廿日市から、東京・大阪を経て福山へ
福山BOLEの井上です。
私は広島県廿日市市で育ち、大学進学をきっかけに東京へ上京。
その後は東京や大阪で働き、結婚を機に夫の地元である福山市に引っ越してきました。
生まれ育った廿日市とも、長く過ごした東京・大阪とも違う、福山ならではの暮らしを今は楽しんでいます。
駅の目の前にお城がある!?
最初にびっくりしたのは、駅を降りてすぐ目の前に福山城があること。
新幹線の停車駅でお城がこんなに近いなんて、本当に驚きでした。
旅行や出張で来られる方にとっても、福山の印象が強く残るスポットだと思います。
住んでいて良いなと感じること
福山で暮らしてみて「いいな」と思うことはたくさんあります。
山も海も近い
瀬戸内海の穏やかな海と、緑豊かな山の両方を身近に感じられる環境。季節ごとの景色を楽しめます。新鮮な野菜と魚が手に入る
直売所やスーパーに地元の野菜が並び、魚も新鮮。しかも価格が手ごろなのがうれしい。チェーン店も充実
スターバックスやマクドナルド、ショッピングモールなど、都市部で慣れ親しんだお店があるので「困る」ことがありません。おしゃれな個人店もある
カフェや雑貨屋さんなど、地元でしか出会えない“お気に入り”を探す楽しみがあります。新幹線が止まる便利さ
福山駅に新幹線が停まるので、旅行や実家への帰省もスムーズ。広島や岡山、大阪、東京へもアクセスしやすいのは大きな魅力です。
人とのつながりは、自分から
ご近所さんや地元のお店の方とのやりとりが温かい一方で、いわゆる“田舎”のように自然とつながりが生まれる雰囲気ではありません。
こちらから積極的に動かないと、地元の人との関係は広がりにくいかもしれません。
ただ、駅前などで交流イベントやマルシェが開かれているので、そうした場を利用すると人と出会うきっかけになります。
私自身、最初の友達は職場で仲良くなった人たちでした。
福山に来てから一度転職も経験していますが、仕事の選択肢が豊富なのも福山の強みだと思います。
マルシェやイベントも楽しみのひとつ
福山では大小さまざまなイベントが開催されていて、休日にふらっと出かけるのも楽しいです。
地域のマルシェには地元のおいしい食材や雑貨が集まり、出店者さんとの会話から地域の魅力を再発見できることもあります。
お城を舞台にした催しや季節ごとのイベントも多く、暮らしの中に「ちょっと特別な日」を感じられます。
困ること、気になること
もちろん、不便に感じることもあります。
車は必須
日常の移動はほとんど車。逆に言えば、車さえあればどこにでも行ける安心感もあります。駐車場問題
「お店に駐車場あるかな?」と気にしながら出かけるのは、都会暮らしではあまりなかった感覚。今では出かける前に自然と調べる習慣がつきました。
私から見た福山市
福山は、「都会の便利さ」と「地方の豊かさ」がどちらも感じられる“ちょうどいいまち”。
駅前にはお城があり、山と海に囲まれ、新鮮な食材に恵まれた環境。
それでいてチェーン店や交通の便利さもあって、暮らしに困ることはありません。
人とのつながりは自分から作る必要がありますが、それも含めて「自分らしい暮らし方をデザインできるまち」だと感じています。
今では「このまちでの暮らしもいいな」と思える日々を過ごしています。