【しまね移住女子ブログ】湯浅那奈 vol.4
こんにちは!邑南町(おおなんちょう)在住の湯浅那奈です。
今年の秋はカメムシ大量発生でカメムシと格闘の日々でした。近所のおばあちゃんもこんなに出るのは初めてとのこと。ここ数日でぐっと寒くなってきたのでカメムシもおさまってきてホッとしています。年々虫に強くなっている。笑
前回は、私の職場「日貫一日(ひぬいひとひ)」がなぜ始まったかというところを書かせてもらいましたが、今回は日貫一日の宿「安田邸」とフロント棟兼カフェの「一揖(いちゆう)」について書かせていただきます(すみません、宣伝になっちゃいます)
現在、日貫一日は一棟貸しの宿の「安田邸(やすだてい)」と宿のフロント兼カフェの「一揖(いちゆう)」の2つの建物からなります。
日貫で過ごす一日が特別なものになりますように。という願いが込められています。
宿の安田邸は名前の通り、元々は安田さんの家でした。島根県庁や大分県庁を設計された安田臣さんのご実家で、ご両親のために設計した家だったそうです。小高い丘の上にあり、町を見下ろせて風が抜ける気持ちの良い場所です。
目の前には神社もあって、こんなにいい立地は探してもなかなか無いなぁと思っています。(探したけど見つけられませんでした。)
外観はほとんど変わっていませんが、建物の中はガラリと変わり、訪れた人たちはみなさんいい意味でビックリしてくれるので、そんな瞬間を見るのが毎回嬉しかったりします。
数年この宿を見ていますが、晴れの日も雨の日もどんなときも変わらず気持ちの良いゆったりとした空気が流れていて大好きな場所です。
普段私が過ごしている一揖は、元々は電子部品の工場でした。しばらく倉庫として使われていましたが、今はゲストのチェックインと朝食会場として、午後はカフェとして営業しています。
近所に住んでいるおばあちゃんたちが「昔ここで働いとったんよ〜」という話をよく耳にします。 一揖(いちゆう)はお寺に上がる階段の途中にあり、神社の敷地内に建っています。お寺や神社の鳥居をくぐる前に一礼することを一揖と言うそうでそこから名前をとっています。 個人的には神と仏に守られてるすごいパワースポットなのではないかと思っています。
ひとりで始めた当初、一揖が日貫を訪れるゲストと地域の人のクロスポイントになったらいいなと思っていたのですが、その時は宿業に専念していたためなかなかそれが出来ていませんでした。今では、まさしさん、ゆかさんという心強い仲間が増え、カフェ営業が出来るようになり、宿泊ゲスト、地域外のカフェ客、地域との交流が生まれることも増えきたように感じます。
ひとりも気楽でしたが、やっぱり仲間と働くのは楽しいし勉強になりますね。
「こんな田舎に泊まってどうするん?」と地域の人にはよく言われますが、コツコツ続けてきたら東京からリピーター、海外からのゲストも来るようになりました。カフェも地域の方の憩いの場になりつつあります。確かにどこにでもあるよく田舎なのですが、そこに「日貫一日」というものが加わって、よくある田舎じゃなくなったらなんか嬉しいなと思います。
そして今、来春2棟目の宿をオープン予定のため、急ピッチで準備を進めています。嬉しいことに大ファンの建築家に設計してもらえることになり、ますますこの場所が大好きになりそうです。
ゴールデンウィークあたり、ぜひ遊びにいらしてください!
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【名前orペンネーム】湯浅那奈(ゆあさなな)
【居住市町村】邑南町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】宿泊業
【好きなこと】
音楽を聴く、子供服のサイトみること
【Love shimaneとしてひと言】
何にもないと思っていたけど何でもあるし、何でもできて面白いしまねでの暮らし。豊かな自然と温かい人たちとの日常をお届けします。
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