北海道下川町は森に囲まれた北の町。
毎年多くの移住者が移り住んでいます。
昨今、世の中は移住ブーム。どのメディアでも取り上げられがちなのは「移住者数」や「社会動態」。

けれど、大切なことはそんな目先の数字よりも、移り住んだ彼らがその街の暮らしを楽しみ、この街に暮らし続けたいと思うかどうかだと、私は考えています。

実は下川町は移住した後に、出ていく人は多くはありません。
その理由はいろいろあるけれど、百聞は一見にしかず。
きっと下川町に足を運んでみたらわかるはずです!

その秘密をまるっと詰め込んだ「くらしごとツアー」を企画しました。
よかったら、活用してみてくださいね


ツアー概要

・日 程

①7/8(fri)-10(sun)
②8/20(sat)-22(mon)

・集合場所

JR名寄駅

・参加費

5,000円(ツアー中の昼食・夕食代として)

・定員

10 人(最小催行人数:2 人)

・宿泊先

森のなかヨックル(男女別の相部屋になります。ご了承ください。)

※新型コロナ感染拡大の状況により、やむを得えず中止になる場合がありますのでご了承ください。

7月の旅程はこちら!

7/8(fri)

13:00 名寄着/市内ご案内
14:00 下川着/オリエンテーション&アイスブレイク
15:00 町内ご案内
16:30 チェックイン
18:30 町民交流会「タノシモカフェ」参加
20:00 終了

7/9(sat)

9:30 選べるアクティビティ(2種類の中から選びます※1)
A.魚釣りをしながらリバーウォーク
B.動植物観察しながら森あるき
12:00 昼食
13:30 仕事情報(希望しない方はフリー)※2
14:30 公営住宅見学(希望しない方はフリー)
15:30 中古物件見学(希望しない方はフリー)
16:30 夕食準備
17:30 焚き火でごはん
19:30 五味温泉(希望しない方はフリー)

7/10(sun)

10:00 チェックアウト・選べるアクティビティ(2種類の中から選べます※1)
C.鳥と会話できるバードコールづくり
D.道産子馬ハナちゃんとのふれあい
12:00 昼食/クロージング
13:30 下川出発
14:00 名寄駅

※1…アクティビティは雨等の諸事情により変更になる場合があります。
※2…希望制です。希望しない方は自由に町のスーパーをチェックしたり、カフェ巡りしたり、お土産を買ったりなどお楽しみください。

森あるきでは、こんな可愛いコケに出会えることも!
これは「タマゴケ」。

下川の木で作る鳥の鳴き声のするおもちゃ。
バーニングペンで装飾して世界で一つの作品を作ってみて。

8月の旅程はこちら!

8/20(sat)

13:00 名寄着/市内ご案内
14:00 下川着/オリエンテーション
15:00 町内ご案内
16:30 チェックイン
18:30 屋外映画上映会 ※3

8/21(sun)

9:30 選べるアクティビティ(2種類の中から選びます※1)
A.魚釣りをしながらリバーウォーク
B.動植物観察しながら森あるき
12:00 昼食
13:30 仕事情報(希望しない方はフリー)※2
14:30 公営住宅見学(希望しない方はフリー)
15:30 中古物件見学(希望しない方はフリー)
16:30 夕食準備
17:30 焚き火ごはん
19:30 五味温泉(希望しない方はフリー)

8/22(mon)

10:00 チェックアウト・選べるアクティビティ(2種類の中から選べます※1)
C.鳥と会話できるバードコールづくり
D.道産子馬ハナちゃんとのふれあい
12:00 昼食/クロージング
13:30 下川出発
14:00 名寄駅

※1…アクティビティは雨等の諸事情により変更になる場合があります。
※2…希望制です。希望しない方は自由に町のスーパーをチェックしたり、カフェ巡りしたり、お土産を買ったりなどお楽しみください。
※3…新型コロナ感染拡大などの諸事情により中止になる可能性もあります。その場合は代替え企画を実施する予定ですので、ご了承ください。

地域おこし協力隊・安部さんの映画事業。屋外でご飯を食べながらゆったり映画を楽しむ。

町内のキャンプ場で焚き火を囲んで食事会。最高のひととき。

そもそも、下川町ってどんな町?

概要

下川町の規模は東京23区と同程度で9割が森で占められています。
基幹産業は林業・林産業・農業・酪農です。

3,000人という少ない人口の8割が半径1kmの市街地に暮らしており、その範囲に主要な施設やスーパー・飲食店がそろっていて、不便のない暮らしを送ることができます。普段は車を使わずに暮らすことも可能。

また、町民同士もすぐに歩いて遊びに行ける距離に住んでいるので、飲みに行っても終電や終バスを気にせず盛り上がることも多いです。

季節・自然を楽しむ町民性や、移住者が多く新しい挑戦に寛容な町の雰囲気も相まって、町民同士が仲良く、半年前に移住してきた私も「大人になっても友達ができるんだな」と実感しています。

また、スキージャンプ競技の一流選手を多く輩出し、先般引退した岡部孝信選手を初め、伊東大貴選手、伊藤有希選手、そしてレジェンド葛西紀明選手の出身地。
町内に無料のスキー場や、スキージャンプ場もあり、町外から「スキージャンプ留学」に来る学生もいます。

どんな暮らしができるの?

4m下まで見える名寄川上流。釣りや川遊びで遊びます。

春(4~5月)ー
雪が完全にとけるのはGW前。町民が自由に入れる森がいくつもあるから、雪が残る森に入っては山菜を採り、山菜パーティをしたり、家の庭ではジンギスカンが始まります。どこからともなくジンギスカンのいい香りが漂ってくると「お!ジンギスカンだな。うちらもやろうか!」となるのがこの季節。

夏(6~8月)ー
暑い日は+30℃まで上がりますが湿度が低くカラっとしていて、窓をあければクーラーはいりません。春から夏にかけて天気は多少不安定ですが、梅雨はないので住宅も傷みにくく洗濯物が翌日まで乾かないことはごく稀にしかありません。町内を流れる名寄川で魚釣りや遊ぶにはもってこいの季節です!

冬は空気中や地面が太陽/月明かりに照らされ、ふわふわの雪で光ります。

秋(9~10月)ー
日本でほぼ最初の紅葉がみられます。森にはきれいに乾燥したドライフラワーが落ちているから、家にお持ち帰りして飾るのも乙です。キノコも豊富なので、秋の味覚には事欠きません。台風は滅多に来ないから、安心してキャンプなどのアウトドアが楽しめます。

冬(11~3月)ー
年に1度ほど-30℃まで冷え込むことがあります。1~2月の厳寒期の積雪は少ないため、雪かきや車の運転も、初心者でも問題ないという声も聞きます。日本一の雪質ともいわれるふわふわキラキラの雪で、ウインタースポーツはもちろんのこと、近年は自作の雪板(雪の上のサーフィン)で雪原を滑る遊びが流行っています。家の中は分厚い断熱材で覆われているから、ぽかぽか快適です!冬を待ちに待っている町民も数多くいます。