このプロジェクトは地域おこし協力隊としてキッチンカーを運営するミッションです。車両は村で準備し、任期中は無償で使用できます。
条件は「土・日曜日に椎葉村内で営業すること」と「できるだけ椎葉産の食材を使うこと」です。あとは、近隣町村のイベント出店や、複業もOK。村内の農家さんなどから食材を仕入れたり、自分で畑を借りる事が出来れば、自分で作った野菜などを使ったりも出来るかもしれません。
詳細は椎葉村ホームページの地域おこし協力隊募集記事をご覧いただければと思いますが、気になる事などはZoomなどでお話ししたり、椎葉村の状況を見にくる場合の旅費支援なども行っていますので、気軽にメッセージしてみてください。

飲食サービスの確保は実は大きな課題

飲食サービスは観光客や地域の人々にとって求められるもの。人口減少していく中でもそのニーズは存在します。椎葉村では高齢化などにより飲食店の減少が続いており、特に日曜日は営業しているお店がほとんどなく、村外から来られた観光客の方が困る事もしばしば。ただ、観光客も季節的な変動があり、多くの仕事がお休みの日曜日は村民の利用はほとんどない事から、年間通じてそれを生業とするとそう簡単ではないのが現実です。店舗の確保も簡単ではないし、通年で安定した集客は難しい。でも、飲食店のニーズはあるし、既往の飲食店もこれから更に減少していき、更に状況は悪化するでしょう。
その解決策の一つとしてキッチンカーを考えた訳です。お客が来ない時があれば自ら動く。
例えば農業など他の仕事をしながら複業的にやるのもありうるのではないでしょうか。
チャレンジングなミッションではありますが、やり方次第では可能性があると感じています。