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	<title>寄稿 | Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</title>
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	<title>寄稿 | Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</title>
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		<title>【寄稿】人口減少を救う「多拠点居住」の最大の障害は&#8230;〜【特集】関係人口を考える</title>
		<link>https://nativ.media/12482/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Nativ.media編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 17 Oct 2019 06:10:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[おすすめ記事（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[多拠点居住]]></category>
		<category><![CDATA[リモートワーク]]></category>
		<category><![CDATA[寄稿]]></category>
		<category><![CDATA[【特集】関係人口を考える]]></category>
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					<description><![CDATA[関係人口の入り口とも言える他拠点居住者は、それを支える定額でののシェアハウスや宿泊サービスなどの広まりと同時に、確実に増え始めています。仕事で全国を飛び回る人たちもその代表事例です。全国で病児保育の課題解決事業を展開する社会起業家の駒崎さんもその一人。駒崎さんが、最近、その経験からくる他拠点居住への課題意識をSNSに投稿され、多くの方の共感を集めました。その内容について私達も非常に強く共感したので、御本人にお願いし、そのまま寄稿していただきました。是非皆さんもご一読いただければ幸いです。 ネイティブ編集部  寄稿者プロフィール: 駒崎 弘樹  認定NPO法人フローレンス代表理事 1979年生まれ。認定NPO法人フローレンス代表理事、(財)日本病児保育協会理事長、NPO法人全国小規模保育協議会理事長の他、全国医療的ケア児者支援協議会事務局長。慶應大学総合政策学部卒業後、2004年NPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型病児保育」サービスを首都圏で開始。10年、待機児童問題解決のため「おうち保育園」を創設。後に「小規模認可保育所」として国策に採用。14年、日本初の障害児専門保育所「障害児保育園ヘレン」を創設   仕事柄、日本中飛び回っている中での雑感を綴ります。 これから日本の人口は減り続け、地方は深刻な労働力不足・消費不足となってくるのは、特に説明が要らないくらい明白です。 地方自治体としては更なる合併が模索されるでしょうし、インフラを維持できない地方自治体は、離島や山間部等からは事実上の撤退を余儀なくさせられることかと思います。 そうした状況を危惧し、各地でIターンや移住を促進しようと努力を重ねているわけですが、実際に生活の拠点全てを移し移住することのハードルは非常に高い。 東京よりも住環境や食生活など、QOLは格段に良くなりますが、仕事が十分に無いことが、最も大きなボトルネックとして横たわります。 希望としての「人口のシェア」 一方で、そうした状況の中、注目されるのが、多拠点居住です。ジャーナリストの佐々木俊尚さんが有名ですが、彼は東京、軽井沢、福井県と多拠点に住むライフスタイルを送られています。 また、弊会も法人契約していますが、ADDressのような住居定額借り放題サービスを使えば、いろんな地域に住んでいく（アドレスホッピング）することが可能になります。 これはITやリモートワークの発達によって、仕事をするのに場所は問わない、という環境が進んだのが最も大きな要因でしょう。 移住は辛いけど、多拠点居住による長期滞在はアリ。 これであれば、「人口をシェアする」ことが可能になります。 定住人口を増やすのはハードルが高く、ほとんど多くの地域では不可能に近いですが、滞在人口を増やすことだったら、まだイケるのでは、というわけです。 子どもがいると無理 かくなる僕も、夢は多拠点居住です。冬は九州で、夏は北海道なんて、最高じゃ無いですか。 出張で日本中を見て回っていますが、やっぱり住むのとは違います。その地の友人達と絆を作り、その地の良さを体感していくのは、住まないとできないことで、そんなライフスタイルが送れたらなぁ、と。 仕事はどうするのかって？ 経営者の僕ですが、社員とのコミュニケーションはチャットツールで。会議はzoomでできるので、特にどこに住んでいようとできるわけです。 唯一の障害はアナログな政府審議会と政治家の方々とのコミュニケーションだけですが、それも週に1日そういう日を作って対応すればやれそうな気もします。 結論。自分も含めて、かなり多くの人が地方から仕事できそう＝多拠点居住で地方を活性化できそう。 （とはいえ、保育士や看護師さん等、「その場でその仕事をする」と言う方々は遠隔でのお仕事は中々難しいとは思いますので、こうした働き方ができるのはフリーランサーやプログラマ、デザイナ、ライター、一部経営者等に限られる側面はあろうかと思います） でも。 でも、今のままだと、少なくとも僕は、個人的には多拠点居住は夢物語なんです。 なぜか。 それは僕には子どもがいるから、なんですね。 「転校」がボトルネック 東京の小学校から地方の小学校に連れて行ければ、大自然の中子どもを育てられて、東京ではできないトレッキングや海釣り等、子ども達と良い思い出作れるな、と思います。 しかし、問題は子どもの小学校です。 今の教育システムだと、地方拠点に来させるのに「転校」させないといけません。 その手続きたるや、膨大なもので。いったん辞めないといけないですしね。 また３ヶ月過ごした後、元の学校に「転校」させることなんて、考えるだけでも嫌です。 つまり、小学校の「学籍」は持ち運びが効かないわけです。ポータブルじゃ無いんです。 これ、めっちゃ不便じゃ無いですか？ 別に多拠点居住じゃなくても、いじめとか不登校に子どもがなった時に、ちょっと人間関係悪いこのクラスがクラス替えになるまで別の小学校に移ろうか、っていう時も「転校」しか無いわけで。 一年の半分は沖縄の学校で、一年の半分は東京の学校で、とかできたら、友達２倍できるし、視野も広がるし、全然良いんじゃ無いの？とか思ったりするんですよね。 小学校ってある程度どこもフォーマットは同じだから、やれるのでは無いか、と。 私立中高はネットワーク化してほしい また、子どもが例えば私立中学校行ったら、地方の公立学校と進度も違うから、なかなかそれも難しいよね、と。 そんな時に、東京の私立A学園と、佐賀の私立B中学が提携しておいてくれたら、季節ごとに両方の学校行けるじゃん、と。 Aに無かった部活をBで入れて、そこで本当に好きな競技に目覚めたり、みたいなこともあるかもしれない。 それを発展させて、「全国私立中高ネットワーク」みたいなものを作って、身分をポータブルにさせると、「あの学校行くと、関西の有名校にも振替入学できるらしい」みたいに、自校の魅力を増すことができるわけで。 どこかの自治体やってください 全国の自治体のみなさんは、これから来る多拠点居住の波に乗るんだったら、国家戦略特区に「学籍ポータブル特区」申請して、転校なしで学校変えられるようにしてください。 そうしたら、とりあえず僕は小学校1年生の息子と一緒に、一年の半分くらいは地方に住みます。（宣言） トンがってる首長さん、ぜひ実現してみませんか？  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="fusion-fullwidth fullwidth-box fusion-builder-row-1 nonhundred-percent-fullwidth non-hundred-percent-height-scrolling" style="--awb-border-radius-top-left:0px;--awb-border-radius-top-right:0px;--awb-border-radius-bottom-right:0px;--awb-border-radius-bottom-left:0px;--awb-padding-top:0px;--awb-margin-top:0px;--awb-margin-bottom:0px;--awb-background-color:rgba(255,245,155,0);--awb-flex-wrap:wrap;" ><div class="fusion-builder-row fusion-row"><div class="fusion-layout-column fusion_builder_column fusion-builder-column-0 fusion_builder_column_1_1 1_1 fusion-one-full fusion-column-first fusion-column-last" style="--awb-bg-size:cover;--awb-margin-bottom:0px;"><div class="fusion-column-wrapper fusion-flex-column-wrapper-legacy"><div class="fusion-text fusion-text-1"><p>関係人口の入り口とも言える他拠点居住者は、それを支える定額でののシェアハウスや宿泊サービスなどの広まりと同時に、確実に増え始めています。仕事で全国を飛び回る人たちもその代表事例です。全国で病児保育の課題解決事業を展開する社会起業家の駒崎さんもその一人。駒崎さんが、最近、その経験からくる他拠点居住への課題意識をSNSに投稿され、多くの方の共感を集めました。その内容について私達も非常に強く共感したので、御本人にお願いし、そのまま寄稿していただきました。是非皆さんもご一読いただければ幸いです。 <span style="background-color: rgba(255, 255, 255, 0); color: var(--body_typography-color); font-family: var(--body_typography-font-family); font-size: var(--body_typography-font-size); font-style: var(--body_typography-font-style,normal); font-weight: var(--body_typography-font-weight); letter-spacing: var(--body_typography-letter-spacing); text-align: right;">ネイティブ編集部</span></p>
</div><div class="fusion-sep-clear"></div><div class="fusion-separator fusion-full-width-sep" style="margin-left: auto;margin-right: auto;width:100%;"><div class="fusion-separator-border sep-single sep-solid" style="--awb-height:20px;--awb-amount:20px;--awb-sep-color:#333333;border-color:#333333;border-top-width:1px;"></div></div><div class="fusion-sep-clear"></div><div class="fusion-text fusion-text-2"><p>寄稿者プロフィール: <strong>駒崎 弘樹  </strong><strong>認定NPO法人フローレンス代表理事</strong><br />
<strong><img decoding="async" class="alignleft wp-image-12584" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/10/komazaki2.png" alt="" width="171" height="201" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/10/komazaki2-200x235.png 200w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/10/komazaki2-256x300.png 256w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/10/komazaki2.png 300w" sizes="(max-width: 171px) 100vw, 171px" /></strong><br />
1979年生まれ。認定NPO法人フローレンス代表理事、(財)日本病児保育協会理事長、NPO法人全国小規模保育協議会理事長の他、全国医療的ケア児者支援協議会事務局長。慶應大学総合政策学部卒業後、2004年NPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型病児保育」サービスを首都圏で開始。10年、待機児童問題解決のため「おうち保育園」を創設。後に「小規模認可保育所」として国策に採用。14年、日本初の障害児専門保育所「障害児保育園ヘレン」を創設</p>
</div><div class="fusion-sep-clear"></div><div class="fusion-separator fusion-full-width-sep" style="margin-left: auto;margin-right: auto;width:100%;"><div class="fusion-separator-border sep-single sep-solid" style="--awb-height:20px;--awb-amount:20px;--awb-sep-color:#333333;border-color:#333333;border-top-width:1px;"></div></div><div class="fusion-sep-clear"></div><div class="fusion-text fusion-text-3"><p>仕事柄、日本中飛び回っている中での雑感を綴ります。</p>
<p>これから日本の人口は減り続け、地方は深刻な労働力不足・消費不足となってくるのは、特に説明が要らないくらい明白です。</p>
<p>地方自治体としては更なる合併が模索されるでしょうし、インフラを維持できない地方自治体は、離島や山間部等からは事実上の撤退を余儀なくさせられることかと思います。</p>
<p>そうした状況を危惧し、各地でIターンや移住を促進しようと努力を重ねているわけですが、実際に生活の拠点全てを移し移住することのハードルは非常に高い。</p>
<p>東京よりも住環境や食生活など、QOLは格段に良くなりますが、仕事が十分に無いことが、最も大きなボトルネックとして横たわります。</p>
<h2>希望としての「人口のシェア」</h2>
<p>一方で、そうした状況の中、注目されるのが、多拠点居住です。ジャーナリストの<a href="https://twitter.com/sasakitoshinao" target="_blank" rel="noopener noreferrer">佐々木俊尚さん</a>が有名ですが、彼は東京、軽井沢、福井県と多拠点に住むライフスタイルを送られています。</p>
<p>また、弊会も法人契約していますが、<a href="https://address.love/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ADDress</a>のような住居定額借り放題サービスを使えば、いろんな地域に住んでいく（アドレスホッピング）することが可能になります。</p>
<p>これはITやリモートワークの発達によって、仕事をするのに場所は問わない、という環境が進んだのが最も大きな要因でしょう。</p>
<p>移住は辛いけど、多拠点居住による長期滞在はアリ。</p>
<p>これであれば、「人口をシェアする」ことが可能になります。</p>
<p>定住人口を増やすのはハードルが高く、ほとんど多くの地域では不可能に近いですが、滞在人口を増やすことだったら、まだイケるのでは、というわけです。</p>
<h2>子どもがいると無理</h2>
<p>かくなる僕も、夢は多拠点居住です。冬は九州で、夏は北海道なんて、最高じゃ無いですか。</p>
<p>出張で日本中を見て回っていますが、やっぱり住むのとは違います。その地の友人達と絆を作り、その地の良さを体感していくのは、住まないとできないことで、そんなライフスタイルが送れたらなぁ、と。</p>
<p>仕事はどうするのかって？</p>
<p>経営者の僕ですが、社員とのコミュニケーションはチャットツールで。会議はzoomでできるので、特にどこに住んでいようとできるわけです。</p>
<p>唯一の障害はアナログな政府審議会と政治家の方々とのコミュニケーションだけですが、それも週に1日そういう日を作って対応すればやれそうな気もします。</p>
<p>結論。自分も含めて、かなり多くの人が地方から仕事できそう＝多拠点居住で地方を活性化できそう。</p>
<p>（とはいえ、保育士や看護師さん等、「その場でその仕事をする」と言う方々は遠隔でのお仕事は中々難しいとは思いますので、こうした働き方ができるのはフリーランサーやプログラマ、デザイナ、ライター、一部経営者等に限られる側面はあろうかと思います）</p>
<p>でも。</p>
<p>でも、今のままだと、少なくとも僕は、個人的には多拠点居住は夢物語なんです。</p>
<p>なぜか。</p>
<p>それは僕には子どもがいるから、なんですね。</p>
<h3><strong>「転校」がボトルネック</strong></h3>
<p>東京の小学校から地方の小学校に連れて行ければ、大自然の中子どもを育てられて、東京ではできないトレッキングや海釣り等、子ども達と良い思い出作れるな、と思います。</p>
<p>しかし、問題は子どもの小学校です。</p>
<p>今の教育システムだと、地方拠点に来させるのに「転校」させないといけません。</p>
<p>その手続きたるや、膨大なもので。いったん辞めないといけないですしね。</p>
<p>また３ヶ月過ごした後、元の学校に「転校」させることなんて、考えるだけでも嫌です。</p>
<p>つまり、小学校の「学籍」は持ち運びが効かないわけです。ポータブルじゃ無いんです。</p>
<p>これ、めっちゃ不便じゃ無いですか？</p>
<p>別に多拠点居住じゃなくても、いじめとか不登校に子どもがなった時に、ちょっと人間関係悪いこのクラスがクラス替えになるまで別の小学校に移ろうか、っていう時も「転校」しか無いわけで。</p>
<p>一年の半分は沖縄の学校で、一年の半分は東京の学校で、とかできたら、友達２倍できるし、視野も広がるし、全然良いんじゃ無いの？とか思ったりするんですよね。</p>
<p>小学校ってある程度どこもフォーマットは同じだから、やれるのでは無いか、と。</p>
<h3><strong>私立中高はネットワーク化してほしい</strong></h3>
<p>また、子どもが例えば私立中学校行ったら、地方の公立学校と進度も違うから、なかなかそれも難しいよね、と。</p>
<p>そんな時に、東京の私立A学園と、佐賀の私立B中学が提携しておいてくれたら、季節ごとに両方の学校行けるじゃん、と。</p>
<p>Aに無かった部活をBで入れて、そこで本当に好きな競技に目覚めたり、みたいなこともあるかもしれない。</p>
<p>それを発展させて、「全国私立中高ネットワーク」みたいなものを作って、身分をポータブルにさせると、「あの学校行くと、関西の有名校にも振替入学できるらしい」みたいに、自校の魅力を増すことができるわけで。</p>
<h3><strong>どこかの自治体やってください</strong></h3>
<p>全国の自治体のみなさんは、これから来る多拠点居住の波に乗るんだったら、国家戦略特区に「学籍ポータブル特区」申請して、転校なしで学校変えられるようにしてください。</p>
<p>そうしたら、とりあえず僕は小学校1年生の息子と一緒に、一年の半分くらいは地方に住みます。（宣言）</p>
<p>トンがってる首長さん、ぜひ実現してみませんか？</p>
<hr />
<p>[追記]
フォロワーさんから徳島県が「<a href="https://dualschool.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">デュアル・スクール</a>」って言う政策やっているよ、と教えてもらいました。そうそう、これですよ。これは徳島県のモデル事業だけど、これを全国化してもらえたら良いんです。</p>
<p style="text-align: right;">以上</p>
<h4>編集部より</h4>
<p>この記事は、認定NPO法人フローレンス代表理事駒崎弘樹氏のFacebookへの投稿（2019年10月15日）を、御本人に許可をいただき転載させていただきました。オリジナルの投稿をお読みになりたい方は、<a href="https://www.facebook.com/Hiroki.Komazaki" target="_blank" rel="noopener noreferrer">駒崎氏のFacebook</a>をご覧ください。</p>
<hr />
</div><div class="fusion-image-element in-legacy-container" style="--awb-caption-title-font-family:var(--h2_typography-font-family);--awb-caption-title-font-weight:var(--h2_typography-font-weight);--awb-caption-title-font-style:var(--h2_typography-font-style);--awb-caption-title-size:var(--h2_typography-font-size);--awb-caption-title-transform:var(--h2_typography-text-transform);--awb-caption-title-line-height:var(--h2_typography-line-height);--awb-caption-title-letter-spacing:var(--h2_typography-letter-spacing);"><span class=" fusion-imageframe imageframe-none imageframe-1 hover-type-none"><a class="fusion-no-lightbox" href="https://nativ.media/12205/" target="_self" aria-label="channel005"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1037" height="262" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1.png" alt class="img-responsive wp-image-13153" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1-200x51.png 200w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1-400x101.png 400w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1-600x152.png 600w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1-800x202.png 800w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/11/channel005-1.png 1037w" sizes="(max-width: 950px) 100vw, 1037px" /></a></span></div><div class="fusion-clearfix"></div></div></div></div></div><p>The post <a href="https://nativ.media/12482/">【寄稿】人口減少を救う「多拠点居住」の最大の障害は…〜【特集】関係人口を考える</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>【寄稿】スーパー公務員｜寺本英仁の【A級グルメ・ダイアリー】７月号｢膨らまないパン屋と広島カープ｣</title>
		<link>https://nativ.media/9812/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[島根県邑南町]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 01 Jul 2019 04:37:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[A級グルメ]]></category>
		<category><![CDATA[島根県邑南町]]></category>
		<category><![CDATA[寺本英仁]]></category>
		<category><![CDATA[寄稿]]></category>
		<category><![CDATA[地域おこし協力隊]]></category>
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					<description><![CDATA[島根県邑南町で食と農で地域を盛り上げる仕組みづくりを推し進め、大きな成果を上げている寺本英仁さん。その活動は今、全国規模で広がりを見せています。ネイティブでは、その様子を広くご紹介してきましたが、この度、その寺本さんに毎月1回のシリーズで、日々の活動の様子や、その中で考えることを寄稿いただけることになりました。 今回はその１回目です。 寺本英仁（てらもと　えいじ） 島根県邑南町 農林振興課 食と農産業戦略室 島根県邑南町役場職員。１９７１年島根県生まれ。＜A級グルメ＞の仕掛け人として、様々な試みを行い、全国の自治体から注目される存在に。『NHK プロフェショナル 仕事の流儀』ではスーパー公務員として紹介された。 2018/11/9 著書ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語を出版。 広島カープファンの僕。 昨晩は北海道鹿部町からの出張り帰り、 公用車のアンテナの調子が悪く、非常にラジオ中継が聞きにくいなか、 広島カープの試合を夢中に聞きながらハンドルを握っている。 エースの大瀬良が登板にも関わらず、ロッテ打線から4本の花火のようなホームランが マツダスタジアムの外野観客席に白球が吸い込まれていく様子をアナウンサーが報じている。 最高に気分が悪い。 セ・リーグ首位で交流戦を首位で迎えたが、 交流戦に突入してからは、連敗が続き、巨人に首位を奪われてしまった。 僕は広島県と島根県の県境にある、島根県邑南町に生まれた。 島根県邑南町は広島市内まで車で1時間30分と非常に近く、子供の頃から広島カープファンだった父親に 当時のホームスタジアムである広島市民球場に連れていってもらっていたため、 僕は大の広島カープファンである。 大学を卒業して、邑南町役場に入庁してからも、カープの日々の試合内容は気になってしょうがなく、 毎晩、ナイターの試合状況をラジオスマホで情報収集して過ごしている。 広島カープカープは昨年まで、セ・リーグ3連覇を成し遂げ、 今年度は4連覇を目指してシーズンを戦っている。 僕の子どもの頃もカープは黄金時代だった。 山本浩二に衣笠祥雄がホームランを打ち、江夏豊や僕と同郷の島根県出身である大野豊が 対戦相手の打者をバッタバッタと三振に討ち取るシーンが今でも鮮明に残っている。 しかし、僕が大学1年の時にセ・リーグ優勝したのを最後に、 広島カープは暗黒の時代を迎える。 何故、広島カープは弱くなったのか? カープは、本当に弱かった。 子供頃に強かった広島カープは、僕が役場に入ってからつい最近まで セ・リーグのBクラスが指定席だった。 この頃プロ野球に新たにフリーエージェントと逆指名の２つの制度が導入されたことが その理由ではないだろうか。 それまで選手が他チームに移籍する場合は、球団同士が合意して、選手を交換するトレードしかなかったが、 フリーエージェント制度ができたことで、ある一定の期間、実績を出した選手は、 球団を自ら選択できると言う権利が与えられたのだ。 もう一つの「逆指名制度」は、 また、従来プロ野球界に入団するには、ドラフト会議で指名されることが必須だったのが、 もう一つの「逆指名制度」ができることで、ドラフト1位・2位までは、選手の方が球団を指名できるというものに 一部ルールが変わったのだ。 僕自身も、個人の自由が束縛されるルールだなーと思っていたが、 「プロ野球選手」という特別な存在になるためには、｢しょうがない｣と理解していた。 しかし実際には、この２つのルールが広島カープを本当に弱小チームにしてしまったのだ。 選手側には、自由が与えられてよいのだが、 球団にとっても、より契約金額や年俸、その他の条件がよい選手を選べるようになった。 要するに、強大な資本を持った巨人のようなチームに選手が集まることになったのである。 市民球団である広島カープは資金がないため、ドラフトで上位選手のよい選手を獲得することができないし、 せっかく育って活躍するようになると、他球団にフリーエージェントで移籍するようになってきた。  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="fusion-fullwidth fullwidth-box fusion-builder-row-2 nonhundred-percent-fullwidth non-hundred-percent-height-scrolling" style="--awb-border-radius-top-left:0px;--awb-border-radius-top-right:0px;--awb-border-radius-bottom-right:0px;--awb-border-radius-bottom-left:0px;--awb-flex-wrap:wrap;" ><div class="fusion-builder-row fusion-row"><div class="fusion-layout-column fusion_builder_column fusion-builder-column-1 fusion_builder_column_1_1 1_1 fusion-one-full fusion-column-first fusion-column-last" style="--awb-bg-size:cover;--awb-margin-bottom:0px;"><div class="fusion-column-wrapper fusion-flex-column-wrapper-legacy"><div class="fusion-text fusion-text-4"><section class="lead">島根県邑南町で食と農で地域を盛り上げる仕組みづくりを推し進め、大きな成果を上げている寺本英仁さん。その活動は今、全国規模で広がりを見せています。ネイティブでは、その様子を広くご紹介してきましたが、この度、その寺本さんに毎月1回のシリーズで、日々の活動の様子や、その中で考えることを寄稿いただけることになりました。<br />
今回はその１回目です。</section>
<div>
<section class="profile">
<h3>寺本英仁（てらもと　えいじ）</h3>
<p><a href="http://www.town.ohnan.lg.jp/www/index.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><strong>島根県邑南町</strong></a> <strong>農林振興課 食と農産業戦略室</strong></p>
<p><img decoding="async" class=" wp-image-7312 alignleft" style="float: left; margin-right: 15px;" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2018/10/teramoto-1.jpg" alt="" width="120" /><br />
島根県邑南町役場職員。１９７１年島根県生まれ。＜A級グルメ＞の仕掛け人として、様々な試みを行い、全国の自治体から注目される存在に。『NHK プロフェショナル 仕事の流儀』ではスーパー公務員として紹介された。</p>
<p>2018/11/9 著書ビレッジプライド 「0円起業」の町をつくった公務員の物語を出版。</p>
</section>
</div>
<section class="article_main">
<h2>広島カープファンの僕。</h2>
<p>昨晩は北海道鹿部町からの出張り帰り、<br />
公用車のアンテナの調子が悪く、非常にラジオ中継が聞きにくいなか、<br />
広島カープの試合を夢中に聞きながらハンドルを握っている。</p>
<p>エースの大瀬良が登板にも関わらず、ロッテ打線から4本の花火のようなホームランが<br />
マツダスタジアムの外野観客席に白球が吸い込まれていく様子をアナウンサーが報じている。</p>
<p>最高に気分が悪い。</p>
<p>セ・リーグ首位で交流戦を首位で迎えたが、<br />
交流戦に突入してからは、連敗が続き、巨人に首位を奪われてしまった。<br />
僕は広島県と島根県の県境にある、島根県邑南町に生まれた。<br />
島根県邑南町は広島市内まで車で1時間30分と非常に近く、子供の頃から広島カープファンだった父親に<br />
当時のホームスタジアムである広島市民球場に連れていってもらっていたため、<br />
僕は大の広島カープファンである。<br />
大学を卒業して、邑南町役場に入庁してからも、カープの日々の試合内容は気になってしょうがなく、<br />
毎晩、ナイターの試合状況をラジオスマホで情報収集して過ごしている。</p>
<p>広島カープカープは昨年まで、セ・リーグ3連覇を成し遂げ、<br />
今年度は4連覇を目指してシーズンを戦っている。<br />
僕の子どもの頃もカープは黄金時代だった。<br />
山本浩二に衣笠祥雄がホームランを打ち、江夏豊や僕と同郷の島根県出身である大野豊が<br />
対戦相手の打者をバッタバッタと三振に討ち取るシーンが今でも鮮明に残っている。<br />
しかし、僕が大学1年の時にセ・リーグ優勝したのを最後に、<br />
広島カープは暗黒の時代を迎える。</p>
<h2>何故、広島カープは弱くなったのか?</h2>
<p>カープは、本当に弱かった。<br />
子供頃に強かった広島カープは、僕が役場に入ってからつい最近まで<br />
セ・リーグのBクラスが指定席だった。</p>
<p>この頃プロ野球に新たにフリーエージェントと逆指名の２つの制度が導入されたことが<br />
その理由ではないだろうか。</p>
<p>それまで選手が他チームに移籍する場合は、球団同士が合意して、選手を交換するトレードしかなかったが、<br />
フリーエージェント制度ができたことで、ある一定の期間、実績を出した選手は、<br />
球団を自ら選択できると言う権利が与えられたのだ。</p>
<p>もう一つの「逆指名制度」は、<br />
また、従来プロ野球界に入団するには、ドラフト会議で指名されることが必須だったのが、<br />
もう一つの「逆指名制度」ができることで、ドラフト1位・2位までは、選手の方が球団を指名できるというものに<br />
一部ルールが変わったのだ。</p>
<p>僕自身も、個人の自由が束縛されるルールだなーと思っていたが、<br />
「プロ野球選手」という特別な存在になるためには、｢しょうがない｣と理解していた。</p>
<p>しかし実際には、この２つのルールが広島カープを本当に弱小チームにしてしまったのだ。</p>
<p>選手側には、自由が与えられてよいのだが、<br />
球団にとっても、より契約金額や年俸、その他の条件がよい選手を選べるようになった。<br />
要するに、強大な資本を持った巨人のようなチームに選手が集まることになったのである。<br />
市民球団である広島カープは資金がないため、ドラフトで上位選手のよい選手を獲得することができないし、<br />
せっかく育って活躍するようになると、他球団にフリーエージェントで移籍するようになってきた。<br />
川口、江藤、金本、新井、大竹、黒田、前田とカープの中心選手は巨人・阪神・メジャーリーグへと出て言った。<br />
こうした選手の流失とともに、カープの成績は落ちていったのだ。</p>
<p>しかし実は、この前田のメジャー移籍をした翌年から、なんとカープはセ・リーグ３連覇を果たしている。</p>
<p>ドラフトの逆指名こそ現在はなくなったが、未だ続くフリーエージェント制度による主力選手の流失を克服し始めた、とも言えるのだ。<br />
いったい、どうやってそれを克服したのだろうか？</p>
<p>僕はその理由は、<strong>時間をかけた｢人材育成｣</strong>に尽きると考えている。</p>
<h2>カープは何故強くなったか？</h2>
<p>ドラフトで大学性や社会の即戦力の選手の獲得が難しくなってからというもの、<br />
カープ球団は選手の素材に徹底的にこだわり、名も無き選手を一流選手に成長させてきた。</p>
<p>カープのドラフト戦略は、実に面白い。</p>
<p>高校生でも、甲子園のスター選手よりも、<br />
高校で投手で、4番で足の早く、肩の強い選手を優先して獲得している。<br />
高校時代に投手で4番をチーム内でつとめる選手は野球センスの塊で、<br />
足が早く速い肩の強い選手は、投手として大成しなくても、どこのポジションでもこなせるからである。</p>
<p>現在カープの主砲である鈴木誠也や、<br />
今シーズンに移籍したセ・リーグ2年連続最優秀選手の丸選手がこのパターンである。<br />
また、高額な外国人をメジャーから入れるのではなく、<br />
ドミニカ共和国にカープアカデミーを作り、素質のある選手に長期間に渡って育成している。<br />
現在、広島カープの長距離砲バティスタ選手や、救援投手のフランスア選手は、<br />
このカープアカデミー出身の選手である。</p>
<p>子供の頃に憧れただけの広島カープだったが、<br />
僕は。今この巨大資本に対抗するために、地道に選手の人材育成をしてきた、広島カープのやり方が<br />
自分の仕事のやり方の基準になり、目指すべきところになってきている。<br />
ちなみに昨年の広島カープと巨大資本球団巨人の対戦成績は<br />
17勝７敗1分けと圧倒しているのだ！（笑）</p>
<p>&nbsp;</p>
</section>
<section class="article_main">
<h2>邑南町の料理人育成制度</h2>
<p>邑南町も他の自治体と比較しても決して、財政の豊かな町とはいえない。<br />
こんな弱小の町が生き残っていくために、広島カープのような人材育成をしていこうと思った。<br />
それが平成２３年から始まった「A級グルメ構想」の取り組みの一つである【耕すシェフの研修制度】である。<br />
この「耕すシェフの研修制度」は、「食」や「農」に関心のある都市部に住んでいる人に、<br />
将来、その道のプロフェッショナルになるための支援をし、邑南町での起業を目指してもらうものである。<br />
研修に費用料金はとらない。逆に３年間の研修期間中は、月額16万７千円の研修費を町が負担するという、<br />
料理人や有機農家を目指す若者にとっては夢のような制度だ。</p>
<p>僕はこの８年間で、71人の研修生と出会った。</p>
<p>その研修生たちが邑南町に来るまでに何を背負って生きてきたかは、僕には想像もつかない。<br />
けど、この町で過ごした日々は、それなりにみんなの人生に影響があったと思う。<br />
僕はそんな彼らの人生に少しだけでも、触れる機会があったことを、純粋に幸せに感じている。<br />
この幸せを、少しでも鮮明に記憶に残したいと、今も強く思っている。</p>
<p>これから綴る、邑南町の研修生とのオムニバス形式のドラマは、<br />
皆さんが生きる中で参考にして欲しい&#8230;などとは思っていない。<br />
むしろ、僕が自分がただ勝手に鮮明に残したい記憶を少しでも共有し、味わってもらいながら、<br />
気軽に楽しんで読んで頂ければと思う。</p>
<h2>膨らまないパン屋登場</h2>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9823" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080.jpg" alt="" width="80%" height="80%" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080-300x200.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080-740x493.jpg 740w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080-768x512.jpg 768w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080-1024x683.jpg 1024w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8080.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></p>
<p>さてさて、前置きがものすごく長くなってしまったが（笑）、<br />
最初に取り上げるのは、なんといっても「てらだのパン」の寺田真也くんだ。<br />
彼は僕の著書「ビレッジプライド」に中で「０円起業家」として取り上げたことから、<br />
全国の地方創生に関わる方に知られることになった。<br />
僕も講演のたびに彼の話をするので、注目度がものすごく高い「耕すシェフ」の研修生の一人だ。</p>
<p>寺田くんは兵庫県姫路市出身で、<br />
「耕すシェフ」の募集を知ったのは、テレビで邑南町の特集を見たのがきっかけらしい。<br />
研修生が耕すシェフの応募する動機として、テレビ番組を見たことがきっかけと言う人が意外に多い。<br />
「テレビの全国放送に出たって、最近はまり効果はないよ」と言う人も多い。<br />
確かに現代は、インターネットの普及により、情報収集の手法は多様化してきているが、<br />
やはりテレビの全国放送はメディア界の王様で、影響が絶大であるのは、現代でも変わらない。</p>
<p>マスコミへの情報発信についてはまた、詳しく何処かで触れることにして、寺田くんの話に戻そう。</p>
<p>彼は町長面接でも、「応募のきっかけは？」と訪ねられると、<br />
「えーと、テレビをみまして&#8230;何の番組かは忘れましたが&#8230;」と答えるのである。<br />
普通、応募動機くらいは聞かれるのが当然なので、<br />
テレビ番組がきっかけだとしても、番組名くらいは調べてくるものだが、<br />
彼は思ったままを人に伝えてしまう。<br />
よく言えば飾らない性格なのだが、それを周囲が理解をするのには、かなり時間がかる。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9836" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_8146.jpg" alt="" width="80%" height="80%" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_8146-300x225.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_8146-768x576.jpg 768w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_8146.jpg 800w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>最初の研修先のレストラン「AJIKURA」で、そんなこんなで料理長とぶつかったエピソードは拙著でも触れたが、<br />
案の定「AJIKURA」の中でも、彼がみんなに理解されるのにはかなり時間がかかった。<br />
僕自身も彼と会った当初は「思ったことをズケズケ言う人間だなー」と感じていたが、<br />
彼と付き合っていくうちに、実は彼は心がまったく汚れてなくて、<br />
本当に自分が見たもの感じたことを、そのまま口走ってしまうのだということに気付きはじめた。<br />
「配慮」と言う言葉は良い意味に聞こえるが、僕はこの言葉に少なからず「嘘」が含まれていると思う。<br />
人間生きていく上で「嘘」も必要だけど、寺田くんはいい意味で「嘘」がつけない人間なのだ。<br />
「その時、その一瞬を素直に生きるってこういうことなんだ&#8230;」と僕は感じた。</p>
<p>寺田くんと付き合っていると、正直今も、腹が立つ時もあるし、イライラする時もある。<br />
だけど、てらだくんは「てらだのパン」で、今日も一人、自分の気持とまっすぐ向き合って<br />
自分のパンを焼き続けている。</p>
<p>２年前の８月頃、当時のA級グルメ総料理長だった紺谷氏に<br />
２ヶ月後の10月にオープン予定の寺田くんの様子を、見に行ってもらったことがある。<br />
その日の夜は我が家で、耕すシェフの研修生を集めてバーベキューをすることになっていたので、<br />
寺田くんのパンをもってきてと頼んだのだ。</p>
<p>紺谷シェフが、「どう思います？」と、そのパンを差し出しながら言った。<br />
僕は一瞬目を疑った。<br />
素人の僕でも一目瞭然、「全く膨らんでいない」のである。<br />
このままでは「てらだパン」は、「膨らまないパン屋」として最悪の評判になるのではと、本当に絶望に陥った。<br />
僕は紺谷シェフに、「オープンまで、マンツーマンで教えてやってくれないか？」とお願いした。</p>
<p>「０円起業の町」の肝は、地域の住民が自分たちの地域の空き家や空き店舗を、自分たちが出資して作り、起業家を受け入れることだ。<br />
起業家は、家賃だけでお店を持てるのだ。<br />
寺田くんの場合も、出羽自治会の地域が合同会社出羽を設立し、そこがパン屋の出資者になったので、<br />
自治会や合同会社のメンバーとうまくやっていかないと、「てらだパン」は維持できない。<br />
出羽地域の人たちも、自分たちが店舗を提供し投資しているわけだから、寺田くんに対しても、ついつい口を出してしまう。<br />
寺田くんはあの性格だから、その人達に思ったこと・感じたこと全て口走ってしまう。<br />
パンが美味しく焼ければ、それでも地域の人も認めるだろうが、<br />
「膨らまないパン」では説得力があるわけではない。<br />
逆にみんなの心配が心配を呼び、悪気はまったくないのだが、<br />
「寺田くん大丈夫？」とか、「寺田のパンは、きっとずっと膨らまない」などと、<br />
あることないことの噂が、ツィッターよりも早く広がる。<br />
これが「田舎」の凄さだ。</p>
<p>寺田くんを出羽地域に紹介した手前、僕は両者の板挟みになって、苦しい立場に追い込まれた。<br />
とにかく、両者の役割を明確にしてもらい、「てらだのパン」をなんとか10月にオープンさせた。<br />
険悪になることがなかったと言えば、大嘘になってしまう。(笑)<br />
僕自身、寺田くんに対して「自分の店なんだから、もっと真剣に考えろよ&#8230;」と苦々しく思ったことも何度もあった。<br />
寺田くんも「店をやることを決めたのは、寺本さんにやってみろと言われたから」と周囲に漏らしていると聞いた時は、<br />
確かにそうかもしれないけど、正直と腹がたった。<br />
「０円起業」って聞こえはよいかもしれないけど、起業する側にとってはあまりにリスクが少なくて、<br />
かえってデメリットになることもあるではないか&#8230;とも感じた。<br />
でも、そんなことは今更、寺田くんにも、出羽地域の人にも言えるわけないし、<br />
とにかく、僕は店をオープンさせたかった。</p>
<p>オープンさえすれば、寺田くんの甘い考えが、少しは変化するのではないかと。</p>
<h2>てらだのパンは広島カープだった</h2>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9834" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_9389.jpg" alt="" width="80%" height="80%" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_9389-300x225.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_9389-768x576.jpg 768w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/IMG_9389.jpg 800w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
<p>不安と期待を同時に抱きつづけていた。<br />
そして、日にちだけはあっという間に過ぎていき、10月「てらだのパン屋」がオープンした。<br />
オープン当日、お客が全く来ないのではないかという僕の心配は、良い意味で裏切られた。<br />
出羽地域の人たちは、数十年ぶり近所にできるパン屋を大歓迎し、行列をなして待っていたのである。<br />
もちろん、出資者としての心配もあったろうが、僕は決してそれだけではない気持ちを強く感じた。<br />
その証拠に、彼らが、ただパンを買うお客にとどまらず、<br />
寺田くんが、レジでもたついていれば、率先してレジを手伝い、厨房に皿がたまれば、皿洗いまでしていたからだ。<br />
パンが全部売れて、寺田くんがようやく食事をとるまで、帰らなかった人までいた。</p>
<p>そのお客と、寺田くんのパンを食べながらの会話がこれまた、面白かった。</p>
<p>「寺田くん、やっぱり出羽の食材を使ったパンを作らないと！」<br />
「あの時、お会計をもっと早くしてあげないと！おばあちゃん、沢山パン買ってくれたのに、重たくてしんどそうだったよ！」<br />
などなど、あれやこれや、寺田くんのお仕事ぶりに批評を始めたのだ。<br />
こうしたやりとりが、数時間に及ぶこともあった。<br />
寺田くんも、いつもの感じで、思うがままに口走っているのだが、<br />
出羽地域のおばちゃん、おじちゃんは、そんなことにはお構いなし。<br />
ノーガードの打ち合いとまではいかないが、お互いに結構本気な「パンチ」を打ち合っている。<br />
時々ハラハラすることもあったが、僕にとってはこの空間はなんとも気持ち良かった。<br />
まるで広島カープを親や仲間と応援する時のようだった。</p>
<p>広島カープの選手がエラーすると、テレビの前で僕はその選手をボロクソに言ってしまうことがある。<br />
もちろんチャンスで打てない選手にもだ。<br />
でもそれは当然憎いわけではなく、心底応援しているからこそだ。</p>
<p>寺田くんにとっては、出羽地域の人たちはまるで「広島カープァン」なんじゃないかと思う。<br />
役場で僕の正面の席に座っている職員の三浦さんは、出羽自治会の役員もしている。<br />
彼とは、朝いつも寺田くんの話で盛り上げる。<br />
まるで、昨日の広島カープの試合を振り返るように。<br />
僕が寺田くんを褒めると、三浦さんは、難しい顔をして首を傾けるが、<br />
逆に僕が寺田くんを腐すと、真剣な眼差しで寺田くんをかばう。<br />
「あんた、いったい寺田くんのこと、好きなん？嫌いなん？」と言いたくなるが、<br />
実はまったく僕も三浦さんと同じで、別の誰かが寺田くんを悪く言うと、ついついかばってしまう。<br />
もっと言えば、自分以外が寺田くんの悪口を言っていると本当に腹が立つ。<br />
なぜなら、寺田くんの悪口を言っていいのは、本当は僕だけだから!(笑)</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9827" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8084.jpg" alt="" width="80%" height="80%" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8084-300x200.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8084-740x493.jpg 740w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8084-768x512.jpg 768w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/06/DSCF8084.jpg 800w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
ある日の朝、いつも寺田のパンに辛口な三浦さんが、僕にこんなことを言ってきた。<br />
「寺田くんのパン最近、すごく上手くなってきたんよ。俺はあの味、すきなんだよなー」と。<br />
僕もそれは同感だった。<br />
彼はパンを焼けば焼くほど、そしてみんなから言われればいわれるほど、ちゃんと上達してきているのだ。</p>
<p>オープンして３ヶ月したころには、立派なパン屋になってきたのである。<br />
出羽地域の熱狂的なファンに支えられながら。</p>
<p>膨らまないパン屋は、実は「広島カープ」だったのだ。</p>
<p>そして、彼の名誉のために、最後に書いて置きたいことがある、<br />
パンが膨らまなかったかの理由は、新しい器具に慣れていなかっただけで、<br />
そこまで彼の腕がわるかったわけではない（らしい）と。(笑）</p>
<p>今や僕は完全に「寺田ファン」になっている。<br />
もしかするとカープよりも好きかもしれない。なにせ彼は、もう町にとって、無くてはならない存在なんだから。</p>
<p><strong>（続きは、来月の後編で。）</strong></p>
</section>
<p align="right">文責：島根県邑南町　寺本英仁</p>
<hr />
<p>邑南町では、食と農のスペシャリスト「耕すシェフ」を目指す、地域おこし協力隊員を募集しています。詳しくは以下をクリック！<br />
<a href="https://nativ.media/article/tagayasu/"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9883" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/07/ounancho-r.png" alt="" width="671" height="434" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/07/ounancho-r-300x194.png 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/07/ounancho-r.png 671w" sizes="(max-width: 671px) 100vw, 671px" /></a></p>
</div><div class="fusion-clearfix"></div></div></div></div></div><p>The post <a href="https://nativ.media/9812/">【寄稿】スーパー公務員｜寺本英仁の【A級グルメ・ダイアリー】７月号｢膨らまないパン屋と広島カープ｣</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>【寄稿】地方公務員の新たなネットワーク『オンラインサロン』とは〜公務員の個の力が躍動する時代</title>
		<link>https://nativ.media/9260/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Nativ.media編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 14 Mar 2019 10:38:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[一般（編集部用）]]></category>
		<category><![CDATA[オンラインサロン]]></category>
		<category><![CDATA[地方公務員]]></category>
		<category><![CDATA[寄稿]]></category>
		<category><![CDATA[イノベーション]]></category>
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					<description><![CDATA[最近でこそ、地方公務員が大手メディアに取り上げられる機会が増えた。しかし、それでも彼らが注目を浴びる機会は決して多いとは言えない。率直に言って、個としての公務員は、その価値に比して正当な評価や期待がなされていない。個の活躍が組織に大きな成果をもたらすという認識が、役所内外から欠けているように思う。 寄稿：加藤年紀（かとうとしき） 株式会社ホルグ 代表取締役社長 株式会社ネクスト(※現「株式会社LIFULL[東証一部:2120])に2007年4月に新卒入社し、2012年5月に同社インドネシア子会社「PT.LIFULL MEDIA INDONESIA」の最高執行責任者(COO)/取締役として日本から一人で出向。子会社の立ち上げを行い、以降4年半の間ジャカルタに駐在。 同社在籍中の2016年7月に、地方自治体を応援するメディア『Heroes of Local Government(holg.jp)』を個人としてリリース。 2016年9月に同社退社後、2016年11月に株式会社ホルグを設立。『地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード』などを主宰し、地方自治体がより力を発揮できる環境を構築することで、世の中を良くしようと活動している。 個の力が組織の圧倒的な成果を生む時代 現代は社員や職員個人の力によって、圧倒的な仕事の成果を発揮できるかつてない時代だ。GAFAに代表されるように、優れた個が存在する企業が、世界の時価総額ランキングで急激に上位を占めることとなった。 　「民間企業と地方自治体は違う！」と言いたくなるかもしれないが、むしろ、変化率でいうと、個の力を生かせる環境変化の度合いは地方自治体のほうが大きい。2000年以降に機関委任事務が廃止され、失敗をしないことが重要ではなくなったからだ。これ以降、公務員は個の力を高め、クリエイティビティを求められるようになってきた。特に、右肩上がりの社会ではなくなった今、その打開策を個の力に頼らざるを得なくなってきている。 公務員の個の力を高める動きが今まで存在しなかったわけではない。時代の変遷の中で、公務員はネットワーク活動の中で自主的に勉強を重ねていた。1980年代、公務員のネットワーク活動は対面によるものが中心だった。2000年に入ると、メールやメーリングリストが登場し、それによって情報共有のハードルが格段に下がる。近年ではSNSが誕生したことで、さらに情報共有がしやすくなった。 お金をかけずに個の力を伸ばせる時代がきた 筆者は地方公務員オンラインサロン（https://camp-fire.jp/projects/view/111482）という、地方公務員限定の有料コミュニティを今年１月から運営している。参加費は月額1500円。現在、全国から約200名が参加している。ありがたいことに、現在、CAMPFIRE社のホームページに掲載されているファンクラブという仕組みの中で、全1089のうち19番目に人数が多い。 最近では、オンラインサロンが少しずつ世の中に広まってきた。ただし、その中身は主宰者によって大きく異なる。地方公務員オンラインサロンで最も人気があるのは、ウェブ上でセミナーを開催していることだ。活躍する首長や公務員が登壇し、全国どこにいても彼らと直接話をしたり、質問することができる。また、ICTや人事など、特定にテーマに沿った交流会も開催され、今後はサロン会員の発案でリアルのオフ会も開催される。 [写真：四條畷市 東修平市長、生駒市 小紫雅史市長らが登壇] 地方公務員オンラインサロンの特徴は、地方公務員同士のつながりだけでなく、様々なプレイヤーとの接点があることだ。例えば、先日、内閣府の官民連携に関するプレイベントに、オンラインサロンから地方公務員を紹介してほしいと打診があった。10人のサロン会員が参加したが、イベントを通じて、ベンチャー企業と地方公務員が意見を交わした。もちろん、主催した内閣府を加えた３者が個人単位でつながるきっかけとなった。 筆者が民間出身ということもあり、オンラインサロンでは民間との接点も多い。官民連携を進める前横須賀市長の吉田雄人さんや、クラウドファンディングの運営会社にも相談ができる。さらに、４月には医者、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどと連携が始まり、地方公務員の公私にわたる相談体制が構築される。公私というのは、医者や弁護士は仕事の話をすることもできるが、個人の悩みも相談可能となるからだ。 筆者が特にダイナミズムを感じているのは、オンラインサロンにおける副業の推進だ。昨今、神戸市や生駒市が前例を作ったように、副業の流れが地方公務員の中でも広がっている。公務員が持つノウハウには今まで光が当たることが少なかった。しかし、地方公務員の声を聞きたいという企業ニーズは日々高まっている。 実は、オンラインサロンを通じて、既に複数の副業事例が生まれている。企業からHOLGに集まる依頼を、サロン参加者とマッチングしているからだ。国も公務員の副業を解禁する方向で動いているが、この流れにはさらに拍車がかかるだろう。 地方公務員とオンラインサロンの意外な親和性 オンラインサロンの特徴は参加者の自主性と自発性にある。個人がそれぞれで参加費を捻出し、辞めたいときに辞めることができるからだ。正直に言うと、それは主宰者としては厳しい側面も大きい。しかし、その結果として、自発的なコミュニティが維持されるのは大きなメリットである。 一方、参加者の楽しみ方は人それぞれだ。他の参加者とコミュニケーションは取らないが、好きな時間に過去のイベント動画を観ている会員も存在する。そういう使い方もあるんだなぁ・・・と感じたが、もちろん、それも大歓迎だ。地方公務員オンラインサロンでは無理のない、ゆるい参加を推奨している。人間、無理をしていても続かないからだ。 ちなみに、オンラインサロンと地方公務員には、２つの大きな親和性がある。１つは、地方公務員が日本全国津々浦々に存在すること。そして、もう１つは、地方公務員は組織を超えて、ノウハウを共有できることにある。一見、相容れないような地方公務員とオンラインサロンではあるが、オンラインサロンの正体は単なるコミュニティでしかない。そのコミュニティが地方公務員『個』にノウハウやモチベーションを与えられるモノであることが望まれている。 過去と他人は変えられない　未来と自分は変えられる 現代は相対的に個の力が強くなった時代だ。全体としてこの流れはさらに進むと予想されるが、中には個の力を生かそうとしない組織もあるだろう。そんな時に注目したいのは、カナダの精神科医エリック・バーンの残した名言だ。 「過去と他人は変えられない。しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる」 テクノロジーの進化によって、世の中には個の能力を高める様々な機会が溢れている。機会は英語にすると「チャンス」だ。周囲に転がる機会をチャンスととらえることで、未来は少しずつ変えられる。それは公務員でも例外ではないと筆者は信じている。 文：株式会社ホルグ　代表取締役社長　加藤年紀 地方公務員オンラインサロンの詳細情報 https://camp-fire.jp/projects/view/111482]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<section class="lead">最近でこそ、地方公務員が大手メディアに取り上げられる機会が増えた。しかし、それでも彼らが注目を浴びる機会は決して多いとは言えない。率直に言って、個としての公務員は、その価値に比して正当な評価や期待がなされていない。個の活躍が組織に大きな成果をもたらすという認識が、役所内外から欠けているように思う。</p>
<div>
<section class="profile">
<h3>寄稿：加藤年紀（かとうとしき）</h3>
<p><a href="https://www.holg.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><strong>株式会社ホルグ</strong></a> <strong>代表取締役社長</strong></p>
<p><img decoding="async" class=" wp-image-9294 alignleft" style="float: left; margin-right: 15px;" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/katoutoshiki.jpg" alt="" width="200" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/katoutoshiki-150x150.jpg 150w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/katoutoshiki-300x300.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/katoutoshiki.jpg 400w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></p>
<p>株式会社ネクスト(※現「株式会社LIFULL[東証一部:2120])に2007年4月に新卒入社し、2012年5月に同社インドネシア子会社「PT.LIFULL MEDIA INDONESIA」の最高執行責任者(COO)/取締役として日本から一人で出向。子会社の立ち上げを行い、以降4年半の間ジャカルタに駐在。<br />
同社在籍中の2016年7月に、地方自治体を応援するメディア『<a href="https://www.holg.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">Heroes of Local Government(holg.jp)</a>』を個人としてリリース。<br />
2016年9月に同社退社後、2016年11月に株式会社ホルグを設立。『地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード』などを主宰し、地方自治体がより力を発揮できる環境を構築することで、世の中を良くしようと活動している。</p>
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<h2>個の力が組織の圧倒的な成果を生む時代</h2>
<p>現代は社員や職員個人の力によって、圧倒的な仕事の成果を発揮できるかつてない時代だ。GAFAに代表されるように、優れた個が存在する企業が、世界の時価総額ランキングで急激に上位を占めることとなった。</p>
<p><strong>　「民間企業と地方自治体は違う！」</strong>と言いたくなるかもしれないが、むしろ、変化率でいうと、個の力を生かせる環境変化の度合いは地方自治体のほうが大きい。2000年以降に機関委任事務が廃止され、失敗をしないことが重要ではなくなったからだ。これ以降、公務員は個の力を高め、クリエイティビティを求められるようになってきた。特に、右肩上がりの社会ではなくなった今、その打開策を個の力に頼らざるを得なくなってきている。</p>
<p>公務員の個の力を高める動きが今まで存在しなかったわけではない。時代の変遷の中で、公務員はネットワーク活動の中で自主的に勉強を重ねていた。1980年代、公務員のネットワーク活動は対面によるものが中心だった。2000年に入ると、メールやメーリングリストが登場し、それによって情報共有のハードルが格段に下がる。近年ではSNSが誕生したことで、さらに情報共有がしやすくなった。</p>
<h2>お金をかけずに個の力を伸ばせる時代がきた</h2>
<p>筆者は地方公務員オンラインサロン（<a href="https://camp-fire.jp/projects/view/111482" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://camp-fire.jp/projects/view/111482</a>）という、地方公務員限定の有料コミュニティを今年１月から運営している。参加費は月額1500円。現在、<strong>全国から約200名</strong>が参加している。ありがたいことに、現在、CAMPFIRE社のホームページに掲載されているファンクラブという仕組みの中で、<strong>全1089のうち19番目</strong>に人数が多い。</p>
<p>最近では、オンラインサロンが少しずつ世の中に広まってきた。ただし、その中身は主宰者によって大きく異なる。地方公務員オンラインサロンで最も人気があるのは、ウェブ上でセミナーを開催していることだ。活躍する首長や公務員が登壇し、全国どこにいても彼らと直接話をしたり、質問することができる。また、ICTや人事など、特定にテーマに沿った交流会も開催され、今後はサロン会員の発案でリアルのオフ会も開催される。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9279" src="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/177920f377b94b656a624d4cb913a7c6.jpg" alt="" width="80%" height="80%" srcset="https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/177920f377b94b656a624d4cb913a7c6-300x170.jpg 300w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/177920f377b94b656a624d4cb913a7c6-768x435.jpg 768w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/177920f377b94b656a624d4cb913a7c6-1024x580.jpg 1024w, https://nativ.media/wp-content/uploads/2019/03/177920f377b94b656a624d4cb913a7c6.jpg 1320w" sizes="(max-width: 1320px) 100vw, 1320px" /></p>
<p align="center"><strong>[写真：四條畷市 東修平市長、生駒市 小紫雅史市長らが登壇]</strong></p>
<p>地方公務員オンラインサロンの特徴は、地方公務員同士のつながりだけでなく、様々なプレイヤーとの接点があることだ。例えば、先日、内閣府の官民連携に関するプレイベントに、オンラインサロンから地方公務員を紹介してほしいと打診があった。10人のサロン会員が参加したが、イベントを通じて、ベンチャー企業と地方公務員が意見を交わした。もちろん、主催した内閣府を加えた３者が個人単位でつながるきっかけとなった。</p>
<p>筆者が民間出身ということもあり、オンラインサロンでは民間との接点も多い。官民連携を進める前横須賀市長の吉田雄人さんや、クラウドファンディングの運営会社にも相談ができる。さらに、４月には医者、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどと連携が始まり、地方公務員の公私にわたる相談体制が構築される。公私というのは、医者や弁護士は仕事の話をすることもできるが、個人の悩みも相談可能となるからだ。</p>
<p>筆者が特にダイナミズムを感じているのは、オンラインサロンにおける副業の推進だ。昨今、神戸市や生駒市が前例を作ったように、副業の流れが地方公務員の中でも広がっている。公務員が持つノウハウには今まで光が当たることが少なかった。しかし、地方公務員の声を聞きたいという企業ニーズは日々高まっている。</p>
<p>実は、オンラインサロンを通じて、既に複数の副業事例が生まれている。企業からHOLGに集まる依頼を、サロン参加者とマッチングしているからだ。国も公務員の副業を解禁する方向で動いているが、この流れにはさらに拍車がかかるだろう。</p>
<h2>地方公務員とオンラインサロンの意外な親和性</h2>
<p><strong>オンラインサロンの特徴は参加者の自主性と自発性</strong>にある。個人がそれぞれで参加費を捻出し、辞めたいときに辞めることができるからだ。正直に言うと、それは主宰者としては厳しい側面も大きい。しかし、その結果として、自発的なコミュニティが維持されるのは大きなメリットである。</p>
<p>一方、参加者の楽しみ方は人それぞれだ。他の参加者とコミュニケーションは取らないが、好きな時間に過去のイベント動画を観ている会員も存在する。そういう使い方もあるんだなぁ・・・と感じたが、もちろん、それも大歓迎だ。地方公務員オンラインサロンでは無理のない、ゆるい参加を推奨している。人間、無理をしていても続かないからだ。</p>
<p>ちなみに、オンラインサロンと地方公務員には、２つの大きな親和性がある。１つは、地方公務員が日本全国津々浦々に存在すること。そして、もう１つは、地方公務員は組織を超えて、ノウハウを共有できることにある。一見、相容れないような地方公務員とオンラインサロンではあるが、オンラインサロンの正体は単なるコミュニティでしかない。そのコミュニティが地方公務員『個』にノウハウやモチベーションを与えられるモノであることが望まれている。</p>
<h2>過去と他人は変えられない　未来と自分は変えられる</h2>
<p>現代は相対的に個の力が強くなった時代だ。全体としてこの流れはさらに進むと予想されるが、中には個の力を生かそうとしない組織もあるだろう。そんな時に注目したいのは、カナダの精神科医エリック・バーンの残した名言だ。</p>
<p><strong>「過去と他人は変えられない。しかし、いまここから始まる未来と自分は変えられる」</strong></p>
<p>テクノロジーの進化によって、世の中には個の能力を高める様々な機会が溢れている。機会は英語にすると「チャンス」だ。周囲に転がる機会をチャンスととらえることで、未来は少しずつ変えられる。それは公務員でも例外ではないと筆者は信じている。</p>
<p align="right">文：株式会社ホルグ　代表取締役社長　加藤年紀</p>
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<h3>地方公務員オンラインサロンの詳細情報</h3>
<ul>
<li><strong><a href="https://camp-fire.jp/projects/view/111482" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://camp-fire.jp/projects/view/111482</a></strong></li>
</ul>
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</section><p>The post <a href="https://nativ.media/9260/">【寄稿】地方公務員の新たなネットワーク『オンラインサロン』とは〜公務員の個の力が躍動する時代</a> first appeared on <a href="https://nativ.media">Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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