和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが
利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、
周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、
移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。
Why Kumano
住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5丁目1−3 2F 事業内容:ゲストハウス運営
Why Kumanoは、和歌山県南部、世界遺産・熊野古道で有名な那智勝浦町にあるゲストハウス・カフェバーです。
ゲストハウスの名前”Why Kumano(ワイ クマノ)”は、「なぜ熊野?」という意味で付けられています。シンプルな質問ですが、正解はありません。「あなたはなぜ熊野に来たのか」「あなたにとって熊野とは何か」Why Kumanoに泊まることで、きっとその答えが見つかるでしょう。
熊野にしかないとっておきの体験を提案し、あなたと熊野の日常をつなぐ場がWhy Kumanoです。
今回体験できる内容
オーナーの後呂孝哉(うしろ・たかや)さんの考えるゲストハウスの魅力は、ゲスト同士が仲良くなったり、地元の方と仲良くなったり、地域の日常を通じて、”ここでしかない体験”を得られることです。体験ではその魅力作りの一端を担っていただきます。
当日は、まずオーナーの後呂さんと一緒に那智勝浦のまちを巡り、熊野の魅力を知ってもらいます。
その後、宿の掃除や宿泊客の接客、宿のメンテナンスなど、ゲストハウス運営のお仕事をお手伝い。接客では自分の感じた熊野の魅力をゲストへ発信してみましょう。
仕事のこだわり
元々、和歌山県新宮市出身の後呂さん。進学を期に地元を離れ、精力的に活動をしていましたが、30歳を迎える前に、生まれ故郷へ帰ることを決意。
地元へ帰ると、熊野には美しい海と山と川が揃い、魅力的な人や場所がたくさんあることに、改めて気付きました。そこで、熊野の魅力を世界に広めたい。そして地域の活性化に貢献したい。そんな思いから、”ここでしかない体験”を届けたいとWhy Kumanoを開きました。
熊野の日常(This is 熊野)を体験してもらい、自分の地域に戻った時、あなたのまちの「This is ●●」を見つけ、自分の地域を誇りに思う人が増えていくことが理想です。
補足事項
宿 泊 場 所 :Why Kumano
宿泊先住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5丁目1−3 2F
そ の 他:公共交通機関を乗り継いでの参加も可能です。
体験経費
参加費:無料
宿泊費:4,000円/泊
※5,000円/泊まで補助あり。初回の体験のみ適用
食費:実費負担
交通費(自宅~集合場所):実費負担
体験者の声
3泊4日、お世話になりました!
朝は「いってらっしゃい」と送り出していただき、帰宅(帰宿?)した際は「お疲れ様です、お帰りなさい!」と声を掛けていただき本当に温かい空間をありがとうございました。
宿泊者の方々とはもちろん、地元の方々との交流もあり、4日間とは思えないくらい色々な人との出会いがありました。2階での飲み会が楽しく、毎晩寝るのが名残惜しかったです。
また泊まりに行きます! (20代・東京都在住)
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