SUNNS.LLCの木村陽です。

20代前半は世界を旅し、その後名門ホテルで働いた僕が、コロナ禍をきっかけにたどり着いた場所。それが、ここ八ヶ岳でした。
今は、妻と2匹の愛すべき柴犬たちとの穏やかな日々の中で、一つの大きな確信を抱いています。それは、「ローカル(地域)こそが、未来のグローバル(世界的)な価値になる」ということ。

チイオシでは山梨県のアンバサダーも務めさせていただいています。
なぜ、この八ヶ岳の地で、宿泊業を軸に「地域ならではの魅力」を世界へ発信しようとしているのか?をお話させてください。

【1. 僕のこと、そして八ヶ岳との出会い】

キャリアのスタートは、ちょっと変わっているかもしれません。20代前半は、世界中を放浪していました。肌の色も言葉も違う人たちとの出会いや、日本では想像もつかないような文化に触れた経験は、価値観の大きな土台になっています。

その後、ご縁があってホテル業界に飛び込みました。マリオットグループやMustard Hotelといった場所で、ドアマンから始まり、気づけば総支配人(GM)やホテルの開発、ブランディング、収益管理まで、本当に色々なことをやらせてもらいました。

そんな僕が八ヶ岳に移住したのは、コロナ禍が大きなきっかけです。東京での生活から一転、この地の雄大な自然と澄んだ空気に触れる生活を送っています。

 

【2. 八ヶ岳で今取り組んでいること

チイオシのアンバサダーとして、そしてSUNNS.LLCの代表として、今、八ヶ岳の魅力を最大限に引き出すための様々なプロジェクトに取り組んでいます。

例えば、ただ観光地を巡るだけじゃない、「広域八ヶ岳ツアー」。地元の人しか知らないような秘密の場所へご案内したり、ショートピクニックや森の中でのフォレストヒーリング、農家さんと一緒に土に触れるガーデニングツアーといった「ローカルショートガイド」も人気です。

時には、八ヶ岳の自然の中でアートに触れたり、心と体を解放する「アート&リトリート企画」を練ったりもしています。

これまでのホテル業界での経験を活かして、地域の宿泊施設さんの魅力アップや経営のお手伝いをする「宿泊施設のコンサルティング」も、僕にとって大切な仕事の一つです。

 

【3.  八ヶ岳のちょっと先の未来】

「ローカルをグローバルに」――これは、いつも心に抱いているテーマです。

世界はどんどん繋がって、国境なんてあってないようなものになりつつありますよね。そんな時代だからこそ、人々が本当に求めるのは、「その土地にしかない、本物の価値」だと思っています。

八ヶ岳には、まだ光が当たっていない素晴らしい「ローカルな価値」がたくさん眠っています。それを僕たちの手で丁寧に掘り起こし、新しい視点で磨き上げ、世界中の人々にむけて発信していきたいと考えています。

その挑戦の一つとして、今後取り組んでいきたいのが、「泊まることで環境保護にも貢献できる、循環型のファームリトリートリゾート」です。

エネルギーへの依存をできるだけ減らし、地域の資源を最大限に活かし、訪れる人も、地域も、そして地球も、みんなが笑顔になれる。そんな新しいリゾートの形を、この八ヶ岳から発信していければと思っています。

「常識って、本当にそうかな?」「もっと面白いやり方があるんじゃないか?」
既存の価値観にとらわれず、未来への想いを原動力に、八ヶ岳の新しい物語を、皆さんと一緒に紡いでいけたら最高ですね。

 


木村さんの描く「ローカルをグローバルに」というビジョンや、「泊まるだけで地球に優しいリゾート」構想は、聞いているだけでワクワクさせられます。

もし、この記事を読んで、
「木村さんのような人と一緒に、地域を盛り上げてみたい」
「八ヶ岳の新しい魅力をもっと知りたい、体験してみたい」
「自分のスキルやアイデアを、地域活性化に活かせないだろうか」

そう感じた方がいらっしゃれば、ぜひ「チイオシ ~チイキ推し活プロジェクト~」への参加を検討してみませんか?