しそうな場所だった」空き家バンクで見つけた物件との出会いをきっかけにパートナーと移住した梶田友也さん【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">62617</post-id>	</item>
		<item>
		<title>生産者の高齢化や担い手不足…「ぶどう山椒」存続の危機感からUターン移住。ゼロから農園を立ち上げた篠畑雄介さんの挑戦【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/60634/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 25 Aug 2023 02:09:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[関係人口]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[地域産品]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[Uターン]]></category>
		<category><![CDATA[新規就農]]></category>
		<category><![CDATA[農業]]></category>
		<category><![CDATA[里山暮らし]]></category>
		<category><![CDATA[30代]]></category>
		<category><![CDATA[紀中]]></category>
		<category><![CDATA[補助金活用]]></category>
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					<description><![CDATA[  篠畑　雄介（しのはた　ゆうすけ）さん [和歌山県 有田川町]→[大阪府]→[和歌山県 有田川町]  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>篠畑　雄介（しのはた　ゆうすけ）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[和歌山県 有田川町]→[大阪府]→[和歌山県 有田川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK">今回は、有田川町（ありだがわちょう）に移住した篠畑雄介（しのはた　ゆうすけ）さんにお話しを伺いました。篠畑さんは大阪府生まれ。幼少期から有田川町で過ごし、専門学校への進学を機に大阪府へ。社会人を経て、有田川町へUターン移住。社会人経験の中で、地元の有田川町の主要産品である「ぶどう山椒」に出会い、２０１９年に町内への移住を決められたそう。現在は「篠畑農園」の代表として「ぶどう山椒」の生産に取り組んでいらっしゃいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div>
<div class="interview-body">
<h3><strong>有田川町の魅力</strong></h3>
<p>和歌山県有田郡（ありだぐん）有田川町（ありだがわちょう）は、県内の中部、いわゆる紀中（きちゅう）地域に位置する。<br />
「有田川町は、自然豊か、静か、都会のようにごみごみしていない。」「地域の人も優しく、人間関係の距離感も“ちょうどよい”です」</p>
<p>もちろん、地域の住民の方々とは日頃からコミュニケーションを図った上で、「自分がやりたいことに対して、他の人に迷惑が掛かることが少ないと思います。何でも気兼ねなくできる環境がここにはあります」と、アウトドアやDIYが好きな篠畑さんは、地鶏をさばいて炭火での焼き鳥や燻製作りなども自宅で楽しんでいるそう。</p>
<div id="attachment_22675" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/fcb84611ae404a440c6ffd95ca4425d5-1.jpg"><img decoding="async" class="wp-image-22675 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/fcb84611ae404a440c6ffd95ca4425d5-1.jpg" alt="" width="1170" height="780" aria-describedby="caption-attachment-22675" data-wp-editing="1" /></a></p>
<p id="caption-attachment-22675" class="wp-caption-text">自宅で楽しむ炭火での焼き鳥は格別。（写真はご本人提供）</p>
</div>
</div>
<h3><strong>Ｕターン移住し、山椒農家に</strong></h3>
<div class="interview-body">
<p>篠畑さんは、学生時代を大阪府で過ごし、システム会社に就職。その後、転職し、大阪の中央卸売市場の青果担当を経て、和歌山県の特産品を取り扱う会社を起業する。</p>
<p>「事業で地元・有田川町の“ぶどう山椒”を取り扱う中、ぶどう山椒が置かれている状況を知りました。特に、海外需要も見込まれる中で、生産者の高齢化や担い手不足など、産業の存続性への危機感から和歌山で山椒農家になることを決心しました」</p>
<p>２０１９年、篠畑さんは有田川町にＵターン移住。移住後、同じ町内の山椒農園に就職する。<br />
「勤め先の山椒園では、山椒の栽培だけでなく、出荷や顧客の対応、加工場との連絡、ネット販売等さまざまな業務に従事しました」<br />
３年間の業務を経て、２０２２年に「篠畑農園」として独立する。</p>
<div id="attachment_22675" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/03IMG_0537-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-22675" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/03IMG_0537-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-22675" /></a></p>
<p id="caption-attachment-22675" class="wp-caption-text">お話を伺った建物は、将来、加工場として改装予定。</p>
</div>
</div>
<h3><strong>山椒農家としての想いとこだわり</strong></h3>
<div class="interview-body">山椒農家として独立後、現在の取り組みにおける想いやこだわりについて伺った。<br />
「まず、ぶどう山椒農家の高齢化が進む中、これまでの“作り方”を改善、特に効率化を重要視しています。良いものをつくるには手間暇をかけるのは当たり前ですが、例えば草刈りなど手間をかける必要用の無いところは機械化するなどし、手を入れなければならないところにはもっと手を入れるようにしています」さらに、ご自身の経験を踏まえ、これからの若手就農者の手本となるよう取り組んでいる。「ゼロからでもぶどう山椒農家になることができる、農家としてやっていけるという、地域のモデルケースになりたい」との目標に向けて取り組むことが、日頃のモチベーションになっていると語る。また、ぶどう山椒農家として取り組むこだわりは「有機農法」。獣害や虫の被害も多く、手間もかかるものの、有機農法で栽培されたぶどう山椒に対する世の中のニーズもあると考えているとのこと。何より、自分がぶどう山椒農家のモデルケースを目指す中で「環境負荷の低い農薬を使うので、自分自身が健康で長く農家でいることができると考えています。この先、５０年以上は山椒を作っていかないと！」と力強く話してくれた。</p>
<div id="attachment_22675" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/04IMG_0584-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-22675" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/04IMG_0584-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-22675" /></a></p>
<p id="caption-attachment-22675" class="wp-caption-text">草刈りも機械化。年季の入った相棒。</p>
</div>
</div>
<h3><strong>善は急げ／情報収集で計画的に</strong></h3>
<div class="interview-body">
<p>移住を検討されている方にアドバイスをお願いしたところ、ご自身の経験を振り返り「今さら言っても仕方ないですが、“善は急げ”で、早く動いて移住して、木を早く植えておけば良かったです（笑い）」とのこと。また「軽い気持ちで動く行動力もとても大事。でも移住してきて失敗する人は『こんなはずじゃなかった』と思って帰っていくと思うので、そうならないよう現地に訪問したり、インターネットや役場、支援機関などから情報収集し計画を立てておくことで、理想と現実のミスマッチは少なくなると思う」と話された。さらに、最近、町内に移住就業支援拠点施設「しろにし」が開設。旧小学校跡地を活用した施設で、「今から移住を検討する人にとっては最高の場所。自分が移住したときにはなかったので、うらやましいです」と、篠畑さんも評価。「短期～中長期の滞在も可能な施設となっていて、地域の方々との交流も可能です」とのことで、家電も備わっているため、身一つで利用することができるそう。</p>
<p>また、農業を目指す方に向けては「会社勤めに疲れ、農業を目指される方が一定数いると思いますが、そんな気持ちで成功するほど農業は甘くないです。会社の上司より天気や獣の方が理不尽ですよ」と笑いながら話してくれた。<br />
実際、移住で見落とされがちな部分が、お金のところ。収入と支出についてはよく考えておくべき、とのこと。篠畑さんは移住直後のお金のない中、「税金の支払いや住居の修繕費などで収支のバランスを保つことが非常に大変だった」と教えてくれた。</p>
<div id="attachment_22675" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/05IMG_0623-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-22675" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/05IMG_0623-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-22675" /></a></p>
<p id="caption-attachment-22675" class="wp-caption-text">地域の鳥獣害対策にも取り組み。</p>
</div>
</div>
<h3><strong>「地域のために」は「自分のために」なる</strong></h3>
<div class="interview-body">今後の展望についてお聞きしたところ「大きな目標としては、新規就農のモデルケースとなり、若い生産者を増やしていきたい。ぶどう山椒でお金を稼ぐことができるんだ、という姿を見せていきたい」と話される。現在、６００本の有機栽培の山椒の木を、将来は１，０００本以上にして本数・収穫量ともに日本一の山椒農家になることが夢だという。<br />
篠畑さんは「自分には何ができるか」を考え、Uターン移住、山椒農家への新規就農を実践していく中で、SNS等での情報発信が重要と話す。自身の活動を対外的に発信していくことで、協力者も現れ、最近では大手スパイスメーカーとの協力体制に結び付くなど、新しい動きにつながっている。<br />
ご自身のインスタグラム（<a href="https://www.instagram.com/sansho.shinohata/">@sansho.shinohata</a>）の紹介文にある「貯金０、自己資金０、コネ無し、所有地無しで、０から農園を立ち上げ」から始まった取り組みから、「稼ぐことができる農家を示すことで、地域に新たな農家が誕生していくサイクルを実現したい。それで地域全体が盛り上がっていけば良い」と語ります。「地域を盛り上げていかないと自分もダメになるし、和歌山県として山椒の生産量を上げていかなければならないと考えています。地域のために行動すると、結局自分のためになると思います」</p>
<div id="attachment_22675" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/06IMG_0581-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-22675" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/06IMG_0581-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-22675" /></a></p>
<p id="caption-attachment-22675" class="wp-caption-text">耕作放棄地を借り受けながら、育てる山椒の木も６００本に。</p>
</div>
<p>―篠畑さんは、有田川町のぶどう山椒を守るため、自らが新規就農者のお手本となるべく、農業に取り組まれています。山椒畑を案内していただく中で「農業はシビアですが、チャンスもあると思います」「農業は飽きません！すぐに結果が出ないところも面白い」と、簡単ではないものの、ご自身のこだわりである効率化や有機農法に取り組む姿勢は印象的でした―</p>
<p>＜ご紹介＞</p>
<p>○篠畑農園　公式Instagram<br />
<a href="https://www.instagram.com/sansho.shinohata/">https://www.instagram.com/sansho.shinohata/</a></p>
<p>○有田川町移住就業支援拠点施設「しろにし」<br />
<a href="https://shironishi.jp/">https://shironishi.jp/</a></p>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/60634/">生産者の高齢化や担い手不足…「ぶどう山椒」存続の危機感からUターン移住。ゼロから農園を立ち上げた篠畑雄介さんの挑戦【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>“子どもに繋いでもらった縁”を大切にしながら、地域に根を下ろして暮らす築山和俊さん【インタビュー・わかやまに恋した100人】</title>
		<link>https://nativ.media/50577/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 29 Nov 2022 01:42:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[SNS投稿済み（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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		<category><![CDATA[就業]]></category>
		<category><![CDATA[移住]]></category>
		<category><![CDATA[趣味]]></category>
		<category><![CDATA[Iターン]]></category>
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		<category><![CDATA[里山暮らし]]></category>
		<category><![CDATA[紀中]]></category>
		<category><![CDATA[40代]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[祭]]></category>
		<category><![CDATA[地域に馴染むコツ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://nativ.media/?p=50577</guid>

					<description><![CDATA[  築山　和俊（つきやま　かずとし）さん [滋賀県]→[和歌山県 有田川町] 愛知県出身。滋賀県の美  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>築山　和俊（つきやま　かずとし）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[滋賀県]→[和歌山県 有田川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK">愛知県出身。滋賀県の美術系大学を卒業し、同県のタイヤ屋さんに就職。その後は一時大阪に移り、パートナーの実家がある和歌山県有田川町へ移住した。現在は町内にある株式会社フジメックの工場に勤務。地域の祭りやイベントに多く関わるほか、趣味のDIYでキャンプ用品などの製作を楽しむ。</p>
<div>
<h3 class="sc-gpxMCN cZXSbK">取り越し苦労</h3>
<p>大学時代を過ごした滋賀県で就職し、結婚。長男が2歳になったころ、家を建てる資金を貯めるために、一度夫婦どちらかの実家に世話になろうと決めた。相談の末、奥さんの実家のある有田川町に移住したのが2004年、すでに16年になる。</p>
<p>移住するにあたり、この地域に馴染むことができるかどうか不安だったという築山さん。けれど、それはまったくの取り越し苦労だったと当時を振り返る。</p>
<p>「もう、本当にいい人たちばっかりで。最初はね、僕もちょっと壁を作ってた部分があったと思うんですよ。不安で。ただもう、こっちから飛び込んでいったら向こうの人たちはウェルカムなんですよね。</p>
<p>このあたりの小学校は保護者がものすごく学校に参加するんですよ。運動会とか学校行事は、もちろん先生たちが中心でやるんですけど、保護者も設営や運営を手伝うし、競技にも参加するし。地域一体になってやっていく場所なんです」。</p>
<div id="attachment_14658" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2232.jpg"><img decoding="async" class="wp-image-14658 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2232.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">築山さんのお宅のガレージ。多少の物音は気にせずDIYを楽しめるのも、田舎ならではの良さ。</p>
</div>
<p>学校の行事や、年に何度か開催される保護者と教師との親睦会などに参加するうちに、地域の人たちとの仲はどんどん深まっていった。現在は地域の祭りや行事にも参加。新しく建てた家でクリスマスパーティを開いたり、日本酒の会に参加するなど、すっかり地域に溶け込んでいる。</p>
<h3>子供につないでもらった縁を大切に</h3>
<p>移住してしばらくしたころ、当時の教頭先生に言われたある言葉が築山さんのなかに残っている。</p>
<p>「僕たち親の、人と人のつながりっていうのは、子供が作ってくれた縁だ。子供がつないでくれた縁をわれわれは大事にしていこう……って教頭先生が言ったんですけど、自分で作る縁じゃなくて、自分じゃない誰かが自分の縁を作ってくれる。そういう感覚がいいなあと思いました」。</p>
<p>築山さんには、「子供がつないでくれる縁」を痛いほど感じた経験がある。５年ほど前、築山さんは３人のお子さんのうち一人を病気で亡くした。そのとき、地域の人たちや保護者仲間、一緒にお祭りを開催している仲間たちに大きく支えられたという。</p>
<p>「泣きながら黙ってハグしてくれて、ものすごく救われてね。そういう人ばっかりなんですよ。だから好きなんですよね、この地域が。そういうのも子供がつないでくれた縁じゃないですけど、あの子が縁をより深く太くしてくれたのかなあって思って。いっぱい受けた恩を、僕は一生かけて返していきたいと思っています」。</p>
<p>目に涙を浮かべながら話す築山さんの声には、地域の人たちへの言葉にならないほどの感謝がこもっていた。</p>
<div id="attachment_14660" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2260.jpg"><img decoding="async" class="wp-image-14660 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2260.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">有田川町一帯の行事である秋祭りでは、例年地域の男性たちが太鼓を叩くのが伝統となっている。</p>
</div>
<h3>土地を継いでいくこと</h3>
<p>生まれてからずっと、徒歩圏内で生活用品がそろう地域に住み続けてきた築山さんにとって、車がないと生活できない有田川町での暮らしに最初は少し不便さを感じた。しかし、それも慣れると問題ないという。いまではたまに都会に行くたびに、地域の空気のきれいさを実感している。「田舎でしか暮らしていけない身体になりました」と築山さんは笑う。</p>
<p>現在は工場での勤務を続けているが、ゆくゆくは奥さんの実家の家業であるみかん農家を継ぎたいと考えている。みかん農家はなりたくてなれるものではない。代々受け継がれてきた土地があって初めて成り立つものであるため、その条件を捨ててしまうのはもったいない、と。</p>
<p>そう言いつつも、築山さんは農家を継ぐことの難しさに直面している。町には新規就農への補助はあっても、農園を継ぐためには他にも多くの経費がかかる。いずれ継ぐことは決めているが、大学生になる子供をもつ築山さんにとってはまだ現実的でなく、タイミングを計っている最中だという。</p>
<p>「他県から移住してみかん農家をしたいっていう人は、農業に関わる補助や制度を調べてから来たほうがいいでしょうね。僕としては同じような若い世代のみかん農家がいっぱい増えてくれたら、一緒になって頑張っていこうよって思うんですけどね」。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2223.jpg"><img decoding="async" class="alignnone wp-image-14657 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2223.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<h3>飛び込むことで受け入れられる</h3>
<p>移住したてのころは、築山さん自身にも、受け入れる側の地域の人たちにも少し壁があった。お互いの距離が縮まり、受け入れてもらえたきっかけは何だったのか。築山さんは地域の人からこう言われたという。</p>
<p>「もし僕が他所から来たっていう雰囲気を出していたら、受け入れてくれなかったっていうのはよく言われますね。どんどん地域に入ってきてくれたから、うちらも受け入れることができるんだよ、って」。</p>
<p>また、取材当日に話を聞かせてくれた地元住民の中岡さんはこう話す。</p>
<p>「若い人が地域にはあんまりおらんので、消防団やいろんな祭りがあると（地域にいる若者に）声をかける。それで一緒に飲んだり食べたりしてるうちに、気がついたらずっと昔からここに居てたんかな、みたいな感じになってるんです」。</p>
<div id="attachment_14659" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2253.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-14659" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/IMG_2253.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">地元出身の中岡さん。取材当日、近くの吉田区民館で太鼓の練習をしていたところ快く取材に応じてくれた。</p>
</div>
<p>見ず知らずの相手に不安を覚えるのは、移住者も受け入れる側の人も同じこと。「地域の人たちは、移住してきた人に関心があるんだと思うんです。だから新しく移住した人は、『向こうは待っているんだ』というくらいの気持ちで飛び込んでいけば、すぐに受け入れてもらえるんちゃうかな」。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/5dc175bc8713ab6b8dd7bb5b18b4be9b.jpg"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-14662" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/5dc175bc8713ab6b8dd7bb5b18b4be9b.jpg" alt="" width="6000" height="4000" /></a></p>
<p>地元にしっかりと根を下ろして暮らす築山さんからのメッセージは、どれも実感に溢れている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong><b>株式会社フジメック</b></strong></p>
<div id="attachment_14762" class="wp-caption alignnone"></div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/50577/">“子どもに繋いでもらった縁”を大切にしながら、地域に根を下ろして暮らす築山和俊さん【インタビュー・わかやまに恋した100人】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>会社を経営していた篠原さんが、和歌山にUターンして「山椒農家」になろうと決断した理由とは？【インタビュー・わかやまに恋した100人】</title>
		<link>https://nativ.media/49814/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Nov 2022 01:00:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
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					<description><![CDATA[  篠畑　雄介（しのはた　ゆうすけ）さん [大阪府]→[和歌山県 有田川町] 和歌山県有田川町出身。  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>篠畑　雄介（しのはた　ゆうすけ）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[和歌山県 有田川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK">和歌山県有田川町出身。大阪で経営の専門学校に通い、ソフトウェア会社や野菜の卸売業に携わったのち独立。和歌山の特産物を取り扱う会社を興した。現在は山椒農家として「かんじゃ山椒園」で働く傍ら、休日は趣味の家庭菜園やDIY、燻製、焼き鳥など作って楽しむ日々を過ごす。</p>
<div>
<h3 class="sc-gpxMCN cZXSbK"><strong>自分にも何かできることがあるんじゃないか</strong></h3>
<p>和歌山県の有田川町出身で、地元の山椒農家に就職。そう聞くとシンプルだが、高校を卒業して大阪に出た篠畑さんが和歌山に戻るまでには様々な経緯がある。大阪では経営の専門学校に入り、ソフトウェア関連会社に営業マンとして就職。その後、数度の転職や起業を挟み、有田川町にある山椒農家への就職を決めた。</p>
<p>なぜ山椒農家なのか。それは会社を経営していたときに、現在働いている山椒農家の商品を取り扱っていたことに由来する。そのときの縁から何度か農園に通う間に、山椒をとりまく現状について話を聞いたことがきっかけとなった。</p>
<p>「山椒の生産者の平均年齢が特に高いという現状を教えてもらって。いま輸出もどんどん増えていて世界中から注目されているのに、このままだと、せっかくの特産品が失われてしまう。後継者もいない。そんな話を聞いていたんで、それだったら自分でも何かできることがあるんじゃないかなと思って、和歌山で山椒農家になろうと決めて戻ってきたんです」。</p>
<div id="attachment_15013" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2498.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-15013" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2498.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">かんじゃ山椒園が運営するカフェ。ぶどう山椒の粉山椒は鮮やかな緑色で、シトラスのように爽やかな柑橘系の香りがする。</p>
</div>
<div id="attachment_15014" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2499.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-15014" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2499.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">カフェ店内で山椒等の各種商品販売もおこなっている。</p>
</div>
<h3><b>山椒農家として働く</b></h3>
<p>様々な料理の味を引き立て、海外でも注目が高まっている香辛料「山椒」。和歌山県は生産量日本一を誇り、篠畑さんが暮らす有田川町はその中心的な生産地の一つだ。房が大きくフルーティーな香りが特徴の「ぶどう山椒」は有田川町の発祥。みかんと並ぶ主要な特産品である。</p>
<p>山椒農家としての篠畑さんの仕事は、山椒の栽培から出荷、顧客対応、加工場との連絡、ネット販売、出張販売など多岐に渡る。時期によって忙しさにばらつきはあるが、おおむね午前８時から午後５時までに仕事を終え、土日は休日となる。チェーンソーを用いた作業や草刈りなど、体力を使うことも多くハードな仕事ではあるが、作業をしているときも、やり遂げた後も楽しんで働いているという。</p>
<p>「一年間大変な思いをして育ててきたものが、実って収穫した時ももちろん嬉しいです。でもそれ以上に、山椒を詰めて送ったら『こんないい山椒はじめて見たよ』とか、『こんなにきれいな山椒をありがとう』とか、お客さんからのそんな声を聞くと感無量です。一年間しんどい思いをして頑張ってきて良かったなと思いますね」。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2494.jpg"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-15012" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2494.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<h3><b>やりたいことが、やりたいときに、やりたいだけできる</b></h3>
<p>山椒農家を続ける理由は、今まさにそれが「やりたいこと」だからだと篠畑さんは言う。一方で、自分が生活を楽しむことを通して、田舎暮らしや山椒づくりをしようとする人のモデルケースになりたいという思いもあるようだ。</p>
<p>「山椒一本で暮らしていけると思う人って、ほとんどいないと思うので。背中を押せるモデルケースになりたいなと思います」。</p>
<p>現在の住まいは、日用品などの買い物ができるお店から車で30分ほどの場所にある。人によっては不便と感じるかもしれないが、篠畑さんにとっては当たり前の生活で特に不便さは感じていない。それよりも、自分のやりたいことを存分にできる環境に満足している。家庭菜園やDIY、燻製や自家製の焼き鳥づくり、大音量での映画や音楽鑑賞など、近隣を気にせずに楽しめるのは田舎暮らしならでは。</p>
<p>「なんせ楽しいですね。やりたいことが、やりたいときに、やりたいだけできる。それに尽きますね」。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2519.jpg"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-15016" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2519.jpg" alt="" width="4500" height="3000" /></a></p>
<h3><b>目標は、食料自給率500%</b></h3>
<p>田舎で就職、かつ篠畑さんのように農園・農家で働くにはどのような方法があるのだろうか。篠畑さんによれば、WEBサイトや求人広告などがない場合でも、人手に困っている農家はたくさんある。気になる生産者がいるなら、電話を一本かけてみるところから始めるのも一つの方法だという。</p>
<p>「それはもう大事に育ててきた山椒ですから、『誰やお前』って言われることもあると思いますけど、実際に担い手は足りてないので困っている人はたくさんいると思います。声をかけてみるのもいいんじゃないかなと思いますけどね。</p>
<p>山椒に限らず、どんなものでもそうだと思います。やりたいことを、やらずに後悔するのはもったいない。その時間は絶対取り戻せない」。</p>
<p>そんな篠畑さんの現在の目標の一つは「食料自給率500％」。自分が食べる分の5倍の食べ物を自給することだ。</p>
<p>「楽しそうだからやるってだけですね。食料自給率がものすごく低い日本で、俺は食料自給率500％だよ、ってなんかいいですよね。笑」</p>
<p>やりたいことをして、満足に生きること。篠畑さんの言葉には、「自分らしい田舎暮らしのあり方」について考えるきっかけになる、いくつものメッセージが詰まっているようである。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2536-min.jpg"><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-15017" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/02/IMG_2536-min.jpg" alt="" width="3984" height="2656" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><strong>HP: <a href="http://www.sansyou-en.com/" target="_blank" rel="noopener">かんじゃ山椒園</a></strong></p>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/49814/">会社を経営していた篠原さんが、和歌山にUターンして「山椒農家」になろうと決断した理由とは？【インタビュー・わかやまに恋した100人】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>Uターンして家業のみかん農家を継いだ小澤さん。自らが広告塔となり、SNSやイベントでみかんの魅力を発信している【インタビュー・わかやまに恋した100人】</title>
		<link>https://nativ.media/43698/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 28 Jun 2022 01:00:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[SNS投稿済み（編集部用）]]></category>
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					<description><![CDATA[小澤　光範（おざわ　みつのり）さん [大阪府]→[和歌山県 有田川町] 和歌山県有田川町出身。有田川町は和歌山  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<blockquote>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>小澤　光範（おざわ　みつのり）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[和歌山県 有田川町]</span></strong></span></p>
<hr />
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK">和歌山県有田川町出身。有田川町は和歌山県の真ん中より少し北、海岸沿いから少し内陸に位置するまちで、全国でも有名な有田みかんの産地だ。みかんのシーズンになると季節労働者がたくさんまちを訪れる地域のため、田舎での農業に憧れる人も訪れやすいまちではないだろうか。小澤さんは農業の可能性を見出し、大阪からUターンして家業のみかん農家の６代目として、みかんの生産・販売をしながら、「みかんのみっちゃん」として自らがキャラクターとなり、SNSやイベントなどでみかんの魅力を発信する活動をしてる。</p>
</blockquote>
<div>
<h3 class="sc-gpxMCN cZXSbK">農業の可能性を見出してUターンを決意</h3>
<p>「正直、和歌山も嫌いで、有田も嫌いだったんです。絶対に戻ってきたくないと思ってました」。<br />
小澤さんはもともと、家業のみかん農家の仕事や、和歌山、有田川町にマイナスのイメージを抱いていたそう。「みかん農家は、稼げへん、儲からへん、臭い、汚いイメージ。有田地域の方言特有の『強さ』、オラオラ系の言葉も自分の性格に合わなかった」と語る小澤さん。都会へ出て、サラリーマンとして働く道を選んだ。</p>
<p>生物や理系の科目が好きだったことから、大学は奈良県にキャンパスがある近畿大学農学部へ進学。大学卒業後は、カタログなどで農家さんや商品を紹介する大阪の会社に営業として就職し、カメラマンやライターと一緒に全国の農家さんの取材に同行していた。取材先を訪れるうちに、農家さんたちがみんなプライドと熱い想いを持って商品を作っているということを体感し、これまで自分がみかん農家の悪い部分しか見ていなかったことに気づいたそう。そんな中、ある農家さんとの出会いがきっかけで小澤さんの考え方が大きく変わる。</p>
<p>「これからは、インターネットを使って作り手と消費者が簡単に繋がれる時代がすぐそこまで来ている」。当時まだSNSという言葉もない時代だったが、その農家さんはこのように考えていたという。そのような時代が来れば、やり方次第で農家はスターになれるかもしれないし、生まれながらのエリートと呼ばれるかもしれない。自分次第で、農業は面白くも楽しくもなるということに気づいた小澤さんは、「稼げる農家、かっこいい農家に自分もなれる！」と夢を抱き、Uターンを決意した。</p>
<div id="attachment_18370" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image4.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-18370" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image4.jpg" alt="" width="1999" height="1333" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">笑顔で取材に応えてくれる小澤さん。ご自身のみかん畑にて。</p>
</div>
<p>「戻ってくることに反対はされましたね。その時は夢半ばで、勢いで帰郷したところもあるので。父と母は何十年と農家をしてるので、現実を知ってますし、『本当にこれでいいのか？』と何度も止められました」。Uターン当時のことをそう振り返る。</p>
</div>
<h3>同世代の人と話したくて外へ。広がる活動。</h3>
<p>久しぶりの地元での生活はどのように感じたのか尋ねた。<br />
「やっぱり、理想と現実は違いましたね。今まで都会で５分に１本来ていた電車が、40分に１本。車がないと生活できない。会う人は60〜70代のおじいちゃんおばあちゃん、話も合わない。とても窮屈だった。みかんどうこうというより、自分の選択、間違ったのかな？と思いましたね」。</p>
<p>若い人、同世代の人と話したくて、ストレス解消のため大阪や和歌山市内で開催されていたイベントに参加し、多い時で１日なんと７件ものイベントを朝から夜中までハシゴしていたそう。遠くからみかんを持って毎回イベントに参加し、みかんの魅力を語る小澤さんはすぐに噂になり、ほかの参加者から「みかんのみっちゃん」と呼ばれるようになった。</p>
<p>通っていたイベントの繋がりで出店したマルシェで「小澤さんのみかんを食べてみたい」という方に出会い、そのたった一人のお客さんから小澤さんのみかんはクチコミで広がっていった。今でも販売サイトは持っておらず、SNSを中心に販売されており、Instagramのフォロワーは１万８千人を超える広がりを見せている。</p>
<p>小澤さんは、みかんができるまでの物語を描いた絵本を箱にするというプロジェクトでクラウドファンディングにも挑戦した。<br />
「みかんって、気軽に手軽に、いくつでも、リーズナブルみたいなイメージがあって、でもその裏腹に雑に安くというイメージがあります。みかんの価値を上げたいと思っています。<br />
みかんが出来る過程をちょっとでも知ってもらって、みかんに興味を持ってもらえれば、次の世代に繋がるのではないかと考えています」と食育への思いを語る。</p>
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image3.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-18373" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image3.jpg" alt="" width="1999" height="1333" /></a></p>
<h3>地域の外の人とまちを農業でつなぐ</h3>
<p>小澤さんは収穫シーズンになると、日本全国から住み込みでみかんの収穫のお手伝いをしてくれる方の受け入れをしている。</p>
<p>「大前提として、僕のところに来てくれる人は、お金稼ぎを目的としている方はお断りさせていただいています。１年、３年、５年と長い年月をかけて大切に育てたみかんを、お金目的に雑に扱われるのが嫌で。丁寧にお客さんに届けられる人、農家さんを手伝いたいと思っている人に来て欲しいなと思っています」。<br />
これまで体験に来られた方の中には、県外で就農した方もいるそうだ。</p>
<p>家業を継いで農家になった小澤さんだが、有田川町で新規就農するにはどうすればいいのだろうか。</p>
<p>「まずは役場に相談するべきですね。みかんは実がなかったらお金にならないですし、すぐには収穫もできません。まずは週末農業から始めるのが良いのではと思いますね。移住も同じで、昔に比べてアクセスも良くなったので、まずは定期的に足を運んでみるのが良いと思います。みかんの収穫体験もそのきっかけの一つになるんじゃないでしょうか。住むって覚悟が必要だと感じてます。少しずつ、ステップアップしていく感じですかね。都会すぎず、田舎すぎず、住むのには最適な町だと思いますよ」。</p>
<p>また、有田川町は移住者への支援が充実している地域だと小澤さんは感じているという。</p>
<p>小澤さんは役場と一緒にみかんのPRを積極的に行い、新規就農者を増やすための活動も行っている。この地域はみかんの産地ということで収穫シーズンだけ人手が必要なことが多く、移住というよりも一時的にこの土地に滞在している人がほとんどだそう。今は移住・定住しやすい環境になるにはまだ課題があるようだ。</p>
<p>「僕は、年中収穫できる畑にしたいと思ってます。そうすると、何かしら１年中収穫の仕事だったりに関わってもらえるので、その形態を作っていこうとしています」。</p>
<p>そう語る小澤さんはなんと、合計13カ所の畑で約60品種もの柑橘を管理している。畑からは有田川町のまちが一望できる。</p>
<div id="attachment_18371" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image1.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-18371" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/image1.jpg" alt="" width="1999" height="1333" /></a></p>
<p class="wp-caption-text">有田川町の町が一望できる小澤さんのみかん畑</p>
</div>
<h3>地域の未来を守るための一歩</h3>
<p>小澤さんの畑がある市場地区では、若い後継者がいる農家は小澤さんを含めて２軒ほど。これから10年で周辺の畑の景色は変わってしまうのではないかと危惧している。地域に様々な問題を起こす耕作放棄地を増やさないために農地を引き継ぐという手段もあるが、「資産」である農地を引き継ぐことは地域の人間でも簡単なことではないそうで、移住者の新規就農者ならなおさら難しいという話をよく聞くそう。</p>
<p>もし農園を引き継ぐならば、まずは大きな企業農園や小澤さんのところのような農園で働きながら、農家としてのノウハウを学びつつ、時間をかけて地域との繋がりを築いたのちが良いと小澤さんは考えている。</p>
<p>小澤さんは自分の農園を含めた若手農家チームを作り、耕作放棄地を活用する活動をはじめている。</p>
<p>「まずは３年、５年、10年のスパンで先の世界を想像しながら、この地域の景色を守っていく取り組みを少しずつしていきたい」。みかんと同じように、小澤さんは有田川町の未来もゆっくり大切に育てている。</p><p>The post <a href="https://nativ.media/43698/">Uターンして家業のみかん農家を継いだ小澤さん。自らが広告塔となり、SNSやイベントでみかんの魅力を発信している【インタビュー・わかやまに恋した100人】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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