当社は瀬戸内海に浮かぶ小豆島で、オリーブ化粧品事業を展開する会社です。地域と共に歩み、心と体と絆の健康を追求し、瀬戸内・小豆島の発展に寄与することを社是として、昭和60年より事業運営をしています。

2023年7月、小豆島のオリーブ産業振興、地域貢献のため、自社農園オリーヴの森内にオリーブと共にゆっくり過ごしていただく場所「千年オリーブテラス for your wellness」をオープンしました。施設は、コミュニケーションラウンジ・ショップ・受付の「The GATE LOUNGE」、せとうちを一望できる「The TERRACE」、全室シーフロントのスモールヴィラ「The STAY」、自社栽培の美容オリーブオイルを贅沢に使ったトリートメントを体感できるオリーブリトリートスパ「The SPA」からなり、今冬にはサウナもオープン予定です。

今回募集するのは、せとうちの海とオリーブが広がる景観の中オリーブを思う存分に体感していただき、心と体をととのえる最高のひとときをお客様に提供するお仕事になります。
また、単なる接客だけでなく、オリーブ化粧品に興味を持っていただき、当社通販事業を通じてお客様とオリーブの継続的な関係をつくるための大切なタッチポイントとなります。

- 小豆島で1000年続くオリーヴの森をつくりたい -

【オリーブの歴史】
瀬戸内・小豆島はオリーブのメッカとして知られています。日本で生産される果実量の約80%が小豆島産です。オリーブは1万年以上の栽培の歴史があるとも言われ、地中海沿岸の人々は食用に限らず美容や医療に役立ててきました。

【すべては 小豆島柳村から】
瀬戸内・小豆島西部の漁村にある「オリーヴの森」。それが私たちのフィールドです。
「樹齢千年のオリーヴ大樹」をシンボルに拡がるオリーブは花崗岩質の土壌に根をはり、大深山の中腹にある七宝池からは、気まぐれな天気を補うのに十分すぎる水を提供してくれます。
オリーブの生命力は素晴らしいもので、人間がさせていただくことは、水はけのよさと保水力のある団粒構造の土づくり、太陽の光が全ての葉っぱにあたるような剪定、風が良く抜ける植栽など、その生命力が最も輝ける環境を作ることだけです。
代表の柳生敏宏は、オリーブを尋ねて3,000kmのイタリアの旅をしました。樹齢300年のオリーブが樹海のように広がる光景を目の当たりにし、深い感動と幸福感に満たされました。人間の何倍もの年月を生きているオリーブのパワーに圧倒されただけではなく、人智を超えた自然の営みと恵みを、その土地の人々が何世代にもわたって受け継いでいる。その命のリレーの中にオリーブが介在しているということに深く感動したのです。同じように、いま私たちが植えているオリーブが300年先にもしっかりと受け継がれ、オリーブと人とが共存しながら豊かな生活を営んでいる未来の小豆島―そんな姿を強く願っています。

私たちの暮らす柳村は100軒ほどの村で、41名が80歳以上。漁で多めにとれたものは分かち合うような人と人の繋がりがあります。地元の神社や漁村にある島遍路の寺院、山の神さんの祭りなど伝統や文化を尊び繋いできました。そんな村の人々はみな、当社のオリーブオイルを使ってくれています。
商品のロゴはオリーヴの育つ土地を育み伝統・文化を大切に守ってくれた柳村のシンボルマークです。

【課題とプロジェクト作成の背景】
島には素晴らしいオリーブ農園がありますが、残念ながら体験観光ができる農園がありません。小豆島にいらしたお客様に、島が大切にしている農園を訪れていただき、オリーブ農業や歴史文化に触れ、香りや味や使用感を感じていただきより一層オリーブのことを知っていただくためにウェルネス施設をつくりました。
「オリーブで心と体をととのえる」をコンセプトに、体の健康のみならず心も絆も豊かでありたい人、オリーブに魅力を感じるために島を訪れたい人、シンプルな暮らしを志向し飾らない上質に共感いただける人、”1000年続くオリーヴの森づくり”に共感してくれる人に訪れていただき、コロナで大打撃を受けた島の産業復興に寄与したいと考えています。

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