こんにちは!富良野市地域おこし協力隊の生駒です。

先日、富良野への移住就職を本気で考える方向けの特別企画、「ふらの移住ツアー2025 FURANOでJob探し」を開催いたしました!

雄大な十勝岳連峰、広がるラベンダー畑、そして極上のパウダースノー。 四季折々の美しさを見せるここ富良野市には、毎年多くの方が観光に訪れます。

「こんな素敵な場所で暮らせたらいいな」

そう思ったことがある方もいるかもしれません。しかし、移住を本気で考えた時、必ず直面する大きな壁があります。
それは、「仕事」「暮らし」です。

今回は、北海道内だけでなく、関東九州などからも意欲あふれる4名にご参加いただきました。 その濃密なツアーの様子をレポートします。

ツアー詳細

タイトル:ふらの移住ツアー2025 FURANOでJob探し
開催日:11月6日~8日
参加人数:4人
場所:富良野市
見学企業:4社

 ツアーのここがポイント!

ただの観光ではなく、
本気で富良野への移住就職を考える方のための「ふらの移住ツアー2025 FURANOでJob探し」です!
ツアーの内容はこんな感じです!

  1. 希望業種の市内企業を職場見学
  2. 送迎車で市内案内
  3. 先輩移住者や地元住民との交流会
  4. 地元不動産企業と住まいの座談会
  5. 移住支援金・起業支援の説明

 1.希望業種の市内企業を職場見学

NPO法人 C・C・C富良野自然塾

ツアーのメインは、なんといっても市内企業への職場見学です。求人票の文字情報だけでは分からない会社の空気感働く人の表情設備や現場を実際に見ていただきました。
今回ご協力いただいたのは、[有限会社 菓子司 新谷]、[株式会社 アグリプラン]、[有限会社 藤井牧場]、[NPO法人 C・C・C 富良野自然塾]。
富良野らしい企業の皆様です!

「冬の閑散期はどうしているんですか?」 「未経験からスタートした人はいますか?」「冬の通勤は?」

参加者からは具体的な質問が飛び交い、企業の担当者様もその熱意に応えるように、良い面も大変な面も包み隠さずお話ししてくださいました

有限会社 菓子司 新谷

有限会社 菓子司新谷 施設見学

職場見学1社目は、「有限会社 菓子司 新谷」を見学させていただきました。
有限会社 菓子司 新谷は100年以上続く、富良野市の老舗菓子店で、“へその街ふらの”の代表銘菓である「へそのおまんぢう」や、地元食材を生かしたチーズケーキお菓子など地元民から観光客まで愛され続けています
主に製造業接客業の現場を見学し、製造工程から商品に陳列されるまで、自分に合う業務の一つひとつを確認することができたのではないかと思います。
(私自身も、何気なく通っていた店舗の裏に製造現場があったことに驚きました。。。)

有限会社 菓子司新谷 売り場見学

株式会社 アグリプラン

株式会社 アグリプラン 職業説明

職場見学2社目は、「株式会社 アグリプラン」を見学させていただきました。
株式会社 アグリプランは、農作業受託の会社です。主に「農業に興味がある」 「農村生活をしたい」 といった方を中心に全国から募集し、滞在施設で生活しながら軽作業の請負作業農業機械のリース大型トラクターでの請負収穫機械による収穫作業機械や収穫物の運搬作業を行います。

シーズンオフであることから稼働中の現場を見ることはできませんでしたが、業務内容の説明質疑応答など丁寧に対応いただきました。

有限会社 藤井牧場

有限会社 藤井牧場 職場見学

職場見学3社目は、「有限会社 藤井牧場」を見学させていただきました。
有限会社 藤井牧場は、創業120年を超える歴史を持ち、日本トップクラスの規模先進的な技術を誇るメガファーム(大規模酪農場)です。

単に「牛乳を生産する」だけでなく、品質管理の徹底新しい酪農スタイルの確立に挑戦している企業として、若年層の就労者にも人気があります。

主に、施設見学会社説明に加え、社員食堂にて昼食を振舞っていただきながら、従業員の方と交流ができました。

有限会社 藤井牧場 職場見学

有限会社 藤井牧場 社員食堂

NPO法人C・C・C富良野自然塾

NPO法人 C・C・C富良野自然塾 職場見学

職場見学4社目は、「NPO法人 C・C・C富良野自然塾」を見学させていただきました。
NPO法人 C・C・C富良野自然塾は、「北の国から」でおなじみの脚本家・倉本聰氏が塾長を務める、環境教育と自然返還を行う団体です。

一言でいうと、「閉鎖されたゴルフ場を、人の手で再び森に戻そう」というプロジェクトそのフィールドで環境教育を行っています。
単に木を植える、森を見るだけではなく、インストラクターと一緒に歩きながら、演劇的な手法を用いたドラマチックなプログラム展開しているのが最大の特徴です。

職場見学の日は、天候が悪く自然の厳しさ(富良野の寒さ)を体感しながら富良野の森を探索し、活動内容を教えていただきました。

NPO法人 C・C・C富良野自然塾 職場見学

 2.送迎車で市内案内

市内案内では、送迎車に乗りながら生活圏の案内をさせていただきました。(主にスーパーコンビニ病院職場見学付近など)

移動中の車窓から見える十勝岳連峰の雄大さコンパクトシティと呼ばれる富良野の市街地を周り、 「観光で見る街並み」と「生活をイメージして見る街並み」で違う見方をしていただけたのではないかと思います。

開催期間中はこれぞ北海道!という雪模様もありましたが、良い天気も体感することができました。

 3.先輩移住者や地元住民との交流会

先輩移住者や地元住民との交流会(1日目)

夕食は、すでに富良野に移住して活躍している「先輩移住者」や「地元の居住者」、「職場見学先の担当者」を交えた交流会を開催しました。

「実際のところ、冬の暖房費っていくらかかる?」

「ご近所付き合いってどんな感じ?」

「休日の過ごし方は?」

先輩移住者や地元住民との交流会(2日目)

お酒や富良野の美味しい食材を囲みながらだと、普段は聞きにくいことも自然と聞けてしまうのが不思議です。 ネットやパンフレットには載っていない「富良野暮らしのリアル(裏話?)」に、会場は大盛り上がり。 参加者同士の横のつながりも生まれ、「参考になったし、とても楽しかった」という声もありました。

 4.地元不動産企業と住まいの座談会

住まいの座談会

住まいの座談会では、地元の不動産会社協力いただき、 「 家の中の暖かさは?」 「賃貸相場は? 」「土地の特色は?」など、富良野の土地住まいに関する疑問解消していきました。
・水抜き、水落とし
・不凍液について
*寒冷地では、数日間家を空ける場合、水が凍ってしまう恐れがあります。なので、便器の水が溜まっているところやタンクに不凍液を混ぜることで凍結温度を下げ、凍結を防ぎます。
・ストーブ
・冬の生活なども(スタッドレスタイヤ・雪かき・移動手段)がありました。

最後に賃貸物件を内見し、雪国独自の間取り学んだことを確認しました。

住まいの座談会(内見)

 5.移住支援金・起業支援の説明

移住支援金・起業支援の説明

移住支援金起業支援の説明を行いました。
市役所職員から説明質疑応答を行い、対象となるサポート選別していき、移住コストについて明確にしていきました。

 参加者の方からの声(アンケートより)

ツアー終了後、参加者の皆様からはこんな感想をいただきました!

「普段は関わらない職種の人とお話でき、自分の視野が広がった。定期的に開催してほしい。」
「都外の仕事先を見学できることが少ないので良いプログラムだと思いました。」
「見学会、交流会とバランスの良いツアーでした。」
「富良野の仕事に関する情報が増え、有意義な時間を過ごすことができました。」

 担当者(協力隊)の編集後記

今回アテンドさせていただき、最初は緊張した表情をした参加者の皆さんが、徐々にリラックスした表情に変わっていったことがとても印象的でした。

私自身も、移住前は「本当に仕事を続けていけるだろうか」「どんな人たちが住んでいるのだろうか」と不安でいっぱいでした。 でも、実際に来てみて分かったのは、富良野には熱く優しい想いを持って働く人がたくさんいるということ、そして富良野市の景色は言葉を失うほど美しいということです。

「百聞は一見にしかず」。 まずは一度、富良野に来て、企業の雰囲気と街の空気を感じてみませんか? あなたの「富良野暮らし」の第一歩を、私たちが全力でサポートします!

移住人生の大きな決断です。 だからこそ、私たちは「いいこと」も「大変なこと」もすべて知った上で選んでほしいと思っています。

今回のツアーに参加できなかった方も、富良野では随時移住相談を受け付けています。 「仕事」のこと、「住まい」のこと、なんでも聞いてください!

次はあなたが、富良野の新しい仲間になる番かもしれません。 富良野でお待ちしています!

 併せて見てみてください♪

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