【鳥取県倉吉市】生産できるのはスイカ栽培歴５年以上の選ばれし農家だけ。倉吉のブランドすいか極実西瓜（ごくみすいか）の収穫体験にいってきました！

今年もスイカの季節がやってきましたー！

そこで今回は、年々売上が好調の鳥取県倉吉市で栽培している倉吉すいかの収穫体験にいってきました。

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今回ももちろん、鳥取県庁で『とっとりへウェルカニコーディネーター』として兼業している、ANA客室乗務員の金井塚コーディネーター（通称：かにコ）と一緒にいってきました(*”▽”)

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倉吉のブランドすいか”極実西瓜（ごくみすいか）”

美しい断面！美味しすぎて試食がとまらない・・

鳥取県倉吉市は鳥取県の中央に位置しており、西日本有数の農作物が良くできる肥沃な畑地帯です。その豊かな土壌・清涼な水・さわやかな気候がスイカ栽培に適していることから、倉吉市では高品質で安心・安全なスイカが育てられています。

主な品種は、倉吉すいか、極実西瓜（ごくみすいか）、抑制極実西瓜、クリームすいかの４種です。

今回収穫体験させてもらったのは、極実西瓜！

その名の通り、極めた実なんだそう！その理由は５つ！

①皮が薄く甘いのに食感はシャキシャキとしていて、スイカ本来の味がするスイカ。

②一般的なスイカはかんぴょう（ユウガオ）などを台木としてスイカを接ぎ木して育てるところ、スイカを台木にして接ぎ木して栽培。

③深耕や有機物肥料を投入して土作りをし、さらに連作障害を回避するため毎回栽培する畑を変えている。

④倉吉市がある鳥取県中部は、豊かな土壌やきれいな水などに恵まれた県一のスイカ生産地域。

⑤一番の極みである生産者！スイカ栽培歴５年以上の実績のある選ばれし農家のみが栽培を許される。

さらに！極実西瓜は、２L以上の大玉で糖度１１度以上、さらに事前のほ場検査をパスするなど厳しい基準をクリアしたものだけが「極実西瓜」として出荷されます。

かなり極まってますね٩( ”ω” )و

ちなみに、この極実西瓜の歴史を調べてみると、元となるスイカができたのはまさかの昭和５５年、「極実西瓜」という名前がついてからは約２０年になるそうです。実績のある農家さんしか栽培できないということもあって、たくさんは出回らないので貴重なスイカのようですね！

いざ収穫体験！

レクチャーしてもらいながら収穫！

さっそく向かったのは、大きなハウス。

通常は少しでも涼しい時間の早朝に収穫して出荷するらしく、収穫体験のために２玉残してありました。ご対応いただいた岸本さんは、この日早朝から収穫作業をされていて、午前中までに約８００～９００玉を収穫されたんだとかΣ(ﾟДﾟ；いったい軽トラ何往復されたのか・・！約１２～１４キロのスイカを１玉持ち上げるだけでも一苦労なのに、作業するハウスの中はサウナ状態！２玉収穫しただけで汗だくになった私たちからしたら考えられませんm(__)m

立派な極実西瓜！いただきま～す！（左：岸本さん右：かにコ）

そして待ってました！試食タイム(笑)　収穫した極実西瓜をその場で、豪快にカットしてくださいました！極みの理由の通り、シャキシャキなのにとっても甘くて果汁がたっぷり！かにコも８分の１のサイズを完食！ずっと「美味しい～！幸せ～！」と感動していました！

試食タイムはまだまだ続くなか、岸本さんに一番大変な作業を伺いました。

「春ごろに蜂に交配作業をしてもらうんですけど、気付かずに巣箱に当たってしまったり作業中に蜂に触れてしまったりして刺されることがあるので、とても神経を使うし大変ですね・・・。」

蜂と一緒に作業を行うとはビックリでした。危険を伴いながら大事な交配作業をされてるんですね。出来上がったものだけを見てしまうとあまり感じることができませんが、スイカが出来上がるまでにたくさんの工程があって一つ一つの作業には深い意味があって、最高のスイカができるんですよね。こういう農業体験をするとそのすごさを実感できます。改めて、生産者さんに感謝ですね。