親子ワーケーションという言葉を知っていますか?

ワークとバケーションを組み合わせた造語で、普段行かない土地に長期滞在しながら仕事をするというものです。

富良野市では特に親子ワーケーションに力を入れており、助成金利用がお得なんです。

家族でワーケーションするのにうってつけの最注目スポット

いつかは北海道に住みたいという人にもぴったりな移住体験となること間違いなし!

北海道移住、二拠点居住を考えている方、親子で長期のワーケーションしてみませんか?

今回はその親子ワーケーションに訪れた小谷さんご家族をインタビューしてきました。

生の声が聞ける貴重な記事ですのでぜひ最後まで読んで親子ワーケーションの参考にしてみてくださいね♪

小谷さんご家族について

九州からお越しの3人家族で、お二人ともリモートでお仕事をされています。

せっかく場所を選ばないお仕事をしているのでワーケーションで大人気の富良野に訪れてみたくなったそうです!

 

期間はなんと28泊29日!長期での滞在を可能にしたおトクな制度とは!?

短期入園や短期滞在住宅(アパート)など環境が整っているのが魅力の富良野親子ワーケーションで見つけた魅力に迫ります✨

1.きっかけとその先で見えたもの

ワーケーションは前から知っていましたか?きっかけは?

「知っていました。きっかけはなんでしょうね。4、5年ぐらい、こういう生活というか、どこでも働けるような仕事をしていて。多分、そうやって働いてるうちに、いろんなコミュニティを知ったりだとか、様々な情報を知ったりして、その中でおそらく知ったんじゃないかなと思いますね。」

 

小谷さんが思うワーケーションの魅力ってどんなとこにありますか?

結構なにかとネガティブなとこが浮かんでくるんですけど、やっぱり遊びたいじゃないですか。遊びたいのに、遊びに仕事を持ち込むのはどうなんだろうと思うんですけど。
でも、結局、好きなところにいられるのであれば、そこはしっかり集中して頑張って働きつつ、今までできなかった遊びができるのが魅力ですかね。」

2.ワーケーションの体験内容

富良野での体験を深掘り!

 

富良野で長期ワーケーションを選んだ理由は?

「最初はうちの嫁がその情報を持ってきて、助成金いただけるっていうことが大きかったですね。あとは、 8月の暑い時期だったんで、北海道行ってみたらちょうどいいかなと思って。お金と気候の面がまずは一番でしたね。」

 

小谷さんご家族が活用した助成金はこちら↓

 子育て世代向けワーケーション・移住体験支援【親子向け】

将来的に地方移住や二拠点居住等を考える子育て世代の家族が賃貸住宅等に2週間以上1か月以内で滞在した場合の家賃(宿泊費)及びレンタカー代の一部を助成。

※家賃等:10万円を上限に2/3以内、レンタカー:5万円を上限に1/2以内

※お子さんの幼稚園等への短期入園をサポートします。

詳細ページ:北海道富良野市で親子ワーケーション

富良野以外でワーケーションをしたことはありますか?
「一応あるんですけど、1ヶ月みたいなことはなくて、本当に1週間もいないぐらいが多かったですね。」

 

富良野ではいろんな人と交流する機会はありましたか?
「最初は全然そんな他の人とも関わらないだろうなと思ったんですけど、市役所の方が繋いでくれて、 他のワーケーションを利用してる人とか、市役所の方のお家のBBQに呼んでもらって。他のワーケーションの方も参加していてすごく楽しかったです。一緒に参加した方とは個別で繋がれて今度会おうぜみたいな話もしてて、そういう経験ができたので嬉しかったです。」

小谷さんご家族と、親子ワーケーションを利用した他ご家族など

 

仕事も休暇も楽しむ生活

1週間の過ごし方は?

「平日は仕事して、土日は観光地巡りみたいな。王道の過ごし方です(笑)」

富良野自然塾で植樹体験をする小谷さんご家族

 

土日の観光地巡りでは、観光地は結構回られましたか?

「行きましたね、いろんなところに。富良野周辺も行ったし、あとは結構離れた小樽とか。車は1ヶ月借りてて、それで色々行きました。運転はしやすいですね。道幅が広いというか。」

 

富良野から他にどんなところまで行きましたか?

「小樽に思い出があったので、小樽の方に行きました。他にも旭川〜美瑛のまっすぐの道はよく通りましたし、帯広の勝毎花火大会も行きました。多分、北海道の方からしたらアクセスはいいと思うんですけど、九州に住んでいる人間としては、やっぱり遠いなと思いましたね(笑)」

1日のスケジュールは?

6:00起床
~7:00家事(片付け、朝ごはん準備)
~9:00作業
9:00登園
10:00~業務開始
18:00子どものお迎え
~19:00業務終了
19:00夜ご飯
21:00就寝

10時から19時までが一応勤務時間です。ほぼ個人事業主みたいに仕事を任されてるんで、時間内で、いろんなとこ行ったりしながら、その日の気分とか見て、自分の場所で仕事する感じですね。
今日もそうなんですけど、週に2回か3回ぐらいなんですけど、「ふらっと」っていうジムに行ってます。もう本当にいつもと変わらない生活を送っています。
そうやって、ジムにも行ったりしつつ仕事をして、18時に子どものお迎えして、19時に仕事を終えて帰ってきて、 なんかご飯食べたりして、そしてもう21時ぐらいには寝ますね。」

小谷さんが利用したプールとジムがある施設「ふらっと」施設案内はこちらから

 

短期滞在住宅(アパート)の環境はどうでしたか?
「全然問題ないですけど、ちょっとイマイチって感じるところもあって。延長コードがないので、ちょっと電源が届かないってことがよくありましたね。机を移動するのもちょっと、 毎回毎回めんどうなので。
あとは、テーブルと椅子がダイニングなんで、だらんっていう感じにくつろげなくて。座りっぱなしだと結構腰が痛くなるんですよね。
やっぱり家と違うから、延長コードとか、意外とあれ?って思いましたね。」

 

どこで仕事していましたか?
「やっぱりコンシェルジュフラノは結構使いました。ほぼ毎日行ってますね。
電源とwi-fiがあって、無料で利用できるスペースもあって、ちょっと利用したい時はそっちで。
結構仕事中コーヒーが飲みたくなるんで、コーヒー頼んで、みたいな。
そういう場所で仕事するっていうのは、結構ここに来る前からも多かったんです。ここに来る前とかはスタバなどをメインで使ってたりしましたね。他にも市役所を利用していたので、
家と、市役所と、コンシェルジュフラノと、マックの4つを転々と使ったりしていました。」

小谷さんがよく利用していたコンシェルジュフラノ1階にある「Café Lounge “EVELSA”」。コーヒー1杯で利用できるのでかなりオトク

富良野市のワークスペース一覧はこちらから

 

富良野ならではの発見

富良野で生活をしていく中で、気づいたことは?
「そうですね。あんまり向こうとの差は感じないんですけど、水道の水温がだいぶ低いです。夏でも意外と冷たいですね。
スーパーで売ってるものとかも特に変わらないイメージでしたね。あ、東川町の矢沢さんちの野菜は美味しかったですね。
あとは富良野の街並みというか、スキー場がすぐあるじゃないですか。あれはすごいなって思いましたね。
嫁の方は結構スノボとかやるので、冬の北海道も来てみたいねと話はしてます。大雪は見たことないので怖いもの見たさですね。」

小谷さんお気に入りの野菜はここ!

北海道東川町 矢沢さんちの野菜(株式会社丸巳)

3.ワーケーションのデメリット

「あれ、ここは大変かも?」と思った瞬間

 

滞在中に感じたデメリットは何かありましたか?

「ないかなあ。ほんとに不便はなかったですね、延長コードくらいですかね(笑)」

 

北海道長期滞在で戸惑ったことは何かありませんでしたか?

「ほんとうに何もないです。なんか文化の違いみたいな、そういうのも感じなかったし。
全然、普段の、本当に延長線上みたいな。ほんとにそのまんま場所が変わったぐらいの感覚。」

 ワーケーションに行くと決めてから大変だったことを教えてください。

「そうですね。基本的にはもう、うちの妻に全部任せてっていう感じで。あ、私はノータッチだったんですけど。そうですね。障壁はそんなにないですね。
もちろん普通の旅行とは違って、助成金があるので、色々書類だとか要件だとかは大変だったと思います。でも割と想定の範囲内だったので、特にそんなに、という感じです。
むしろ、 2回ぐらいオンラインで面談したみたいなんですけど、そういうのがあって、相手とお互いの顔を見て色々と知れたと思うんで、そのあたりが良かったです。」

小谷さんご家族が滞在した短期滞在住宅(アパート)。助成金を使えば10万円を上限に2/3以内の補助が受けられかなりオトク

 

4.ワーケーション後の感想と今後について

富良野の次に目指すワーケーション地

 

富良野以外に別の地域でもワーケーションしたいとかって考えてますか?

「考えてますね。やっぱり元々、私も妻も、仕事が自由な場所なので。せっかくそういう環境に2人とも身を置いているので、利用したいなと。
元々、自然の中にいるのが好きなので、東京とか大阪とかではなくて、例えば四国とか。東北の方だとか、そういうちょっとあんまり行かないようなところとか、自然が豊富なところには行きたいなと。」

富良野は親子に優しい場所?生活面での影響

富良野は親子ワーケーションに向いていると感じましたか?

「そうですね。今回、子どもを連れてワーケーションしたっていうのが初めてで、 今まではどっちかっていうと、まだ子どもが2歳になったばっかりで、 長期間の旅行っていうよりも子どもの負担を考えるとワーケーションならありかなと思ったのと、行った先で子どもどうすんのって話が難しかったんですけど、今回富良野はその辺の障壁が全部なくなって、比較的今いるところと変わらないような生活リズムができたのがよかったです。こういった子どもを短期間預けられる環境があるなら他の地域にも行ってみたいと思いました。」

託児所はどうでしたか?
全く不満はないですね。料金的にも今通ってる保育園よりも安いぐらいだし、時間的にも今の保育園と同じぐらいかな。全く変わんなかったし、何より本当に、今滞在している家から歩いて5分ぐらいなのがすごく楽でした。ただ、子どもも慣れてはいるんですけど、やっぱりちょっと、お盆休みの時とか、1週間ぐらい休みがあるとやっぱりちょっとまたリセットされたみたいで、預ける時に泣いちゃうことはありましたね。
やっぱ保育園の先生とかが、あんまり生活リズム変えない方がいいよとか、そういう話をしてくれたので、とても参考になりました。」

富良野で親子ワーケーションを考えているあなたへ

 

富良野で親子ワーケーションを考えてる人にメッセージをお願いします!

いろんなところに行く人、旅人気質な人にはすごくオススメです。
今回すごく良かったのは、市役所の方を中心としていろんな人と知り合ったのがすごく良かったので、いろんな人と関わるのが好きな人には、よりオススメしたいですね。」

5.最後に

実際に九州から来て、富良野で親子ワーケーションを体験された小谷さんの体験談、いかがだったでしょうか?

ただの旅行と違って、仕事をしながらなので比較的スケジュールが組みやすいのが特徴のワーケーション。

将来的に北海道への移住・二拠点居住に興味があるなら、助成金を活用してのワーケーションで移住体験するのが絶対オトク!

助成金制度の対象、利用期間など詳細は富良野市の公式ワーケーションサイトからご確認ください。

 

都会の喧騒から離れ、富良野で子どもと過ごす時間はかけがえのないものになるはずです。

この制度はいつまで続くかわからないので今がチャンス!

※年度内でも予算がなくなれば終了

 

ぜひ富良野で素敵な思い出を作って北海道・富良野の良さに気づいてください😊

お待ちしております!

 

子育て世代向けワーケーション・移住体験支援【親子向け】

将来的に地方移住や二拠点居住等を考える子育て世代の家族が賃貸住宅等に2週間以上1か月以内で滞在した場合の家賃(宿泊費)及びレンタカー代の一部を助成。

※家賃等:10万円を上限に2/3以内、レンタカー:5万円を上限に1/2以内

※お子さんの幼稚園等への短期入園をサポートします。

詳細ページ:北海道富良野市で親子ワーケーション