【しまね移住女子ブログ】湯浅那奈 vol.3
こんにちは!邑南町(おおなんちょう)在住の湯浅那奈です。
10月の初めに地域の運動会がありました。 邑南町内でも人数の少ない地域のため今年は保育所、小学校、地域合同の大運動会! 娘の保育所の応援をメインで行ったのですが、大人の競技もしっかり参加して(人数が少ないのでせざるをえない)私の住む自治会チームが見事優勝!笑
田舎は地域行事が多くちょっぴり腰が重いですが、普段関わらない人と話すきっかけになったり、行ってみると楽しいことが多いです。みんなでいい汗かきました。
今回は移住後の仕事についてです。
1回目のブログで触れていますが、邑南町の日貫(ひぬい)という人口400人ほどの小さな村にある一棟貸しの宿「日貫一日(ひぬいひとひ)」が私の職場。
夫の地元だということに加えて、この仕事が面白そうだったことも移住を決意する大きなきっかけとなっています。
1回目のブログはこちらから
日貫一日とは「日貫に雇用を生みたい」と考えた徳田さん(50代男性・ボス)が、知り合い数人に声をかけ社団法人を立ち上げ、大阪のデザイナーさんをも巻き込んで始まったプロジェクト。徳田さんに声をかけられたひとりが私の夫。そのご縁で私も日貫一日に関わらせてもらっています。 現在、2つの古民家をリノベーションし、宿の安田邸とフロント兼カフェの一揖(いちゆう)を運営しています。
名称がたくさん出てきていますが、日貫一日がホテル名、安田邸が部屋番号と思ってもらうと分かりやすいでしょうか。
始めた当初、他のメンバーは本業が別にあるため現場業務は私ひとりでした。
宿の清掃や朝食準備は地域のおばちゃんたちにお手伝いをお願いし、試泊期間やミーティングを重ねてオープンに向けて準備を進めました。
宿泊業はみんな初心者、何をするにも全てが初めてで常に緊張していた気がします。 出来ないことや分からないことは近所のおじいちゃんおばあちゃんに助けてもらいながら、気がついたら結構な人数がこの日貫一日に関わってくれるようになっていました。
「よそから来て地域を巻き込んでなんかやってる人」「地域おこし集団」と周りからは思われていたかと思うのですが(徳田さんは本当に頑張っている)私は地域おこしをしているつもりは無く、なんなら「地域おこし」というワードがちょっぴり苦手。
宿おしゃれ!フロントかわいい!日貫一日さいこう!という気持ちを他の誰かと共有したい一心で動いていました。
宿がオープンして1年近くたった頃、コロナが流行り「宿 一棟貸し 田舎 人に合わない」の条件に全てに当てはまった日貫一日。夏休みもなく人生で1番働いた数ヶ月、気が付いたら季節が冬になっていました。本当にほんとうにあのときはひとりで大変だった…。
何事もはじめの一歩はすごく大変。
前回のブログも含め、移住からここまでかなりたくさんのはじめの一歩を踏んだなぁと思います。今では日貫一日の名前も少し広まりスタッフも増え、現在は私含め3名で働いています。 スタッフが増えたことでフロント棟でカフェを始めたり、主催イベントなど新しいことにチャレンジできる体制になりました。
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【名前orペンネーム】湯浅那奈(ゆあさなな)
【居住市町村】邑南町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】宿泊業
【好きなこと】
音楽を聴く、子供服のサイトみること
【Love shimaneとしてひと言】
何にもないと思っていたけど何でもあるし、何でもできて面白いしまねでの暮らし。豊かな自然と温かい人たちとの日常をお届けします。
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