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【しまね移住女子ブログ】井上雅央里 vol.3
みなさん、こんにちは!しまね女子ブログ 東部担当の松江市在住の井上雅央里です。
前回は松江に来てから変容していった私の『食まわり』についてお話させていただきました!
今回は、『住居』編について書いてみようと思います♪
みなさんは自分自身や、暮らし、環境を変えたい!と思ったことはありますか。
私は自分の人生を振り返ってみると、何か自分が変わりたいとか、人生の転換期では必ずと言っていいほど、『引っ越し』がセットでした。もっと言うと、住む場所によって自分の日々の過ごし方やルーティン、ライフスタイルが変わりました!
移住がまさにそれでした!松江市に移住してからは京都に住んでいたときと、環境や価値観も大きく変わりました。そして、同じ松江市内の中でも住居スタイルを変えることによって変化が沢山あったのです。
松江市に来て5年間の中で、約5カ所(今まさに住居変え中!笑)に住んできたのですが、今回は時系列で追ってみます!レ、レッツゴー!
2019年春、京都府から松江市に移住してきた私。土地勘ゼロ。松江市は宍道湖と言う大きな湖を境にして、日本海側の北側エリアと、山陽側の南側エリアに分かれており、湖近くが市街地になっています。(かなりざっくりですが、、、)
そんなことを知るよしもなく、、、だった当時の私。
●移住前:街ライフ
京都市の街の中心、四条河原町エリアと、三条京阪鴨川エリアのアパートに住んでいました!自転車で職場―飲み屋―家を往復していた。
20代だったこともあってか、ここの暮らしの中では、沢山の刺激と生き方に出会い、吸収させてもらった時代だったなぁ。
まだまだスポンジだった私、自分、すごい変わるよこれから、、、とあの頃の私にそっと微笑みささやきたい笑
●松江市一軒目:駅から車で10分、住宅街にある平屋の一軒家、2LDK
2019年の春前、松江市の地域おこし協力隊に受かった私は、家探しのため再度松江を訪れました。
憧れていた一軒家暮らしがしたくて、松江駅から車で10~15分エリアで5万くらいで住める家を探していることを伝え、一日不動産屋さんを連れまわし、3,4件の家を見て回り、高台にある住宅街の中の一軒家に決めて、京都の帰路へ。
これで一安心だ~と、楽しみにしていたのですが、数週間後に耐震の問題で家が傾いているため、キャンセルせざるを得ない事態に。もう春までに松江を訪れるのは難しく、、、、
一か八かで、ネットの写真のみでポチっとしたのが、最初の松江平屋暮らし。これがありがたき事に、大当たりでした!築30年の小さな平屋だったのですが、静かな住宅街で両隣さんが同世代のファミリーだったのです。
引越しの挨拶に行った時から意気投合。ご飯の差し入れや、お互いのお家でご飯会などを開いたりしました。1人暮らしの私が家の中で出現したムカデと格闘していた時は、隣の子供たちが助けにきてくれたり。虫や一軒家の寒さは慣れるまで時間がかかりましたが、関西に住んでいた時はなかった人との距離感や、交流の楽しさ、住む土地への安心感を得ることができました。
●二軒目:飛び出せ青春、街の中での車中生活3か月!
地域おこし協力隊の任期を終了すると共に賃貸の契約が終わることになっていました。家決めなきゃと思いつつも、当時行っていた活動が慌ただしかったり、次に住みたいと思えるような家も見つからず、、、とうとう退去の日に。
ここはもう思い切って興味があった車生活に挑戦してみることにしました!幸いなことに自家用車は軽バンだったので、布団とまくら、必要最低限の仕事&生活道具と共に車生活がスタートしました!
みなさんがイメージするオシャレ&アウトドアなバンライフとは180度違いますが、これまた楽しかった(笑)
島根は美肌県、温泉も沢山あって、松江市内にも沢山あります。毎日色んな温泉に入りにいって、お肌はツルツル!温泉のおかげでエンジョイできた街中バンライフ。
中古車を買ったときに、使うときあるのかなと思っていた付属していた車のカーテンがかなり良い仕事してくれました!まだまだ続くはずだった車中生活、車検の時に即廃車!となり、3か月という短い幕を閉じたのでした。
街中での車生活はトイレや駐車場、ご飯作りなどにはちょっと難易度が高かったですが(笑)、車生活はとにかく自身のフットワークをスーパー軽くしてくれました!
●三軒目:駅徒歩5分、繁華街の中心にある一軒家
友人の支えのおかげで、その後しばらく住ませていただいた、駅近・繁華街の中心から少し入った一軒家。
松江市の中で一番飲食店が多いエリアと周囲にはお寺が点在するエリアで、夜の街と昼の町が交差する場所でした。
日中はお経の声が聞こえたり、夜は飲み屋帰りのご機嫌な人の声が聞こえたりと、都会と松江の文化の融合を感じました。飲みに行くのも、買い物に行くのも便利で、この期間にかなり色んな飲食店を巡ることができたのも良かったです。
しばらくは自分のプロジェクトが慌ただしくなって余裕がなくなり、憧れの一軒家はなかなかご縁がないままで。DIYが出来て、ある程度古くて、自然が豊かで、湧き水があって、、、などなど色々注文をつけすぎていたようにも思います(笑)
ということで、少し駅から外れた工場地帯にも近く、コンビニがすぐ近くにあるアパート暮らしをスタート!5階の階段はかなり筋トレでした(笑)でも景色がすごく良くて、朝日は絶景でした。裏にはお散歩に最適な山道があって、それも良かった。
ただ外で作業をする仕事が多くなっていた私のライフスタイルには作業小屋などがなくスペースが狭く、大変だったのも事実。通常声が大きい私は迷惑をかけていないか気になっていたりもしていました。
そんな中、優しい気さくな管理人さんとの触れ合いはこの地域の人のぬくもりを場所に関係なく、感じさせてくれ、島根って良いとこ!と実感♬
●五件目:築100年以上の山間の古民家
作業着や作業道具を毎回5階に上げたり、下げたりしているのがどんどん大変になってきて、遂には家がモノで溢れてきて、、、やっと気づいた。これじゃあかん(笑)
でも住みたい自然に囲まれた一軒家は不動産サイトやインターネットではやはり見つからず。何人かの知り合いに直接訪ねてみると、いくつか紹介していただけて、そのうちの一軒にあれよあれよと言う間に決まったのです。
こういうのは本当タイミングものだし、人との繋がりで巡ってくるものなんだなぁと改めて思いました。松江駅からは車で30分くらい、山あいの谷間にある集落にあり、茅葺屋根にトタン屋根を被せたお家。母屋は広くはないものの、水回りはリフォーム済み、納屋や畑もついていて、自然も沢山ある環境。
家主さんが県外におられ、空き家になって4年ですがお仏壇もあり、家の裏にお墓があるという物件。それでも気にならないのであれば、DIYオーケー、すぐ貸してくださるとのこと。お庭、畑、山のこと、手仕事、食、やってみたいことの妄想が沢山出てきて、実践できそう!と思い、ここに決めたという感じです。
絶賛引越し中で、どんなワクワクが起こるかまだ分かりませんが、自分と自然との距離が近くなることは間違いなし、自分の暮らしの解像度と生きる知恵がつきそうな予感がしています。
そんなこんなで、同じ市内でも、住居スタイルによって、見える視点や気づきが全く違うことがわかりました!皆さんはどんな暮らしに興味があるでしょうか?島根での住居スタイルの参考になれば幸いです。人生と家はトゥギャザーにありますね。(なぜかルー大柴調笑)
次回は、仕事編をお送りします~!読んでくださり、ありがとうございました!
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【名前orペンネーム】井上雅央里(いのうえかおり)
【居住市町村】松江市
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】京都府
【年代】30代
【お仕事】パラレルワーカー(自然をフィールドにした環境循環活動、観光事業など)
【好きなこと】
自然、生き物、手仕事、アート
【Love shimaneとしてひと言】
古から紡がれてきた人の営み、自然の美しさ、そして人のぬくもり。
島根のパワーを、毎日ハートで感じています!
そんな島根ライフの様子をお送りしていきます。どうぞ宜しくお願いします♬
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