和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが
利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、
周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、
移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。
きみのフルーツ
住所:和歌山県海草郡紀美野町動木317-1 事業内容:八朔、温州みかん、しらぬいの栽培・販売を行う柑橘農家
紀美野町で「おいしさ保証付き」柑橘の栽培・販売に至るまで取り組む産直農家です。
山間部の傾斜に位置する畑で、たっぷりのお日様と、厳選された有機肥料で、温州みかん、ハッサク、ぽんかん、しらぬいなどの柑橘栽培に取り組んでいます。
きみのフルーツからお届けするフルーツは、とても特別なもの。大切な家族へ、友人へ贈り物をするように、特別おいしいモノを送りたい。そしてあなたの大切なあの人にも、笑顔になってもらいたい。そんな想いで栽培・販売に取り組んでいます。
今回体験できる内容
季節に応じて、2泊3日で、柑橘栽培の仕事を手伝っていただきます。
(3~5月上旬) 剪定枝の処理、摘蕾
(6月中旬~下旬) 梅の収穫
(7月中旬~9月) 摘果
(11月上旬) 不知火への袋掛け
(12月下旬~1月上旬) 八朔の収穫
農作業は体力的にハードであると共に、トイレが無いなど、環境的にもハードです。ただ、自分で経営者として、仮説を立てより良い品質の高い商品をつくれることが、代表の吉瀬雄也さんの仕事のやりがいです。
移住のきっかけ
雄也さんは大阪府高槻市生まれ。叔父が柑橘農家を営んでいましたが、当初は畑を継ぐ気持ちは無く、東京の大学を卒業後、ITベンチャー企業、外資系医療機器メーカーへ勤務していました。そんななかで「農業が面白そう」と就農を決意。
妻りえさんへ「就農についてのプレゼン」を行った結果、当初は難色を示していたりえさんも、農業への可能性を次第に感じるようになり、2017年に雄也さんと共に移住し就農。
現在は雄也さんが生産担当。りえさんが販売や商品開発を担当し業務にあたっています。
補足事項
宿 泊 場 所 :木市
宿泊先住所:紀美野町神野市場226−1
そ の 他:公共交通機関を乗り継いでの参加も可能です。
体験経費
参加費:無料
宿泊費:素泊まり2,000円/泊
※5,000円/泊まで補助あり。初回の体験のみ適用
食費:実費負担
交通費(自宅~集合場所):実費負担