2025年、令和の“米騒動”と呼ばれるほど、日本の米をめぐる課題が社会的に注目を集めました。
これまでも日本の農業問題がニュースになることはありましたが、今回の“米騒動”は生活に直結する喫緊の問題として、多くの人が”農”と向き合う契機となったのではないかと思います。
この社会情勢を受けて、多くの人から「これまでも漠然と農業に興味があったが、今回のことで真剣に農業を始めることを考えたい。」というお問い合わせや、「何らかの形で、自分も農に関わることはできないのか?」というご相談をいただくことが増えてきています。
今回のタムラナイトは、田村市で日々農と向き合う農家の方、お二人をゲストに迎え、
**「農を職業ではなく、人生の選択肢として捉える」**ことをテーマに、ゆるやかに語り合うイベントを企画しました。
ゲストのお一人目は、自衛官から転身して地元で就農した青木さん。
お二人目は、東京から移住し農薬不使用の米や加工品を手掛ける稲福さん。
それぞれの視点から、米づくりの現場や農との関わり方、半農半Xの暮らし方など、リアルな話を聞いていただき、農と関わる生活を考えていただけたらと思います。
当日は、田村産の新米を使ったおむすびを自分で握りながら、ゲストや参加者同士で語らう「おむすびダイアログ」も開催します。
食べて、話して、笑って。きっと“農のある暮らし”が少し近くなる時間になるはずです。
「農に興味はあるけど、どう始めればいいかわからない」
「田舎暮らしや二拠点生活に関心がある」
「まずは話を聞いてみたい」
そんな方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加ください!
■田村市ってどんな町?
福島県の中央部から太平洋側に少し移動したところにある山間の都市です。 東北第二の都市である郡山市から在来線、車の移動で約30分で訪れられる良好なアクセス、 そして里山文化に支えられた豊かな自然環境を有し、地域の伝承や歴史といった地域資源や魅力も豊富にあるのが田村市の特徴です。
■イベント詳細
日時
2025年10月24日(金)18:30~21:30(開場18:00)
会場
FINEDAY浜松町 〒105-0012東京都港区芝大門1-2-22
定員
20名(先着順)
参加費
2,000円(田村の軽食+1ドリンク付)
申込締切
2025年10月17日(金)18:00
■ゲスト
稲福 由梨さん
東京生まれの東京育ち。管理栄養士、調理師。
長年、学校給食現場に 携わる。 農業に興味を持ち、田植えの手伝いで滝根町に訪れ 、 出会った 稲福 和之氏と2011 年 3 月に結婚し、田村市滝根町に移住。
農薬や化学肥料を使わずに、米やエゴマ、小麦、ブルーベリー、ラズベリーなどを栽培する専業農家。自宅敷地内に加工場『福福堂』を立ち上げ、 自家栽培の農産物を活かした 加工品 の製造・販売 をしています。
受託加工を引き受け商品化のサポートや、料理教室等の講師としても活動しています 。
青木 純さん
福島県田村市都路町(旧都路村)生まれ。
中学まで都路で過ごし、高校から神奈川県にある少年工科学校(自衛隊の学校)に就職・進学。29歳まで宮城県の陸上自衛隊に勤務し、主に戦車や車両の整備・車検業務に従事。その後トヨタの施設警備員、田村市復興応援隊を経て、4年前に実家の農業を継ぐために就農。
■スケジュール
18時00分 受付
18時30分 オープニングトーク、趣旨説明、ゲスト紹介、自己紹介
19時10分 【第1部】トークセッション
19時30分 【第2部】地元米のおむすびを握って、食べながらトーク
20時10分 【第3部】交流会
21時10分 中締め、告知など
21時30分 閉会
■申込方法
下記のボタンよりお申し込みください。
■申込締切
2025年10月17日(金)18:00まで
■主催
福島県田村市
■運営/お問い合せ
たむら移住相談室
電話:050-5526-4583メール:contact@tamura-ijyu.jp
※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switch が共同で運営し ております。