みかんの産地として有名な和歌山県海南市下津町。この地域で農業を営む大谷幸司さんが主催する「蜜柑援農」では、毎年みかんの収穫シーズンに、近隣農家さんの収穫作業を手伝ってくれる若者を募集しています。

援農に参加している期間は、シェアハウスで共同生活をしながら、担当の農家さんに通う生活になります。シェアハウスは、空き家やアパート、農家さんの離れなど、その環境はさまざま。現地の農家さんとの繋がりだけでなく、援農に参加している仲間同士のコミュニティが濃いことも、蜜柑援農ならではの特徴です。

「地方移住に興味がある」「農業をして暮らしてみたい」「まっさらな自分で新しいコミュニティに入ってみたい」そんな想いを持っている人に、特におすすめのプロジェクトです。

その土地に留まる覚悟が必要な”就農”ではなく、期間限定の”援農”だからこそ、気負わずに参加できるのもメリットです。

もちろん体力勝負のお仕事ですが、農業×共同生活×田舎暮らしのよくばり体験ができる蜜柑援農に参加し、全国から集まる仲間たちと一緒に働いてみませんか?

人手不足の課題…農家さんと参加者のマッチングが解決の一歩

県外で就職したのち、Uターンで家業の農業を継いだ大谷さん。農家さんの高齢化や収穫時の人手不足に問題意識を持っていたそう。何か出来ることはないかと、2014年に始めたのがこの蜜柑援農プロジェクトです。

最初は7軒の農家さんへのお手伝いから始まり、徐々に「うちにも来て欲しい」と声をかけられることが増えてきたといいます。

2020年には、70名近くの若者が蜜柑援農に参加。中には、毎年参加するリピーターもいるそう。これまで援農に参加した人たちが一生懸命働いてくれたおかげで、農家さん側も「今年はどんな子が来てくれるかな」と楽しみにしているそうです。

仕事内容としては、蜜柑の収穫作業がメインです。農家さんによって異なりますが、選別や箱詰め作業などをお願いすることも。力仕事の有無も選べるので(※時給に差があり)、女性の参加者も大歓迎です。

また、1ヶ月以上の長期で滞在することで、他の参加者との繋がりや、農家さんや下津町の人たちと親睦を持つ機会が増えるので、滞在中は濃い時間を送ることができるはずです。

 

人との出会いと新しい体験を、蜜柑援農が演出します

蜜柑援農は、1〜2ヶ月の季節労働。全国から集まる参加者には、さまざまな人がいます。援農を生業にして全国を渡り歩いている人や、住み込みバイトをしながら暮らすカップルや元看護師など、日常生活では出会えないような仲間と巡り会うことができます。

農業体験としてはもちろん、自分にはない視点や経験を持つ仲間たちの話を聞けたり、自分に新しい価値観を取り入れたいという人にもぜひ参加して欲しいです。下津町の蜜柑援農でしか得られない唯一無二の体験が、あなたを待っています。

また、蜜柑援農の前に「おためし体験」として、2日間〜3日間の体験も可能です。産地や土地の歴史の説明や地域の案内をしつつ、農家さんのお手伝いをしていただきます。合わせてご検討ください!

 

募集要項

期間 2022年11月中旬〜12月末(一部9月・10月から募集)
〈労働内容と労働条件〉
①みかんの収穫 時給1000円
②みかんの収穫、コンテナの運搬 時給1100円
※詳しくはみかん援農HPをご覧ください
※家賃は個室・相部屋により異なります

「農業も共同生活も田舎暮らしも、なにもかも初めて」という人でも、大谷さんをはじめ、蜜柑援農プロジェクトのメンバーが参加者をサポートしてくれます。質問にもお答えしているので、少しでも興味があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

【大谷さんからのメッセージ】

この土地で、「みかん援農」プロジェクトを主催する大谷幸司と申します。和歌山県北部にある海南市下津町は、海と山に囲まれ、和歌山県でも有数のみかんの産地として知られています。

農業、特にみかんが常に中心にある町で、みかんがオレンジ色に色づく11月12月は特に、町が慌ただしく動き始めるような印象があります。この時期、産地の農家の皆さんは本当に若者の力を必要としています。

楽な事では無いかもしれませんが、農家さんと時間を共にし、農業の醍醐味を味わう事は、人生においてとても貴重な体験になる事をお約束します。

また地元の農家さんと触れ合う事は、農業が中心にあるこの土地のライフスタイルや、土地の人の価値観に触れるのにもうってつけです。

農業を生業にしなくても、農業の周辺や、一部農業と関わる暮らしの様なライフスタイルなど、田舎暮らしのヒントを見つけることが出来るのでは無いでしょうか?

私自身、この土地、農業の可能性の中に自分の役割を見出した一人でもあります。
興味を持って頂き、ご参加頂ける皆様とお会いし、お話出来ることを楽しみにしています。

>>お申込みはコチラ<<
(※お申し込みフォームに2020年度と記載されていますが、2022年度の誤りです)