名前:前野ほのかさん
生年月日:1999-01-21
職業:大学生
出身地:茨城県下妻市
居住地:茨城県下妻市

勤務先:うるマルシェ(うるま市)
滞在期間:2019年9月4日から9月30日まで(27日間)

【ふるさとワーホリとは】
都市に暮らす人々が一定期間その地域に滞在し、働きながら地元の人々と交流する総務省のプログラムです。
https://okinawa-iju-wh.jp/

-参加した理由を教えて下さい
「海が好きで、ずっと沖縄に住みたいって気持ちがあって。これまでにも5、6回来ているんですが『旅行』と『住む』は違うと思って、参加しました」

-ふるさとワーホリに出会ったきっかけは?
「沖縄の求人がないかどうか探してて、大学のキャリアセンターとかいろいろ回っていました。その中で『NPO法人ふるさと回帰支援センター』という施設に行って相談しているうちに、最後の最後でふるさとワーホリのチラシを渡してもらいました」

■どんなお仕事をしましたか?→地域の直売所でレジ担当

前野さんは沖縄県内の農水産物や特産品を直売する「うるマルシェ」(沖縄県うるま市)で勤務しました。

「勤務初日はとりあえず緊張しました。でも、沖縄の人って名字じゃなくて下の名前で呼んでくれるんですよね。すぐに『ほのかちゃん』って呼んでくれて、心の中で『おぉー』って思いました。あとは『ほーのー』って(沖縄風に)伸ばして呼んでくれて、うれしかったです」

主にレジ打ちを担当した前野さん。持ち前の笑顔で対応します。もともとアルバイトでスポーツジムの受付や定食屋さんのキッチン・ホールなどをしており、人と接する仕事が好きとのこと。

本土には無い、沖縄独特の食材は興味深い反面、戸惑うことも。特に名前が分からないことには苦労しました。
「お客さんに知らない名前の野菜で食べ頃を聞かれて、先輩に聞いて対応しました。とりあえず『黄色くなったら食べ頃です』って伝えたんですけど、未だに何の野菜か分かってないです(笑)」

■どんな生活をしていましたか?→職場から徒歩1分のワンルーム

滞在中の自宅は、職場のうるマルシェのすぐ裏手、徒歩1分程度のアパートの一室です。ロフトベッド付きのワンルーム。家の周辺には、徒歩圏内に郊外型の大型商業施設が立ち並ぶ、生活するには超が付くほど便利なエリアです。

沖縄に来る以前は「友人もいないし休みの日どうしよう」と心配してた面もあったといいますが、それは杞憂でした。職場のメンバーがあちこち連れて行ってくれました。


前野さんの住むうるま市からは高速も使って車で1時間ほど、琉球王国の最高聖地とされる斎場御嶽(せーふぁーうたき)にも立ち寄りました。

■ふるさとワーホリを振り返ってみて、いかがでしたか?

-沖縄生活、振り返っていかがでしたか?
「本当に行って良かったと思いました。特に、一人で行って良かったと思います。もしも最初から誰かと一緒だと、その人とばっかり行動することになると思うので。一人だったからこそ、みなさんとお話ししたり、お出かけしたりという機会に恵まれたかと思います」

-将来を描く上で何かヒントは得られましたか?
「移住を考える上で『本当にできるの?』から『本当にできる!』に変わりました。心の中では移住をするって決めているんです。沖縄で知り合ったみなさん、揃って『来ちゃったもん勝ちだよ』って言います。家族も私が沖縄に住むということに関して大賛成で背中を押してくれます」

-ふるさとワーホリへの参加を考えている人に一言下さい。
「やった方がいいと思います。最初は一人で不安かもしれませんが、やってしまったら出会いもいっぱいあって楽しいと思います。私はとても楽しかったです」

都市に暮らす人々が一定期間その地域に滞在し、働きながら地元の人々と交流する「ふるさとワーキングホリデー」
「旅行以上移住未満」の日々を通して、あなたももう一つふるさと、増やしてみませんか?
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このシリーズでは、全国各地から沖縄県に集まった「ふるさとワーホリ」の参加者を通して、それぞれのプチ移住を追体験します。
■沖縄県ふるさとワーキングホリデー
https://okinawa-iju-wh.jp/
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