【しまね移住女子ブログ】四つ葉 vol.5
こんにちは!
島根県隠岐の島町に家族で移住してきたよつばです。
今回は移住先での「住まい」について前後編で書かせていただきたいと思います。
まずは前編として、神奈川県から特に知り合いもなく、景色が美しく、人の良さを感じたという思い出から移住候補地を選定して、住み始めたところから、後編では移住先で空き家バンクを通して定住を目指していくところを書いていきます^ ^
移住をする前に思っていたことは、やはり田舎暮らしといえば古民家!
古民家で昔ながらの暮らしを取り入れつつ、自然豊かな環境で住んでみたい…そういう憧れが強くありました。
YouTubeで田舎暮らしを始めている方の動画をそれはたくさん見ていて、大変なことだらけだろうけど、それをクリアしていくことそのものが面白そう、なんて思っていたのですね。
当初は古民家があればそこに決めて移住をする形になるかなと考えていたので、移住の相談をしながら実際に現地に視察に来たときも何軒か空き家を見学させていただきました。
そのとき見させてもらった空き家もどれも魅力的だったのですが、
移住後に働きたいと思っている職場から少し遠かったり、
住むには改修が必要なお家が多かったので、
遠方から改修を検討しつつの移住となると難易度と時間がネックになり、なかなか最終的な判断が出来ない場面もありました。
見学させていただいたお家は、土間があって庭や畑があって、まさに理想の田舎暮らしの雰囲気そのもの。
柱が立派な昔ながらのお家や、建具が凝っていて今これを作ろうとしてもなかなか難しいだろうという素敵なお家が多かったです。
広すぎて逆に管理が難しそう…という贅沢な理由で悩んでみたり。
神奈川県からインターネットを使って空き家バンクに何回もアクセスして、Googleマップで周辺を巡回して、色々想像やシミュレーションを繰り返す日々を送りました。
その後、空き家バンクで気になる物件を選んで、現地の不動産屋さんに案内してもらう時には、まだ空き家バンクには載っていないお家も何軒もあると教えてもらっていました。そこで、空き家バンク以外のお家も見ることができて、思っている以上に選択肢があるなと感じました。そのため、移住を検討する際には実際に現地で情報を取るときにまた幅が広がることもあると思うので、焦らずに探してみるといいと思います。
私たちの場合は、すでに働きたいと思う職場の方が先に見つかっており、どちらかというと家ありきというより早く移住を進めたいという気持ちが強かったので、まず賃貸で住める場所に入ろうというふうに決めました。
(職場については過去のブログで産業体験を通して林業にチャレンジしていることを綴っています)
移住先で賃貸があればまず賃貸から、というのは移住そのものをスムーズに進めていく点で良い形だと思います。
ただ、インターネットで探していた時には当時、隠岐の賃貸物件の情報が全くなくて(*_*)
不動産屋さんに聞いてみたときも、「賃貸は今一軒もないんです〜」という答えが返ってきて、そこは都心部のようにはいかないこともあるなと。
働く先が決まっていつつも、すぐに住める状態ではない空き家に住まいを決めてしまったら、暮らしをスタートする最初の時点で身動きが取れないかなと、どうしようかと思っていた時に、職場先の社長や定住財団の計らいで町営住宅をご紹介いただくことができ、私たち家族の場合はまずはそちらにお世話になりつつ、住みながら良いお家に巡り会えるのを待つ形に落ち着きました。
相談をすることで良い形を皆さんにサポートしてもらって、スムーズな移住をすることができました。
例えば、いきなりの古民家購入も、単身田舎暮らしへの挑戦!などであれば多少の不便や無茶もきくかもしれませんが、
(そういうアクティブな移住もYouTubeで拝見して、改めて凄いな〜と思っています)
子どもがいたり、うちの場合は高齢の義両親も連れて家族みんなでの移住で、家族が不便をしない形ということが重要だったので、まず住むことができる家を確保させていただけた、というのは本当にありがたかったです!
移住というと古民家購入、ザ田舎暮らしといったキャッチーな情報ばかりに目が行きがちかもしれませんが、現実的に無理をせず新生活を始めるというルートも探すことができるということが参考になればと思います^^
移住前の視察のときには、神奈川県からでも現地の地図を何回も何回も見て、どこにどんなお店があるのか、私たち家族にとって何があれば大丈夫なのか、そういう点を想像して、
ホテルに滞在しつつもスーパーに行ってお惣菜を買ってみたり、ドラッグストアやホームセンターに行ってみたり。
隠岐の島後(どうご)の場合、お店がとても充実していることがわかって、なんならスーパーは神奈川県でも小さめの町に住んでいた我々からすると、逆に品揃えが豊富で、新鮮な地物の野菜や魚が良心的な価格で販売されているので、今までよりずっと良い暮らしになるという予感しかなかったです笑
(以前の住まいは美味しいものを買おうと思ったら少し遠出が必要な場所でしたσ^_^;)
そういうわけで、隠岐に来てからは食材の買い出しなど格段に楽しくなりました(*´ω`*)
車のない生活から、車に乗るようになったというのも大きくて、往復徒歩20分のスーパーにこまめに行くよりも車でまとめて買って簡単に運べるのもかなり楽になったポイントです。
(↑実は買い物がかえって楽になったのはかなり大きいです。元々車を持たない暮らしをしている人は、大きな変化になるかもしれません。因みに、ペーパードライバーでもすぐに運転慣れることができましたよ!)
あと、何回も言ってしまいますが、隠岐では何を食べても本当にとびきりものが美味しい!
日常生活で感動できる食が常にあるのは、まさに移住してきて良かったと思う点です。
島への移住とのことで、悪天候の時には品物が入らない、ということもありますが、それは普段から充分な備蓄をしておくことで全く問題なく対応できます。
むしろ日頃からそういうこともあるよね、という感覚が備わっていくことで防災的にも役に立つし、強かになれる要素でもあるのではないかなと思います。
住宅の話から逸れてしまいましたが、スーパーなども住まいには重要なポイントですよね!移住を考えている方なら視察のときにチェックする箇所と思いますが、視察のときには1日、お店巡り用の時間を確保していくのがオススメです^^
さてさて、今回は「住まい」について前編を書かせていただきましたが、前編をまとめると、
・移住のはじめは賃貸から
・暮らしながら今後の理想の空き家を探す
・賃貸の情報がなくても現地情報に詳しい人などに相談しながら探してみる
賃貸情報はインターネットで探しているときには全くなかったのですが、
住み始めてから人づてで「貸してくれそうな空き家の情報」、なども聞くことがあったので、インターネットにない場合も聞き込み調査などをしてみると良いと思います。
後編では今回も少し写真では出てきていた実際に空き家バンクから購入したお家のこと、改修、住み始め…はおそらくブログ公開の後になりそうですが、住める段階まで進んだ経緯について書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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【名前】四つ葉
【居住市町村】(隠岐郡)隠岐の島町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】神奈川県
【年代】30代
【お仕事】林業
【好きなこと】
自然散策 畑 DIY 綺麗なものを見ること
【Love shimaneとしてひと言】
壮大な景色と温かい人、心も体も軽くなれる!美肌県の由来も実感する水と空気の良さからもう離れられません。何気ない毎日に感動する移住暮らしがあります(o^^o)
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