きゅーうがめーら。
(徳之島の島口で「こんにちは」)
2回目のブログとなりました。
いろいろと島との関わりの部分をお話したい所ではありますが、
タイムリーと言うことで、
島で関わっている活動の1つを発信してみようと思います。
今回、徳之島全島1周クリーンウォークという企画に関わっています。
私の妻が島でクリーンアップの団体を立ち上げ、その中の活動です。
徳之島全島1周クリーンウォークってどんな企画??
徳之島は、「徳之島町」、「伊仙町」、「天城町」という3つの町があります。
みんなでごみ拾いをして徳之島1周分(約90km)の距離を歩こうという企画です。
全3回の企画でそれぞれで3町の海と山をチームに分かれてごみを拾っていきます。
ちなみに距離は各々が歩数計を用い、ごみ拾い中の歩数を計測する方法で行いました。
そんな企画の第1段が先日の11月7日に行われました。
記念すべき第1回目は伊仙町からスタートしました。
山チーム、海チームに分かれ、子供〜高齢の方まで併せて、合計31人が参加しました。

(集合の様子)
浜辺は漂着ごみがいっぱい!!
ペットボトル、空き缶、空き瓶、発泡スチロール、ブイ(浮き)、網、縄など様々な物が漂着。
中には、の冷蔵庫ドアや巨大な発泡スチロールの浮きなどもありました。

(ビーチ上の草むらは飛ばされてきた、ごみだらけ。。。)

(活動の様子①)

(活動の様子②)
中にはこんな珍しい物も!?
過去にビーチクリーンしていた際には、ロケット打ち上げの際の部品が漂流してきている事もありました。
2回ほどあったので海流の関係で徳之島に流れやすいのかな?

(KHIの印字があり、おそらく川崎重工。調べてみるとロケット部品でした。)
話題となっている軽石も漂流してきています。
今回の場所は島の南側なので比較的少ない場所ではありました。
しかし、徳之島の東側はニュースでも取り上げられた様な深刻な状況です。
https://nature-tokunoshima.com/blog/pumice-swim/
↑私の友人の「なちゃれブログ」さんで軽石だらけの海のスイムや空撮の記録が載っています。
さてさて、漂着ゴミの事に触れましたが、流れて来る物すべてがごみではありません!!
私は、ビーチクリーン=お宝探しだとも思っています。
え?そんな高価な物が流れてくるの??とお思いかもしれませんが、
縄、ブイ、流木、ココヤシなど、まだまだ再利用できるものが盛りだくさんです。
漂着してくるお宝とは??
今回のお宝です!!

(今は家の庭木にぶら下がっています。綱編みがあるのは珍しいです。)
ブイ(私)と縄、板(参加者さん)のお宝発見となりました。
また、収集癖な私は過去には、、、
車いっぱい拾って帰りました。(汗)
あーっという間に約2時間の活動が終了!!
海チームは軽トラ4回分もごみがどっさりでした。

(ごみ搬送の軽トラ隊に感謝!!)
ビフォーを撮り忘れてしまいましたが、清掃後はこんなに綺麗な浜になりました!!
ごみの総量はなんと!?
山チーム、海チーム合わせて
ごみ袋が約80個、ブイ20数個、その他大縄、巨大な浮きなどなど
本当にたくさんのゴミを回収できました。
山チームの方は、人の手によって投棄されたごみがたくさんあったそうです。悲しいですね。
(拾って回収した大量のごみ達)
最後は役場まで持っていき、後日役場の方々がクリーンセンターへ持って行ってくださり、処理されます。
ありがとうございます。
気になる総歩数は??
では、気になる歩数の結果発表です~!!
1歩=60cmとして計算しました。
総歩数記録は、ボランティア、スタッフを合わせて計31名で
なんと、95,920歩でした!!!
換算すると、
57,552kmを踏破しました!!
なんと、第1回で徳之島の3分の2を歩いてしまいました。すごいーーーー

(みちカフェさんから拝借)
1人の力は微々たるものだけれども、みんなで力を合わせるスゴさを実感しました。

(みなさんの笑顔が素敵でした!お疲れ様でした)
まだまだ始まったばかりの活動ですが、ごみに対する地域の方々の意識の底上げに少しでもなればと思い、活動を続けていこうと思います。
最後まで読んで頂き、おぼらだれん。(徳之島の島口で「ありがとう」)