舞台は長野県の八ヶ岳山麓、茅野(ちの)市。
新宿から特急あずさで120分のこの地では、標高770m〜2899mまで、約2000mの標高差が生み出す多様性に富んだ高原の暮らしが広がっています。
そんな高原都市の農村風景、暮らしの文化をつなぐプロジェクトを紹介します。
手づくりのくらしに触れる1年間の『旅』
標高3000m級の八ヶ岳連峰のふもと 長野県茅野市
そこには強烈な四季の中での 厳しくも豊かな暮らしがあります
そんな茅野市ですが 便利さを追求する消費社会の中で 農家や職人の後継者不足だけでなく
実は地域で長年培われてきた 手づくりの暮らしも失われつつあります
そこで 標高1000m付近の畑や田んぼでの作業を中心に 長くこの地に暮らす地元の方々から
この土地らならではの 季節ごとの手作りのくらしを教わる 1年間のプログラムを企画しました
このプロジェクトを通じて この土地にしかない魅力に出会い
この地域とゆるく長くつながるファンがふえること
そしてこの土地のくらしが受け継がれていくこと
また この土地をゆっくりゆっくりたがやすように
人に触れ 自然に触れ 文化に触れることで
日々の選択がより優しく 地域の未来につながるきっかけになれば嬉しくおもいます

お世話になる農家さんの1人 両角さん

サツマイモの苗植えの風景