趣味のサーフィンを楽しむために宮崎に移住した知り合いがいる。今どきの地方移住はライフスタイルがベース。仕事がテレワークで完結していれば、基本どこに住んだっていい。サーフィン移住を検討しているあなたに、宮崎の基本情報やお試し移住ができるサーフィンな町をご紹介します。
 

宮崎移住の基礎知識

宮崎金ヶ浜

日向市:金ヶ浜


宮崎県の概要
年間平均気温17.8℃は全国3位。日照時間は全国2位、快晴日数は2位と、1年中あったかく、晴れ日が多い。降水量は九州で1位も、晴れ雨のバランスで緑豊かな自然を形成。温暖な気候を利用した農業も盛ん。きゅうり・ピーマン・マンゴーなどは日本有数の生産高。宮崎牛や豚・鶏の生産も盛ん。物価の安さは例年日本トップクラスなのも良い。
 
 
面積:7,735.32km2(全国14位)
人口:1,059,968人(2021年12月、全国35位)
隣接都道府県:大分県、熊本県、鹿児島県
 
 
宮崎県へのアクセス
 
航空機
東京(羽田)ー宮崎:約90分
大阪(伊丹)ー宮崎:約60分
名古屋(中部)ー宮崎:約70分
福岡(福岡)ー宮崎:約45分
*成田⇔宮崎はJetstarやpeachなどLCCあり
 
フェリー
神戸ー宮崎:約12時間
 
宮崎県出身の芸能人
宮崎市:蛯原友里、村田秀亮・久保田和靖 (とろサーモン)、紗栄子、浅香唯、小渕健太郎
都城市:永瀬正敏、温水洋一
小林市:斉藤慶子
南郷町:鬼束ちひろ
高鍋町:今井美樹 etc.
 

宮崎県の住みここちランキング2021

宮崎市移住

宮崎市:青島


順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 1位 北諸県郡三股町 69.8
2位 2位 宮崎市 64.1
3位 3位 日向市 58.2
4位 4位 都城市 53.9
5位 – 児湯郡高鍋町 48.8
6位 6位 延岡市 48.3
出典:いい部屋ネット「宮崎の住みここちランキング2021」
 
 
2年連続1位の三股町(みまたちょう)
県南西部に位置。同じ北諸県郡に属していた周辺の町村は合併したため、現在、北諸県郡唯一の自治体となっています。隣接する都城市のベッドタウンとして発展を続けていて、人口は増加傾向。

【北諸県郡三股町│自治体ご担当者より
 
三股町は、都城市に隣接し、宮崎県で最も年少人口の割合が高く、子育て世代に人気のある町です。小さな町でありながら、北東部には豊かな自然、中心部には商業施設があり、生活に必要な機能、施設がコンパクトに収まっています。都城市や宮崎市へのアクセスも良好で、通勤や通学、買い物にも便利です。文化活動から子育て、移住支援など幅広い施策を行っています。ぜひ三股町に住んで、たくさんの魅力を体感してください。

引用:街の住みここちランキング

 

お試し移住できる宮崎のサーフィンな町

サーフィン移住
 
お試し移住とは?
移住を検討している人に対して、自治体がお試し移住用の住居を用意し、格安または無料で宿泊できるサービス。自治体によっては、地域を案内してくれたり、仕事の相談にのってくれることもあります。各自治体毎にお試し移住のプランは異なります。*移住検討者以外はご利用できません。
 

川南町(かわみなみちょう)

 
サーフィン情報
町を代表するサーフポイント「伊倉浜」には無料のシャワー、トイレが整備。
有料の休憩施設を備えたサーフィンセンターもあります。
 
 
川南町の概要
川南町は戦後の三大開拓地のひとつ、今では「かわみなみ合衆国」と呼ばれ農業を志す人が全国から集まる。温暖な気候と豊かな自然に恵まれている。川南漁港ではマグロの遠洋漁業が盛ん。
 
 
人口:15,372人
面積:90.1k㎡
気温:年平均:16.4℃
最高月平均:32.2℃
最低月平均:11.3℃
平均年間降水量:2769mm
 
 
川南町のお試し移住
・町内の民間宿泊施設を御利用の方に1泊当たり4,000円を補助
・公共宿泊施設を御利用の方に1泊当たり500円を補助
・同一年度内は何度でも利用可能で、上限は同一年度、一世帯当たり40,000円
 
詳しくは⇒川南合衆国・川南町がまるごと分かる移住定住サイト
 

都農町(つのちょう)

 
サーフィン情報
連休にもなると県外からも、幅広い世代の人が足を運んでいます。
サーフィンだけではなくボディボードを楽しむ女性やお子様も多い。
 
 
津野町の概要
西に秀麗尾鈴山、東に雄大な日向灘を臨む自然豊かな町。都農ワインは国内外で高い評価。
また移住・定住に対する子育て支援に積極的。
 
 
人口:9,996人
面積:102.1k㎡
気温:年平均:17.1℃
最高月平均:27.3℃
最低月平均:6.7℃
平均年間降水量:3,153mm
 
 
都農町のお試し移住
利用料:無料(最大1ヶ月利用可能)
 
詳しくは⇒お試し滞在施設(移住支援情報webサイト「百年の誠実。都農町」)
 

日南市(にちなんし)

日南市お試し滞在施設

出典:日南市HP>お試し滞在施設


サーフィン情報
海岸線が太平洋に面するため低気圧の影響を敏感に受けた波は、サーファーにとってまさに天国。
海岸沿いにスポットが点在し、梅ヶ浜では大会が開かれています。
 
 
日南市の概要
美しい海岸線と歴史的な町並みが残る町。温暖な気候と豊かな自然が育む食材は新鮮で美味しい。ゆったり伸びやかな環境で子育てをしたい若年層から、定年後にのんびり暮らしを楽しみたいミドル層まで移住者の幅も広い。
 
 
人口:51,106人
面積:536.1k㎡
気温年平均:18.1℃
最高月平均:27.2℃
最低月平均:9.3℃
平均年間降水量:2,851.9mm
 
 
日南市のお試し移住
移住促進住宅を1ヶ所設置
 
詳しくは⇒日南市移住促進住宅について(日南市ホームページ)
 

高鍋町(たかなべちょう)

 
サーフィン情報
南北に10キロ以上も続くゆるやかで美しい海岸線の中にサーフポイントが点在。
波が良く、初心者から上級者まで楽しめる場所が複数あります。
 
 
高鍋町の概要
持田古墳群の「古墳祭」やが「高鍋城灯籠(とうろう)まつり」が有名。宮崎県一面積が小さいまち。
神秘的なアカウミガメの産卵風景を見ることもできる。
 
 
人口:20,183人
面積:43.8k㎡
気温年平均:17.4℃
均年間降水量:2373mm
 
 
高鍋町のお試し移住
利用料:無料 *最大1ヶ月利用可能
 
詳しくは⇒お試し滞在施設(高鍋町ホームページ)
 

日向市(ひゅうがし)

 
サーフィン情報
「お倉ヶ浜」と「金ヶ浜」は国内でも有数のサーフスポットで、世界大会なども開催されています。
 
 
日向市の概要
温暖な気候と美しい山々、黒潮踊る太平洋など雄大な自然が自慢。細島港を中心とした港湾工業都市でもある。
 
 
人口:59,999人
面積:336.9k㎡
気温年平均:16.3℃
最高月平均:26.2℃
最低月平均:6.6℃
平均年間降水量:2815mm
 
日向市のお試し移住
一軒家をリフォームした『お試し滞在施設』の利用が可能
 
詳しくは⇒日向市お試し滞在施設(日向市ホームページ)
 

延岡市(のべおかし)

 
サーフィン情報
市内の長浜海岸では、毎年「うみがめカップサーフィンコンテスト」が開かれています。
 
 
延岡市の概要
多彩な産業を有する。歴史的には内藤家七万石の城下町として反映。産業と自然や歴史・文化が調和。
 
 
人口:119,309人
面積:868k㎡
気温年平均:17℃
最高月平均:22℃
最低月平均:12.5℃
平均年間降水量:2600mm
 
 
延岡市のお試し移住
お試し移住宿泊費とレンタカー代の補助あり
 
詳しくは⇒延岡市お試し滞在支援事業補助金のご案内(すみずみ延岡)
 
 

宮崎サーフィン移住者インタビュー

 
先輩移住者が移住前も移住後も強い味方。先輩移住者の声に耳を傾けよう。
 

【宮崎県川南町│移住者インタビュー】もっとサーフィンができる環境を求めて
  
毎日サーフィンできる環境に引っ越したいなぁと思ったので移住を決意しました!サーフィンを始めて1年くらいだったのですが、とても好きになり、2か月くらいの準備期間で川南に移住しました。それに、ずっと、香川県から出たことがなくて。学生の間も、県外に住んだ経験が無かったので、一回ちょっと出たいなという思いがありました。引っ越し資金に困らない程度の貯金もできていたし、その面では心にゆとりがありました。
 
移住先に川南を選んだのはなぜですか? 一番は就職先ですね。移住を決めて転職先を探していた時に、給与の面などで今の職場を薦められました。それで、川南ってところがあるんだーって、知るきっかけになりました。移住定住特設サイトの「川南合衆国」を見たら、移住者に対しての支援もしっかりあって。すぐに役場に電話しました!

引用:TURNS>移住者インタビュー;神内さん

 

【宮崎県日向市│移住者インタビュー】宮崎でサーフィン&農業
 
まずは現地を見てみようとお試し滞在施設を利用しましたが、まちがコンパクトなので日常生活の利便性は都会と遜色ない印象でした。いい波が入るきれいな海が目の前にあり、落ち着いたビーチの雰囲気を含めて理想的。事前に宮崎県の就農セミナーなどに参加してJAの方とお話をしていたこともあり、滞在中に今の仕事を紹介してもらうことができ、住まいもすぐに見つかりました。
 
サーフィンを通じたコミュニティも広がった。例えば、お試し滞在時に知り合ったプロサーファーの海埜士(うみのあきら)さんのサーフショップへは、今もことあるごとに立ち寄って情報交換をしている。その店の常連として出会った黒木彩乃(くろぎあやの)さんのコーヒーショップを訪ねたときには、居合わせた客に職場近くの転居先を紹介してもらえるという幸運もあった。

引用:田舎暮らしの本Web>移住者インタビュー;横倉さん

 
 
【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓



 

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。