みなさんこんにちは!
私は富良野市の山部地区で地域おこし協力隊として活動している「やぎ」です。

富良野市街地の南部に位置する山部地区は、三方を山に囲まれた富良野盆地の南側、芦別岳の麓に広がる豊かな自然に恵まれた地域です。きれいな空気があり、昼夜の寒暖差を活かした農業が盛んです。

そんな山部ですが、私がこの地に移住してきて特に魅力に感じたのは「」と「その取り組み」です。

熱い想いを持った地域の方々や、山部活性化に向けた取り組みをこの記事ではたっぷり紹介していきます!

昨年、山部地区での生活に大きな影響を与える出来事が相次ぎました。

長年、住民の足として親しまれてきたJR根室本線の富良野-新得間が廃線となり、同時に山部駅も廃駅に。さらに、唯一のスーパーも閉店してしまいました。自家用車がないと買い出しにも不便を感じる、そんな暮らしの課題が浮き彫りになったのです。

しかし、この町には「このままでは終わらせない」という強い意志を持つ人たちがいます。

今回の記事では、そんな山部地区の未来を創るため、新たな一歩を踏み出した「山部地区活性化推進部会」と、その中心人物である部会長の杉村竜一さんを紹介します。

「住民の声」が、活動の原点

山部活性化推進部会は、昨年度地域住民を対象に行なわれたアンケートがきっかけで設立されました。

住民の皆さんから寄せられた「もっとこうなったらいいのに」という切実な声を解決するため、具体的な活動を進めることになったのです。

部会は、住民の意見をもとに活動を進めることを大切にしています。

特に若い世代の参加を促し、多様な意見を取り入れることで、将来的に「より住みやすい山部地区」を築き、次の世代に繋いでいくためです。

現在は、様々な声があった中でも、地域の交通課題について着手しています。

JRの廃線やスーパーの撤退も相次ぎ、山部地区の生活の利便性向上に向けてどのような支援ができるかを模索しています。

農家であり、地域活動の担い手であり

部会長の杉村さんは、日中は「杉村農園」の代表として、北海道の豊かな大地で様々な農作物を育てています。

実は、山部地区は、北海道で育てられるほとんどの種類の作物が収穫できるといっても過言ではないほど、多様な作物が実る土地だそうです。そんな恵まれた土地で、アスパラガスやとうもろこし、カボチャなど、こだわり抜いた野菜を丹精込めて育てています。

そしてその傍ら、NPO法人の副理事や子供会の会長を兼務するなど様々な地域活動の役職を担い、山部の未来を牽引しています。

農家として暮らしを支え、地域活動の担い手として未来を創る。

杉村さんの活動は、山部地区の「暮らし」そのものに深く根ざしています。

「次の担い手」のために、今から動く

部会が目指すのは、山部地区への移住者の増加や、交流・関係人口の増加、そして住民が安心して暮らせる環境の整備です。

地域交通の整備はもちろん、買い物する場所の誘致や、住民の生活の質を向上させる新たな事業も検討していきたいと話します。

杉村さんは「今すぐに実現できなかったとしても、今から動いておくことで、次の担い手のために少しでも役に立ちたい」と語ります。

この言葉には、目先の成果だけでなく、未来を見据えた強い想いが込められています。

地域の未来を、一緒に応援しませんか?

山部活性化推進部会は、住民の「暮らしの安心を、次の世代へ繋ぐ」ために、若い世代の参加を心から歓迎しています。

「ぜひ皆さんの新しいアイデアと力を貸してください。一緒に山部の未来を創りましょう!」

杉村さんのように、自分の仕事と地域の未来のために尽力する熱い想いが、山部地区の魅力を形作っています。

そんな杉村さんのこだわりが詰まった農作物は、インターネットでも購入することができます。ぜひ、山部の大地の恵みを体験してみてください。

 

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以上、杉村さんの紹介はいかがでしたでしょうか?

今後も山部地区の地域おこし協力隊として、地域の魅力をたっぷり紹介していきます。

 

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