秘境・万古渓谷を流れる万古川は、天竜奥三河国定公園内にあり、飯田市金森山を源流に、天竜川へ注いでいます。
渓谷には、数々の滝や奇岩、淵等があり、神秘的で雄大な自然が今も手付かずの状態で残っています。
元案内人の関口さん(81歳)は、中学生の頃、よく万古川でアマゴを釣ったり水遊びをしたり、きれいな川に惚れて夢中で遊んだといいます。
昔から、決して意のままにならない川の自然や生物と向き合うことで、子どもたちの感性が磨かれ、創造力が養われてきました。自然と真剣に向き合うことで、生命の大切さ、自然の法則や仕組みを理解することができるのです。
このプロジェクトでは、万古渓谷を地元のガイドさんや地元の住民と一緒に歩きます。
約6時間かけて歩くコース、その道のりは険しく、携帯電話の電波も届きません。
日常から離れ、大自然と全力で向き合えば、未だ知らなかった自分と出会えるはずです。
自分の足で歩いた人だけが見ることができる景色を、ぜひ堪能してみて下さい。
日時:8月18日(日)朝6:45集合 (15:30解散)
費用:6,000円
定員:15名
申込期限:8月4日(日)
参加条件:中学生以上で体力に自信のある方(70歳以上の方はご相談下さい)
渓谷を守るのは地元有志のグループ
今から50年以上前に、地元住民が沢を整備して、毎年沢渉りツアーを実施していました。
しかし、地元ガイドの高齢化や、整備した箇所の劣化により、ツアーを休止していた時期がありました。
昔からあった「地域の遊び場」を守りたい。そんな思いで平成28年に地元有志で万古渓谷会を立ち上げ、以来年に3〜4回ほど、整備を兼ねてメンバーで渓谷を歩いています。
自然に学び、自然と人間とのかかわりをよく認識して関わっていくことが、ひいては地球環境の保全につながっていきます。
そんなことも考えながら、全力で自然と遊ぶ、楽しみながら保全する万古渓谷会のメンバー達です。
さあ、地球と遊ぼう
万古渓谷ではアマゴ、イワタバコ、ヒダサンショウウオ等の貴重な動植物や、中生代白亜紀の珍しい花崗岩等も発見されています。
それくらい、手つかずの自然が残されている場所です。
そんな地域の宝でもある、万古渓谷を歩きながら
保全活動に関わり、一緒に後世に受け継ぎませんか。
沢渉りをはじめとする、アウトドアが好きな方
地域の環境保全に興味のある方
地域の方と楽しみながら活動してみたい方
ぜひ「興味ある」か「応募したい」ボタンでお知らせ下さい。
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