みなさん、富良野市には知る人ぞ知る名スポット、「山部自然公園 太陽の里」(以下「太陽の里」)をご存知でしょうか?
無料で利用できるキャンプ場があることが知られていますが、北海道百名山の一つ、芦別岳のふもとに位置し、多様な動植物が生息、生育する散策路や水量の豊富なユーフレ川があり、豊かな自然も大きな魅力の公園です。
そんな「太陽の里」の魅力化プロジェクトとして「ホタルのおうちを取り戻そう!」の参加者募集がスタートしました!
企画の背景
太陽の里は市内唯一のキャンプ場で、隣接する森林付近の水場ではヘイケボタルを観察することができます。
一時期アスレチック広場造成などで激減していたヘイキボタルですが、2009年から富良野市博物館が主体で実施した、湿地環境復元事業の成果もあり、近年はヘイケボタルの飛びかう様子を地域の人にも楽しんでもらうことができるほどになりました。
しかし、現在でもアスレチック広場跡に整備した池ではヘイケボタルがほとんど見られず、その原因は菅が詰まり水が供給されなくなったことや、土砂が溜まりすぎていることだと思われます。
そこで今回、市内外からの参加者の方とともに、湿地の自然環境を整備し、来年の夏にさらにたくさんのヘイケボタルの光が観光客や地域の皆さんの目を楽しませ、自然保全活動を通して「自然が好き!」と言ってくれる方が増えればと思っています。
こんなことをやります!
今回は水の供給不足や土砂がたまってしまい、すみかを失ったホタルですが、多くの場合「河川のよごれ(環境汚染)」が原因で数を減らしていると言われています。
そこで午前は「自然」や「環境」をテーマに関西からの移住者でもある本企画のコーディネーターが、移住者目線で参加者とともに富良野のまちの特徴を捉えていきます。
そこから富良野市博物館の方からフィールド内を散策しながら「太陽の里とはどういった場所なのか?」「ヘイケボタルがどんなところ、環境にすむのか?」を説明頂きます。
午後からは実際に溝の土砂をさらったり、水場を広げて、ホタルのおうちを取り戻す作業を実施していきます。
「ホタルのおうちを取り戻す」ことを通して、子ども達だけでなく、お父さん、お母さんも自然に親しみながらたくさんの気づきがあったり、富良野の自然が好きになったりしてくれればと思っています。
以前キャンプで利用したことがある方、アウトドアが好きな方など富良野市内、市外に関わらず是非一緒にホタルのおうちを取り戻してくれる方のご参加をお待ちしています!
開催概要
・日 時:9月23日(土)10時〜16時予定
・受 付:9時50分
・場 所:山部自然公園太陽の里 ふれあいの家(集合場所)
・対 象:親子(小学4年生〜6年生)
・参加費:1組1,000円(1名追加:500円)
・持ち物:軍手、雨具(汚れても良い服装)
・最少催行人数:10名
※人数が満たない場合は中止になる可能性がございます。
※昼食は各自ご対応をお願い致します。
※小雨決行予定(豪雨等で中止の場合は、前日までにご連絡いたします)
・プログラム
⚫︎午前の部
・散策を通して3つを知ろう
1,富良野ってどんなまち?
2,太陽の里ってどんなところ?
3,ヘイケボタルってどんなところにすんでるの?
〜お昼休憩〜
⚫︎午後の部
・ホタルのおうちを取り戻そう!
└みんなで土砂をほりだしたり、水場を広げよう
・おやつタイム
└疲れた身体に焼きとうもろこしで栄養補給
・申込方法
下記フォームよりお申し込みください
https://forms.gle/uXWky2ad8TUByU767
・申込締切
9月20日(水)
・お問合わせ先
株式会社FoundingBase
磯尾:y-isoo@foundingbase.jp