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	<title>紀南 | Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</title>
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	<title>紀南 | Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</title>
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		<title>「地方での起業」を決意から1年で民宿を開業【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/79442/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 09 Feb 2025 21:46:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
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					<description><![CDATA[  池　尚虎（いけ　なおとら）さん [大阪府]→[田辺市] コロナ禍を契機に「地方での起業」を決意 わずか1年で熊野古道沿いの宿場に移住し、民宿をオープン 【職業】 民宿運営 【拠点】 田辺市 ―大阪出身の池さんは、コロナ禍を契機に、仕事中心の生活から田舎での暮らしに惹かれ「地方での起業」を決意。わずか1年で熊野古道沿いの宿場に移住し、民宿をオープンした。そんな池さんの移住・起業に至るまでの取り組みや、現在の生活についてお話を伺った― 熊野古道で民宿を開業 世界遺産に登録されている「熊野古道」。熊野古道には複数のルートがあり、和歌山県南西部の田辺市から熊野三山（本宮・新宮・那智）を巡る「中辺路（なかへち）」は、千年以上前の景観・雰囲気を今に残している。日本人だけでなく、多くの外国人を惹きつける全長約100kmの中辺路には、複数の宿場が存在し、その中の一つに「近露（ちかつゆ）」がある。 大阪府出身の池さん夫婦は、2023年9月、この地に移住し「民宿和合（わごう）」を開業した。 2024年に世界遺産登録20周年を迎えた熊野古道 「やりたい仕事ができている」という充実感 春と秋のシーズンは、熊野古道が観光客で賑わう繁忙期。ゲストの多くが熊野古道を歩く外国人観光客だ。池さんは毎朝5時に起床。奥さんとともに、朝食の準備と昼食の仕込みに取り掛かり、宿泊したゲストをお見送りした後、3時間ほどかけて客室を掃除する。自分たちの昼食を済ませれば、次のゲストのチェックインが始まる。夕食では、お好み焼きをみんなで食べるのが好評で、ホットプレートを囲み、ゲストがコテを使いお好み焼きをひっくり返す。上手くいけば、みんなで拍手喝采。心の距離が一気に縮まっていく。池さん自身も、この輪の中に加わり、ゲストと一緒に楽しい時間を過ごす。その後、片付けやネットでの予約メールの確認をするなどして、就寝は深夜0時を回る。 「どのようにすればゲストに喜んでもらえるか」を常に考える池さん。移住前の仕事でも、仕事のことばかり頭にあったが、充実度は今の方がはるかに高いそうだ。「『やりたい仕事ができている』ということが大きいと思います」と、その理由を話してくれた。 外国人ゲストに大人気! お好み焼き体験 移住先を和歌山に決めた理由 大阪市生まれの池さん。高校卒業後に中国（上海）の大学に進学。卒業後は、中国（上海）や大阪、福岡、愛知などでサラリーマンとして働いていた。さらなるキャリアアップを目指して転職した矢先、新型コロナウイルス感染症拡大という予期せぬ事態に見舞われる。これを機に仕事中心の生活を見直した池さんは、「地方に移住し、自分で事業をやってみたい」と思うようになる。そして、夫婦で話し合い、二人の実家に近い「関西圏」で移住先を探すことになった。関西圏の自然の多い地域を探し、和歌山県を訪れた池さん。「和歌山県は、海、川、山がとてもきれいで、大阪まで車で行けば2時間程だったことから、移住先にちょうどいいと思いました。移住後は、英語・中国語のスキルや海外経験を活かして、訪日客向けの事業をやりたいと思っており、外国人が多く訪れる『熊野古道』の存在も魅力でした」とのこと。 「当時はコロナ禍で、中国にいる友人のSNSは、キャンプやハイキングに関する投稿が目立ち始め、日本と同様、中国でもアウトドアブームが起きていました。『熊野古道』に関する投稿も増えていて、フォロワーから『行ってみたい！どう行けばいいの？』といったコメントも多数寄せられていました。この時、私は『熊野古道を訪れる中国人の観光客がこれから増えていく』と確信しました」と池さんは当時を振り返る。 移住に向けた情報を集めるため、和歌山県の移住情報発信サイト「わかやまLIFE」などで地域情報を調べた。その中で、熊野古道の宿場である「近露」や「高原（たかはら）」（いずれも田辺市）は需要があるものの宿泊施設が不足している現状や、住環境としても良い場所であることを知り、池さんは近露への移住を決断する。 熊野古道の宿場「近露」の風景 県の支援制度を活用し地域交流 移住を決めた池さんは、大阪市にある「わかやま移住定住支援センター大阪窓口」を訪れた。物件探しも兼ねて、近露での暮らしを体験したいと考えていた池さんは、相談員から、暮らしや仕事を短期間体験できる県の支援制度「しごと暮らし体験」を紹介された。そして、近露のゲストハウスに滞在し、運営のお手伝いをする機会を得た。迎え入れてくれたオーナーに、この地で民宿を開業したいこと、そのための空き家物件を探していることを伝えた。 体験終了後も、池さんは、休日を利用して近露に通い、地域の行事にも参加する中で、移住起業への熱意を地域の人々に伝え続けた。 池さんの熱意が伝わったのか、しばらくすると、地域の方から物件を紹介してもらうことができた。「地域の行事で、テキパキと動いていたのが良かったのかもしれません。真剣さや本気度が伝わったのかも」と池さんはその当時を振り返る。 その後、紹介してもらった物件に居を移し、開業準備を開始。リフォーム発注や保健所・消防署に提出する各種届出の作成など、膨大な作業を一人でこなした。準備開始から4か月。池さんは、念願だった民宿の開業にこぎ着けた。 民宿の開業準備について話す池さん 今後の目標 今後の夢や目標について尋ねると、「一番は近露で商売をさせていただいているので、熊野古道にもっと多くの人が来てもらえるように、国内外で『知名度』を上げていきたいです。そのためにも、今来ていただいている方の満足度を高めていくことが大切」と答える。 「現在、熊野古道では、増加する観光客に対して十分な宿泊部屋数を提供できていません。日本に敬意や関心を持ち、当地まで来ていただいた方に、より満足して喜んで帰っていただけるように取り組んでいきたい」と池さんは話し、今後、部屋数を増やす計画であると教えてくれた。 外国人客で賑わう熊野古道 移住先で起業するために大切なこと 最後に、移住先での起業を目指す方に向けてアドバイスをお願いしたところ、「まずは地域を訪れて、地域の人と交流し、話を聞くことが大切です。起業プランがあるなら、それに適した物件情報なども得られるかもしれませんし、地域にどのようなニーズがあるのか知ることもできるでしょう。草刈りを手伝う、祭りなどのイベントに参加するだけでもいい。まずは地域に入っていくことが大切です」と自身のこれまでを振り返りながら答えてくれた。 地域の小学生のための田植え体験   ―移住と起業を成し遂げ1年が経った今も、池さんは「地域で商売をさせていただく限り、地域のことを第一優先にしたい」と地域への敬意を胸に、今後も熊野古道を訪れる観光客に喜ばれるおもてなしを考え続ける ― 取材日：２０２４年８月２８日]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>池　尚虎（いけ　なおとら）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[田辺市]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>コロナ禍を契機に「地方での起業」を決意<br />
わずか1年で熊野古道沿いの宿場に移住し、民宿をオープン</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
民宿運営</p>
<p>【拠点】<br />
田辺市</p>
<p>―大阪出身の池さんは、コロナ禍を契機に、仕事中心の生活から田舎での暮らしに惹かれ「地方での起業」を決意。わずか1年で熊野古道沿いの宿場に移住し、民宿をオープンした。そんな池さんの移住・起業に至るまでの取り組みや、現在の生活についてお話を伺った―</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>熊野古道で民宿を開業</h2>
<div class="interview-body">
<p>世界遺産に登録されている「熊野古道」。熊野古道には複数のルートがあり、和歌山県南西部の田辺市から熊野三山（本宮・新宮・那智）を巡る「中辺路（なかへち）」は、千年以上前の景観・雰囲気を今に残している。日本人だけでなく、多くの外国人を惹きつける全長約100kmの中辺路には、複数の宿場が存在し、その中の一つに「近露（ちかつゆ）」がある。<br />
大阪府出身の池さん夫婦は、2023年9月、この地に移住し「<a href="https://www.instagram.com/minshuku_wago/" target="_blank" rel="noopener">民宿和合</a>（わごう）」を開業した。</p>
<div id="attachment_25647" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image2.jpg"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="size-full wp-image-25647" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image2.jpg" alt="" width="1000" height="750" aria-describedby="caption-attachment-25647" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25647" class="wp-caption-text">2024年に世界遺産登録20周年を迎えた熊野古道</p>
</div>
</div>
<h2><strong>「やりたい仕事ができている」という充実感</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>春と秋のシーズンは、熊野古道が観光客で賑わう繁忙期。ゲストの多くが熊野古道を歩く外国人観光客だ。池さんは毎朝5時に起床。奥さんとともに、朝食の準備と昼食の仕込みに取り掛かり、宿泊したゲストをお見送りした後、3時間ほどかけて客室を掃除する。自分たちの昼食を済ませれば、次のゲストのチェックインが始まる。夕食では、お好み焼きをみんなで食べるのが好評で、ホットプレートを囲み、ゲストがコテを使いお好み焼きをひっくり返す。上手くいけば、みんなで拍手喝采。心の距離が一気に縮まっていく。池さん自身も、この輪の中に加わり、ゲストと一緒に楽しい時間を過ごす。その後、片付けやネットでの予約メールの確認をするなどして、就寝は深夜0時を回る。<br />
「どのようにすればゲストに喜んでもらえるか」を常に考える池さん。移住前の仕事でも、仕事のことばかり頭にあったが、充実度は今の方がはるかに高いそうだ。「『やりたい仕事ができている』ということが大きいと思います」と、その理由を話してくれた。</p>
<div id="attachment_25648" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image3.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25648" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image3.jpg" alt="" width="1186" height="773" aria-describedby="caption-attachment-25648" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25648" class="wp-caption-text">外国人ゲストに大人気! お好み焼き体験</p>
</div>
</div>
<h2><strong>移住先を和歌山に決めた理由</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>大阪市生まれの池さん。高校卒業後に中国（上海）の大学に進学。卒業後は、中国（上海）や大阪、福岡、愛知などでサラリーマンとして働いていた。さらなるキャリアアップを目指して転職した矢先、新型コロナウイルス感染症拡大という予期せぬ事態に見舞われる。これを機に仕事中心の生活を見直した池さんは、「地方に移住し、自分で事業をやってみたい」と思うようになる。そして、夫婦で話し合い、二人の実家に近い「関西圏」で移住先を探すことになった。関西圏の自然の多い地域を探し、和歌山県を訪れた池さん。「和歌山県は、海、川、山がとてもきれいで、大阪まで車で行けば2時間程だったことから、移住先にちょうどいいと思いました。移住後は、英語・中国語のスキルや海外経験を活かして、訪日客向けの事業をやりたいと思っており、外国人が多く訪れる『熊野古道』の存在も魅力でした」とのこと。<br />
「当時はコロナ禍で、中国にいる友人のSNSは、キャンプやハイキングに関する投稿が目立ち始め、日本と同様、中国でもアウトドアブームが起きていました。『熊野古道』に関する投稿も増えていて、フォロワーから『行ってみたい！どう行けばいいの？』といったコメントも多数寄せられていました。この時、私は『熊野古道を訪れる中国人の観光客がこれから増えていく』と確信しました」と池さんは当時を振り返る。<br />
移住に向けた情報を集めるため、和歌山県の移住情報発信サイト「わかやまLIFE」などで地域情報を調べた。その中で、熊野古道の宿場である「近露」や「高原（たかはら）」（いずれも田辺市）は需要があるものの宿泊施設が不足している現状や、住環境としても良い場所であることを知り、池さんは近露への移住を決断する。</p>
<div id="attachment_25649" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image4.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25649" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image4.jpg" alt="" width="1356" height="588" aria-describedby="caption-attachment-25649" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25649" class="wp-caption-text">熊野古道の宿場「近露」の風景</p>
</div>
</div>
<h2><strong>県の支援制度を活用し地域交流</strong></h2>
<div class="interview-body">移住を決めた池さんは、大阪市にある「わかやま移住定住支援センター大阪窓口」を訪れた。物件探しも兼ねて、近露での暮らしを体験したいと考えていた池さんは、相談員から、暮らしや仕事を短期間体験できる県の支援制度<a href="https://www.wakayamagurashi.jp/category/work/exabout" target="_blank" rel="noopener">「しごと暮らし体験」</a>を紹介された。そして、近露のゲストハウスに滞在し、運営のお手伝いをする機会を得た。迎え入れてくれたオーナーに、この地で民宿を開業したいこと、そのための空き家物件を探していることを伝えた。<br />
体験終了後も、池さんは、休日を利用して近露に通い、地域の行事にも参加する中で、移住起業への熱意を地域の人々に伝え続けた。<br />
池さんの熱意が伝わったのか、しばらくすると、地域の方から物件を紹介してもらうことができた。「地域の行事で、テキパキと動いていたのが良かったのかもしれません。真剣さや本気度が伝わったのかも」と池さんはその当時を振り返る。<br />
その後、紹介してもらった物件に居を移し、開業準備を開始。リフォーム発注や保健所・消防署に提出する各種届出の作成など、膨大な作業を一人でこなした。準備開始から4か月。池さんは、念願だった民宿の開業にこぎ着けた。</p>
<div id="attachment_25653" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image5.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25653" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image5.jpg" alt="" width="1800" height="1200" aria-describedby="caption-attachment-25653" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25653" class="wp-caption-text">民宿の開業準備について話す池さん</p>
</div>
</div>
<h2><strong>今後の目標</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>今後の夢や目標について尋ねると、「一番は近露で商売をさせていただいているので、熊野古道にもっと多くの人が来てもらえるように、国内外で『知名度』を上げていきたいです。そのためにも、今来ていただいている方の満足度を高めていくことが大切」と答える。<br />
「現在、熊野古道では、増加する観光客に対して十分な宿泊部屋数を提供できていません。日本に敬意や関心を持ち、当地まで来ていただいた方に、より満足して喜んで帰っていただけるように取り組んでいきたい」と池さんは話し、今後、部屋数を増やす計画であると教えてくれた。</p>
<div id="attachment_25651" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image6.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25651" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image6.jpg" alt="" width="2000" height="1500" aria-describedby="caption-attachment-25651" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25651" class="wp-caption-text">外国人客で賑わう熊野古道</p>
</div>
</div>
<h2><strong>移住先で起業するために大切なこと</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>最後に、移住先での起業を目指す方に向けてアドバイスをお願いしたところ、「まずは地域を訪れて、地域の人と交流し、話を聞くことが大切です。起業プランがあるなら、それに適した物件情報なども得られるかもしれませんし、地域にどのようなニーズがあるのか知ることもできるでしょう。草刈りを手伝う、祭りなどのイベントに参加するだけでもいい。まずは地域に入っていくことが大切です」と自身のこれまでを振り返りながら答えてくれた。</p>
<div id="attachment_25652" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image7.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25652" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/11/image7.jpg" alt="" width="2000" height="1500" aria-describedby="caption-attachment-25652" /></a></p>
<p id="caption-attachment-25652" class="wp-caption-text">地域の小学生のための田植え体験</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
</div>
<div class="interview-body">―移住と起業を成し遂げ1年が経った今も、池さんは「地域で商売をさせていただく限り、地域のことを第一優先にしたい」と地域への敬意を胸に、今後も熊野古道を訪れる観光客に喜ばれるおもてなしを考え続ける ―</div>
<div class="mceTemp">
<div class="interview-body">取材日：２０２４年８月２８日</div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/79442/">「地方での起業」を決意から1年で民宿を開業【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>見ず知らずの土地でも、 自分自身であるために【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75603/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 18 Nov 2024 21:30:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
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					<description><![CDATA[  山口　真紀 さん [神奈川県]⇔[那智勝浦町] 将来の移住に備えた「プレ移住」として、二地域居住を開始 目標を共有できる仲間も増え、「ヨガの先生」として活躍中 【職業】 会社員、ヨガインストラクター 【拠点】 ① 那智勝浦町（一人暮らし） ② 神奈川県横浜市（夫と二人暮らし） 【山口さんの二地域居住ストーリー】 夫の実家のある和歌山県への将来的な移住を見据えて、事前に自らのコミュニティ、居場所、友達づくりを行うため、那智勝浦町と横浜市の二地域居住をスタートした山口さん。会社員としての仕事をリモートワークでこなしつつ、2週間ごとに那智勝浦町と横浜市を行き来する生活。ゼロからのスタートとなった那智勝浦町では、ヨガインストラクターとして活躍し、社交性の高さもあって、友達は急増中。価値観の合う、目標を共有できる仲間とともに、那智勝浦町を盛り上げている。 1.二地域居住のきっかけ・目的 将来的な移住に備えた事前準備として 「夫の実家がある和歌山にいずれは移住する」という漠然としていた将来が45歳を過ぎて現実味を帯びてきました。これまで、自分の仕事を持ち、「山口真紀」としてのアイデンティティや自身のコミュニティを築いてきたのに、それが和歌山に移住した途端に「山口さんのお嫁さん」という肩書きだけになってしまうことに、違和感を覚えました。そして、そうならないため、事前に和歌山で自らの居場所、友人を作っておこうと考えるようになり、二地域居住を検討し始めました。 2.二つ目の拠点での暮らし ヨガインストラクターとしてヨガ教室を開く 那智勝浦町ではヨガインストラクターとして、公民館などでヨガ教室を定期的に開催しています。今後は、お香教室なども開きたいと考えています。 山口さんが開催しているヨガ教室   3.拠点の見つけ方 和歌山県の現地案内サービスやお試し居住を通じて拠点を見つける 和歌山県内で拠点探しをすることは決まっていたので、県の現地案内サービスを活用しました。車に乗せてもらい、白浜町、田辺市、すさみ町、串本町、新宮市そして那智勝浦町を案内していただきました。担当者の方が、移住者にとって地域とのつながりを育むことがとても重要だと認識されている方で、各地のキーパーソンを紹介してくれました。 和歌山では、ヨガインストラクターとして活動していきたいと考えていたこともあり、那智勝浦町の海に囲まれた「陸の孤島感」がヨガには最適だと感じました。その後、ホテルやゲストハウスなどを利用しながら、お試し居住を何度か繰り返す中で、価値観の合う多くの人達と出会い、那智勝浦町の魅力に惹かれていきました。 那智勝浦町の環境はヨガには最適！   4.移動 月の半分ずつを各拠点で過ごし、移動は飛行機、荷物は最小限で 二地域居住を開始して1年半程が経過し、徐々にペースをつかめるようになりました。今は、月の半分を和歌山で、残りは横浜に戻って仕事をしています。移動手段は飛行機です。南紀白浜空港までは、自家用車を使います。 荷物は小型のスーツケース１つに、パソコン2台、iPad、仕事で必要な書類程度です。衣替えの時期は少し荷物が多くなるので、宅配で事前に送るようにしています。 5.和歌山（那智勝浦町）の魅力 目標を共有できる仲間の存在。それがこの町の魅力 那智勝浦町の魅力はなんといっても「行動力あふれる人々」の存在です。自分で考えて、やりたいと思ったことを実際に実行していらっしゃる方が多いと思います。町の規模は小さいですが、それがむしろ、実行力を推進しているのでは？と個人的には感じています。 町に出れば、仲間にすぐに会うことができます。カフェやバー、居酒屋などで会い、「こんなこと思いついたんだけど」とか「こんなこと考えているんだけど」という感じで対話し、共感しあいながら、自分達がおもしろいと思うことの実現に向けて、目標を共有できる環境がここにはあります。 6.二地域居住での「困りごと」 全く想像していなかった”意外”な「困りごと」 実際に二地域居住を実践してみて、イメージと大きな違いはありませんでした。お試し滞在期間中に、想定以上に田舎であることは認識できていましたし、むしろ、その方がヨガを行う環境としては良いと感じていました。ただ、「かび」の多さには驚いています。熊野古道の美しい苔を見ているので受け入れられますが（笑）、この「かび」が私にとっての唯一の「困りごと」です。 7.家族の理解 「今では、夫の方が那智勝浦町を満喫」 家族の理解は全く問題ありません。というより、最近では夫の方が那智勝浦町を満喫しています。一緒に来ては、私よりもどんどん知り合いや友達が増えているようで、あだ名で呼び合ったりしているくらいです。 8.これから二地域居住をしたいと考える方へ 「二地域居住で何を目指すのか」「その地域で何をするのか」をしっかり考えて 「二地域居住の目的」と「どうしてその地域でないといけないのか」ということを、自身で言語化できるくらいのビジョンを持っておいた方が良いと思います。リアルな生活を想像できるかどうかも大事です。そして、「実際に（二地域居住を実践）できるかどうか」を判断する必要があるので、短期滞在住宅などを利用し、その地域の方と食事をしたり、飲みに行ったりする時間を私は大切にしていました。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>山口　真紀 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[神奈川県]⇔[那智勝浦町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>将来の移住に備えた「プレ移住」として、二地域居住を開始<br />
目標を共有できる仲間も増え、「ヨガの先生」として活躍中</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
会社員、ヨガインストラクター</p>
<p>【拠点】<br />
① 那智勝浦町（一人暮らし）<br />
② 神奈川県横浜市（夫と二人暮らし）</p>
<p>【山口さんの二地域居住ストーリー】<br />
夫の実家のある和歌山県への将来的な移住を見据えて、事前に自らのコミュニティ、居場所、友達づくりを行うため、那智勝浦町と横浜市の二地域居住をスタートした山口さん。会社員としての仕事をリモートワークでこなしつつ、2週間ごとに那智勝浦町と横浜市を行き来する生活。ゼロからのスタートとなった那智勝浦町では、ヨガインストラクターとして活躍し、社交性の高さもあって、友達は急増中。価値観の合う、目標を共有できる仲間とともに、那智勝浦町を盛り上げている。</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.二地域居住のきっかけ・目的</h2>
<h4>将来的な移住に備えた事前準備として</h4>
<p>「夫の実家がある和歌山にいずれは移住する」という漠然としていた将来が45歳を過ぎて現実味を帯びてきました。これまで、自分の仕事を持ち、「山口真紀」としてのアイデンティティや自身のコミュニティを築いてきたのに、それが和歌山に移住した途端に「山口さんのお嫁さん」という肩書きだけになってしまうことに、違和感を覚えました。そして、そうならないため、事前に和歌山で自らの居場所、友人を作っておこうと考えるようになり、二地域居住を検討し始めました。</p>
<h2>2.二つ目の拠点での暮らし</h2>
<h4>ヨガインストラクターとしてヨガ教室を開く</h4>
<p>那智勝浦町ではヨガインストラクターとして、公民館などでヨガ教室を定期的に開催しています。今後は、お香教室なども開きたいと考えています。</p>
<div id="attachment_25259" class="wp-caption alignleft"><img decoding="async" class="size-full wp-image-25259" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/e621a6b822f07b74f6460d0fc9e44428-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1920" aria-describedby="caption-attachment-25259" /></p>
<p id="caption-attachment-25259" class="wp-caption-text">山口さんが開催しているヨガ教室</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>3.拠点の見つけ方</h2>
<h4>和歌山県の現地案内サービスやお試し居住を通じて拠点を見つける</h4>
<p>和歌山県内で拠点探しをすることは決まっていたので、県の現地案内サービスを活用しました。車に乗せてもらい、白浜町、田辺市、すさみ町、串本町、新宮市そして那智勝浦町を案内していただきました。担当者の方が、移住者にとって地域とのつながりを育むことがとても重要だと認識されている方で、各地のキーパーソンを紹介してくれました。</p>
<p>和歌山では、ヨガインストラクターとして活動していきたいと考えていたこともあり、那智勝浦町の海に囲まれた「陸の孤島感」がヨガには最適だと感じました。その後、ホテルやゲストハウスなどを利用しながら、お試し居住を何度か繰り返す中で、価値観の合う多くの人達と出会い、那智勝浦町の魅力に惹かれていきました。</p>
<div id="attachment_25261" class="wp-caption alignleft"><img decoding="async" class="wp-image-25261 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/e7e89e54831cb3203319be1626b15919.jpg" alt="" width="2313" height="1109" aria-describedby="caption-attachment-25261" /></p>
<p id="caption-attachment-25261" class="wp-caption-text">那智勝浦町の環境はヨガには最適！</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h2>4.移動</h2>
<h4>月の半分ずつを各拠点で過ごし、移動は飛行機、荷物は最小限で</h4>
<p>二地域居住を開始して1年半程が経過し、徐々にペースをつかめるようになりました。今は、月の半分を和歌山で、残りは横浜に戻って仕事をしています。移動手段は飛行機です。南紀白浜空港までは、自家用車を使います。</p>
<p>荷物は小型のスーツケース１つに、パソコン2台、iPad、仕事で必要な書類程度です。衣替えの時期は少し荷物が多くなるので、宅配で事前に送るようにしています。</p>
<h2>5.和歌山（那智勝浦町）の魅力</h2>
<h4>目標を共有できる仲間の存在。それがこの町の魅力</h4>
<p>那智勝浦町の魅力はなんといっても「行動力あふれる人々」の存在です。自分で考えて、やりたいと思ったことを実際に実行していらっしゃる方が多いと思います。町の規模は小さいですが、それがむしろ、実行力を推進しているのでは？と個人的には感じています。</p>
<p>町に出れば、仲間にすぐに会うことができます。カフェやバー、居酒屋などで会い、「こんなこと思いついたんだけど」とか「こんなこと考えているんだけど」という感じで対話し、共感しあいながら、自分達がおもしろいと思うことの実現に向けて、目標を共有できる環境がここにはあります。</p>
<h2>6.二地域居住での「困りごと」</h2>
<h4>全く想像していなかった”意外”な「困りごと」</h4>
<p>実際に二地域居住を実践してみて、イメージと大きな違いはありませんでした。お試し滞在期間中に、想定以上に田舎であることは認識できていましたし、むしろ、その方がヨガを行う環境としては良いと感じていました。ただ、「かび」の多さには驚いています。熊野古道の美しい苔を見ているので受け入れられますが（笑）、この「かび」が私にとっての唯一の「困りごと」です。</p>
<h2>7.家族の理解</h2>
<h4>「今では、夫の方が那智勝浦町を満喫」</h4>
<p>家族の理解は全く問題ありません。というより、最近では夫の方が那智勝浦町を満喫しています。一緒に来ては、私よりもどんどん知り合いや友達が増えているようで、あだ名で呼び合ったりしているくらいです。</p>
<h2>8.これから二地域居住をしたいと考える方へ</h2>
<h4>「二地域居住で何を目指すのか」「その地域で何をするのか」をしっかり考えて</h4>
<p>「二地域居住の目的」と「どうしてその地域でないといけないのか」ということを、自身で言語化できるくらいのビジョンを持っておいた方が良いと思います。リアルな生活を想像できるかどうかも大事です。そして、「実際に（二地域居住を実践）できるかどうか」を判断する必要があるので、短期滞在住宅などを利用し、その地域の方と食事をしたり、飲みに行ったりする時間を私は大切にしていました。</p>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75603/">見ず知らずの土地でも、 自分自身であるために【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>「経営者」でもあり「武道家」でもある朝見さんの 二地域居住【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75598/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 13 Nov 2024 21:30:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[補助金活用]]></category>
		<category><![CDATA[子育て]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
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					<description><![CDATA[  朝見　剛彦 さん [兵庫県]⇔[田辺市] 熊野の雄大な自然に惚れ込んだ武道家が田辺市近露に武道場を開設 伊丹市で建設会社を経営しつつ、田辺市で武道を通じた地域創生を目指す 【職業】 ① 武道場長 ② 経営者（建設会社） 【拠点】 ① 田辺市（妻、こども二人の四人暮らし） ② 兵庫県伊丹市（一人暮らし） 【朝見さんの二地域居住ストーリー】 兵庫県伊丹市の建設会社を経営する一方、市内で沖縄空手道場を運営する朝見さんは、合宿で訪れた紀南地方の雄大かつ神聖な自然に惚れ込み、田辺市近露に武道場を開設。武道場の隣には居宅を構え、家族4人で暮らす。週3回は伊丹の道場で稽古があるため、早朝に和歌山を発ち、深夜に戻るという多忙な日々を送っている。 1.二地域居住のきっかけ 「すばらしい環境のもとで、自分の道場を持ちたい」という思い 私が道場長を務める兵庫県伊丹市の沖縄空手道場では、毎年こどもたちと夏合宿を開催し、和歌山県にもよく来ていました。ある時、こどもたちに「坐禅」を体験させてくれるところがないかと探していたところ、「普段は受け入れていないけれど、そういうことなら」と人伝えに体験させてもらえるお寺が見つかったのが紀南地域でした。 実際にこの地域を訪れてみると、熊野古道がすぐ近くを通り、自然環境も大変すばらしく、「自分の武道場を、このような場所に持ちたい」という思いが募っていきました。また、以前より「武道を軸に、何か世間の役に立ちたい」とも考えており、中小企業の業態転換を支援する国の事業再構築補助金制度を活用して、武道場開設を盛り込んだ事業計画を申請、採択されたことで、和歌山での拠点づくりがスタートしました。 二地域居住のきっかけについて語る朝見さん 2.拠点探し 神聖な場所に新しい道場を 武道場は神聖な場所ですので、「熊野古道の近く」、体を払い清めるという意味から「近くに川があること」との条件に合う場所を探しました。実際に探し始めると、義父の地元ということもあり、地域の方がたくさん協力してくれて、いろいろな場所や物件を紹介していただきました。今の拠点（田辺市近露）に辿り着いた時には、すぐに「ここだ！」と感じて決めてしまいました。 3.家族の理解 家族全員で楽しむ和歌山ライフ 妻は伊丹市で日本の伝統文化を海外に発信する会社を切り盛りしています。伝統文化といえば、当地の熊野エリアは大変歴史のある地域ですし、熊野古道を参詣する訪日外国人客も多く、事業拠点としては最適な場所です。本人はこちらへの拠点移動も検討しています。こどもたちに関しては、学校や友達関係などで苦労はあったと思います。ただ、こちらの学校の先生は、月並みな表現ですが、「親身になって」指導・教育をしてくれます。自宅までわざわざ来てくれて、我々両親を交えて、本人を指導してくれるほどです。近所に同級生がいますので、夏休みには、毎日のように川や山に遊びに出かけていました。学校でも、プライベートでも、こちらの生活を満喫してくれているように思います。 4.地域における仕事や活動 外国人観光客等への武道体験、都会のこどもと地域のこどもの交流促進 完成した武道場では、地元のこどもたちや大人向けの武道教室を開いています。熊野古道に近いことから、日本人だけではなく外国人観光客に対しても、武道体験のアクティビティ（真剣を用いた剣術稽古等）を実施しています。伊丹市の道場のこどもたち（約60人）を招いての武道合宿もしており、夜の肝試し大会など都会ではなかなかできない行事も開催し、両方の道場のこども同士の交流も図っています。 田辺市の道場正面 田辺市の道場内 5.拠点間の移動の頻度や交通手段 朝早く出発し夜中に帰る移動を週に3回 田辺市での滞在がほとんどですが、週に3回、伊丹市の道場で稽古があるため、向うに戻ります。朝早く和歌山を出て伊丹市には午前11時ぐらいに到着します。そこから仕事をして、夕方から道場で稽古をします。午後10時に兵庫を出発し、夜中の１時に和歌山に帰ってくるという一日です。移動には車を利用し、休憩を挟みながら片道3時間30分程度かかっていましたが、最近は長距離の運転にも慣れ、和歌山に早く帰りたいという気持ちも後押しし、もう少し短い時間で帰れるようになりました。交通費は、毎月かなりかかります。高速道路料金、ガソリン代等含めて20万円ぐらいかかっていて、自分でも驚くほどです。 6.田辺市近露での暮らしの魅力 「熊野パワー」を感じる自然の癒しと親切な近隣住民とのお付き合い 私は都会育ちで田舎というものがなく、自然を身近に感じた暮らしをしたことがありませんが、ここでは「熊野パワー」を感じます。言葉で表現することは難しいですが、虫の声や鳥、動物、里山の匂いなど地域の動植物や自然から癒しを受けているイメージです。それから何と言っても、近所の方々がとても親切です。新鮮な野菜や魚などを分けてくれて、ほとんど毎晩一緒に、その方々と食卓を囲んでいます。私がいる日は、いつもお隣さんのこどもたちも一緒に食事をします。仕事の関係で、高級なお店に食べに行くことがあり、それはそれで美味しいですが、今は近所の人が釣ってきた魚が一番美味しいです。野菜や魚、平飼いの卵なども分けてもらって、本当に食が豊かです。この暮らしを経験してしまうと、早朝・深夜の移動も苦にならず、何とかして帰ってこようと思います。 田辺市に来てから秋田犬も飼い始めました 7.田辺市近露での暮らしのデメリット デメリットを感じない田辺市近露の暮らし この地域の人は良い人ばかりで、あまりデメリットが思い浮かびませんが、当初は買い物で困ることがありました。近所にあるスーパーが、午後6時に閉まります。「今日晩ご飯どうする？」と言い出すのが少し遅れると、お店に着いた時には既に閉店していて、それで何度か晩ご飯が食べられなかったことがあります。今は、近所の方がお裾分けしてくれるようになったり、近隣地域の品ぞろえ豊富な大手スーパーで食料品をまとめ買いしたり、肉や野菜は近所のスーパーで購入したりして生活しています。その他で言いますと、草刈りの回数が伊丹市にいる時と比べて多くなりました。田辺市では、年に10回くらい草刈りをしていて、伊丹市の5倍の頻度です。大変ですが、僕は草刈りが面白くて好きなので楽しんでいます。 8.これからの暮らし方・展望 地域創生につながる取り組みをここ田辺市で 職人から叩き上げで建設会社を始め、利益を出すために仕事を続けてきました。ただ、生活するためにお金を稼いで、生きていくということが、何かもったいないと思うようになりました。そこで、自分にできることで、誰かの役に立てることとなると、今のところ武道と仕事で培った大工技術だけですので、技術的なことを少しでも、こどもたちに教えていきたいと考えています。また、こどもたちの親御さんにも、私がそのような想いを持って活動しているよ、ということを伝えていき、仲間を増やしていきたいです。そんな取り組みが、地域創生にもつながると考えています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>朝見　剛彦 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[兵庫県]⇔[田辺市]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>熊野の雄大な自然に惚れ込んだ武道家が田辺市近露に武道場を開設<br />
伊丹市で建設会社を経営しつつ、田辺市で武道を通じた地域創生を目指す</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
① 武道場長<br />
② 経営者（建設会社）</p>
<p>【拠点】<br />
① 田辺市（妻、こども二人の四人暮らし）<br />
② 兵庫県伊丹市（一人暮らし）</p>
<p>【朝見さんの二地域居住ストーリー】<br />
兵庫県伊丹市の建設会社を経営する一方、市内で沖縄空手道場を運営する朝見さんは、合宿で訪れた紀南地方の雄大かつ神聖な自然に惚れ込み、田辺市近露に武道場を開設。武道場の隣には居宅を構え、家族4人で暮らす。週3回は伊丹の道場で稽古があるため、早朝に和歌山を発ち、深夜に戻るという多忙な日々を送っている。</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.二地域居住のきっかけ</h2>
<h4>「すばらしい環境のもとで、自分の道場を持ちたい」という思い</h4>
<p>私が道場長を務める兵庫県伊丹市の沖縄空手道場では、毎年こどもたちと夏合宿を開催し、和歌山県にもよく来ていました。ある時、こどもたちに「坐禅」を体験させてくれるところがないかと探していたところ、「普段は受け入れていないけれど、そういうことなら」と人伝えに体験させてもらえるお寺が見つかったのが紀南地域でした。</p>
<p>実際にこの地域を訪れてみると、熊野古道がすぐ近くを通り、自然環境も大変すばらしく、「自分の武道場を、このような場所に持ちたい」という思いが募っていきました。また、以前より「武道を軸に、何か世間の役に立ちたい」とも考えており、中小企業の業態転換を支援する国の事業再構築補助金制度を活用して、武道場開設を盛り込んだ事業計画を申請、採択されたことで、和歌山での拠点づくりがスタートしました。</p>
<div id="attachment_25290" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25290 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/d90608c764d7d0a2235099c89b17f8b5-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25290" /></p>
<p id="caption-attachment-25290" class="wp-caption-text">二地域居住のきっかけについて語る朝見さん</p>
</div>
<h2>2.拠点探し</h2>
<h4>神聖な場所に新しい道場を</h4>
<p>武道場は神聖な場所ですので、「熊野古道の近く」、体を払い清めるという意味から「近くに川があること」との条件に合う場所を探しました。実際に探し始めると、義父の地元ということもあり、地域の方がたくさん協力してくれて、いろいろな場所や物件を紹介していただきました。今の拠点（田辺市近露）に辿り着いた時には、すぐに「ここだ！」と感じて決めてしまいました。</p>
<h2>3.家族の理解</h2>
<h4>家族全員で楽しむ和歌山ライフ</h4>
<p>妻は伊丹市で日本の伝統文化を海外に発信する会社を切り盛りしています。伝統文化といえば、当地の熊野エリアは大変歴史のある地域ですし、熊野古道を参詣する訪日外国人客も多く、事業拠点としては最適な場所です。本人はこちらへの拠点移動も検討しています。こどもたちに関しては、学校や友達関係などで苦労はあったと思います。ただ、こちらの学校の先生は、月並みな表現ですが、「親身になって」指導・教育をしてくれます。自宅までわざわざ来てくれて、我々両親を交えて、本人を指導してくれるほどです。近所に同級生がいますので、夏休みには、毎日のように川や山に遊びに出かけていました。学校でも、プライベートでも、こちらの生活を満喫してくれているように思います。</p>
<h2>4.地域における仕事や活動</h2>
<h4>外国人観光客等への武道体験、都会のこどもと地域のこどもの交流促進</h4>
<p>完成した武道場では、地元のこどもたちや大人向けの武道教室を開いています。熊野古道に近いことから、日本人だけではなく外国人観光客に対しても、武道体験のアクティビティ（真剣を用いた剣術稽古等）を実施しています。伊丹市の道場のこどもたち（約60人）を招いての武道合宿もしており、夜の肝試し大会など都会ではなかなかできない行事も開催し、両方の道場のこども同士の交流も図っています。</p>
<div id="attachment_25292" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25292" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/d61518fe284f1e02bd3606502ddfac86-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25292" /></p>
<p id="caption-attachment-25292" class="wp-caption-text">田辺市の道場正面</p>
</div>
<div id="attachment_25293" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25293" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/84ebb30c59d39f677a200513aaeceab2-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25293" /></p>
<p id="caption-attachment-25293" class="wp-caption-text">田辺市の道場内</p>
</div>
<h2>5.拠点間の移動の頻度や交通手段</h2>
<h4>朝早く出発し夜中に帰る移動を週に3回</h4>
<p>田辺市での滞在がほとんどですが、週に3回、伊丹市の道場で稽古があるため、向うに戻ります。朝早く和歌山を出て伊丹市には午前11時ぐらいに到着します。そこから仕事をして、夕方から道場で稽古をします。午後10時に兵庫を出発し、夜中の１時に和歌山に帰ってくるという一日です。移動には車を利用し、休憩を挟みながら片道3時間30分程度かかっていましたが、最近は長距離の運転にも慣れ、和歌山に早く帰りたいという気持ちも後押しし、もう少し短い時間で帰れるようになりました。交通費は、毎月かなりかかります。高速道路料金、ガソリン代等含めて20万円ぐらいかかっていて、自分でも驚くほどです。</p>
<h2>6.田辺市近露での暮らしの魅力</h2>
<h4>「熊野パワー」を感じる自然の癒しと親切な近隣住民とのお付き合い</h4>
<p>私は都会育ちで田舎というものがなく、自然を身近に感じた暮らしをしたことがありませんが、ここでは「熊野パワー」を感じます。言葉で表現することは難しいですが、虫の声や鳥、動物、里山の匂いなど地域の動植物や自然から癒しを受けているイメージです。それから何と言っても、近所の方々がとても親切です。新鮮な野菜や魚などを分けてくれて、ほとんど毎晩一緒に、その方々と食卓を囲んでいます。私がいる日は、いつもお隣さんのこどもたちも一緒に食事をします。仕事の関係で、高級なお店に食べに行くことがあり、それはそれで美味しいですが、今は近所の人が釣ってきた魚が一番美味しいです。野菜や魚、平飼いの卵なども分けてもらって、本当に食が豊かです。この暮らしを経験してしまうと、早朝・深夜の移動も苦にならず、何とかして帰ってこようと思います。</p>
<div id="attachment_25291" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25291" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/433b7a68651bb38fa0a75c068f1138dc-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25291" /></p>
<p id="caption-attachment-25291" class="wp-caption-text">田辺市に来てから秋田犬も飼い始めました</p>
</div>
<h2>7.田辺市近露での暮らしのデメリット</h2>
<h4>デメリットを感じない田辺市近露の暮らし</h4>
<p>この地域の人は良い人ばかりで、あまりデメリットが思い浮かびませんが、当初は買い物で困ることがありました。近所にあるスーパーが、午後6時に閉まります。「今日晩ご飯どうする？」と言い出すのが少し遅れると、お店に着いた時には既に閉店していて、それで何度か晩ご飯が食べられなかったことがあります。今は、近所の方がお裾分けしてくれるようになったり、近隣地域の品ぞろえ豊富な大手スーパーで食料品をまとめ買いしたり、肉や野菜は近所のスーパーで購入したりして生活しています。その他で言いますと、草刈りの回数が伊丹市にいる時と比べて多くなりました。田辺市では、年に10回くらい草刈りをしていて、伊丹市の5倍の頻度です。大変ですが、僕は草刈りが面白くて好きなので楽しんでいます。</p>
<h2>8.これからの暮らし方・展望</h2>
<h4>地域創生につながる取り組みをここ田辺市で</h4>
<p>職人から叩き上げで建設会社を始め、利益を出すために仕事を続けてきました。ただ、生活するためにお金を稼いで、生きていくということが、何かもったいないと思うようになりました。そこで、自分にできることで、誰かの役に立てることとなると、今のところ武道と仕事で培った大工技術だけですので、技術的なことを少しでも、こどもたちに教えていきたいと考えています。また、こどもたちの親御さんにも、私がそのような想いを持って活動しているよ、ということを伝えていき、仲間を増やしていきたいです。そんな取り組みが、地域創生にもつながると考えています。</p>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75598/">「経営者」でもあり「武道家」でもある朝見さんの 二地域居住【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>異なる環境に身を置き、自身に変化を求める【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75593/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 11 Nov 2024 21:30:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[空き家活用]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
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					<description><![CDATA[  酒井　将守 さん [大阪府]⇔[日高川町] 普段と異なる場所での暮らしは、自らにどのような「変化」をもたらすのか？ 二地域居住をきっかけに、広がる仲間の輪と活躍の場 【職業】 店舗・テナント等の空間デザイナー 【拠点】 ① 日高川町（一人暮らし） ② 大阪府茨木市（妻、こどもとの四人暮らし） 【酒井さんの二地域居住ストーリー】 異なる場所で暮らすことにより、自分自身に変化を求めた酒井さんは、大阪府茨木市と日高川町での二地域居住を開始した。コロナ禍でご近所への挨拶も難しい中、当初、孤独感に悩むも、日高川移住受入協議会の仲介で、移住者との交流の機会を得て、新たな仲間ができた。今は、空間デザイナーとしてのキャリアを活かし、仲間とともに、日高川町を盛り上げていこうとさまざまな企画を練り上げている。 1.二地域居住のきっかけ・目的 「自分の中でどんな化学反応が起こるのか」を知りたくて はじめは「終の棲家」探しでした。新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している時期で、店舗デザイン等の仕事も全くなくなってしまい、時間を持て余していましたので、「南の温かい地域がいいかな」と漠然と考えながら、物件を探していました。ただ、探しているうちに、「実際に別の場所で暮らしを始めたら、自分はどんな風に変れるのだろうか、どんな化学反応が起こるのだろうか」と考えるようになりました。そして、「終の棲家」ではなく、いますぐにでも二地域居住を始めてみたくなったのです。 二地域居住のきっかけについて語る酒井さん 2.拠点選び 和歌山県の空き家バンクで物件探し 家族と住んでいる大阪府茨木市からあまり遠くなく、温かい気候の場所ということで和歌山県を候補地として、物件を探しました。和歌山には何度も家族旅行で訪れていたこともあり、親しみを感じていました。物件探しでは、県内の空き家情報が検索できる和歌山県「わかやま住まいポータルサイト」を利用しました。 インターネットをフル活用し、周辺環境を徹底リサーチ このサイトの物件情報には、詳細な住所の記載はありませんでしたが、写真などを参考に、ある程度の場所を把握し、周りの住環境はどうか、近くに病院やスーパーはあるかなど、生活環境についても情報を集めていきました。その中で、現在の物件を偶然見つけ、日高川町役場に内見を依頼しました。この物件は、オーナーが別荘として利用されていたこともあり、かなり綺麗な状態でした。そして、私は住宅兼事務所として利用したいと考えていましたので、そのような使い方ができるかどうかを内見で確認し、この物件を借りることを決めました。 3.日高川町での暮らし・活動 キャンプさながらの単身生活 もともとキャンプが趣味だったので、こちらの暮らしには、キャンプ道具を有効活用しています。リビングにはハンモックを張ったり、日々の自炊にはアルコールバーナーも利用しています。少し冷めた料理も、すぐに温めなおすことができて便利です。ただ、大阪の家では妻がやってくれていたことも、こちらでは全て自分でしないといけないので、その点では苦労していることもあります。 日高川町の住まいの一室 新たな友人・仲間との出会い コロナ禍中に、日高川町に来たこともあり、ご近所への挨拶は簡単なものになってしまいました。親しくなる機会が少なかったので、少し孤独を感じることもありましたが、日高川町の日高川移住受入協議会の方が、移住者同士の交流イベントに招待してくれたことで、たくさんの友人・仲間ができました。先日も18人が集まり、BBQを楽しみました。移住者の方は、人生を謳歌するために来られていることが多く、この場所で「おもしろい事」をしたいという共通認識があり、親近感を覚えます。このような人とのつながりを当地で増やしていき、何か地域を盛り上げるような取り組みを一緒にやっていきたいと思っています。 これまでの経験・スキルを活かし、日高川町でも店舗デザインの依頼を受ける 私は大阪で、店舗デザインや内装デザインを作成する仕事を続けてきました。その経験やスキルを活かして、日高川町でも、地域のお役にたてる仕事ができればと考えています。偶然のご縁が重なり、道成寺の近くにある老舗レストラン「雲水」から店舗デザインの依頼をいただきました。コロナ禍を経験した観光業界にあっては、これまでの良い所を継続しつつ、新しい要素を組み込む「伝統と革新」が重要です。このことをテーマに店舗デザインを考案すると同時に、銘菓「つりがねまんじゅう」のプレミアム版「釣鐘BLACK」を提案しました。地域の新たな名物商品になれば嬉しいです。このように、私の得意分野である「デザイン」を通じて、地域振興に貢献できればと考えています。 酒井さんによる店舗デザイン（レストラン雲水） 4.拠点間の移動 毎週末に大阪へ、金曜日の夜は家族で過ごす 大阪で暮らす娘のダンスレッスンの送り迎えがあるので、毎週金曜日の夜には、必ず大阪に帰るようにしています。大学生の息子も、大阪で一人暮らしをしているのですが、金曜日の夜には帰ってくるので、その夜は家族全員が揃います。 自家用車で移動する場合、高速道路料金とガソリン代で、往復1万円程度かかります。日高川町には、車が混雑する前に戻りたいので、土曜日の朝5時には大阪を出発します。 ただ、最近は、ガソリン価格が高止まりしているので、電車で移動することも増えています。電車で移動する場合は、デザインのラフ案作成をするなど、仕事の時間として有効活用しています。 5.家族の理解 家族との「適度な距離感」 私が二地域居住を行うことについて、家族から反対はありませんでした。娘は中学生で、とても大切な時期ということもあり、妻には茨木市に帰る頻度をどうするか相談しました。妻は、週末に家族が揃えば、そのくらいの頻度、距離感でちょうど良いと考えているようです。娘からも反対はされませんでした。むしろ、喜んでくれているのではないでしょうか。先日も、娘を和歌山に誘い、一緒に紀南エリアの観光地を巡り、ともに楽しい時間を過ごしました。 6.二地域居住のメリット 日高川町での暮らしにより、大阪での暮らしにも非日常感が生まれる 日高川町では、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスに触れる機会が減ります。その結果、過剰な情報で脳内がパンクする状態から脱することできます。さらに、周辺を見渡せば、日高川が流れ、その周りにミカン畑が並び、とてものんびりした景色が広がっています。大阪とは全く異なる環境の中で、とてもリラックスすることができます。そして、このリラックス状態を経験すると、忙しい大阪の暮らしも、非日常感があり、とても新鮮に思えてきます。これが、二地域居住の一番のメリットです。交通費の負担感や家事に追われたりするなど、デメリットも多少ありますが、日高川町での暮らしは充実しています。今後は家庭菜園で鷹の爪などの栽培を始め、それらを使った特製カレー作りに挑戦する予定です。 酒井さんが暮らす日高川町の風景（みかん畑）]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>酒井　将守 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]⇔[日高川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>普段と異なる場所での暮らしは、自らにどのような「変化」をもたらすのか？<br />
二地域居住をきっかけに、広がる仲間の輪と活躍の場</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
店舗・テナント等の空間デザイナー</p>
<p>【拠点】<br />
① 日高川町（一人暮らし）<br />
② 大阪府茨木市（妻、こどもとの四人暮らし）</p>
<p>【酒井さんの二地域居住ストーリー】<br />
異なる場所で暮らすことにより、自分自身に変化を求めた酒井さんは、大阪府茨木市と日高川町での二地域居住を開始した。コロナ禍でご近所への挨拶も難しい中、当初、孤独感に悩むも、日高川移住受入協議会の仲介で、移住者との交流の機会を得て、新たな仲間ができた。今は、空間デザイナーとしてのキャリアを活かし、仲間とともに、日高川町を盛り上げていこうとさまざまな企画を練り上げている。</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.二地域居住のきっかけ・目的</h2>
<h4>「自分の中でどんな化学反応が起こるのか」を知りたくて</h4>
<p>はじめは「終の棲家」探しでした。新型コロナウイルス感染症の感染が拡大している時期で、店舗デザイン等の仕事も全くなくなってしまい、時間を持て余していましたので、「南の温かい地域がいいかな」と漠然と考えながら、物件を探していました。ただ、探しているうちに、「実際に別の場所で暮らしを始めたら、自分はどんな風に変れるのだろうか、どんな化学反応が起こるのだろうか」と考えるようになりました。そして、「終の棲家」ではなく、いますぐにでも二地域居住を始めてみたくなったのです。</p>
<div id="attachment_25254" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25254 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/dfa2d07f04c2f3bbb04ffbde18fd6505-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25254" /></p>
<p id="caption-attachment-25254" class="wp-caption-text">二地域居住のきっかけについて語る酒井さん</p>
</div>
<h2>2.拠点選び</h2>
<h4>和歌山県の空き家バンクで物件探し</h4>
<p>家族と住んでいる大阪府茨木市からあまり遠くなく、温かい気候の場所ということで和歌山県を候補地として、物件を探しました。和歌山には何度も家族旅行で訪れていたこともあり、親しみを感じていました。物件探しでは、県内の空き家情報が検索できる和歌山県「わかやま住まいポータルサイト」を利用しました。</p>
<h4>インターネットをフル活用し、周辺環境を徹底リサーチ</h4>
<p>このサイトの物件情報には、詳細な住所の記載はありませんでしたが、写真などを参考に、ある程度の場所を把握し、周りの住環境はどうか、近くに病院やスーパーはあるかなど、生活環境についても情報を集めていきました。その中で、現在の物件を偶然見つけ、日高川町役場に内見を依頼しました。この物件は、オーナーが別荘として利用されていたこともあり、かなり綺麗な状態でした。そして、私は住宅兼事務所として利用したいと考えていましたので、そのような使い方ができるかどうかを内見で確認し、この物件を借りることを決めました。</p>
<h2>3.日高川町での暮らし・活動</h2>
<h4>キャンプさながらの単身生活</h4>
<p>もともとキャンプが趣味だったので、こちらの暮らしには、キャンプ道具を有効活用しています。リビングにはハンモックを張ったり、日々の自炊にはアルコールバーナーも利用しています。少し冷めた料理も、すぐに温めなおすことができて便利です。ただ、大阪の家では妻がやってくれていたことも、こちらでは全て自分でしないといけないので、その点では苦労していることもあります。</p>
<div id="attachment_25255" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25255" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/f864b6337a127844b16f3a453923b95f-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25255" /></p>
<p id="caption-attachment-25255" class="wp-caption-text">日高川町の住まいの一室</p>
</div>
<h4>新たな友人・仲間との出会い</h4>
<p>コロナ禍中に、日高川町に来たこともあり、ご近所への挨拶は簡単なものになってしまいました。親しくなる機会が少なかったので、少し孤独を感じることもありましたが、日高川町の日高川移住受入協議会の方が、移住者同士の交流イベントに招待してくれたことで、たくさんの友人・仲間ができました。先日も18人が集まり、BBQを楽しみました。移住者の方は、人生を謳歌するために来られていることが多く、この場所で「おもしろい事」をしたいという共通認識があり、親近感を覚えます。このような人とのつながりを当地で増やしていき、何か地域を盛り上げるような取り組みを一緒にやっていきたいと思っています。</p>
<h4>これまでの経験・スキルを活かし、日高川町でも店舗デザインの依頼を受ける</h4>
<p>私は大阪で、店舗デザインや内装デザインを作成する仕事を続けてきました。その経験やスキルを活かして、日高川町でも、地域のお役にたてる仕事ができればと考えています。偶然のご縁が重なり、道成寺の近くにある老舗レストラン「雲水」から店舗デザインの依頼をいただきました。コロナ禍を経験した観光業界にあっては、これまでの良い所を継続しつつ、新しい要素を組み込む「伝統と革新」が重要です。このことをテーマに店舗デザインを考案すると同時に、銘菓「つりがねまんじゅう」のプレミアム版「釣鐘BLACK」を提案しました。地域の新たな名物商品になれば嬉しいです。このように、私の得意分野である「デザイン」を通じて、地域振興に貢献できればと考えています。</p>
<div id="attachment_25253" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25253" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/968c08f08cac9322afdef2eb94b2b33f-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25253" /></p>
<p id="caption-attachment-25253" class="wp-caption-text">酒井さんによる店舗デザイン（レストラン雲水）</p>
</div>
<h2>4.拠点間の移動</h2>
<h4>毎週末に大阪へ、金曜日の夜は家族で過ごす</h4>
<p>大阪で暮らす娘のダンスレッスンの送り迎えがあるので、毎週金曜日の夜には、必ず大阪に帰るようにしています。大学生の息子も、大阪で一人暮らしをしているのですが、金曜日の夜には帰ってくるので、その夜は家族全員が揃います。</p>
<p>自家用車で移動する場合、高速道路料金とガソリン代で、往復1万円程度かかります。日高川町には、車が混雑する前に戻りたいので、土曜日の朝5時には大阪を出発します。</p>
<p>ただ、最近は、ガソリン価格が高止まりしているので、電車で移動することも増えています。電車で移動する場合は、デザインのラフ案作成をするなど、仕事の時間として有効活用しています。</p>
<h2>5.家族の理解</h2>
<h4>家族との「適度な距離感」</h4>
<p>私が二地域居住を行うことについて、家族から反対はありませんでした。娘は中学生で、とても大切な時期ということもあり、妻には茨木市に帰る頻度をどうするか相談しました。妻は、週末に家族が揃えば、そのくらいの頻度、距離感でちょうど良いと考えているようです。娘からも反対はされませんでした。むしろ、喜んでくれているのではないでしょうか。先日も、娘を和歌山に誘い、一緒に紀南エリアの観光地を巡り、ともに楽しい時間を過ごしました。</p>
<h2>6.二地域居住のメリット</h2>
<h4>日高川町での暮らしにより、大阪での暮らしにも非日常感が生まれる</h4>
<p>日高川町では、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスに触れる機会が減ります。その結果、過剰な情報で脳内がパンクする状態から脱することできます。さらに、周辺を見渡せば、日高川が流れ、その周りにミカン畑が並び、とてものんびりした景色が広がっています。大阪とは全く異なる環境の中で、とてもリラックスすることができます。そして、このリラックス状態を経験すると、忙しい大阪の暮らしも、非日常感があり、とても新鮮に思えてきます。これが、二地域居住の一番のメリットです。交通費の負担感や家事に追われたりするなど、デメリットも多少ありますが、日高川町での暮らしは充実しています。今後は家庭菜園で鷹の爪などの栽培を始め、それらを使った特製カレー作りに挑戦する予定です。</p>
<div id="attachment_25252" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25252" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/18ee09a995fe6819a58ca404412af9bf-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25252" /></p>
<p id="caption-attachment-25252" class="wp-caption-text">酒井さんが暮らす日高川町の風景（みかん畑）</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75593/">異なる環境に身を置き、自身に変化を求める【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>インターナショナルな 二地域居住実践者【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75589/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 06 Nov 2024 21:30:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
		<category><![CDATA[起業]]></category>
		<category><![CDATA[補助金活用]]></category>
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					<description><![CDATA[  坂本　直弥 さん [マニラ]⇔[古座川町・串本町] 「この地域には、私にできることがある」との直感をたよりに串本へ フィリピンでの海外事業に目配せしつつ、串本ではガイドまで務める 【職業】 公認会計士/海外経営コンサルタント 地域コーディネーター/ガイド・旅行業 林業経営アドバイザー/山林主 【拠点】 ① マニラ（生活拠点と事務所） ② 南紀（生活拠点と事務所と山林） ③ 京都（生活拠点） ④ 東京（事務所） 【坂本さんの二地域居住ストーリー】 串本町でシェアオフィス「サテライト古座」を運営している坂本さんは、フィリピン・マニラにも生活拠点を持つ”インターナショナルな”二地域居住実践者。京都や東京にも仕事・プライベートの拠点を持つ。そのグローバルな行動範囲ゆえに、将来ビジョンも大きく、南紀・古座川流域で訪日外国人・在留外国人との交流を深め、「国際関係人口」の創出を目指す。その傍ら、地域活動にも積極的で、地域図書館機能をシェアオフィスに併設し、地域の歴史の保存・発掘に尽力するとともに、地域コーディネーターとしても活躍している。 1.多拠点居住に至る経緯 京都と南紀での二地域居住を計画するも、仕事の繁忙で実現せず 大学卒業後に、東京で公認会計士として働き始めました。その後、留学生であった妻の故郷であるフィリピンに移住し、2001年には独立。現地の日系企業に法律や会計に関するアドバイスを行う事業を始めました。そして、40歳の頃、事業も軌道に乗っていましたので、早期リタイアして、学生時代に暮らした京都でゆっくりと時間を過ごすのもいいかと思い、2008年に京都の町屋を購入しました。また、縁あって古座川沿いの山林を手に入れ、将来的には春と秋を京都で、夏と冬は南紀で滞在しようとの夢を描いて、古座川町に住宅も購入しました。ただその後、フィリピンで新しい事業を立ち上げたり、別の会計事務所を立ち上げたりと忙しくなったため、夢は実現できずにいました。 コロナ禍に訪れた移住定住イベントが転機となり、串本へ そのような中、新型コロナウイルス感染症対策で移動が難しくなり、リモートでの仕事が多くなっていきました。ちょうどその頃、東京で和歌山県の移住定住イベントがありました。興味本位で参加してみたところ、串本町のワンストップパーソンの方が、熱心に対応してくれました。そして、移住施策について様々な支援の取組があることを教えてもらいました。世の中がリモート勤務を受入れてくれるようになったので、今なら南紀に居を移せると思い、（公財）わかやま産業振興財団のわかやま地域課題解決型起業支援補助金制度に申請。無事採択を受けて、串本町で新法人、株式会社古座MORIを立ち上げ、シェアオフィス「サテライト古座」を開設することになりました。 シェアオフィス「サテライト古座」 2.拠点選びの決め手 様々な人達との出会いの中で感じた「この地域には、私にできることがある」という実感 先ほど申し上げた補助金制度を活用するにあたり、既に住宅も購入していた古座川町も考えましたが、最終的には串本町に居を構えることにしました。串本町で手ごろな物件に巡り合えたことも決め手として大きかったのですが、当地で様々なご縁をいただいたことも最後の一押しとなりました。東京の移住定住イベントでお会いしたワンストップパーソンの方もそうですし、地域の歴史を調べる中でご指導いただいている諸先輩方もおられます。シェアオフィスを開設する際には、そのお一人を通じ、串本町の田嶋町長にもご挨拶をさせて頂きました。ちょうど串本町は、ロケット射場の建設や高速道路延伸で様々な変革の時期でもありました。「自分の経験や人脈を活かした貢献ができる」という実感をつかみ、この地に住所を移し、主たる生活拠点とすることに決めました。 拠点選びの決め手について語る坂本さん 3.物件探し 不動産事業者を活用するだけではなく、SNSを活用するという奇策も シェアオフィスとしての物件は、特急停車駅であるJR古座駅からの徒歩圏内で見つけることができました。物件探しにおいては不動産事業者を訪ねたり、物件検索サイトを活用したりするのはもちろんのこと、「わかやま住まいポータルサイト」も閲覧しました。他にも、Facebook上で「実家が長期空いているけれど、管理できない。誰か購入してくれないか」といった投稿を見て、手を挙げたこともあります（その物件には現在長女が住んでいます）。妻がフィリピンの不動産鑑定士ですので、できるだけ一緒に内見して屋根の状態や基礎等を確認し、改修費用が少なくて済む物件を選びました。 4.南紀での暮らし・活動 地域コーディネーターとして、シェアオフィス運営だけではなく、ガイドも務める 古座で購入した物件は、元建具屋さんの工場。本棟はシェアオフィスとして活用するとともに、別棟は自らの居宅としても利用してきました。シェアオフィス2階では自社グループの事業を行うほか、1階には地域の本を集めた図書室も備えており、地域の「触媒」になるべく、さまざまな人、企業の交流拠点として利用して頂いています。また、個人としては南紀串本観光協会に所属するガイドとしても活動しています。世界遺産、ジオパーク、ロケット、クジラ、清流、地域振興と、コンテンツは盛りだくさんです。 生活時間の8割は南紀で 拠点間の移動については、京都に滞在する時間はあまりなく、東京は事務所機能としてシェアオフィスを借りているだけですので、生活時間の8割は南紀、残りがフィリピンを初めとする海外になります。フィリピン・南紀間の移動は飛行機になりますが、最近はLCCの便が増えて往復3万円台のこともあり、助かっています。南紀白浜空港から国際便が定期的に飛んでくれれば、さらに助かるのですが。 外国人からも評価される南紀の生活環境 先日、友人のフィリピン人弁護士一家が遊びに来てくれて、南紀を案内しました。彼らもマニラ近郊に趣味の農場を持っていますが、古座川を見て「理想の川だ」と感動していました。また、そのような環境が、街中から車で数十分のところに存在することに驚いていました。日本人だけではなく、世界の人々にとっても魅力的な環境がここにはあります。 古座川の風景 5.家族の理解 理解以上の「羨望」 私が南紀串本町・古座川町で二地域居住を実践していることについて、フィリピンにいる時間が長い次女や妻からは、「羨ましい」と言われます。妻は京都で学生生活を送ったので、私と同様、京都や南紀エリアなどで、春夏秋冬、その時々に、自然が豊かで暮らしやすい場所で生活をしたいという夢を共有していましたし、娘たちも子どもの頃から折に触れて古座川の自然に触れてきました。事業立ち上げの頃の忙しい時期も知っているだけに、今、私が南紀で過ごす時間が長くとれるライフスタイルを送っていることは、家族の中でも好意的にみられています。 6.今後の展望 串本町・古座川町で「国際関係人口」を増やす 古座MORIにはカナダ人スタッフもおりますし、フィリピン事務所とのオンラインミーティングが毎週あって、全員英語が話せます。先ほども申し上げましたが、当地の自然環境について、訪れて初めてその魅力に気づく外国人も多数います。英語に抵抗のない私たちの力で、世界中の一人でも多く方に南紀の魅力を知ってもらい、「国際関係人口」として継続的に当地に関わっていただきたい。そんな取組を続けていきたいです。すでに当地に暮らす外国の方も多数いらっしゃいますし、今後、ロケットの関係や大阪・関西万博で初めて当地にいらっしゃる方々もいるでしょう。南紀は元々、海外での出稼ぎも多い場所でした。外国の方々にも抵抗のない高齢者の方々も多いです。縁あって当地にお越しになる各国の方々とも関係を深めながら、ぜひ何か面白いことを一緒にやっていきたいと考えています。 来日したフィリピン事務所のスタッフ（サテライト古座にて）]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>坂本　直弥 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[マニラ]⇔[古座川町・串本町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>「この地域には、私にできることがある」との直感をたよりに串本へ<br />
フィリピンでの海外事業に目配せしつつ、串本ではガイドまで務める</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
公認会計士/海外経営コンサルタント<br />
地域コーディネーター/ガイド・旅行業<br />
林業経営アドバイザー/山林主</p>
<p>【拠点】<br />
① マニラ（生活拠点と事務所）<br />
② 南紀（生活拠点と事務所と山林）<br />
③ 京都（生活拠点）<br />
④ 東京（事務所）</p>
<p>【坂本さんの二地域居住ストーリー】<br />
串本町でシェアオフィス「サテライト古座」を運営している坂本さんは、フィリピン・マニラにも生活拠点を持つ”インターナショナルな”二地域居住実践者。京都や東京にも仕事・プライベートの拠点を持つ。そのグローバルな行動範囲ゆえに、将来ビジョンも大きく、南紀・古座川流域で訪日外国人・在留外国人との交流を深め、「国際関係人口」の創出を目指す。その傍ら、地域活動にも積極的で、地域図書館機能をシェアオフィスに併設し、地域の歴史の保存・発掘に尽力するとともに、地域コーディネーターとしても活躍している。</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.多拠点居住に至る経緯</h2>
<h4>京都と南紀での二地域居住を計画するも、仕事の繁忙で実現せず</h4>
<p>大学卒業後に、東京で公認会計士として働き始めました。その後、留学生であった妻の故郷であるフィリピンに移住し、2001年には独立。現地の日系企業に法律や会計に関するアドバイスを行う事業を始めました。そして、40歳の頃、事業も軌道に乗っていましたので、早期リタイアして、学生時代に暮らした京都でゆっくりと時間を過ごすのもいいかと思い、2008年に京都の町屋を購入しました。また、縁あって古座川沿いの山林を手に入れ、将来的には春と秋を京都で、夏と冬は南紀で滞在しようとの夢を描いて、古座川町に住宅も購入しました。ただその後、フィリピンで新しい事業を立ち上げたり、別の会計事務所を立ち上げたりと忙しくなったため、夢は実現できずにいました。</p>
<h4>コロナ禍に訪れた移住定住イベントが転機となり、串本へ</h4>
<p>そのような中、新型コロナウイルス感染症対策で移動が難しくなり、リモートでの仕事が多くなっていきました。ちょうどその頃、東京で和歌山県の移住定住イベントがありました。興味本位で参加してみたところ、串本町のワンストップパーソンの方が、熱心に対応してくれました。そして、移住施策について様々な支援の取組があることを教えてもらいました。世の中がリモート勤務を受入れてくれるようになったので、今なら南紀に居を移せると思い、（公財）わかやま産業振興財団のわかやま地域課題解決型起業支援補助金制度に申請。無事採択を受けて、串本町で新法人、株式会社古座MORIを立ち上げ、シェアオフィス「サテライト古座」を開設することになりました。</p>
<div id="attachment_25268" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25268 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/b5e10d9e957eb497e15dc7d40013386d.jpg" alt="" width="640" height="480" aria-describedby="caption-attachment-25268" /></p>
<p id="caption-attachment-25268" class="wp-caption-text">シェアオフィス「サテライト古座」</p>
</div>
<h2>2.拠点選びの決め手</h2>
<h4>様々な人達との出会いの中で感じた「この地域には、私にできることがある」という実感</h4>
<p>先ほど申し上げた補助金制度を活用するにあたり、既に住宅も購入していた古座川町も考えましたが、最終的には串本町に居を構えることにしました。串本町で手ごろな物件に巡り合えたことも決め手として大きかったのですが、当地で様々なご縁をいただいたことも最後の一押しとなりました。東京の移住定住イベントでお会いしたワンストップパーソンの方もそうですし、地域の歴史を調べる中でご指導いただいている諸先輩方もおられます。シェアオフィスを開設する際には、そのお一人を通じ、串本町の田嶋町長にもご挨拶をさせて頂きました。ちょうど串本町は、ロケット射場の建設や高速道路延伸で様々な変革の時期でもありました。「自分の経験や人脈を活かした貢献ができる」という実感をつかみ、この地に住所を移し、主たる生活拠点とすることに決めました。</p>
<div id="attachment_25270" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25270 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/8e91a4adb72504695131f6fdbf0a5072-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25270" /></p>
<p id="caption-attachment-25270" class="wp-caption-text">拠点選びの決め手について語る坂本さん</p>
</div>
<h2>3.物件探し</h2>
<h4>不動産事業者を活用するだけではなく、SNSを活用するという奇策も</h4>
<p>シェアオフィスとしての物件は、特急停車駅であるJR古座駅からの徒歩圏内で見つけることができました。物件探しにおいては不動産事業者を訪ねたり、物件検索サイトを活用したりするのはもちろんのこと、「わかやま住まいポータルサイト」も閲覧しました。他にも、Facebook上で「実家が長期空いているけれど、管理できない。誰か購入してくれないか」といった投稿を見て、手を挙げたこともあります（その物件には現在長女が住んでいます）。妻がフィリピンの不動産鑑定士ですので、できるだけ一緒に内見して屋根の状態や基礎等を確認し、改修費用が少なくて済む物件を選びました。</p>
<h2>4.南紀での暮らし・活動</h2>
<h4>地域コーディネーターとして、シェアオフィス運営だけではなく、ガイドも務める</h4>
<p>古座で購入した物件は、元建具屋さんの工場。本棟はシェアオフィスとして活用するとともに、別棟は自らの居宅としても利用してきました。シェアオフィス2階では自社グループの事業を行うほか、1階には地域の本を集めた図書室も備えており、地域の「触媒」になるべく、さまざまな人、企業の交流拠点として利用して頂いています。また、個人としては南紀串本観光協会に所属するガイドとしても活動しています。世界遺産、ジオパーク、ロケット、クジラ、清流、地域振興と、コンテンツは盛りだくさんです。</p>
<h4>生活時間の8割は南紀で</h4>
<p>拠点間の移動については、京都に滞在する時間はあまりなく、東京は事務所機能としてシェアオフィスを借りているだけですので、生活時間の8割は南紀、残りがフィリピンを初めとする海外になります。フィリピン・南紀間の移動は飛行機になりますが、最近はLCCの便が増えて往復3万円台のこともあり、助かっています。南紀白浜空港から国際便が定期的に飛んでくれれば、さらに助かるのですが。</p>
<h4>外国人からも評価される南紀の生活環境</h4>
<p>先日、友人のフィリピン人弁護士一家が遊びに来てくれて、南紀を案内しました。彼らもマニラ近郊に趣味の農場を持っていますが、古座川を見て「理想の川だ」と感動していました。また、そのような環境が、街中から車で数十分のところに存在することに驚いていました。日本人だけではなく、世界の人々にとっても魅力的な環境がここにはあります。</p>
<div id="attachment_25269" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25269 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/778060edcf609da745751df44ec65a89-1.jpg" alt="" width="640" height="480" aria-describedby="caption-attachment-25269" /></p>
<p id="caption-attachment-25269" class="wp-caption-text">古座川の風景</p>
</div>
<h2>5.家族の理解</h2>
<h4>理解以上の「羨望」</h4>
<p>私が南紀串本町・古座川町で二地域居住を実践していることについて、フィリピンにいる時間が長い次女や妻からは、「羨ましい」と言われます。妻は京都で学生生活を送ったので、私と同様、京都や南紀エリアなどで、春夏秋冬、その時々に、自然が豊かで暮らしやすい場所で生活をしたいという夢を共有していましたし、娘たちも子どもの頃から折に触れて古座川の自然に触れてきました。事業立ち上げの頃の忙しい時期も知っているだけに、今、私が南紀で過ごす時間が長くとれるライフスタイルを送っていることは、家族の中でも好意的にみられています。</p>
<h2>6.今後の展望</h2>
<h4>串本町・古座川町で「国際関係人口」を増やす</h4>
<p>古座MORIにはカナダ人スタッフもおりますし、フィリピン事務所とのオンラインミーティングが毎週あって、全員英語が話せます。先ほども申し上げましたが、当地の自然環境について、訪れて初めてその魅力に気づく外国人も多数います。英語に抵抗のない私たちの力で、世界中の一人でも多く方に南紀の魅力を知ってもらい、「国際関係人口」として継続的に当地に関わっていただきたい。そんな取組を続けていきたいです。すでに当地に暮らす外国の方も多数いらっしゃいますし、今後、ロケットの関係や大阪・関西万博で初めて当地にいらっしゃる方々もいるでしょう。南紀は元々、海外での出稼ぎも多い場所でした。外国の方々にも抵抗のない高齢者の方々も多いです。縁あって当地にお越しになる各国の方々とも関係を深めながら、ぜひ何か面白いことを一緒にやっていきたいと考えています。</p>
<div id="attachment_25272" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25272 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/9d937e6f5a4a092cdd904cf107dd3113.jpg" alt="" width="640" height="480" aria-describedby="caption-attachment-25272" /></p>
<p id="caption-attachment-25272" class="wp-caption-text">来日したフィリピン事務所のスタッフ（サテライト古座にて）</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75589/">インターナショナルな 二地域居住実践者【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>鎌倉と古座川の二地域に暮らす イラストレーター【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75581/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 30 Oct 2024 21:30:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
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					<description><![CDATA[  三嶋　さつき さん [神奈川県]⇔[古座川町] 鎌倉では文化的な刺激を、古座川町では創作活動に集中できる時間を享受 二地域居住の利点を活かし、イラスト・デザイン制作を続ける創作家 【職業】 イラストレーター 【拠点】 ① 神奈川県鎌倉市（一人暮らし） ② 古座川町（父、母との三人暮らし） 【三嶋さんの二地域居住ストーリー】 古座川町出身の三嶋さつきさんは、愛知県の芸術大学を卒業後、東京で会社員（デザイン職）として就職した後、イラストレーターとして独立。現在は、鎌倉市に創作拠点を残す一方で、実家のある古座川町で、母親の食堂「きらく」の内装や紙類・SNSまわりのデザイン仕事を手伝いながら、地元の雑貨店・衣料品店とのコラボレーション作品などを創作。地方の子どもたちにとって、「絵を描く仕事」が将来の選択肢の一つになるように、イラスト・デザインの力で地域を盛り上げる。   1.故郷・古座川町に拠点を設けたきっかけ・理由 イラストレーターとして独立 2021年に、当時勤めていた会社を退職し、イラストレーターとして独立したことで、場所を選ばずに仕事ができるようになりました。このことが、首都圏と地元 古座川町 での二地域居住を検討し始めるきっかけとなりました。 「デザイン・イラストで故郷に貢献したい!」 故郷の古座川町については、１０代から２０代前半までは、早く外に出ていきたいとばかり考えていましたが、大学進学を機に県外で暮らすようになると、故郷の良さに気づかされました。卒業制作では、 祖父が長年続けていた古座川町やその周辺地域に古くから伝わるニホンミツバチ養蜂をテーマに取り上げました。製作期間中は何度も古座川町に足を運び、その自然環境の豊かさを再認識するとともに、大学で学んだものづくりの思考で「古座川町に貢献したい」と思い始めるようになりました。そんな時2022年に、母が古座川町内で食堂を開業することになり、私は店舗の内装、使用する紙類、店舗ロゴなどのデザインを手伝いました。これが契機となり、地域の方とのつながりが生まれ、古座川町に以前よりも頻繁に戻ってくるようになりました。 母のお店で使用する古座川をイメージしたショップカード 2.鎌倉と古座川で二地域居住をする理由 各拠点の良さを作品づくりに活かす もう一方の拠点である神奈川県鎌倉市は、首都圏にありながら自然がとても豊かで、書店やギャラリー（画廊）などの文化的な場所も多くあります。美術、陶芸、音楽に関わる作家が多数集まり、同じクリエーターとして良い刺激をいただいています。首都圏の企業から仕事の依頼を受けることも多く、東京までのアクセスの良さも、鎌倉市に拠点を構えた理由の一つです。鎌倉と古座川。両地域のそれぞれの良さを作品づくりに活かせたらと思っています。 3.地域間の移動の頻度や交通手段 古座川には2か月に1回程度の訪問。滞在期間は1週間 普段は鎌倉市を拠点としています。古座川町へは仕事のスケジュールにもよりますが、おおよそ2か月に1回程度の頻度で移動します。滞在期間は通常1週間程度ですが、関西で作品展を開催する際には、約1か月間、古座川町にとどまり、作品制作に専念することもあります。移動するタイミングについては、仕事の状況、和歌山で会いたい友人たちとのスケジュールや犬の体調と相談しながら決めています。移動手段は、以前は南紀白浜空港発着の飛行機を利用していましたが、2021年からは犬を飼っているので、新幹線を利用したり、自家用車で移動するようになりました。 4.古座川町での仕事・暮らし イラストレーターとしての仕事は画材と機材さえあれば場所を選ばずできるので、古座川町では、イラスト制作やデザイン業務をしたり、作品展前であれば、展示する作品の制作を行ったりしています。最近では、紀南エリアで同世代が雑貨店や衣料品店などを始めることが多く、クリエイティブの面でお手伝いする機会も増えています。古座川町の地図を絵で描き、それをTシャツにしたところ、海外からの旅行客に大変好評で、古座川町観光協会で販売していただく予定になっています。また、和歌山の皆さんにも、私の絵を見ていただきたくて、母親の食堂を利用し、作品展も開きました。 古座川の地図をデザインに利用したTシャツ 5.古座川町での二地域居住のメリット 余計な情報が入らない古座川町で作品づくりに没頭 古座川町は、東京などに比べると情報量が圧倒的に少なく、作品づくりに集中することができます。加えて、外に出れば、すぐそこに豊かな自然があります。柔らかな風が心地よく吹き抜け、見上げれば、空は一段と美しく広がっています。疲れを感じた際に見る古座川の自然はいつも、全力で私を癒してくれます。 癒される古座川の風景(母の店の窓から) 6.古座川町での二地域居住のデメリット 人と楽しい時間を共有したり、交流したりできる場所が少ない 古座川町は、友人・仲間とともにお酒を酌み交わしたり、交流したりできる場所が少ないです。私の場合は、地元ということもあり、友人・知人はいましたが、移住や二地域居住で初めて来られた方にとっては、人との関係を作りづらい、深めづらい場所のように思います。私自身としても、この点について何か貢献できればと思っており、母の食堂で作品展を開催し、人が集うきっかけづくりに努めています。 7.これからの暮らし方・活動の展望 古座川の子どもたちに一つでも多くの選択肢を 古座川で生まれ育った子どもたちが、その後も、地元で暮らしていくために、選択できる職業は限定されます。ただ、私がいただいているイラストやデザインなどの絵の仕事は、画材とパソコンなどの機材環境さえあれば、場所に関わりなくできるようになっています。だからこそ、私は地元での創作活動、作品展開催を通じて、子どもたちに地方においても、絵を描く仕事で暮らしていけるということを伝えていきたいと考えています。故郷の子どもたちにとって、選べる選択肢が一つでも多くなれるよう、これからも頑張っていきます。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>三嶋　さつき さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[神奈川県]⇔[古座川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>鎌倉では文化的な刺激を、古座川町では創作活動に集中できる時間を享受<br />
二地域居住の利点を活かし、イラスト・デザイン制作を続ける創作家</h4>
<blockquote><p><strong>【職業】<br />
</strong>イラストレーター</p>
<p><strong>【拠点】<br />
</strong>① 神奈川県鎌倉市（一人暮らし）<br />
② 古座川町（父、母との三人暮らし）<strong><br />
</strong></p>
<p><strong>【三嶋さんの二地域居住ストーリー】</strong><br />
古座川町出身の三嶋さつきさんは、愛知県の芸術大学を卒業後、東京で会社員（デザイン職）として就職した後、イラストレーターとして独立。現在は、鎌倉市に創作拠点を残す一方で、実家のある古座川町で、母親の食堂「きらく」の内装や紙類・SNSまわりのデザイン仕事を手伝いながら、地元の雑貨店・衣料品店とのコラボレーション作品などを創作。地方の子どもたちにとって、「絵を描く仕事」が将来の選択肢の一つになるように、イラスト・デザインの力で地域を盛り上げる。</p>
<p>&nbsp;</p></blockquote>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.故郷・古座川町に拠点を設けたきっかけ・理由</h2>
<h4>イラストレーターとして独立</h4>
<p>2021年に、当時勤めていた会社を退職し、イラストレーターとして独立したことで、場所を選ばずに仕事ができるようになりました。このことが、首都圏と地元 古座川町 での二地域居住を検討し始めるきっかけとなりました。</p>
<h4>「デザイン・イラストで故郷に貢献したい!」</h4>
<p>故郷の古座川町については、１０代から２０代前半までは、早く外に出ていきたいとばかり考えていましたが、大学進学を機に県外で暮らすようになると、故郷の良さに気づかされました。卒業制作では、 祖父が長年続けていた古座川町やその周辺地域に古くから伝わるニホンミツバチ養蜂をテーマに取り上げました。製作期間中は何度も古座川町に足を運び、その自然環境の豊かさを再認識するとともに、大学で学んだものづくりの思考で「古座川町に貢献したい」と思い始めるようになりました。そんな時2022年に、母が古座川町内で食堂を開業することになり、私は店舗の内装、使用する紙類、店舗ロゴなどのデザインを手伝いました。これが契機となり、地域の方とのつながりが生まれ、古座川町に以前よりも頻繁に戻ってくるようになりました。</p>
<div id="attachment_25264" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25264" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/33fdc23f628c4d6501d709ef719fbe0f-683x1024.jpg" alt="" width="400" height="600" aria-describedby="caption-attachment-25264" /></p>
<p id="caption-attachment-25264" class="wp-caption-text">母のお店で使用する古座川をイメージしたショップカード</p>
</div>
<h2>2.鎌倉と古座川で二地域居住をする理由</h2>
<h4>各拠点の良さを作品づくりに活かす</h4>
<p>もう一方の拠点である神奈川県鎌倉市は、首都圏にありながら自然がとても豊かで、書店やギャラリー（画廊）などの文化的な場所も多くあります。美術、陶芸、音楽に関わる作家が多数集まり、同じクリエーターとして良い刺激をいただいています。首都圏の企業から仕事の依頼を受けることも多く、東京までのアクセスの良さも、鎌倉市に拠点を構えた理由の一つです。鎌倉と古座川。両地域のそれぞれの良さを作品づくりに活かせたらと思っています。</p>
<h2>3.地域間の移動の頻度や交通手段</h2>
<h4>古座川には2か月に1回程度の訪問。滞在期間は1週間</h4>
<p>普段は鎌倉市を拠点としています。古座川町へは仕事のスケジュールにもよりますが、おおよそ2か月に1回程度の頻度で移動します。滞在期間は通常1週間程度ですが、関西で作品展を開催する際には、約1か月間、古座川町にとどまり、作品制作に専念することもあります。移動するタイミングについては、仕事の状況、和歌山で会いたい友人たちとのスケジュールや犬の体調と相談しながら決めています。移動手段は、以前は南紀白浜空港発着の飛行機を利用していましたが、2021年からは犬を飼っているので、新幹線を利用したり、自家用車で移動するようになりました。</p>
<h2>4.古座川町での仕事・暮らし</h2>
<p>イラストレーターとしての仕事は画材と機材さえあれば場所を選ばずできるので、古座川町では、イラスト制作やデザイン業務をしたり、作品展前であれば、展示する作品の制作を行ったりしています。最近では、紀南エリアで同世代が雑貨店や衣料品店などを始めることが多く、クリエイティブの面でお手伝いする機会も増えています。古座川町の地図を絵で描き、それをTシャツにしたところ、海外からの旅行客に大変好評で、古座川町観光協会で販売していただく予定になっています。また、和歌山の皆さんにも、私の絵を見ていただきたくて、母親の食堂を利用し、作品展も開きました。</p>
<div id="attachment_25263" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25263" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/7e45880d50df575453728f3b2ceed3f4-683x1024.jpg" alt="" width="400" height="600" aria-describedby="caption-attachment-25263" /></p>
<p id="caption-attachment-25263" class="wp-caption-text">古座川の地図をデザインに利用したTシャツ</p>
</div>
<h2>5.古座川町での二地域居住のメリット</h2>
<h4>余計な情報が入らない古座川町で作品づくりに没頭</h4>
<p>古座川町は、東京などに比べると情報量が圧倒的に少なく、作品づくりに集中することができます。加えて、外に出れば、すぐそこに豊かな自然があります。柔らかな風が心地よく吹き抜け、見上げれば、空は一段と美しく広がっています。疲れを感じた際に見る古座川の自然はいつも、全力で私を癒してくれます。</p>
<div id="attachment_25265" class="wp-caption aligncenter">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25265" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/778060edcf609da745751df44ec65a89-683x1024.jpg" alt="" width="400" height="600" aria-describedby="caption-attachment-25265" /></p>
<p id="caption-attachment-25265" class="wp-caption-text">癒される古座川の風景(母の店の窓から)</p>
</div>
<h2>6.古座川町での二地域居住のデメリット</h2>
<h4>人と楽しい時間を共有したり、交流したりできる場所が少ない</h4>
<p>古座川町は、友人・仲間とともにお酒を酌み交わしたり、交流したりできる場所が少ないです。私の場合は、地元ということもあり、友人・知人はいましたが、移住や二地域居住で初めて来られた方にとっては、人との関係を作りづらい、深めづらい場所のように思います。私自身としても、この点について何か貢献できればと思っており、母の食堂で作品展を開催し、人が集うきっかけづくりに努めています。</p>
<h2>7.これからの暮らし方・活動の展望</h2>
<h4>古座川の子どもたちに一つでも多くの選択肢を</h4>
<p>古座川で生まれ育った子どもたちが、その後も、地元で暮らしていくために、選択できる職業は限定されます。ただ、私がいただいているイラストやデザインなどの絵の仕事は、画材とパソコンなどの機材環境さえあれば、場所に関わりなくできるようになっています。だからこそ、私は地元での創作活動、作品展開催を通じて、子どもたちに地方においても、絵を描く仕事で暮らしていけるということを伝えていきたいと考えています。故郷の子どもたちにとって、選べる選択肢が一つでも多くなれるよう、これからも頑張っていきます。</p>
</div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75581/">鎌倉と古座川の二地域に暮らす イラストレーター【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>すさみ町の未来をつくるために 二地域で暮らす【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75573/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 23 Oct 2024 21:30:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[二地域居住]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
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					<description><![CDATA[  岩崎　友彦 さん [神奈川県]⇔[すさみ町] すさみ町への恩返しとして、地域に拠点を構え、その「未来」づくりに奔走 「人間らしい暮らし」を通じて、東京では得られない学びを実感 【職業】 編集者・クリエイティブディレクター×集落支援員 【拠点】 ① 神奈川県川崎市（妻と二人暮らし） ② すさみ町（一人暮らし） 【岩崎さんの二地域居住ストーリー】 産学プロジェクトである武蔵野美術大学の授業プログラムがきっかけで、すさみ町に関係するようになった岩崎友彦さんは、現在は一般社団法人すさみキャンパスで役場の仲間と共に代表理事として働いており、約3週間の間隔で、神奈川県川崎市とすさみ町を行き来する生活を送る。すさみ町では、地域の未来づくりのため、地元の水産業支援、空き家活用、体験開発、関係人口の創出等、様々な活動に取り組んでいる。   1.二地域居住のきっかけ “聞いたことのない町”への訪問が大きな転機に 2022年秋に、母校である武蔵野美術大学がすさみ町をテーマとした産官学プロジェクトを立ち上げた際、恩師からサポートして欲しいと連絡があり、プロジェクトに参加したことが全ての始まりでした。編集者として働いていたこともあり、取材で全国各地を訪ねていましたが、「すさみ町」の名前を聞いたことはありませんでした。 この時は、大学生・大学院生とともに、2週間ほどすさみ町に滞在しましたが、都会にない素晴らしい魅力を感じました。すさみ町は、海、山、川のどれもが力強く、この3つが自転車で30分圏内のエリアに箱庭のように凝縮されています。海を望む海岸線の道路は交通量も少なく、町中にはコンビニやロードサイドの大型チェーン店もないため、町としての独自性が保たれています。広告看板で埋め尽くされた東京とは異なり、雑音（ノイズ）の少ない環境は、自身の内省や人との対話を促してくれます。さらに、何もない地域だからこそ、人の創造性は豊かで、来訪者には開放的であり、敬語がない土地で互いの関係性が対等（フラット）なので、都市にない価値を感じました。滞在中は、地域の方々にさまざまな場所を案内してもらい、地元のことを教えていただきました。 すべてのきっかけは、この産官学プロジェクトから 2.二地域居住の目的 地域の方への恩返し よくしていただいた地域の方に、今まで培ってきた経験やスキルを活かして何か恩返しがしたい。これが、すさみ町と川崎市での二地域居住を始めた目的です。すさみ町の方々にはあらゆることに大変お世話になり、訪問の度に深まる関係性が、「何か役に立てたら」という私の想いをさらに強くしてくれます。 3.すさみ町での暮らし・仕事 観光協会の会長宅へ居候 すさみ町との二拠点生活が本格化するにつれ、東京の仕事はリモートワークで対応できるのですが、自室にとどまり、仕事や趣味に取り組むだけでは、地域に入り込むことはできないと感じていました。地域のために役立つためには、もっと地域のことを良く知る必要がありました。そして、すさみ町観光協会の会長に相談する中で、ご自宅にご厄介になることになり、そこから地域への世界が一気に広がりました。 地域未来課の集落支援員、まちづくり公社の代表理事として地域のために働く こちらではすさみ町地域未来課で集落支援員として働きつつ、社団法人の代表理事として仕事をしています。すさみ町が2023年夏にまちづくり公社として一般社団法人すさみキャンパスを設立したのですが、この法人は、地域課題の解決、地域づくりを機動力高く担う機関として作られました。この法人で、役場からの出向職員3名とともに代表理事として活動しています。主な活動内容は、地元の産業支援、空き施設の活用、体験商品の開発、人材育成、関係人口の創出です。 水産業支援では、2023年から今まで漁師さんが獲れても捨てていた「未利用魚」のシイラやオキザワラを東京のレストランに流通させるといった取り組みを行っています。さらに武蔵野美術大学の大学院生とともに一般社団法人すさみの美術大学を立ち上げ、アートやデザインを軸にしたさまざまな施策でもすさみと東京の関わりしろを作っています。そんな活動を通じて、恩あるすさみ町の方々に素敵な「未来」を残せるよう、頑張っていきたいと思っています。 刺し網漁を数十年ぶりに復活させた見老津の漁師さんと 閉まっていた商店のシャッターを開けるアートプロジェクトにて 4.拠点間の移動 高速バスでの移動は片道8,500円 基本は3週間間隔で拠点を移動しています。移動手段はいろいろですが、JR和歌山駅まで電車で移動し、そこから首都圏まで高速夜行バスを使うことが多いです。時間はかかりますが今は移動中にも仕事ができますし、電車賃を含めて最安値だと片道8,500円で移動できます。ただ、2023年の夏以降は、すさみ町でのイベントや仕事が多く、こちらでの滞在が長くなっています。 5.家族の理解 ゆっくりと時間をかけて こちらでは単身生活を送っています。川崎で暮らす妻には、2023年の夏にすさみ町に来てもらい、町内を案内しました。このことを契機に、二地域居住についての理解も深まり、今では、こちらに住まいを設けるのであれば、海側よりも山側の方が良いといった希望も言ってくれていますが、妻も川崎で仕事をしており、移住など次のステップへ向かうためには、ゆっくり時間をかける必要があるように思います。 6.二地域居住を通じて得られたもの 東京圏に住む理由はもうない すさみ町での暮らしを通じて気づいたことは、自分には「東京圏に敢えて住む理由はない」ということです。モノも情報も十数年ほど前であれば、東京圏と地方で大きな格差がありましたが、今やモノはAmazonで注文すれば届きますし、情報はネットで集められます。 私にとって東京圏の良さは、“美術館が多い”くらいしか残っていません。それよりも、すさみ町で人間の本質や社会のあるべき姿について考えたり、紀南の大自然にシンクロしたり、愛すべき地元の人々と愉快な都会の人々を繋ぎながら地域デザインに取り組んだりする方が幸福度が高いと思っています。 人口減少の町に学ぶ「本当の幸せ」、「人間らしい暮らし」 二地域居住を実践していると、生活費・交通費が余計にかかるというデメリットが伴います。ただ、その犠牲を払ってでも学びたいと思えるものが、すさみ町の暮らしにはあります。この町は、モノが少ないので、皆さんいろいろ工夫されている。レヴィ・ストロースの言うブリコラージュです。公園にベンチがなければ、身近にある素材を組み合わせて自分たちで作ってしまう。私からすると、その行為はとても創造的です。東京では、お金であらゆるものが購入できるので、工夫や創造性がなくても生きていけるんです。 さらに、すさみの方々は人が少ないからこそ、助け合って、みんなで幸せに生きていこうとされています。そのような元々日本人に息づいていた「互助の精神」は、マンションの隣に誰が住んでるのかもわからない東京圏では感じづらくなっている。さらに、例えば海老網を手伝いに行って磯魚をわけてもらったりといった貨幣だけに依拠しない里山資本主義が成り立っています。本当の意味での幸せ、人間らしい暮らしについて私はここで、多くの学びを得ています。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>岩崎　友彦 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[神奈川県]⇔[すさみ町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>すさみ町への恩返しとして、地域に拠点を構え、その「未来」づくりに奔走<br />
「人間らしい暮らし」を通じて、東京では得られない学びを実感</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
編集者・クリエイティブディレクター×集落支援員</p>
<p>【拠点】<br />
① 神奈川県川崎市（妻と二人暮らし）<br />
② すさみ町（一人暮らし）</p>
<p>【岩崎さんの二地域居住ストーリー】<br />
産学プロジェクトである武蔵野美術大学の授業プログラムがきっかけで、すさみ町に関係するようになった岩崎友彦さんは、現在は一般社団法人すさみキャンパスで役場の仲間と共に代表理事として働いており、約3週間の間隔で、神奈川県川崎市とすさみ町を行き来する生活を送る。すさみ町では、地域の未来づくりのため、地元の水産業支援、空き家活用、体験開発、関係人口の創出等、様々な活動に取り組んでいる。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.二地域居住のきっかけ</h2>
<h4>“聞いたことのない町”への訪問が大きな転機に</h4>
<p>2022年秋に、母校である武蔵野美術大学がすさみ町をテーマとした産官学プロジェクトを立ち上げた際、恩師からサポートして欲しいと連絡があり、プロジェクトに参加したことが全ての始まりでした。編集者として働いていたこともあり、取材で全国各地を訪ねていましたが、「すさみ町」の名前を聞いたことはありませんでした。</p>
<p>この時は、大学生・大学院生とともに、2週間ほどすさみ町に滞在しましたが、都会にない素晴らしい魅力を感じました。すさみ町は、海、山、川のどれもが力強く、この3つが自転車で30分圏内のエリアに箱庭のように凝縮されています。海を望む海岸線の道路は交通量も少なく、町中にはコンビニやロードサイドの大型チェーン店もないため、町としての独自性が保たれています。広告看板で埋め尽くされた東京とは異なり、雑音（ノイズ）の少ない環境は、自身の内省や人との対話を促してくれます。さらに、何もない地域だからこそ、人の創造性は豊かで、来訪者には開放的であり、敬語がない土地で互いの関係性が対等（フラット）なので、都市にない価値を感じました。滞在中は、地域の方々にさまざまな場所を案内してもらい、地元のことを教えていただきました。</p>
<div id="attachment_25287" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25287" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/0c1e8067c2d2a5f265d66f43c6b03236-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1920" aria-describedby="caption-attachment-25287" /></p>
<p id="caption-attachment-25287" class="wp-caption-text">すべてのきっかけは、この産官学プロジェクトから</p>
</div>
<h2>2.二地域居住の目的</h2>
<h4>地域の方への恩返し</h4>
<p>よくしていただいた地域の方に、今まで培ってきた経験やスキルを活かして何か恩返しがしたい。これが、すさみ町と川崎市での二地域居住を始めた目的です。すさみ町の方々にはあらゆることに大変お世話になり、訪問の度に深まる関係性が、「何か役に立てたら」という私の想いをさらに強くしてくれます。</p>
<h2>3.すさみ町での暮らし・仕事</h2>
<h4>観光協会の会長宅へ居候</h4>
<p>すさみ町との二拠点生活が本格化するにつれ、東京の仕事はリモートワークで対応できるのですが、自室にとどまり、仕事や趣味に取り組むだけでは、地域に入り込むことはできないと感じていました。地域のために役立つためには、もっと地域のことを良く知る必要がありました。そして、すさみ町観光協会の会長に相談する中で、ご自宅にご厄介になることになり、そこから地域への世界が一気に広がりました。</p>
<h4>地域未来課の集落支援員、まちづくり公社の代表理事として地域のために働く</h4>
<p>こちらではすさみ町地域未来課で集落支援員として働きつつ、社団法人の代表理事として仕事をしています。すさみ町が2023年夏にまちづくり公社として一般社団法人すさみキャンパスを設立したのですが、この法人は、地域課題の解決、地域づくりを機動力高く担う機関として作られました。この法人で、役場からの出向職員3名とともに代表理事として活動しています。主な活動内容は、地元の産業支援、空き施設の活用、体験商品の開発、人材育成、関係人口の創出です。</p>
<p>水産業支援では、2023年から今まで漁師さんが獲れても捨てていた「未利用魚」のシイラやオキザワラを東京のレストランに流通させるといった取り組みを行っています。さらに武蔵野美術大学の大学院生とともに一般社団法人すさみの美術大学を立ち上げ、アートやデザインを軸にしたさまざまな施策でもすさみと東京の関わりしろを作っています。そんな活動を通じて、恩あるすさみ町の方々に素敵な「未来」を残せるよう、頑張っていきたいと思っています。</p>
<div id="attachment_25286" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25286" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/e70561edbb289b76cf983b9220c52d3d-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1920" aria-describedby="caption-attachment-25286" /></p>
<p id="caption-attachment-25286" class="wp-caption-text">刺し網漁を数十年ぶりに復活させた見老津の漁師さんと</p>
</div>
<div id="attachment_25285" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="size-full wp-image-25285" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/ee9fcebc801f19e70031879c77cec083-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1920" aria-describedby="caption-attachment-25285" /></p>
<p id="caption-attachment-25285" class="wp-caption-text">閉まっていた商店のシャッターを開けるアートプロジェクトにて</p>
</div>
<h2>4.拠点間の移動</h2>
<h4>高速バスでの移動は片道8,500円</h4>
<p>基本は3週間間隔で拠点を移動しています。移動手段はいろいろですが、JR和歌山駅まで電車で移動し、そこから首都圏まで高速夜行バスを使うことが多いです。時間はかかりますが今は移動中にも仕事ができますし、電車賃を含めて最安値だと片道8,500円で移動できます。ただ、2023年の夏以降は、すさみ町でのイベントや仕事が多く、こちらでの滞在が長くなっています。</p>
<h2>5.家族の理解</h2>
<h4>ゆっくりと時間をかけて</h4>
<p>こちらでは単身生活を送っています。川崎で暮らす妻には、2023年の夏にすさみ町に来てもらい、町内を案内しました。このことを契機に、二地域居住についての理解も深まり、今では、こちらに住まいを設けるのであれば、海側よりも山側の方が良いといった希望も言ってくれていますが、妻も川崎で仕事をしており、移住など次のステップへ向かうためには、ゆっくり時間をかける必要があるように思います。</p>
<h2>6.二地域居住を通じて得られたもの</h2>
<h4>東京圏に住む理由はもうない</h4>
<p>すさみ町での暮らしを通じて気づいたことは、自分には「東京圏に敢えて住む理由はない」ということです。モノも情報も十数年ほど前であれば、東京圏と地方で大きな格差がありましたが、今やモノはAmazonで注文すれば届きますし、情報はネットで集められます。</p>
<p>私にとって東京圏の良さは、“美術館が多い”くらいしか残っていません。それよりも、すさみ町で人間の本質や社会のあるべき姿について考えたり、紀南の大自然にシンクロしたり、愛すべき地元の人々と愉快な都会の人々を繋ぎながら地域デザインに取り組んだりする方が幸福度が高いと思っています。</p>
<h4>人口減少の町に学ぶ「本当の幸せ」、「人間らしい暮らし」</h4>
<p>二地域居住を実践していると、生活費・交通費が余計にかかるというデメリットが伴います。ただ、その犠牲を払ってでも学びたいと思えるものが、すさみ町の暮らしにはあります。この町は、モノが少ないので、皆さんいろいろ工夫されている。レヴィ・ストロースの言うブリコラージュです。公園にベンチがなければ、身近にある素材を組み合わせて自分たちで作ってしまう。私からすると、その行為はとても創造的です。東京では、お金であらゆるものが購入できるので、工夫や創造性がなくても生きていけるんです。</p>
<p>さらに、すさみの方々は人が少ないからこそ、助け合って、みんなで幸せに生きていこうとされています。そのような元々日本人に息づいていた「互助の精神」は、マンションの隣に誰が住んでるのかもわからない東京圏では感じづらくなっている。さらに、例えば海老網を手伝いに行って磯魚をわけてもらったりといった貨幣だけに依拠しない里山資本主義が成り立っています。本当の意味での幸せ、人間らしい暮らしについて私はここで、多くの学びを得ています。</p>
</div>
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<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
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</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75573/">すさみ町の未来をつくるために 二地域で暮らす【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>自分好みの清流を求めて、 拠点間移動は車で往復360km【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/75559/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 14 Oct 2024 21:30:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
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					<description><![CDATA[  津田　勝 さん [大阪府]⇔[古座川町] 古座川でのカヌー体験に魅了され、大阪と古座川町での二地域居住を開始 カヌーを楽しむだけでなく、当地の仲間とともに、地域おこしにも取り組む 【職業】 会社員（建設会社） 【拠点】 ① 大阪府泉佐野市（一人暮らし） ② 古座川町（一人暮らし） 【津田さんの二地域居住ストーリー】 こどもの頃からアウトドア、特に川遊びが大好きだった津田さんは、2009年に知人の紹介で古座川町を訪問。当地でのカヌー体験が忘れられず、それ以降は毎週のように古座川町を訪問するようになり、2016年には中古物件を購入。カヌー仲間との川遊びにとどまらず、美しい古座川を守り、地域を盛り上げるため、当地で出来た仲間とともに、まちおこしイベントにも参加している。   1.二地域居住のきっかけ 初めて訪れた古座川町に「沼る」 きっかけは単純に古座川町を好きになってしまったことです。もともとキャンプ等のアウトドアが好きで、川遊びをメインに全国各地を訪れていました。知人から古座川町のことを教えてもらい、初めて訪れたのが2009年でした。その時にカヌーをインストラクターの指導を受けながら体験しました。この時、私は古座川町に完全に「はまり」ました。カヌーを含め川遊びの環境が自分の感覚に合っており、他のどの地域よりもすごく良い所だと感じました。それ以来、年の滞在日数で合計40～50日くらいは古座川町を訪ねました。そして、ついにはこちらに滞在できる拠点が欲しくなり、カヌー仲間を招くことができるような物件を探し、この家を購入するに至りました。 二地域居住のきっかけについて語る津田さん 人工物なしのカヌー風景 2.拠点として古座川町が最適だった理由 自分好みの清流と大阪からのアクセス、周辺の利便性 第2の拠点として重要だった条件は、川遊びがしやすい清流があること、そして、大阪府泉佐野市からの交通アクセスが良いことです。その他は、スーパー等への買物にあまり時間をかけずに行くことのできる利便性です。よく遊びに行った他の地域では、これらの条件を満たしているところは他にはなく、古座川町が最適でした。特に、清流といわれる場所は全国各地や和歌山県内にもありますが、川幅が大きすぎたり、急流であったりします。ところが、古座川の支流については、その透明度や雰囲気が自分の感覚にピッタリと合っていました。泉佐野市からの交通アクセスに関しては、古座川町まで約180キロの距離があります。ただし、高速道路がすさみ町まで延伸してくれたこともあり、今では約2時間30分で、こちらまで来ることができます。時間としては許容範囲内です。 3.住まい探しの方法 インターネット上で物件を探す 和歌山県の空き家物件検索サイト「わかやま住まいポータルサイト」に、古座川町の物件登録はありませんでした。古座川町では、空き家は多いのですが、親族が帰郷した際に利用している物件等が多く、購入できるものは見つかりませんでした。そのような時に、不動産業者の検索サイトで物件を探したところ、町内の物件を発見し、即時購入を決めました。 4.近所づきあい 将来の移住を見越し、ご近所とは良好な関係を築く 将来的には、古座川町に完全に移住したいと思っており、ご近所の方には名前を覚えてもらい、私がどういう人間であるか、知っていただく必要があります。そこで、物件購入当初、ご近所には挨拶回りに行きました。当時の区長にも、完全移住する予定だということは、話していました。このような取組の甲斐もあり、ご近所の方とは仲良くお付き合いをさせていただいております。もちろん、地域の暗黙のルールもありますし、可能な限りご迷惑をかけないように注意していますが、近所づきあいの仕方は、実際に住んでみないと分からないことが多いと感じます。 5.古座川町における活動 「大地を見上げる映画祭」をきっかけに、古座川町で交流の輪が広がる 古座川町で暮らし始めた頃は、カヌーだけが目的でしたので、地域の人との繋がりはありませんでした。ただ、友人達と任意団体を作り、障害をお持ちの方との川遊びイベントを実施した際、古座川町の魅力を世界に広めていきたいと奮闘する方に会いました。そして、その方から、町内外の有志が集い「大地を見上げる映画祭」（古座川町にある国指定天然記念物「一枚岩」をスクリーンに映画を上映するイベント）を開催する予定だと教えていただきました。このイベントに私も参加させていただき、これをきっかけに地域の人達との繋がりが広がりました。ここには、地元に限らず、紀南地域、新宮地域、大阪からも運営メンバーとして参加者がいたので、それらの地域にも友人ができました。次回もこのようなイベントがあれば、積極的に参加し、古座川町を仲間とともに盛り上げていきたいと思っています。 「大地を見上げる映画祭」の仲間たち 6.二地域居住のメリットと今後の展望 二地域居住で生き生き暮らし、古座川町を盛り上げる 先ほどは、いずれは「古座川町に完全に移住するつもり」と述べましたが、当分の間は、二地域居住を続けるつもりです。泉佐野市は、私が生まれ育った街で、そこには長年の友人も住んでいます。そのつながりを完全に断つことは難しいと感じています。また、二地域居住であればこそ、週末ごとに暮らす場所が変化し、見ている景色が変わり、気持ちにも変化が起こり、とてもリフレッシュできます。古座川町に拠点があるからこそ、大阪の友達を招くこともできます。二地域居住で、生き生きとした暮らしを送りながら、古座川町を盛り上げる活動を続けていきたいと思います。次回の「大地を見上げる映画祭」の話があれば、必ず参加しますよ。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>津田　勝 さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]⇔[古座川町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<h4>古座川でのカヌー体験に魅了され、大阪と古座川町での二地域居住を開始<br />
カヌーを楽しむだけでなく、当地の仲間とともに、地域おこしにも取り組む</h4>
<blockquote><p>【職業】<br />
会社員（建設会社）</p>
<p>【拠点】<br />
① 大阪府泉佐野市（一人暮らし）<br />
② 古座川町（一人暮らし）</p>
<p>【津田さんの二地域居住ストーリー】<br />
こどもの頃からアウトドア、特に川遊びが大好きだった津田さんは、2009年に知人の紹介で古座川町を訪問。当地でのカヌー体験が忘れられず、それ以降は毎週のように古座川町を訪問するようになり、2016年には中古物件を購入。カヌー仲間との川遊びにとどまらず、美しい古座川を守り、地域を盛り上げるため、当地で出来た仲間とともに、まちおこしイベントにも参加している。</p></blockquote>
<p>&nbsp;</p>
<div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<div class="interview-body">
<h2>1.二地域居住のきっかけ</h2>
<h4>初めて訪れた古座川町に「沼る」</h4>
<p>きっかけは単純に古座川町を好きになってしまったことです。もともとキャンプ等のアウトドアが好きで、川遊びをメインに全国各地を訪れていました。知人から古座川町のことを教えてもらい、初めて訪れたのが2009年でした。その時にカヌーをインストラクターの指導を受けながら体験しました。この時、私は古座川町に完全に「はまり」ました。カヌーを含め川遊びの環境が自分の感覚に合っており、他のどの地域よりもすごく良い所だと感じました。それ以来、年の滞在日数で合計40～50日くらいは古座川町を訪ねました。そして、ついにはこちらに滞在できる拠点が欲しくなり、カヌー仲間を招くことができるような物件を探し、この家を購入するに至りました。</p>
<div id="attachment_25240" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25240 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/f3a73dac29fbfe4dc2b868cea902d9c3-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-25240" /></p>
<p id="caption-attachment-25240" class="wp-caption-text">二地域居住のきっかけについて語る津田さん</p>
</div>
<div id="attachment_25239" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25239 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/8b4dd062ad0e3ebdd93c4f15adaf32d8.jpg" alt="" width="2048" height="1536" aria-describedby="caption-attachment-25239" /></p>
<p id="caption-attachment-25239" class="wp-caption-text">人工物なしのカヌー風景</p>
</div>
<h2>2.拠点として古座川町が最適だった理由</h2>
<h4>自分好みの清流と大阪からのアクセス、周辺の利便性</h4>
<p>第2の拠点として重要だった条件は、川遊びがしやすい清流があること、そして、大阪府泉佐野市からの交通アクセスが良いことです。その他は、スーパー等への買物にあまり時間をかけずに行くことのできる利便性です。よく遊びに行った他の地域では、これらの条件を満たしているところは他にはなく、古座川町が最適でした。特に、清流といわれる場所は全国各地や和歌山県内にもありますが、川幅が大きすぎたり、急流であったりします。ところが、古座川の支流については、その透明度や雰囲気が自分の感覚にピッタリと合っていました。泉佐野市からの交通アクセスに関しては、古座川町まで約180キロの距離があります。ただし、高速道路がすさみ町まで延伸してくれたこともあり、今では約2時間30分で、こちらまで来ることができます。時間としては許容範囲内です。</p>
<h2>3.住まい探しの方法</h2>
<h4>インターネット上で物件を探す</h4>
<p>和歌山県の空き家物件検索サイト「わかやま住まいポータルサイト」に、古座川町の物件登録はありませんでした。古座川町では、空き家は多いのですが、親族が帰郷した際に利用している物件等が多く、購入できるものは見つかりませんでした。そのような時に、不動産業者の検索サイトで物件を探したところ、町内の物件を発見し、即時購入を決めました。</p>
<h2>4.近所づきあい</h2>
<h4>将来の移住を見越し、ご近所とは良好な関係を築く</h4>
<p>将来的には、古座川町に完全に移住したいと思っており、ご近所の方には名前を覚えてもらい、私がどういう人間であるか、知っていただく必要があります。そこで、物件購入当初、ご近所には挨拶回りに行きました。当時の区長にも、完全移住する予定だということは、話していました。このような取組の甲斐もあり、ご近所の方とは仲良くお付き合いをさせていただいております。もちろん、地域の暗黙のルールもありますし、可能な限りご迷惑をかけないように注意していますが、近所づきあいの仕方は、実際に住んでみないと分からないことが多いと感じます。</p>
<h2>5.古座川町における活動</h2>
<h4>「大地を見上げる映画祭」をきっかけに、古座川町で交流の輪が広がる</h4>
<p>古座川町で暮らし始めた頃は、カヌーだけが目的でしたので、地域の人との繋がりはありませんでした。ただ、友人達と任意団体を作り、障害をお持ちの方との川遊びイベントを実施した際、古座川町の魅力を世界に広めていきたいと奮闘する方に会いました。そして、その方から、町内外の有志が集い「大地を見上げる映画祭」（古座川町にある国指定天然記念物「一枚岩」をスクリーンに映画を上映するイベント）を開催する予定だと教えていただきました。このイベントに私も参加させていただき、これをきっかけに地域の人達との繋がりが広がりました。ここには、地元に限らず、紀南地域、新宮地域、大阪からも運営メンバーとして参加者がいたので、それらの地域にも友人ができました。次回もこのようなイベントがあれば、積極的に参加し、古座川町を仲間とともに盛り上げていきたいと思っています。</p>
<div id="attachment_25241" class="wp-caption alignleft">
<p><img decoding="async" class="wp-image-25241 size-full" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/09/5bcd16b309386ee20a77047b02002e45.jpg" alt="" width="1567" height="1045" aria-describedby="caption-attachment-25241" /></p>
<p id="caption-attachment-25241" class="wp-caption-text">「大地を見上げる映画祭」の仲間たち</p>
</div>
<h2>6.二地域居住のメリットと今後の展望</h2>
<h4>二地域居住で生き生き暮らし、古座川町を盛り上げる</h4>
<p>先ほどは、いずれは「古座川町に完全に移住するつもり」と述べましたが、当分の間は、二地域居住を続けるつもりです。泉佐野市は、私が生まれ育った街で、そこには長年の友人も住んでいます。そのつながりを完全に断つことは難しいと感じています。また、二地域居住であればこそ、週末ごとに暮らす場所が変化し、見ている景色が変わり、気持ちにも変化が起こり、とてもリフレッシュできます。古座川町に拠点があるからこそ、大阪の友達を招くこともできます。二地域居住で、生き生きとした暮らしを送りながら、古座川町を盛り上げる活動を続けていきたいと思います。次回の「大地を見上げる映画祭」の話があれば、必ず参加しますよ。</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body">
<div class="interview-body"></div>
</div>
</div>
</div>
</div><p>The post <a href="https://nativ.media/75559/">自分好みの清流を求めて、 拠点間移動は車で往復360km【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>「自分にちょうどいい場所」を探したら串本町になりました【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/70393/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jun 2024 03:25:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[コミュニティ]]></category>
		<category><![CDATA[考えるヒント]]></category>
		<category><![CDATA[空き家活用]]></category>
		<category><![CDATA[起業]]></category>
		<category><![CDATA[紀南]]></category>
		<category><![CDATA[Iターン]]></category>
		<category><![CDATA[補助金活用]]></category>
		<category><![CDATA[宿泊業]]></category>
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					<description><![CDATA[  橋本　果奈（はしもと　かな）さん [大阪府]→[高知県]→[串本町] ―串本町に移住し、２０２２年から「シェアハウス＆ゲストハウス　はこにわ」を運営する橋本さんに「移住」と「起業」、和歌山での暮らしを実現するまでのお話を伺いました― 串本町を選んだ理由 橋本さんは元々、高知県にて、地域おこし協力隊として活動。任期終了後、高知県でゲストハウスの運営を行っていました。その後、住みたい理想の地域を探すことに。 自然が好きなので山、海、川全ての自然が豊かな地域を探していたそうです。 「まずは、『全国サンゴ礁マップ』を見て決めようと思いました。そのマップでは串本町にサンゴ礁が多かった。沖縄県の離島も候補にはありましたが、移住前から飼育しているヤギを診てもらえる病院が離島にはなかったので、関西か四国で移住先を検討しました」とのこと。 移住経験者である橋本さんは串本町に滞在し、地域の人々との出会いや住まい探しをする中で、移住を決めたそうです。 「よそ者（地域外から転入する人）に対して抵抗がない、逆に言えば、移住者だからと特別扱いもされない」「自分の生活も大事にしたい、でも田舎の良さも感じることができるちょうどよいところ」というのが住んでみた感想とのことです。 高知から一緒に移住したヤギの「くろべぇ」。 起業について 「最初はゲストハウスを始める予定はなかったんですが、良いお家に巡り会えたので、ここでゲストハウスをしたらおもしろそう」と思った橋本さん。「高知県ではできなかったことを、ここでチャレンジしたい」との思いで起業に向けて取り組んだそうです。 串本町役場の移住担当職員の方から「県内で事業をはじめるなら・・・」と、「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」を紹介され、申請に着手。「申請するのに、事業計画書の作成やプレゼン資料の作成が大変だった」とのことで、自宅をゲストハウスと兼ねるため「家庭用」と「事業用」の線引きが難しく、大工さんに何度も見積書を作成してもらうことに。役場の移住担当職員の方にも色々調べてもらいながら、申請を行い、補助金の採択を受けることができたといいます。 補助金申請の事業計画を考える中で、事業の「軸」をどの様にしようかと考えていた時に、「始めるゲストハウスは、庭での作物づくりを連想してもらい『箱庭』をつくるように、ここに来た人たちが自分たちの暮らしを作っていけるような場所にしたい」という想いに至り、ゲストハウスの名前を「はこにわ」に決めたそうです。 リノベーションした家は随所にこだわりが。 「はこにわ」をみんなで作った 「はこにわ」を作る中で、ＤＩＹを多用した橋本さん。「やることがすごく多かったので、手伝ってくれるインターンをＳＮＳなどで募集し、社会人や学生さんがきてくれた」とのこと。その時に、ＳＮＳを活用した情報発信の重要性を実感したそうです。 インターンにはベッドづくりや壁紙貼り、ヤギ小屋づくりなどを手伝ってもらっていました。中でも畑の開墾が一番助かったとのこと。インターンで来た農学部の大学生からは、土づくりから、ヤギとカモの糞尿を原料にした堆肥（たいひ）づくりのアドバイスをもらうなど、学ぶことも多くありました。インターンの方とは、今でも良い関係を保っているとのことです。 みんなで力を合わせて完成した「はこにわ」。 庭には作ってもらった「くろべえ」の小屋があります。 これからは移住者支援のために 「シェアハウスは自治体が実施している“お試し移住住宅”を意識しています。」 串本町のお試し移住住宅は、特に夏場には満室となり、移住を検討している人でも断る場合や宿泊日数に制限があるとのこと。「はこにわ」はリーズナブルな価格設定にしているため、「町のお試し移住住宅を利用するように、移住を考えている人に使ってもらいたい」とのこと。 また、自身も移住経験者であるため、移住相談を含め、移住を検討している人の色々な相談にのることができると考えており、「今後は、オンライン相談や、移住体験合宿などにも取り組んでいきたい」と意気込みを話されていました。 まずは、一度現地をゆっくり見ることが大事 移住を考えている方に向けて、「まずは一度現地をゆっくり見ることが大事」「行ってみてはじめてわかることもある。自分のなんとなくの感覚も大事」「自分にその地域が合うか合わないかがあるので、現地を見て人と話してみることはすごく大事」とアドバイスをくれました。 「人伝いに良い地域と聞いても、それが本当に自分にとって良い地域（自分に合う地域）とは限らない」。勢いで決めてしまうのではなく、「じっくり地域を見てみることから始めてみてはどうか」「自分と地域とのミスマッチがなるべく生じないよう、『はこにわ』を拠点としたお試し移住をおすすめしたい」とのことです。 「はこには」の庭には、たくさんのカモたちも。 ―今後については、「もっと楽しい場所にして、色んな人が集まる場所に育てていきたい。体験とかをもっとできるようにしていきたい」という抱負を話されていました。そして、「もっと地元の人達と仲良くなりたい」と楽しそうに語る姿が印象的でした。移住を考えている方は、「はこにわ」を拠点に現地に飛び込んで、現地の生の情報を取りに行ってみてはいかがでしょうか― 取材日：２０２３年７月４日 ＜ご紹介＞ ○はこにわ　公式WEBSITE https://haco-niwa.jp/ ○はこにわ　公式Instagram https://www.instagram.com/haconiwakayama/ ○はこにわ　公式X https://twitter.com/haconiwakayama/   ＞＞しごと体験のお申込みはコチラ＜＜]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>橋本　果奈（はしもと　かな）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[大阪府]→[高知県</span></strong></span><span style="font-size: 14pt"><strong><span style="font-size: 12pt">]→[串本町]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p>―串本町に移住し、２０２２年から「シェアハウス＆ゲストハウス　はこにわ」を運営する橋本さんに「移住」と「起業」、和歌山での暮らしを実現するまでのお話を伺いました―</p>
<div class="interview-body">
<h2><strong>串本町を選んだ理由</strong></h2>
<p>橋本さんは元々、高知県にて、地域おこし協力隊として活動。任期終了後、高知県でゲストハウスの運営を行っていました。その後、住みたい理想の地域を探すことに。<br />
自然が好きなので山、海、川全ての自然が豊かな地域を探していたそうです。<br />
「まずは、『全国サンゴ礁マップ』を見て決めようと思いました。そのマップでは串本町にサンゴ礁が多かった。沖縄県の離島も候補にはありましたが、移住前から飼育しているヤギを診てもらえる病院が離島にはなかったので、関西か四国で移住先を検討しました」とのこと。<br />
移住経験者である橋本さんは串本町に滞在し、地域の人々との出会いや住まい探しをする中で、移住を決めたそうです。<br />
「よそ者（地域外から転入する人）に対して抵抗がない、逆に言えば、移住者だからと特別扱いもされない」「自分の生活も大事にしたい、でも田舎の良さも感じることができるちょうどよいところ」というのが住んでみた感想とのことです。</p>
<div id="attachment_23823" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0745-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-23823" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0745-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-23823" /></a></p>
<p id="caption-attachment-23823" class="wp-caption-text">高知から一緒に移住したヤギの「くろべぇ」。</p>
</div>
</div>
<h2><strong>起業について</strong></h2>
<div class="interview-body">
<p>「最初はゲストハウスを始める予定はなかったんですが、良いお家に巡り会えたので、ここでゲストハウスをしたらおもしろそう」と思った橋本さん。「高知県ではできなかったことを、ここでチャレンジしたい」との思いで起業に向けて取り組んだそうです。</p>
<p>串本町役場の移住担当職員の方から「県内で事業をはじめるなら・・・」と、「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」を紹介され、申請に着手。「申請するのに、事業計画書の作成やプレゼン資料の作成が大変だった」とのことで、自宅をゲストハウスと兼ねるため「家庭用」と「事業用」の線引きが難しく、大工さんに何度も見積書を作成してもらうことに。役場の移住担当職員の方にも色々調べてもらいながら、申請を行い、補助金の採択を受けることができたといいます。</p>
<p>補助金申請の事業計画を考える中で、事業の「軸」をどの様にしようかと考えていた時に、「始めるゲストハウスは、庭での作物づくりを連想してもらい『箱庭』をつくるように、ここに来た人たちが自分たちの暮らしを作っていけるような場所にしたい」という想いに至り、ゲストハウスの名前を「はこにわ」に決めたそうです。</p>
<div id="attachment_23825" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/f10bf000afd95cdb5f6961aa577d515d.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-23825" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/f10bf000afd95cdb5f6961aa577d515d.jpg" alt="" width="1080" height="1080" aria-describedby="caption-attachment-23825" /></a></p>
<p id="caption-attachment-23825" class="wp-caption-text">リノベーションした家は随所にこだわりが。</p>
</div>
</div>
<h2><strong>「はこにわ」をみんなで作った</strong></h2>
<div class="interview-body">「はこにわ」を作る中で、ＤＩＹを多用した橋本さん。「やることがすごく多かったので、手伝ってくれるインターンをＳＮＳなどで募集し、社会人や学生さんがきてくれた」とのこと。その時に、ＳＮＳを活用した情報発信の重要性を実感したそうです。<br />
インターンにはベッドづくりや壁紙貼り、ヤギ小屋づくりなどを手伝ってもらっていました。中でも畑の開墾が一番助かったとのこと。インターンで来た農学部の大学生からは、土づくりから、ヤギとカモの糞尿を原料にした堆肥（たいひ）づくりのアドバイスをもらうなど、学ぶことも多くありました。インターンの方とは、今でも良い関係を保っているとのことです。</p>
<div id="attachment_23821" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0735-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-23821" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0735-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-23821" /></a></p>
<p id="caption-attachment-23821" class="wp-caption-text">みんなで力を合わせて完成した「はこにわ」。</p>
</div>
<div id="attachment_23824" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0749-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-23824" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0749-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-23824" /></a></p>
<p id="caption-attachment-23824" class="wp-caption-text">庭には作ってもらった「くろべえ」の小屋があります。</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body">
<h2><strong>これからは移住者支援のために</strong></h2>
<p>「シェアハウスは自治体が実施している“お試し移住住宅”を意識しています。」<br />
串本町のお試し移住住宅は、特に夏場には満室となり、移住を検討している人でも断る場合や宿泊日数に制限があるとのこと。「はこにわ」はリーズナブルな価格設定にしているため、「町のお試し移住住宅を利用するように、移住を考えている人に使ってもらいたい」とのこと。<br />
また、自身も移住経験者であるため、移住相談を含め、移住を検討している人の色々な相談にのることができると考えており、「今後は、オンライン相談や、移住体験合宿などにも取り組んでいきたい」と意気込みを話されていました。</p>
</div>
<h2><strong>まずは、一度現地をゆっくり見ることが大事</strong></h2>
<div class="interview-body">移住を考えている方に向けて、「まずは一度現地をゆっくり見ることが大事」「行ってみてはじめてわかることもある。自分のなんとなくの感覚も大事」「自分にその地域が合うか合わないかがあるので、現地を見て人と話してみることはすごく大事」とアドバイスをくれました。<br />
「人伝いに良い地域と聞いても、それが本当に自分にとって良い地域（自分に合う地域）とは限らない」。勢いで決めてしまうのではなく、「じっくり地域を見てみることから始めてみてはどうか」「自分と地域とのミスマッチがなるべく生じないよう、『はこにわ』を拠点としたお試し移住をおすすめしたい」とのことです。</p>
<div id="attachment_23820" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0698-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-23820" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/10/IMG_0698-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-23820" /></a></p>
<p id="caption-attachment-23820" class="wp-caption-text">「はこには」の庭には、たくさんのカモたちも。</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body">
<p>―今後については、「もっと楽しい場所にして、色んな人が集まる場所に育てていきたい。体験とかをもっとできるようにしていきたい」という抱負を話されていました。そして、「もっと地元の人達と仲良くなりたい」と楽しそうに語る姿が印象的でした。移住を考えている方は、「はこにわ」を拠点に現地に飛び込んで、現地の生の情報を取りに行ってみてはいかがでしょうか―</p>
<p>取材日：２０２３年７月４日</p>
<p>＜ご紹介＞</p>
<p>○はこにわ　公式WEBSITE<br />
<a href="https://haco-niwa.jp/">https://haco-niwa.jp/</a></p>
<p>○はこにわ　公式Instagram<br />
<a href="https://www.instagram.com/haconiwakayama/">https://www.instagram.com/haconiwakayama/</a></p>
<p>○はこにわ　公式X<br />
<a href="https://twitter.com/haconiwakayama/">https://twitter.com/haconiwakayama/</a></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="https://wakayamagurashi.jp/work_form/apply/?id=24202" target="_blank" rel="noopener"><strong>＞＞しごと体験のお申込みはコチラ＜＜</strong></a></p><p>The post <a href="https://nativ.media/70393/">「自分にちょうどいい場所」を探したら串本町になりました【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>大阪発、パリ修行を経て県内で開業したパテシエ、嶋本さんの移住から開業まで【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</title>
		<link>https://nativ.media/67805/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 29 Feb 2024 14:56:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[★Nativ.チャンネル]]></category>
		<category><![CDATA[働き方]]></category>
		<category><![CDATA[地方移住]]></category>
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					<description><![CDATA[  嶋本　有希（しまもと　ゆうき）さん [那智勝浦町]→[大阪府]→[新宮市] ―那智勝浦町出身の嶋本さんは高校卒業後、大阪府にある料理専門学校に進学。大阪府で就職し４年を過ごした後、１年間フランスで修業し2016年に和歌山県内にＪターン移住。菓子店「Patissierie RaRe　（パティスリーラール）」を営む嶋本さんに、移住そして開業に至るまでのお話を伺いました。― フランスから新宮市へ 嶋本さんは、子供の時からパティシエ（菓子職人）になることを夢見て保育園の卒業文集にも、「将来の夢は、パティシエになること」と書いたそうだ。 子供の頃からの夢を実現した嶋本さんは、今の仕事は天職と感じているというが、「パティシエという職業は、同じ場所で長時間働くことになるので、世の中の様々なことを経験することが少なくなる。技術を身につけることも重要だが、知見を広げ、感性を高める方がものづくりには良いと感じた」と話す。実際に嶋本さんも、専門学校卒業後４年間働いた大阪のお店を退職し、菓子作りの修行のためフランスへ渡っている。 フランスでは知見を広めるため菓子店ではなくレストランで働いたそうだが、「何もかもが新鮮で、経験した全てのものを吸収した」と当時のことを話してくれた。 ２０１５年にフランスでの修行を終え、和歌山県新宮市へＪターン移住。当時は、現在ほどＳＮＳで開業に関する情報が発信されておらず、新宮商工会議所へ相談し、補助金や店舗物件について情報収集した。担当者の方も親身になってくれたそうで「移住して、お店を開業したいという人は、地域の商工会議所に相談するのも良いのではないか」と嶋本さんは言う。 その後、準備期間を経て、２０１６年、２６歳の時に、新宮市で菓子店「Patissierie RaRe　（パティスリーラール）」を無事開業する。開業当初から客足は順調だったが、１年たった頃、台風による水害でお店が水没し1ヶ月ほど休業するなど苦労も経験した。その後は、お店を再建し、再び地域の人気店となり、２０２１年には、店舗の駐車場不足などの問題から、市街地の中心部にある現在の場所に移転したが、経営は順調のようだ。 新宮市への移住について語る嶋本さん 良いものを作るとお客さんは来てくれる お店のコンセプトは、「フランス菓子をベースに地元の食材を使って自分の感性を表現したケーキを作る」ことで、シンプルで素材の良さを活かしたケーキの美味しさが、地域で受け入れられ開業から８年経過した現在もお店は盛況。 「ケーキが並ぶショーケースは自分の名刺のようなもの。ケーキを通して、自分を表現しているので、気合いを入れて作っています」と嶋本さんは笑う。 開業当初のことについて聞くと「競合が少ないので、地域で新しいお店ができたら、美味しさや接客の良さなどが口コミですぐに広がります。口コミにも良い面と悪い面がありますが、自分に誠実に仕事をすれば、良い評価を頂けると思う」と教えてくれた。 名刺代わりとなるショーウィンドウには鮮やかなケーキが並びます 様々な種類の焼き菓子もたくさんありました 和歌山は食材レベルが高い！ 嶋本さんは、フランスでの修行時代から和歌山に戻ることを考えていたという。フランスは農業国で、食材のレベルが高いと感じたが、生まれ故郷の和歌山もフルーツ大国で食材のレベルも高いと改めて気づいたそうで、「和歌山には、自然に恵まれた土地があり、そこで収穫された地元の食材を生かしたケーキ屋さんができたらと漠然と思った」と話す。一度、外から自分の地域を客観的に見ることで、その良さを発見できたこともあったという。 また、嶋本さんはフランスでの修業中に働いたレストランで地域にある食材を活かした料理が作られ、お客さんに喜ばれている様子を見て「その地域の中で、生産者さんやまわりの風景、住んでいる人のことを見て自分のものづくりをしていかなければならない」とも気づいたと話す。実際に、那智勝浦町のイチゴやお茶、湯浅町のミカンなど和歌山県産の食材を使用したケーキを販売している。「素材が良いためあまり手を加えず、その良さを活かしたケーキづくりを心掛けている。生産者さんの顔が見えることが大事」と嶋本さんは言う。「食材全てが和歌山県産ではありませんが、生産者さんとのつながりも増えてきており、和歌山県産の使用は増えている傾向にある」と生産者とのつながりも大事にしている。 生産者さんも主役となるケーキの数々！ 地方で開業するメリットとデメリット 地方で開業することについては「都市部ほど競合他社が多くなく、また、生産者さんとの距離が近く、朝取れたイチゴを使うこともできるなど、食材の鮮度が良いことに加え、生産者の思いなどを直接聞くことができる。それがものづくりに活きてきて、都会のお店で出す商品とは違う魅力を出すことができる。商品をブランディングする時はストーリーが大事であり、そこに自分の想いを乗せた美味しいものを作ればお客さんは来てくれる。また、人と人との距離が近いので、何か自分ができないことや新しいことを始める時にも相談にのってくれるなど協力してくれる人が多い」ことなどがメリットという。 一方、デメリットについては、「地域に働き手が少ない点。アルバイトを募集してもなかなか集まらず、時給を上げることでなんとか確保できている状況。また、人口減少によりマーケットが狭くなってきている点もある。新宮市の人口は、現在約二万八千人だが、毎年八百人程度減っている状況」と教えてくれた。 嶋本さんは今後の展開について「対面のみのブティック形式のお店は、将来的には辞めようと思っている。日持ちしないケーキなどの商品だけでは難しい。ブティックとレストランを合わせた施設や、加工品をつくれるような食全般のラボのようなものを作りたい」と地方での持続的なビジネス展開の展望を話してくれた。 移住者が作る町の魅力 嶋本さんには、自分達若い世代が、この町を作っていかなければならないという想いがあり、「地域に移住者が増えることで、新しいお店ができたり、新しいものが入ってきたりする。地域にも良い影響を与え、町にもっと魅力が出てくる。そのため、地域の先輩移住者などが、移住者が入ってきやすいように、相談しやすい体制、雰囲気を作ることが大事」と話し、お店に来たお客さんが移住者さんだと特に積極的に声をかけているとのこと。 また、移住してくる方の不安を軽減させるため、新しく来た移住者と先輩移住者や地域の方とを繋げる移住者交流会のようなイベントを主催しており、「このような取り組みにより移住のミスマッチを防ぎ、定住へと繋がれば」と嶋本さんは言う。 イベントで活動している嶋本さん プラスの思考で地域に向き合う 嶋本さんに移住を検討されている方へのアドバイスを伺った。「現状に不満があるという理由だけで移住するというのは良くない。この地域だからこれがしたい、この地域だからこそ自分の魅力が発見できるなど何か目的を持つことが大事。目的を持って移住するのであればどの地域でも成功するし、住んでいる地域の人々も温かく迎えてくれるはず。不安はあるかもしれないが自分がその地域で何ができるか、プラスの思考で地域に向き合うと上手くいくのでは」と答えてくれた。 ―最後に、ご自身の今後についてお聞きしたところ「和歌山の食全般のこと、特に食材のロスについての問題を解決できるような貢献をしたい。食に関して未来につなげるような取り組みもできれば」と教えてくれた。 ご自身で「食の未来」や「地域の未来」を考え地域に貢献しようとする嶋本さん。プラスの思考で地域に向き合うお姿は、これから地域で何かしたいと思っている方に参考になるのではないだろうか。― 取材日：２０２３年１２月１３日 ＜ご紹介＞ Patissierie RaRe　（パティスリーラール）HP https://rare-patisserie.stores.jp/ フェイスブック https://www.facebook.com/patisserieRaRe0801/ インスタグラム https://www.instagram.com/patisserie_rare/?hl=ja]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="sc-gpxMCN cZXSbK"><span style="font-size: 14pt"><strong>嶋本　有希（しまもと　ゆうき）さん<br />
<span style="font-size: 12pt">[那智勝浦町]→[大阪府]→[新宮市]<br />
</span></strong></span></p>
<hr />
<p>―那智勝浦町出身の嶋本さんは高校卒業後、大阪府にある料理専門学校に進学。大阪府で就職し４年を過ごした後、１年間フランスで修業し2016年に和歌山県内にＪターン移住。菓子店「Patissierie RaRe　（パティスリーラール）」を営む嶋本さんに、移住そして開業に至るまでのお話を伺いました。―</p>
<h2><strong>フランスから新宮市へ</strong></h2>
<div class="interview-body">嶋本さんは、子供の時からパティシエ（菓子職人）になることを夢見て保育園の卒業文集にも、「将来の夢は、パティシエになること」と書いたそうだ。<br />
子供の頃からの夢を実現した嶋本さんは、今の仕事は天職と感じているというが、「パティシエという職業は、同じ場所で長時間働くことになるので、世の中の様々なことを経験することが少なくなる。技術を身につけることも重要だが、知見を広げ、感性を高める方がものづくりには良いと感じた」と話す。実際に嶋本さんも、専門学校卒業後４年間働いた大阪のお店を退職し、菓子作りの修行のためフランスへ渡っている。<br />
フランスでは知見を広めるため菓子店ではなくレストランで働いたそうだが、「何もかもが新鮮で、経験した全てのものを吸収した」と当時のことを話してくれた。<br />
２０１５年にフランスでの修行を終え、和歌山県新宮市へＪターン移住。当時は、現在ほどＳＮＳで開業に関する情報が発信されておらず、新宮商工会議所へ相談し、補助金や店舗物件について情報収集した。担当者の方も親身になってくれたそうで「移住して、お店を開業したいという人は、地域の商工会議所に相談するのも良いのではないか」と嶋本さんは言う。<br />
その後、準備期間を経て、２０１６年、２６歳の時に、新宮市で菓子店「Patissierie RaRe　（パティスリーラール）」を無事開業する。開業当初から客足は順調だったが、１年たった頃、台風による水害でお店が水没し1ヶ月ほど休業するなど苦労も経験した。その後は、お店を再建し、再び地域の人気店となり、２０２１年には、店舗の駐車場不足などの問題から、市街地の中心部にある現在の場所に移転したが、経営は順調のようだ。</p>
<div id="attachment_24130" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2085-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-24130" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2085-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-24130" /></a></p>
<p id="caption-attachment-24130" class="wp-caption-text">新宮市への移住について語る嶋本さん</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body"></div>
<h3><strong>良いものを作るとお客さんは来てくれる</strong></h3>
<div class="interview-body">お店のコンセプトは、「フランス菓子をベースに地元の食材を使って自分の感性を表現したケーキを作る」ことで、シンプルで素材の良さを活かしたケーキの美味しさが、地域で受け入れられ開業から８年経過した現在もお店は盛況。<br />
「ケーキが並ぶショーケースは自分の名刺のようなもの。ケーキを通して、自分を表現しているので、気合いを入れて作っています」と嶋本さんは笑う。<br />
開業当初のことについて聞くと「競合が少ないので、地域で新しいお店ができたら、美味しさや接客の良さなどが口コミですぐに広がります。口コミにも良い面と悪い面がありますが、自分に誠実に仕事をすれば、良い評価を頂けると思う」と教えてくれた。</p>
<div id="attachment_24127" class="wp-caption alignnone">
<p><a href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2932-scaled.jpeg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-24127" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2932-scaled.jpeg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-24127" /></a></p>
<p id="caption-attachment-24127" class="wp-caption-text">名刺代わりとなるショーウィンドウには鮮やかなケーキが並びます</p>
</div>
<div id="attachment_24129" class="wp-caption alignnone">
<p><a class="fancybox image" href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2090-scaled.jpg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-24129" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_2090-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" aria-describedby="caption-attachment-24129" /></a></p>
<p id="caption-attachment-24129" class="wp-caption-text">様々な種類の焼き菓子もたくさんありました</p>
</div>
</div>
<h3><strong>和歌山は食材レベルが高い！</strong></h3>
<div class="interview-body">嶋本さんは、フランスでの修行時代から和歌山に戻ることを考えていたという。フランスは農業国で、食材のレベルが高いと感じたが、生まれ故郷の和歌山もフルーツ大国で食材のレベルも高いと改めて気づいたそうで、「和歌山には、自然に恵まれた土地があり、そこで収穫された地元の食材を生かしたケーキ屋さんができたらと漠然と思った」と話す。一度、外から自分の地域を客観的に見ることで、その良さを発見できたこともあったという。<br />
また、嶋本さんはフランスでの修業中に働いたレストランで地域にある食材を活かした料理が作られ、お客さんに喜ばれている様子を見て「その地域の中で、生産者さんやまわりの風景、住んでいる人のことを見て自分のものづくりをしていかなければならない」とも気づいたと話す。実際に、那智勝浦町のイチゴやお茶、湯浅町のミカンなど和歌山県産の食材を使用したケーキを販売している。「素材が良いためあまり手を加えず、その良さを活かしたケーキづくりを心掛けている。生産者さんの顔が見えることが大事」と嶋本さんは言う。「食材全てが和歌山県産ではありませんが、生産者さんとのつながりも増えてきており、和歌山県産の使用は増えている傾向にある」と生産者とのつながりも大事にしている。</p>
<div id="attachment_24126" class="wp-caption alignnone">
<p><a href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3016-scaled.jpeg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-24126" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3016-scaled.jpeg" alt="" width="1789" height="2560" aria-describedby="caption-attachment-24126" /></a></p>
<p id="caption-attachment-24126" class="wp-caption-text">生産者さんも主役となるケーキの数々！</p>
</div>
</div>
<div class="interview-body"></div>
<h3><strong>地方で開業するメリットとデメリット</strong></h3>
<div class="interview-body">
<p>地方で開業することについては「都市部ほど競合他社が多くなく、また、生産者さんとの距離が近く、朝取れたイチゴを使うこともできるなど、食材の鮮度が良いことに加え、生産者の思いなどを直接聞くことができる。それがものづくりに活きてきて、都会のお店で出す商品とは違う魅力を出すことができる。商品をブランディングする時はストーリーが大事であり、そこに自分の想いを乗せた美味しいものを作ればお客さんは来てくれる。また、人と人との距離が近いので、何か自分ができないことや新しいことを始める時にも相談にのってくれるなど協力してくれる人が多い」ことなどがメリットという。<br />
一方、デメリットについては、「地域に働き手が少ない点。アルバイトを募集してもなかなか集まらず、時給を上げることでなんとか確保できている状況。また、人口減少によりマーケットが狭くなってきている点もある。新宮市の人口は、現在約二万八千人だが、毎年八百人程度減っている状況」と教えてくれた。<br />
嶋本さんは今後の展開について「対面のみのブティック形式のお店は、将来的には辞めようと思っている。日持ちしないケーキなどの商品だけでは難しい。ブティックとレストランを合わせた施設や、加工品をつくれるような食全般のラボのようなものを作りたい」と地方での持続的なビジネス展開の展望を話してくれた。</p>
</div>
<h3><strong>移住者が作る町の魅力</strong></h3>
<div class="interview-body">嶋本さんには、自分達若い世代が、この町を作っていかなければならないという想いがあり、「地域に移住者が増えることで、新しいお店ができたり、新しいものが入ってきたりする。地域にも良い影響を与え、町にもっと魅力が出てくる。そのため、地域の先輩移住者などが、移住者が入ってきやすいように、相談しやすい体制、雰囲気を作ることが大事」と話し、お店に来たお客さんが移住者さんだと特に積極的に声をかけているとのこと。<br />
また、移住してくる方の不安を軽減させるため、新しく来た移住者と先輩移住者や地域の方とを繋げる移住者交流会のようなイベントを主催しており、「このような取り組みにより移住のミスマッチを防ぎ、定住へと繋がれば」と嶋本さんは言う。</p>
<div id="attachment_24128" class="wp-caption alignnone">
<p><a href="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_0098.jpeg"><img decoding="async" class="size-full wp-image-24128" src="https://www.wakayamagurashi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/02/IMG_0098.jpeg" alt="" width="963" height="683" aria-describedby="caption-attachment-24128" /></a></p>
<p id="caption-attachment-24128" class="wp-caption-text">イベントで活動している嶋本さん</p>
</div>
</div>
<h3><strong>プラスの思考で地域に向き合う</strong></h3>
<div class="interview-body">嶋本さんに移住を検討されている方へのアドバイスを伺った。「現状に不満があるという理由だけで移住するというのは良くない。この地域だからこれがしたい、この地域だからこそ自分の魅力が発見できるなど何か目的を持つことが大事。目的を持って移住するのであればどの地域でも成功するし、住んでいる地域の人々も温かく迎えてくれるはず。不安はあるかもしれないが自分がその地域で何ができるか、プラスの思考で地域に向き合うと上手くいくのでは」と答えてくれた。</div>
<div class="interview-body">―最後に、ご自身の今後についてお聞きしたところ「和歌山の食全般のこと、特に食材のロスについての問題を解決できるような貢献をしたい。食に関して未来につなげるような取り組みもできれば」と教えてくれた。<br />
ご自身で「食の未来」や「地域の未来」を考え地域に貢献しようとする嶋本さん。プラスの思考で地域に向き合うお姿は、これから地域で何かしたいと思っている方に参考になるのではないだろうか。―</div>
<div class="interview-body">取材日：２０２３年１２月１３日</div>
<div class="interview-body">＜ご紹介＞</div>
<div class="interview-body">Patissierie RaRe　（パティスリーラール）HP<br />
<a href="https://rare-patisserie.stores.jp/">https://rare-patisserie.stores.jp/</a></div>
<div class="interview-body">フェイスブック<br />
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<div class="interview-body">インスタグラム<br />
<a href="https://www.instagram.com/patisserie_rare/?hl=ja">https://www.instagram.com/patisserie_rare/?hl=ja</a></div><p>The post <a href="https://nativ.media/67805/">大阪発、パリ修行を経て県内で開業したパテシエ、嶋本さんの移住から開業まで【わかやま｜先輩移住者インタビュー】</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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