地方移住の下見数がもしかして日本一かもです(Twitter@c7local)。熊本も震災前後で何度か訪れていますが、「人のつながり」を大切にする町なんだなと感じています。移住者にもとことこん優しい。大好きな町です。
 

熊本県の基礎知識

熊本移住
熊本県について
 
2016年4月14日に熊本県と大分県で相次いで発生した最大震度7の地震が熊本地震。その後、何度か熊本を訪れました。未来に向けて進む熊本人の力強さに、とても勇気をもらいました。すでに復興は新たなステージに向かっています。熊本城の復旧も完了しています。移住者も未来の担い手、火の国くまもとを盛り上げて行きましょう。
熊本地震から5年「復興、そして未来へ」(熊本市)
 
 
面積:7,409.48km2(全国15位)
人口:1,725,364人(2022年1月、全国23位)
隣接都道府県:福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県、長崎県
 
 
熊本県出身の芸能人
井手らっきょ、井上聡(次長課長)、内村光良(ウッチャンナンチャン)、エスパー伊東、くりぃむしちゅー、コロッケ、ヒロシ、レイザーラモンRG、井上晴美、森高千里、橋本愛、石川さゆり、水前寺清子、宮崎美子、石田えり、高良健吾、スザンヌ、ゆめっち etc.
 
 
熊本県の住みここちランキング2021
順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 1位 菊池郡菊陽町 67.9
2位 2位 合志市 66.7
3位 3位 熊本市中央区 63.9
4位 4位 熊本市東区 60.7
5位 5位 熊本市南区 60.7
6位 6位 熊本市西区 59.2
7位 7位 上益城郡益城町 53.5
8位 – 阿蘇市 51.5
9位 10位 菊池郡大津町 51.2
10位 9位 熊本市北区 51.1
 
出典:いい部屋ネット「街の住みここちランキング熊本2021」
 
 

住みここち比較(合志市/熊本市/阿蘇市)

熊本移住
 
合志市| こうしし
熊本市北東部に位置する熊本市のベッドタウン。熊本市や空港へのアクセスが良く、医療施設・商業施設なども充実しており近年は人口増が続いています。
 
 
熊本市| くまもとし
熊本震災から復旧した熊本城が街のシンボル。全国で20番目の政令指定都市。都会的な暮らしと田舎暮らしもできる、バランスが取れた街。
 
 
阿蘇市| あそし
熊本地震からの傷も、ようやく癒えつつある阿蘇。世界最大規模のカルデラや広大な草原が地球そのものを感じさせてくれます。世界的に評価されている黒川温泉も近くにあります。
 
 
幼稚園・保育園:合志市/熊本市/阿蘇市
公立保育所数:0ヶ所/19ヶ所/4ヶ所
0歳児保育を実施している公立保育所:-/19ヶ所/4ヶ所
公立保育所定員数:-/1805人/175人
公立保育所在籍児童数:-/1634人/131人
私立保育所数:23ヶ所/84ヶ所/6ヶ所
0歳児保育を実施している私立保育所:23ヶ所/84ヶ所/6ヶ所
私立保育所定員数:2340人/7755人/530人
私立保育所在籍児童数:2232人/8002人/399人
保育所入所待機児童数:2人/0人/0人
0歳児の認可保育所月額保育料:40,000円/45,000円/36,600円
認定こども園数:3園/90園/4園
 
 
小学校・中学校:合志市/熊本市/阿蘇市
公立小学校1学級当たりの平均生徒:25.9人/24.8人/18.4人
公立中学校1学級当たりの平均生徒:25.9人/24.8人/18.4人
 
 
公共料金・インフラ:合志市/熊本市/阿蘇市
ガス料金(22m3使用した場合の月額):6352円/6352円/-
水道料金(口径20mmで20m3の月額):2640円/3014円/2684円
下水道料金(20m3を使用した場合の月額):2470円/2346円/2585円
下水道普及率:96.2%/90.3%/26.0%
 
 
医療:合志市/熊本市/阿蘇市
一般病院総数:4ヶ所/79ヶ所/3ヶ所
一般診療所総数:39ヶ所/632ヶ所/20ヶ所
小児科医師数:14人/218人/6人
小児人口10000人当たり:12.02人/21.43人/21.37人
産婦人科医師数:0人/90人/2人
15〜49歳女性人口1万人当たり:0.00人/5.94人/5.17人
介護保険料基準額(月額):6200円/6400円/5700円
 
参考データ:goo住宅・不動産>暮らしデータ
 
 

熊本県おすすめ移住先:合志市

熊本移住

合志市:弁天山公園


合志市について
熊本市に電車で30分程で行けるのがまず嬉しい。住宅地・商業地が熊本電鉄沿いに広がっていて交通の便も良い。また「子育て支援日本一のまちづくりを目指している」町で実際に評判もいい。市内に病院・学校・保育所も充実。合志マンガミュージアムやユーパレス弁天、熊本県農業公園カントリーパークなど、ユニークな施設も多い。
 
 
面積:53.19km2
人口:62,515人(2022年1月)
隣接自治体:熊本市、菊池市、菊池郡菊陽町、大津町
 
 
移住定住関連のランキング
住みよさランキング2021(東洋経済新報社)/全国25位(九州・沖縄地区 第2位)
熊本県の住みここちランキング2021(いい部屋ネット)/2位
 
 

熊本県の移住体験者インタビュー切り取り

熊本移住

熊本市西区


先輩移住者が移住前も移住後も強い味方。先輩移住者の声に耳を傾けよう。

【熊本県熊本市│移住者インタビュー】熊本市の住み心地は?
  
まず強調したいのは、食べ物のおいしさですね! 食べることが大好きなので、これは本当にありがたいです。熊本の名産品などはもちろんですが、例えば食べ放題で何気なく出てくる唐揚げや刺身一つとっても、おいしい! 甘い醤油にも慣れてきました。熊本市に来て、「まずい」という言葉を忘れていたように思います(笑)。私は自分の車を持っていないのですが、市電の沿線エリアに住んでいるので全く不便がありません。お店の数も程よくて、欲しいものは何でも手に入るし、こんなにパーフェクトな規模感の都市は珍しいのではないかな、と思います。

あとは…、東京時代と比べて一番大きな変化は、歩くスピードがゆっくりになったことかな? 東京は自分も含め、みんな早く歩いていて、人はとても多くて混雑しているのに、周りの人との心の距離感は遠い。「ちょっと立ち止まる」ことや、「友達や知り合いを作る」ことへのハードルがとても高かったなあと思います。熊本では段々ゆっくり歩くようになって、その分景色やお店や、いろんな人の表情を見るようになった気がします。何気ない時間も豊かになったというか。人との距離感も近くて、仕事関係以外でも知り合いや仲間が自然と増えていきましたね。女性一人、しかも就職と同時に見知らぬ土地への移住だったのに、本当にゆっくり楽しく自立した生活を始められています。

引用:熊本はどう?>移住先輩に聞く;林さん

 

【熊本県阿蘇市│移住者インタビュー】移住後の感想
 
阿蘇の方々は本当に素敵な人ばかりで、阿蘇の来てからお世話になりっぱなしです。少しでも恩を返していければと徳を積む日々を送っています。阿蘇市は自然と街並みのバランスがとれていると思います。スーパーやドラッグストアが何店舗もあるので日用品の買い物に困りません。阿蘇くまもと空港や熊本市内へは車で約1時間、福岡(博多)などへも2~3時間で行けます。熊本地震の影響で阿蘇市⇔熊本市内方面への電車が運休しているので車の所有は必須です。

インターネット環境もばっちり整備されており、光インターネットが利用できる。なお、「お知らせ端末」という情報端末を無料で各世帯が利用することができ、まちの情報や防災情報などが毎日配信されます。いいところはありすぎるので、興味があればまずは一度阿蘇に来て、阿蘇の暮らしを感じてみるのがいいと思います。大自然の中で素敵な方々に囲まれて生活することに興味がある方、待ってますよー!

引用:阿蘇市空き家バンク>移住者紹介;石垣さん

 

【熊本県熊本市│移住者インタビュー】いろんな変化が
 
熊本生活が始まり、時間の使い方がものすごく変わりました。東京都内だと、満員電車に揺られて片道1時間かけて通勤なんて当たり前。そんな混沌とした時間を熊本では、誰かと話したり、素敵なカフェでお茶をしたり、そんな時間に当てることができる。物質的にも精神的にも豊かな時間へと変える事ができる。こんないい事を25歳でやっと気づけたんですよ。もったいなかったな(笑)。

あと、性格というか人間性が激変しました。元々、ものすごくネガティブだったんですが、超が付くポジティブに変わったんです。

引用:熊本はどう?>移住先輩に聞く;瑠璃さん

 
 
【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓



 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。