「北の国から」の記憶は永遠に──富良野・布部駅を未来へ残すクラウドファンディング

1.布部駅とは?─第一話の舞台、昭和レトロな駅舎

北海道・富良野市南部にある「布部(ぬのべ)駅」。
小さな木造駅舎は、ドラマ「北の国から」の第一話で黒板一家(五郎、純、蛍)が降り立った場所として、多くのファンの記憶に刻まれています。
無人駅でありながら、どこか懐かしい昭和の雰囲気をまとい、全国から鉄道ファンやドラマファンが訪れる「聖地」です。

2.駅が消える?解体の現実

2024年3月末の根室本線廃線に伴い、布部駅は閉鎖されました。

管理が行き届かなくなった駅舎は、夏はスズメバチの巣など危険生物の発生源となる恐れがあり、冬は豪雪による損壊のリスクもあるため、駅そのものの維持が難しいのが現実です。
引き取り手が現れなければ、駅舎は解体されることになります。

「駅がなくなると、ただの集落になってしまう」

地元住民の言葉は、決して大げさではありません。
布部駅は単なる駅ではなく、地域の誇りであり観光資源でもあるのです。

3.目標1000万円、10/15まで─布部駅を守るクラファン実施中

地域住民自らが立ち上がり、クラウドファンディングを開始しました。

・実施期間:2025年8月20日(水)~10月15日(水)
・目標金額:1000万円
・用途:駅舎の取得・保存、今後の活用に向けた第一歩

「残さなければ、何も始まらない」
そう語るのは、発起人の松原さん。
保存はゴールではなく、新たな活用のための新たなスタートなのです。

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4.残したい理由~松原さんの想い~

松原さんは語ります。
「ここはただの駅じゃない。『北の国から』という物語の入口であり、地域の記憶そのものなんです。失われてからでは遅い。だから今、声を上げました。」

この想いに共鳴する人々が、少しずつ集まってきています。

5.支援者へのリターン

今回のクラウドファンディングでは、支援者へのお礼として特別なリターンが用意されています。
単なる寄付ではなく、布部駅の未来を支える証を手にできる仕組みです。

■5,000円コース

・行先表示板(サボ)デザイン缶バッチ 1個
・根室本線クリアファイル
・「北の国から」ロゴ入りピンバッチ 1個
・オリジナルポストカード(8枚セット)

■10,000円コース

・記念入場券風「駅カード」セット
・「北の国から」ガイドブック
・オリジナルキーホルダー

■30,000円コース

・「北の国から」書籍 『黒板五郎の流儀』

■50,000円コース

・アイヌ文様刺繍オリジナルTシャツ(Lサイズ)
・「北の国から」メモリアルアルバム

■100,000円コース

・根室本線ラストラン行先表示板(サボ)レプリカ 1枚
・富良野・麓郷ロケ地巡りツアー(半日、4名様まで)

■500,000円コース

・空知川ラフティング 貸切プライベートツアー(半日、8名様まで)

 

6.未来の布部駅の姿

もし布部駅が残されれば、単なる保存にとどまらず、新しい可能性が広がります。

・足漕ぎトロッコ運行体験
・ドラマ資料や地域史の展示
・花畑と駅舎を組み合わせた観光拠点

布部駅を「懐かしい場所」から「未来を育む場所」へ。
その一心で、そして持続可能な運営の仕組みも検討されています。

7.聖地・布部駅を未来に残すために─今できる支援

布部駅を残すためには、今の一歩が必要です。
全国のファン、そして「北の国から」を愛するすべての人たちの力が、未来を変えます。

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「駅を未来へ渡す」その仲間に、あなたも加わりませんか?
クラウドファンディングの受付は10/15まで。
残された時間はわずかです!