1月29日、建設予定地で「ヒルトン広島」の起工式が行われました。

来賓として湯﨑英彦広島県知事、松井一實広島市長、池田晃治広島商工会議所会頭、竹内智香広島県観光大使をお招きし、工事の安全を祈願し白神社の宗像利道氏を斎主に神事が執り行われました。

直会では、冒頭、瀬戸内ブランドコーポレーション社長 藤田明久より「訪日外国人観光客が瀬戸内を回遊する観光拠点となるホテルができることで、経済効果は広島のみならず瀬戸内全体に拡大する」と挨拶しました。

来賓の挨拶では、湯﨑知事より「民間のノウハウや活力が最大限に活用され、極めてスピーディーに建設される運びになったことは喜ばしい。ヒルトン開業を契機に賑わいと交流が活発化し、さらなる投資を呼び込む好循環を創り出し、観光振興のみならず広島県経済全体の活性化に繋がると期待している」とお話をいただき、松井市長からも「グローバルMICE都市に選定された広島市にとって、今後のMICE誘致活動において、ヒルトンホテルの国際的知名度が大きな武器になる」と期待を込めたお言葉をいただきました。

運営事業者であるヒルトンを代表し、日本・韓国・ミクロネシア地区運営最高責任者ティモシー・ソーパー氏からは「今から2年後のヒルトン広島開業の際、真のホスピタリティを皆様に体験してもらえることを楽しみにしている」と挨拶がありました。

中国・四国地方で初進出となる「ヒルトン広島」は、瀬戸内ブランドコーポレーションが設立した富士見町開発合同会社とヒルトンとの間で、2018年に運営委託契約を締結しています。世界遺産の原爆ドームや広島市中心部の繁華街から徒歩圏内に位置し、420室の客室、料飲施設やスパ、プールなどに加えて、国際会議の開催が可能な約1,300平米の会議施設を備え、広島市の高次元都市機能の強化や、観光振興への貢献を目指します。

ヒルトン広島 完成外観(イメージ図)

コンベンションホール(イメージ図)

左から池田会頭、松井市長、湯﨑知事、ヒルトン ティモシー氏、SBC藤田