下川町の特徴
北海道下川町は林業・🌳農業🍅・酪農🐮が基幹産業。さらに地域に根ざした商工業も盛んで、2,900人という人口規模にも関わらず、20店舗ほどの飲食店に、肉、卵、豆腐、パンなどの専門店も軒を連ねます。
「田舎には仕事がない」と巷ではいわれますが、下川町はどの業種においても「仕事はあるのに働く人が足りない」というのが実態です。
下川町はこの課題を解決するため、国の始めた特定地域づくり事業に日本で一番最初に手をあげ、2021年に採択されたマルチワークの先進自治体です。
このプロジェクトでは、これまで採用してきたマルチワーカーに加えて、さらに3名の募集を開始します!😊✨
マルチワークの働き先にはどんな業種があるの?
町の基幹産業である農業や、パン屋、しいたけ工場、養鶏場、事務など下川町内の多様な業種・事業所の中から、数カ所で働くことになります。働き先はこの事業の運営主体である「下川事業協同組合」と相談のうえ決めていきます。
これまで、このマルチワークを経験し卒業した方(1年更新)は、引き続き町内の事業所に就職を決めている人が多いのが特徴。中には、社員としてばりばり働き事業所の要となるような活躍をしている人もいます。もしかしたらマルチワークが、人生のターニングポイントになるかもしれません。
この新しい働き方を足がかりに、自分探しをしながら多くのつながりを作って、ぜひ自分にあった仕事を見つけてみてください。
こんな方に向いています
「いろいろな仕事についてスキルアップを目指したい方」
〜近年世の中では、スキルアップを目指して数年で転職を繰り返す若者が増えてきています。このマルチワークでは、一度にいくつもの仕事に就くことができるため、経験値が増え短期間で大幅なスキルアップが期待できます。
「自分にどんな仕事が向いているのか知りたい方」
〜これまで働いてきた仕事がいまいちしっくりこなかった、もっと自分に合う仕事があるんじゃないか?と思っている方は多いと思います。いくつもの事業所でいろいろな仕事に触れることにより、自分にはどういう仕事が向いているのかがきっと見えてくるはずです。
「地域でたくさんのつながりを作りたいと考えている方」
〜よく「移住をして地域を知り、早く馴染む為には、地域おこし協力隊になるのが手っ取り早い」と話をしている方がいます。確かにその通りだと思いますが、このマルチワークも同様の効果が期待できます。いくつもの事業所に所属するため、一つの会社で働くよりも効率的に地域を知り、つながりを広げて地域に馴染んでいくことが可能です。
「将来、ローカル起業を考えている方」
〜遊びに行ったり短期移住するだけでは、なかなか見えてこない町の実態や困りごと。将来的に地域で起業を考えている方が、町民のニーズをつかみ、ビジネスの種を見つけるためにこのマルチワークを利用するのはとてもオススメです。数社で働くということは、つながりも数倍、情報も数倍入ってくるので、ローカル起業への歩みを大きく進められるはずです。
番外編
下川町では月イチの町民交流会「タノシモカフェ」を開催しています。この町民交流会は、移住者も、地元民も、移住検討者※も、下川に遊びにきた方※も、誰でも参加できるのが特徴で、毎回30名以上集まる6年も継続開催している会です。
ここに参加することで、仕事で接点のなかった人とつながりができて、一緒に釣りや山菜とりに行ったり、場合によってはイベントを共同開催するような仲間を作る方もいます。
ぜひこのような場にも足を運んで、下川町ならではの移住者が馴染みやすい雰囲気をぜひ体感してもらえると嬉しいです。
またイベントも多い町です。コロナの感染拡大が落ち着いている時であれば、毎週末のように小さなものから大きなものまでイベントが開催されるので、顔をだしていればみるみるつながりを作っていくことができます。
移住者や地元民などが参加するタノシモカフェ。移住者と地元民の壁がないからこそのネットワークが広がります。
タノシモカフェは、食べ物飲み物を持ち寄るポットラック形式で開催します。春には旬の山菜が並ぶことも!(写真はヨブスマソウのナムル)