【しまね移住女子ブログ】湯浅那奈 vol.2

こんにちは、邑南町(おおなんちょう)在住の湯浅那奈です。
邑南町は稲刈りシーズン真っ只中。鮮やかだった黄金色の絨毯が日に日に少なくなっていくのは少し寂しい気持ちになりますが、もうすぐ美味しい新米が食べられると思うと楽しみのほうが勝ります。

島根のお米は本当に美味しくて、移住して驚いたことのひとつかもしれません。(お米といえば東北と思っていたので) ただ、住んでみて納得。きれいな空気、きれいな水、寒暖差、美味しいお米が採れるに決まってる!という条件が揃った素晴らしき環境。

ぜひ一度島根のお米を食べてみてくださいね。

黄金色の田んぼ、きれいです。

今回は移住前に不安に思っていたことと、今思うことを。

友だちできるかな

ほぼ夫しか知り合いがいない田舎で、友だちはできるのだろうか。馴染めるのだろうか。という不安と、田舎の人はよそ者に冷たいというイメージがあり、無視されたらどうしよう…と冗談半分、本気半分でやってきた島根。

とりあえず「出会った人には自分から挨拶する!」と意気込んで初出勤。と言っても職場には私1人しかいないので職場で人と会うことはありません。ちょっと外に出てみても人ひとり歩いておらず。

改めてすごいところに住んでしまった…とより不安な気持ちに。

そんな中出会ったのは職場の隣に住む80歳のおばあちゃん。

おばあちゃんは地域の方々が集まる会などに私を誘ってくれて、その度に自己紹介をする場を作ってくれました。勝手に島根での初めての友だちと思っていますが、おばあちゃんのおかげで地域に馴染むことができて本当に感謝です。

そして年代問わず出会う人みんなが温かくて、優しくて。よそ者に冷たい、無視されるかもなど言っていた自分を恥じました。冷たいというより、控えめでシャイといったところでしょうか。

なので、自分から挨拶するというスタンスでいたのも早く馴染めてよかったのだろうなと思います。

初出勤の日。初めてできた友だち。

娘を初めて抱っこしてもらったとき。(もはや祖母に抱っこしてもらった気分)

東京に住んでいたころはすれ違う人が多すぎて挨拶なんてしないけど、島根はだいたい顔と名前が分かるので挨拶がわりに世間話。人と人との距離が近いです。

それが嫌な人もいると思いますが、私には周りに親戚がたくさんいるような、安心する距離感だったりします。おじいちゃんとおばあちゃんがたくさん出来たみたいな。今はもうちょっと同年代の友だちが欲しいなと思っているところです。笑

山道の運転

もうひとつ不安だったことは車の運転。 私の住む邑南町は車が必須。1人1台ないと生活できないくらい、車は大事。

高校卒業と同時に免許は取得していましたが、基本は電車移動、車に乗る時は親の運転。ゴールドペーパードライバー歴約20年の私には車の運転も大きな不安要素でした。ましてや山道なんて未知数。

でも運転しないとどこにもいけないので(最寄りのスーパーまで15分)強制的に車生活がスタートしました。

山道のカーブがこんなに急とは思わず何度もヒャ〜となったり、細道で対向車が来て焦ったり、動物が飛び出してきて驚いたり、、。運転後は疲れ切って早く寝る日々。

駐車の練習もスーパーやコンビニの広い駐車場で練習し、少しずつ距離を伸ばしながら運転に慣れていきました。 今では景色を観る余裕もできて、運転が楽しいです。

春夏秋冬の季節の変化を楽しめるのは自然が多い島根ならでは。新緑の季節のドライブは爽やかで本当に気持ちがいいです。緑って何色あるの?(教えてアンミカ)っていうくらい緑がきれいです。

お隣の江津市、浜田市に行くとすぐに日本海。海沿いを走るのは無条件にテンションがあがりますね。

日貫(ひぬい)の新緑。

温泉津(ゆのつ)の海。山の民にとって海はやっぱり特別。

車の運転が怖かった私が、今やポッドキャスト聴きながら景色を眺めてドライブを楽しむようになるとは…自分でもびっくりです。

移住前の自分では想像つかないくらい、ここ数年でいい意味で強くなって、出来ることも増えました。 今島根に住むことを考えている方が1人でもいたら、とりあえずどうにかなるから大丈夫だよって伝えたいです。ちょっとだけ積極的になること、自分を出すこと。山道の運転は慣れるので大丈夫! よかったら邑南町に一度遊びに来てみてください、色んな人やおすすめの場所を紹介できるくらいまでには成長してますので(^^)/

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【名前orペンネーム】湯浅那奈(ゆあさなな)
【居住市町村】邑南町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】宿泊業

【好きなこと】
音楽を聴く、子供服のサイトみること

【Love shimaneとしてひと言】
何にもないと思っていたけど何でもあるし、何でもできて面白いしまねでの暮らし。豊かな自然と温かい人たちとの日常をお届けします。

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