和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが
利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、
周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、
移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。
太田農園
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町中里177-1 事業内容:いちご農家
太田農園は、那智勝浦町で、和歌山県オリジナル品種のイチゴ「まりひめ」を栽培しているイチゴ農家です。
市場への出荷の他に、観光客に対していちご狩りの機会を提供し、多くの方が毎年、楽しまれています。また、お客様がイチゴ狩りしやすいように、腰の高さで栽培する「高床栽培」を採用しているのが特徴です。
通常の「土耕栽培」に負けない土作りをしなければ。という思いから、那智勝浦町特産品のマグロを原料にしたボカシ肥料を使い、環境に優しい 安心・安全な苺作りをしています。
今回体験できる内容
7月頃に育の育成を始め、9月中下旬から「まりひめ」の苗を定植、12月上旬から翌年5月上旬頃まで作っています。シーズン以外には米や、小松菜なども作っています。
職業体験では、太田農園を運営する太田喜文・太田美保さんと共に、季節に応じて、2泊3日でイチゴ農家の仕事を手伝っていただきます。
農業に興味がある、植物を育てるのが好き、イチゴが好き、観光農園で働いてみたい、これから農業を始めたいといった方におススメです。
仕事のこだわり
健康なイチゴを作るために力を入れているのが、土に優しいイチゴ栽培。太田農園では、マグロを材料にした肥料に土やもみがらを混ぜて発酵させて作ったボカシ肥料や、納豆菌を使い、土を生き生きとさせることで、安心・安全なイチゴ作りを実現しています。
そんな手塩にかけたイチゴを、お客様自身が畑で選び収穫し、新鮮なイチゴをその場で味わうことができる体験がイチゴ狩りです。
車椅子に乗って毎年参加される、105歳のおばあちゃんも居るそうで、お客様が笑顔で味わう瞬間に立ち会えるのが、仕事の魅力の一つです。
補足事項
宿 泊 場 所 :Why Kumano
宿泊先住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5丁目1−3 2F
その他:直接現地にお越しいただける方限定になります。
体験経費
参加費:無料
宿泊費:4,000円/泊
※5,000円/泊まで補助あり。初回の体験のみ適用
食費:実費負担
交通費(自宅~集合場所):実費負担