田舎暮らしにどんなイメージをお持ちですか?田舎に暮らす人ほど「ここにはなにもない」と口にしますが本当になにもないのでしょうか。
もしかしたらそこには、自分たちの手でつくりだすことができるチャンスが「ある」のではないでしょうか。一緒に見つけてみませんか。
東みよし町ではいま求人活動を積極的に行っている職場見学と町巡りが同時にできる「視察ツアー」をご案内しています。

※「視察ツアー」の詳細は下部の問い合わせリンクURLにてご案内しています。

 

今回ご紹介するのは、東みよし町にある株式会社C Landmark(シーランドマーク)です。

会社の理念は「ないならつくろう、自分たちの手で!」
この会社ではいま、行政と連携する移住促進や子育て教育イベントの企画など、会社の基盤になる事業運営に取り組んでくれる仲間を募集しています。カフェ運営やスイーツづくりに興味のある方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

カフェ運営や地域活性イベントを中心に展開する株式会社C Landmarkは、子育て世代が活躍しています。

 

子育て中の女性も働きやすい職場づくりと、地域活性を目指して

拠点は、吉野川ハイウェイオアシスのなかにある「カフェculcul(クルクル)」。
温泉やドッグランのある公園が併設され、地元の人にとっては身近なお出かけスポットです。週末や連休には県外客もたくさん訪れます。

徳島自動車道・吉野川スマートインターチェンジと隣接している吉野川ハイウェイオアシス。

 

店内では、地域の特産品、地元作家さんの作品、culculで使っている器の展示販売などもしています。

 

メニューには、県西部の特産品をできるだけ活かします。近隣の半田町の名産半田そうめんを使った夏のごちそう「半田手延べ冷めん」や、東みよし町のいちごを使ったケーキなど、地域の食材が季節ごとに楽しめるラインナップです。

18年連続・地鶏シェア全国No.1の徳島地鶏ブランド「阿波尾鶏」を使ったニューヨークのストリートフード「チキンオーバーライス」。あんなの地元で食べたいな~!というみんなの声からメニュー入りした人気の一品。

 

さらに今年は、地域の人の声を集めた新商品も開発しました。

地域の人の「あったらいいな」を実現

「東みよし町にはスーパーや商店もあり、毎日の食材や日用品を買うのには困らない場所なんです。でも地元の人からは『ちょっと手土産にできるものがないんよな』という声が。だったらそれをつくろう!と決めました」と話す藤田梢さん。

東みよし町以外のお店でも販売したり、県外発送にも対応できるように製造方法を工夫。リーフレットには東みよし町内の観光スポットを掲載し、地域情報の発信にも余念がありません。

完成したのは、東みよし町の谷藤商店の「四国玉三郎」というたまごをたっぷりつかった台湾風 クルクルシルキーカステラ。ぎゅっとつまった濃密な生地、口にほおばるとしっとりシルキーな食感が特徴です。

 

カステラは、同じ建物内のオーブンルームで焼いています。郵便局の「ふるさと小包≪ふるさと四国特選品≫」での注文が増えて大忙し!

このシルキーカステラ、実は地元の人たちを集めてのワークショップがきっかけで誕生しました。

「なにもないよね」が「ほしい!つくろう!」になるとき

2020年、「カフェculcul(クルクル)」のオープンを前に開かれたワークショップ。
「みんなの欲しいもの、食べたいもの、買いたいものってなんですか?」
「地域にあったらうれしい場所や人、ものってなんですか?」
そうたずねると、次々と欲しいものが溢れてきました。
「ちょうどいい感じの手土産がほしい」というのはこのなかのひとつでした。

メニュー開発や店づくりに役立てるのはもちろんですが、このワークショップにはもうひとつ別の目的がありました。
それは参加してくれた人たちから「ないならつくればいいんだよね」ということばを引き出すこと。

「小さな水族館」「カフェ付きの図書館」「クレープ屋さん」「子どもを連れて行きやすい店」「絵画やイラストが習えるところ」が欲しい・・・みんなの欲望は尽きません(笑)

 

「『都会で流行ってるものがすぐ食べられたらいいなぁ』じゃぁ食べられる場所をつくったらいいやん!『ちょっとおしゃれな手土産みたいなのがほしいよね』じゃぁそれをつくろう!『地域を元気にしてくれる人がいたらいいよね』じゃぁそういう人見つけよう!自分がそれになってもいいかも?

そうやって夢を語って、それを叶える、そんな輝くママたちを地域に増やしたいんです」と藤田さん。

 

東みよし町に、輝くママと未来を自分の力で切り開ける子どもたちを!

徳島県の起業支援制度や助成金制度を活用しながら、一号店のカフェ&カルチャークレヨンを開業、子育て世代向け移住促進ツアーの開催、子供向け起業教育の場づくりなど、「ない」と思うものを、ひとつ一つ作り始めた藤田さん。

いまでは、地域の行政から「お母さんたちが活躍する場をつくるために何ができますか」と提案を求められたり、「地域に人を呼ぶためにはなにが必要か」というアイディアを出し合う場に呼ばれるようになりました。

 

結婚と同時に徳島へ移住し、子育てしはじめた藤田さん。「ここをLandmark(目印)にしてたくさんのC(Color、Creat、Challeng、Chance、Change)が集る場所をつくろう!そんな思いを込めて、みんなで会社名を考えました」。

 

昨年は移住促進事業として、地域の特産品を食べてもらいながら自宅でにし阿波を体感できるオンラインツアーを開催しました。

子どもたちに向けた教育事業では、「起業意識の育成」を柱にイベントを企画しています。「いま地域にないものをつくろうという意識や発想を持って、チャレンジしてほしい。そのために知識や経験、人との出会いを増やしてあげたいんです」。

 

今年C Landmarkが誘致開催した「子ども商店MG(マネージメントゲーム)」の様子が地元新聞で紹介されました。学校では学べない「社会の仕組み」を知れるMG。参加すれば、「おこづかいをもらう」のではなく、「家庭内起業で稼ぐ」攻めの姿勢が生まれるかも!?

 

C Landmarkに、あなたの知識や経験をぜひ貸してください!

「私は教育の専門家でも食のプロでもありません。そんな私がひとりでどんなに頑張ってもだめなんです。子育て環境の充実も、地域活性も、たくさんの人の力が必要です。だから仲間を増やしたい、と思って今回求人募集をしています。

教育現場や子育て経験を活かしたい方がいたら、子どもたちの人間力を高める子ども教育事業を東みよし町で一緒につくりましょう。食の知識やこだわりを通して、地域資源を活かす仕組みをここでつくってみませんか?

移住後のサポートだけでなく、みなさんの『こんなことできたらいいな』を集めて実現することが、東みよし町を盛り上げる大きな一歩になると信じています。ツアーのときにはみなさんの『やってみたいこと』をぜひ教えてくださいね」

 

あなたの「やってみたい」を後押ししてくれる人に会いに、東みよし町へ行ってみませんか?

徳島県は「女性社長が多い都道府県ランキング」全国第1位(2020年調べ)。創業支援や起業サポートが充実した地域でもあります。
藤田さんは昨年まで、女性起業家の支援・育成をする「花咲かねーさん企業組合」で代表理事を務めていました。

「『自分もいつか起業したい、自分の夢がある』という人も歓迎です。株式会社C Landmarkを入口にして、地域のことを知ったり、人とのつながりをつくったり、起業に必要なことを知るチャンスにしてくれたら嬉しいです」。

移住先でいつか起業をしたいと考えている方、
子育て女性の目線から東みよし町の魅力を知りたい方、
地域づくりや町づくりイベントに興味のある方、
ぜひ、視察ツアーに参加して、株式会社C Landmarkを訪れてみてくださいね。

 

 

★「視察ツアー詳細・申込」は、下記ボタンからご案内いたします。

※エアトラベル徳島「徳島県東みよし町視察ツアー」申込ページに遷移します。


◆募集条件
高校以上、未経験者歓迎、普通自動車運転免許必須(AT限定可)

◆募集職種
①店長候補
②パティシエ
③幹部候補

◆仕事内容
①店長候補:カフェ業務・メニュー開発・シフトの管理や調整などの運営業務
②パティシエ:菓子製造・新商品開発
③幹部候補:事業管理、行政との連携、地域活性のための交流活動、新規事業の立ち上げなど

◆勤務地
徳島県三好郡東みよし町足代1650

◆勤務形態
正社員・パート(シフト制勤務)、短時間正社員7時間・6時間制度あり

◆福利厚生
週休2日(年間休日105日)、制服貸与、駐車場有り、交通費支給あり


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