渓流釣りのまち・那賀町でお試し移住体験
みなみ阿波(徳島県南部)の山間部にあるまち、那賀町。町の中心には一級河川である那賀川があり、上流域では鮎やアメゴ狙いの渓流釣り、ダム湖周辺ではバスフィッシングと、淡水の釣りを楽しむには最高の場所です。そして、那賀町にはお試し移住体験ができる施設があります。というわけで、今回はその施設を利用して那賀町の暮らしを体験してきました!
那賀町の移住体験施設は3箇所ありますが、今回はその中でも一番山奥のエリア・木沢(きさわ)にある『木沢移住支援施設』に滞在しました。まずはその施設の様子をご紹介します。
部屋は家族用と単身者用があり、今回滞在した家族用はダイニングキッチンと和室3部屋からなる3DK。
高台にあるので、部屋からの眺めは抜群です。目の前にあるのは閉校した木沢小学校。
近くにはほとんどお店はありませんが、唯一徒歩圏内にあるのがこちらのコンビニ(ヤマザキショップ)。この近所ではほぼ唯一のお店なので、食料品から生活用品まで結構何でも揃っていました。
目の前の清流で水遊び!
コンビニの前には『坂州木頭川』というキレイな川が流れています。簡単に川に降りていくことができて、流れも穏やかなので子どもの水遊びにぴったり!水はめちゃくちゃ透き通っていて、いろんな魚が目視できます。釣りをしたり、泳いだり、子ども時代にここに住んでいたら夏の間は毎日川遊びしていたんだろうなぁ、と思いながらしばし夢中で川を満喫。
近所の湧き水ポイントで銘水をゲット!
木沢エリアから少し西に行ったところにある木頭エリアで湧き水を採水できるポイントを発見。移住体験施設でも当然水道は出ますが、せっかくなので山の天然水を採水してきました。
取材日は真夏の猛暑日でしたが、そのまま飲んでもとっても冷たくてスッキリと美味しい天然水です。いっぱい汲んで料理に使うことにしました。この水でカレーを作りましたが、何かひと味違う気がします!
(※消毒滅菌されていない正真正銘の天然水ですので、煮沸してからの飲用が推奨です)
さらに木頭エリアを散策していると、山の中にポツンとある素敵なカフェを見つけました。複合施設『NISHIU de repos』の1階にある『木頭カフェ西宇森』というお店で、中に入るととっても広々としていて木の香りがして居心地最高。『木頭ゆずしおラーメン』も絶品でした。この地域に移住したら毎日通っちゃうかも。広い店内を利用していろんなイベントも開催しているそうです。
それと、カフェの2階はなんとキックボクシングジムになっていました。しかもかなり本格的。大自然の中にある木の空間で汗を流すなんて、とっても爽やかな気分になりそうです。移住したら確実に通います。
渓流釣りで大自然からの食材調達に挑戦!
那賀町お試し移住2日目、この日は遊漁券を購入し、食材を調達すべく、さらに山奥のエリアにやってきました。ちなみに、今回は1日遊漁券を2000円で購入しましたが、1年券は8000円です。那賀町に定住するなら間違いなく1年券の方がお得。
今回はテンカラという釣りでアメゴ狙い。以前に那賀町の釣り名人に教えてもらったポイントで釣りをしてみます。
ご覧の通り、水中は青く透き通った美しすぎる世界が広がっていました。
…ただ、場所は良いはずなのですが、渓流釣りをするのは小学生のとき以来ということもあり、なかなか感覚が掴めず。
同じ釣り場に来ていたオジサマたちは鮎やらアメゴやらをいっぱい釣っていました。やはり、釣りは一日にしてならず。また必ずリベンジします…!(1年券買っとけばよかった…)
結局ボウズだった(1匹も釣れなかった)わけで、悔しがりながら移住体験施設の周辺を散歩していると、なんと!
近所の方にアメゴ寿司をいただきました。ラッキー!…いや、ありがとうございます!
那賀町名産の柚子の酢でしめたアメゴ寿司だそうです。酸っぱいのが大好きなので、そこにさらに柚子酢をかけて美味しくいただきました。今度は自分で釣って作ってみたい!
そんなわけで、わずか3日ほどの移住体験でしたが、那賀町の釣り暮らしを満喫することができました。今回は特別に短期間の移住体験施設滞在をさせてもらいましたが、通常は1ヶ月から最長2年までの利用となります。渓流釣りと共に生きる暮らしに興味がある方は、ぜひ一度移住体験をしてみてください。
那賀町移住体験施設の情報はこちら
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