【しまね移住女子ブログ】槙乃萌美 vol.4
こんにちは。槙乃萌美です。
2021年3月に埼玉県出身の主人を連れてUターンし、
現在夫婦二人とわんこ一匹で島根県西部に暮らしています。
皆さん、飛行場って普段行かれますか?
「お仕事や旅行で飛行機をよく使うよー」という方でなければ
なかなか行きませんよね。
私も東京に住んでいた頃、帰省するとなると飛行機を利用していたので
その時は当然、羽田空港と萩・石見空港を利用していましたが
じゃあ、飛行機に乗らないときに飛行場に行くかというと…。
羽田空港は、夜景も綺麗で素敵なデートスポットとも聞きますが
私は一度もデートで利用したことはありません。
飛行場は用事がないと、なかなか訪れることのない場所でした。
さて、どうして飛行場の話題を出したかというと、
萩・石見空港は、飛行機を利用しなくても楽しめる場所だから!
現在、一日二便、羽田と島根県西部をつなぐ路線が就航しています。
以前は一便だったことを考えると、
旅行、お仕事、帰省と、とっても便利になっています。
また、夏季限定ですが、大阪季節便も就航しています。
一日中飛行機が行き交う空港じゃないからこそ、できること。
その一つが「萩・石見空港マラソン」
なんと、日本で唯一、現役空港の滑走路を走るマラソン大会です。
【萩・石見空港マラソンHP https://www.airport-marathon.jp/】
本格的に日々トレーニングをされている方が出場するハーフマラソンはもちろん、
ファミリーコースも設定されているので
普段は決して立ち入ることのできない制限区域内に入場するチャンス。
運動好きさんも、飛行機好きさんも、ぜひ一度参加されてみてはいかがでしょうか。
そして併設されているのが「風の丘広場」
ここがまあ、約6haもあるので、とにかく広いんです!
しかも天然芝。
お天気の良い日は、飛行機好きさんたちが迫力のある写真を撮ろうと集まり、
お子さん連れの家族が子どもを遊具で遊ばせ、
ご夫婦でゆっくりと園内を散策され、
私たちのようなわんこ連れが、のびのびとわんこを走り回らせることができる、
本当に、どんな方でも楽しめる広場です。
この日はちょうど飛行機が飛び立った後だったので
飛行好きさんたちと入れ違いになり
わんこは自由気ままにロングリードで走り回っていました。
ちなみに今回使用している飛行機の写真は、
私の父が飛行機好きでよく飛行機を撮影しに空港に行っているので
使わせてもらいました。
田舎に移住すると「自然が溢れてて、子どもがどこでも遊べて良いわねぇ」的に
思われるかもしれませんが、
むしろ都心の方が、普段遊べる整備された公園が近所にあるんじゃないかなと思ったり。
ですが、これだけの広大な土地でのびのび遊べるのは、田舎の良いところかなと思います。
さて、近くのおすすめスポットで忘れてはいけないのが
「しまね海洋館アクアス」
西日本で唯一シロイルカが飼育されている水族館としても有名です。
シロイルカ親子が行うパフォーマンスは昨年リニューアルされて、
とっても可愛くてお利口さんなシロイルカがみられるので、
ぜひ訪れていただきたいです。
その他、ペンギンやアザラシなど水族館のアイドルはもちろん、
日本海を再現した水槽や、いつまででも見ていたくなるクラゲ水槽、
メイン水槽の神話の海ゾーンなど、子どもも大人も楽しめます。
東京で水族館の年間パスポートを持っていた私は、
クラゲ水槽とメイン水槽の前に椅子を持ってきて、ずっと眺めていたいくらい好きです。
そして水族館で遊び足りないお子さんには、隣接されているアクアスランド!
こちらにはアスレチックや滑り台が設置されているので
思いっきり体を動かせます。
さて、家族の移住生活をお伝えしてきた、このブログも今回で最終回。
私事ですが、この度新しい命を授かることになりました。
ブログを始めた時にはもっとお出かけスポットを紹介したいと考えていて
一両編成の汽車(電車にあらず)に乗ってお出かけしたり、
初めての雪道運転をしてみたい!と計画していたのですが
お腹の赤ちゃんが「ちょっとゆっくりしなよ」と言ったので
このようなブログの内容になりました。
Uターンした時は、なかなか賃貸の家も見つからず、仕事も見つからず
不安もありましたが、
いざ勢いで移住してしまえば、私も主人もそれなりに楽しんで暮らしています。
子どもを授かる、産むにあたっての医療体制も都会に比べれば選択肢は減りますが
その分、会社のサポートや自治体のサポートが手厚いところを選ぶことで
安心感は、かなり違ってくるのではないかなと思います。
ありがたいことに私の会社では、不妊治療、出産、子育てを経験している上司が多く、
男性女性関係なく、サポートいただいていますし、
妊娠報告をするとすぐに「お下がりだけど、これ使う?」と声をかけていただきました。
自治体のサポートも比較的充実していて、助成金等の経済的支援以外にも、
子育て支援の施設で相談等もできますし、先日は使わなくなったベビー用品を
いただける仕組みがあることを教えてもらい、ベビーベッドをいただくことができました。
都会と比べてついつい「できないこと」を数えてしまいますが、
「できないけれど、これならできる」もたくさんあることに
ブログを通じて改めて気がつくことができました。
移住した時に思った「自分次第でなんでもできる」はもちろんですが
「周りと助けあえば、なんでもできる」
都会だろうが、田舎だろうが、大切なことは変わらないのかもしれません。
夫婦二人にわんこ一匹、そしてそこに「子ども」が加わって、
私たちの田舎暮らしは形を変えながら、毎日を楽しんでいきたいと思います。
最後に。
人生の決断は、勢いが大切。
どんな土地でも、自分が、自分の大切な人が、楽しく暮らせる選択を。
このブログがそのお手伝いに少しでもお役に立つと、嬉しいです。
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【名前】槙乃萌美(まきのもえみ)
【移住市町村】浜田市
【UターンorIターン】Uターン
【移住前の居住地】東京都
【年代】30代
【お仕事】前職は俳優・声優。現在は会社員
【好きなこと】歌うこと、家でのんびり過ごすこと
【Love shimaneとしてひと言】
学生時代、なんにもできないと思っていたふるさとに、自分次第でなんでもできると気づいて戻ってきました。
Uターンの私と、Iターンの夫(埼玉県出身)と、食べること大好きなわんこの、しまね暮らしの様子をお届けします。
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