「日本中の子供の体験機会をサポートしよう!」大豆を植えようジャパンキッズプログラム
日本中の子どもたち(小学生〜大学生が対象)に、負担なしで質の高い体験学習プログラムを届けるジャパンキッズプログラムの様子をお届けします。
第1弾のプログラムとして、種から調理まで!大豆を育てる農業体験の年間プログラムがスタートしました!
収穫などの一時的な体験ではなく、作物を育てる土壌作りから体験することができます。
全国各地で行われるプログラムですが、トップバッターは富良野です!ちなみに、カッコウが鳴いたら大豆の植えどきらしいですよ。
今回は
・小学生 6名
・高校生 5名
・大人 10名
計21名で「種をまこう」を富良野自然塾にて実施しました。
【開拓】
まずは、草がぼうぼう荒地の草むしりから始めます。
子供も大人も誰もが、「こんなところから本当に畑が作れるの〜?」と驚いています。手でむしっていると埒があかないので、文明の力、道具を使います。くわやスコップを使い、一生懸命耕します。
子供たちを手伝いながら、大人はガッツリやりますよ〜と思っていましたが、子供が大活躍!スコップを使って一生懸命草を掘り起こします。開拓とはこういうことか、と実感しました。
みんなで耕しているうちに、みるみるうちに草がなくなってそれっぽくなってきた!もう見た目は畑だ〜
【整地】
草がなくなってきたので、お次は耕運機を使って整地です。人力と違ってスムーズに整地されていきます。小学生達が順番に耕運機を使い、耕していきます。
お次は、大豆をさやから出していきます。黒大豆が沢山ですね〜これをこの後まいていきます。
種をまく前に、草を掘り起こした時になくなった土を補充して、畝(うね)を3つ作ります。
※畝(うね)とは畑で作物を作るために細長く直線状に土を一段高くした場所のことで、野菜を育てるベッドのようなものです。
【植える】
さぁ、いよいよ大豆の種をまきますよ。先程さやから取り出した黒大豆はしっかり目が出るのかわからないので、2つずつ植えます。黒大豆の他にも、市販の白大豆の種を植えます。
種をまき終えたら、みんなで「元気に育ってね!」と想いを込めながらジョウロで水まきをします。
【最後に】
今日は畑の開拓を途中まで手作業で行いましたが、これを全て機械で終わらせることもできます。
機械を使えば手作業よりも早く終わりますが、燃料を使うのでお金がかかったり、空気を汚染してしまったり、良いことばかりではありません。
今回参加した子供達はたくさんの学びを得たのではないでしょうか。
ジャパンキッズプロジェクトは冒頭でもお伝えしたように、子供たち(小学生〜大学生)が無料で体験学習プログラムを受けることができます。
体験活動は子供の成長に大切な要素であるにもかかわらず、民間事業者の体験プログラムは有料であるため、体験をするにあたっての機会均等が存在しません。
そこでジャパンキッズプログラムが誕生しました。
今年のプログラムは、全部で4回です。
①種をまこう 〜収穫など一部的な体験ではなく、作物を育てる土壌作りから体験〜
②育つ手助けをしよう 〜機会を使わずに、全て手作業で草引きを行う〜
③収穫をしよう 〜実際に自分たちが育ててきたものを収穫する〜
④いのちをいただく 〜自分たちが育てたものを、加工・調理して食べる〜
今回は①種をまこうを実施したので、次回は畑の草引きを行います。その頃畑がどうなっているかはわかりませんが、全て手作業の草引きは想像よりも大変そうですね。
次回の様子もお届けしようと思いますので、お楽しみに!