四国山地に囲まれた高知県・嶺北(れいほく)地域。
人口減少という静かな課題を抱えるこの場所で今、地域の未来を灯す一つの挑戦が行われています。
それが、地域唯一の「嶺北高校」を舞台にした「嶺北高校魅力化プロジェクト」です。
これは単に「偏差値を上げる」「生徒数を増やす」だけのプロジェクトではありません。
全国から集まる「自分を変えたい」と願う高校生一人ひとりのために、学校・公設寮・公設塾、そして地域全体がチームとなって、彼らの迷いや学びに寄り添う取り組みです。
生徒が増え、活動が広がる今、私たちは新しい仲間を探しています。
それは、業務をこなすだけの「スタッフ」ではありません。
答えのない問いに悩み、葛藤し、成長していく高校生の人生に深く関わる「伴走者」の募集です。
高校の存続が、地域の未来になる
嶺北地域にとって、嶺北高校はただの学校ではありません。
この高校がなくなれば、地域の灯が一つ消えてしまう。そんな強い危機感から、このプロジェクトは始まりました。

学校の外側には、生徒たちが暮らす公設寮「嶺北研修交流学舎」と、彼らの探究心を支える公設塾「燈心嶺(とうしんりょう)」があります。
私たちはこの場所で、親でも先生でもない「第三の大人」として、生徒たちの「暮らし」と「学び」に寄り添う人を必要としています。
募集する2つの「伴走者」の役割
今回募集するのは、生徒の日常に深く関わる2つの職種です。
どちらも一方的に「教える」のではなく、生徒と共に考え、迷い、歩む「伴走者」としての役割が求められます。
1. ハウスマスター(暮らしの伴走者)
寮生活を送る生徒たちの「生活そのもの」に最も近い大人です。
勉強を教える先生ではなく、嬉しいこと、悲しいこと、誰にも言えない葛藤を分かち合う、頼れる存在です。
正直にお伝えしたいこと
仕事と私生活の境界は曖昧になりがちです。
多感な時期の感情に深く関わるため、自分の気持ちも大きく揺さぶられます。
問題がすぐに解決するとは限りません。じっと見守る忍耐力が必要です。
この仕事で得られるもの
誰かの人生の分岐点に関わるという、かけがえのない経験。
教育、福祉、地域運営を横断する実践的なスキル。
「ここが自分の居場所だ」と生徒が感じてくれた瞬間の、震えるような喜び。
2. 公設塾スタッフ(学びの伴走者)

公設塾「燈心嶺」は、点数を上げるためだけの場所ではありません。
生徒が「自分は何をしたいのか」「どんな人生を生きたいのか」を自問自答するための空間です。スタッフは正解を示すのではなく、問いを投げかけ、一緒に考える伴走者となります。
正直にお伝えしたいこと
成果はすぐには見えません。年単位の長期的な視点が求められます。
「あえて答えを出さない」という姿勢に、もどかしさを感じるかもしれません。
生徒の迷いや不安に、根気強く向き合う精神力が必要です。
この仕事で得られるもの
若者が自分の言葉で未来を語り始める、その奇跡のような瞬間に立ち会えます。
決められたカリキュラムではなく、教育の「現場」を自らの手でつくり出せます。
自分自身の価値観も揺さぶられ、大人である私たちにも新たな発見があります。
完璧な人はいらない。悩みながら関われるあなたと働きたい
私たちは、何でもできるスーパーマンを求めていません。
むしろ、生徒や地域と真剣に向き合う中で、悩み、試行錯誤できる人と一緒に働きたいと考えています。
人の話を聞くことが苦ではない
若者の成長に本気で関わりたい
地域での暮らしも含めて、自分の仕事にしたい
自分自身が変わっていくことを恐れない
- ここに集まる仲間達と共に働きたい
もしあなたが、このような想いを少しでも持っているなら、この仕事は向いているかもしれません。
逆に、「仕事と生活はきっちり分けたい」「短期的な成果や効率だけを重視したい」という方には、正直、厳しい環境だと思います。
私たちのチームは小規模で、スタッフ同士の関係はフラットです。
誰か一人に責任を押し付けることはありません。困ったときには、いつでも相談できる仲間がいます。
まずは、話してみませんか?
この文章を読んで、心が少しでも動いたなら。あるいは、不安や疑問が湧いてきたなら。
私たちは、いきなり「応募書類を送ってください」とは言いません。
まずは一度、オンラインで気軽にお話ししてみませんか?
そして、もし興味が湧いたら、高知・嶺北の空気を吸いに、現地を見に来てください。
あなた自身が「ここで働きたい」と納得して選ぶこと。それが、私たちにとって何より大切なことです。
募集要項
| 項目 | 内容 |
| 勤務地 | れいほく教育魅力化・交流支援センター「とまり木」内(高知県長岡郡本山町821-1)ほか |
| 雇用形態 | 地域おこし協力隊として採用 |
| 勤務時間 | 7:00~16:00、13:00 ~ 22:00 (内休憩1時間) ※一例です。公設寮での生徒対応(16:00~21:30)が多くなるなど、シフト制となります。 |
| 給与 | ①週4日勤務(土佐町所属) 月額185,000円(年収約300万円) ②週5日勤務(本山町所属) 月額210,000円(年収約340万円) ※共に期末・勤勉手当あり(約4.5か月分) |
| 休日・休暇 | 土日祝、お盆・年末年始(各約1週間) ※イベント等で出勤の場合は振替休日あり |
| 福利厚生 | 【住居】町が無償で貸与します 【経費】活動に必要な経費(燃料、通信費等)は予算内で負担 【副業】届出により可能 【その他】社保完備、資格取得支援など |
| 応募条件 | ・令和7年4月1日時点で20歳以上の方 ・三大都市圏等に居住し、住民票を異動できる方 ・普通自動車運転免許(AT可) ・基本的なPCスキル |
選考プロセス
まずは「お試し」対話(オンライン面談・現地見学)
選考とは関係なく、いつでもご相談いただけます。
書類選考
面接
合否決定
