本州一広い町、岩手県岩泉町。

町の総面積の約92%を森林が占める自然豊かなこの町で、生産量日本一を誇る畑わさびの生産にご協力いただける方を募集します。

海も山もある岩泉町ですが、畑わさびは林の中で栽培を行っています。

一般的にみなさんが想像するわさびは「水わさび」と呼ばれており、主に生食用として市場に出ていますが、畑わさびは主に練りわさびやドレッシング等の加工製品となって市場に出ています。

そのため、栽培されている様子を見たことが無い方も多いかも知れません。

岩泉町は以前は100名を超える生産者によって約600トンを超える畑わさびの生産を行っておりましたが、現在は生産者の高年齢化、担い手の減少に伴い、生産者数は約60名、出荷量は約400トンまで減少しています。

また、生産者の大半が60代、70代を占めており、若い担い手が不足している状況です。岩泉町の日本一を一緒に支えていきませんか?

募集要項

項目内容
雇用関係の有無なし
業務概要岩泉町の地域おこし協力隊として将来は畑わさびの生産者の一員となっていただけるような活動を行っていただきます。

活動1~2年目は畑わさび生産農家での作付けや収穫等、わさび栽培における一連の年間作業の現地研修を行います。

また、自らの圃場(畑わさびを栽培するところ)候補地の選定と圃場整備を活動2年目にかけて受入団体(岩泉町わさび生産者連絡協議会、(一社)岩泉農業振興公社、岩泉ホールディングス(株))と一緒に進めていき、早期に圃場準備ができた場合は秋定植を試験的に行い、翌々年の出荷に向けた準備を進めていきます。

活動3年目は町内の畑わさび生産団体との勉強会に参加します。また2年目に整備した自家圃場へわさび苗の植付け作業を進めるとともに、次年度以降の収穫に向けた準備を進めていきます。

募集対象(1)年齢が概ね20歳~40歳代の方(性別は問いません)
(2)現在、三大都市圏又は地方都市等(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に居住し、委嘱後に住民票を岩泉町に異動し、居住できる方(現在地域おこし協力隊として活動中で、活動期間が2年以上になる方も応募可能です)
(3)心身が健康で、地域おこし活動に意欲と情熱を持ち、積極的にコミュニケーションが取れる方
(4)普通自動車運転免許を取得している方
(5)パソコンを日常的に使用している方(基本的なパソコン操作ができる方)
募集人数6人
勤務地岩泉町内
勤務時間1日8時間程度
雇用形態・期間町との雇用関係はありません(副業可能)
地域おこし協力隊として委嘱を受けた後から最長で3年間活動いただきます。
給与・賃金等月20万円
待遇・福利厚生活動経費として年度最大160万円を支給しますが、岩泉町と隊員が協議のうえ決定します。
活動経費として支払いが可能なものは次のとおりです。
・町内での住居借上げ費用
・活動に必要な自動車やパソコン等の借上げ費用
・活動車両の燃料費
・活動に要する消耗品費
・活動にかかるイベント経費等
・活動にかかる旅費
・研修参加費および旅費
申込受付期間2019年11月1日〜2021年3月31日
審査方法町のホームページの地域おこし協力隊募集ページにあるエントリーシートを送付いただき、下記の流れで選考を行います。
第一次選考:書類審査(エントリーシートをもとに、応募要件に適合しているかを確認します)
第二次選考:面接(岩泉町役場で面接を実施します)
参考URL岩泉町地域おこし協力隊募集ページ
https://www.town.iwaizumi.lg.jp/docs/2018110800012/
おためしプログラム紹介ページ
https://www.town.iwaizumi.lg.jp/docs/2019071100012/
備考いきなり地域おこし協力隊への応募はちょっと…という方は、まずは岩泉町を知っていただくための「おためしプログラム」を用意しております。
2泊3日岩泉町に滞在いただき、畑わさびの圃場や加工場などを見学いただきます。また、時期が合えば収穫作業体験など、地域おこし協力隊になってから実際に作業いただく内容を体験することができます。
畑わさび生産者さんや関係者との交流会も行っておりますので、おためしプログラムに参加いただいてから、応募を検討いただくことをお勧めしております。
また、町内と県外にいる移住コーディネーターが事前相談等、幅広いサポートをさせていただきます。

より詳しい内容につきましては、各自治体にご連絡ください

お問い合わせ先

岩泉町役場 政策推進課 地方創生対策室
岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字惣畑59番地5
0194-22-2111(内線:403)
t.mikami@town.iwaizumi.lg.jp
担当:三上