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今週は、2021年7月22日の投稿、山間の町、四国中央市の嶺南地域に住む菊池さんの「えひめライフ」をご紹介します。

【みんなの“えひめライフ” PICK UP!】

こんにちは。
えひめダイアリー編集部、山暮らしの菊池です。
今日は典型的な田舎暮らしをご紹介したいと思います。
田舎暮らしに憧れて移住する人は多いと思います。
なぜ田舎に住みたいのでしょうか。

「自然に囲まれて生活をしてみたい」
そうですね、わかります。
我が家も杉林に囲まれているのですが、その割に東京にいたときよりスギ花粉に悩むことは減りました。
「都会の喧噪から離れて暮らしたい」
車や鉄道の音って結構大きいですからね。
ただ、田舎に住んでいると屋根の上のカラスだとか、田んぼの蛙だとか、結構うっさいんですよ。それがいいって人もいるとは思いますけれども。

「スローライフに憧れる」
ここですね、今回のお話。
田舎暮らし=スローライフというのは思い込みです。(諸説あります)
菊池の住む集落は人口9人の小さな集落で、僕以外は全員高齢者ですし、半数以上は後期高齢者です。
地域全体で見ても人口は160人ほどで、高齢者じゃない人はたぶん10人くらいしかいないと思います。
そうなるといろいろな役割を引き受けたりだとか、地域行事に参加したリだとかはどんどんしなければなりません。
そういう生活したくて移住したのでいいんですけど。

ちょっとどんな感じなのかを書こうと思います。
まず、家の周りの道路の草刈は当たり前のように、隙を見つけてやります。
自分の家の周りくらいは他の人に刈られる前に刈らないとちょっと恥ずかしいものです。

集落の行事では集会所の掃除なんかもやりますし、屋根の上に登って落ち葉をどかすのも若手(60代以下)の役目です。
今はコロナ禍なのでやっていませんが、いつもならその後はお弁当を食べながらの宴会が待っています。

地域のご高齢の方から「お盆前に目立つところの草を刈ってくれないか」などと頼まれた日には当然二つ返事で手伝いに行きます。
むしろ依頼されるというのは信頼度が高い証拠です。だいたいお駄賃に加えて美味しいものや野菜をたっぷりもらえます。

また、ある日には漁業組合の魚の放流にも行きます。
釣り竿をろくに握ったこともないのですが、役員なので当然です。
農業の繁忙期には収穫や手入れの手伝いもしますし、クヌギの伐採をしたときには原木に椎茸の菌を打ち込みまくったこともありました。(椎茸は2年後に収穫して食べまくった)

最近では狩猟免許も取得し、近々獣害駆除の弟子入りをするかもしれないなと思っています。
菊池は会社員でもあるので、これらは普段の生活の合間に行っているものです。
おかげでスケジュール帳はいつも真っ黒です。

全然スローライフじゃないですが、これはこれで楽しい毎日です。
海や島もいいですが、山暮らしもオススメです。

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