1. 新たな森林空間利用コンテンツをつくって、自ら森林ガイドになりませんか?

私たちが暮らす日本は、世界でも有数の森林国。
世界の森林率の平均は約31%。対して、日本の森林率は68.5%(※1)。先進国の中では、フィンランドに次いで第2位というデータがあります。

日本で暮らすなら、森林空間をもっと楽しまなきゃもったいない!そう思いませんか?

長崎県西海市は、土地の55%以上が森林。
「自然の中で癒やされたい。遊びたい。学びたい。そんなとき、長崎県西海市の森林を選択肢に加えてもらいたい!そして、西海の自然や食、人の魅力をもっと多くの人に楽しんでもらいたい!」

そんな思いで、新たな森林空間利用コンテンツの開発を検討中。そこで、魅力的なコンテンツを一緒に考え、形にして、自ら森林ガイドになってくれる地域おこし協力隊を募集します!

※1 FAO/Global Forest Resources Assessment 2015より

西海市の風景

例えば、「クアオルト」。【治療・療養、保養】のために滞在する特別な地域を指す言葉です。日本ではまだ珍しいですが、自然療養の先進地・ドイツでは、公的医療保険が適用され、自費で健康づくりに活用する人も増えているそう。

他にも、森林を【学び】の場とした森林環境教育。【癒やし・スポーツ】の場として林内歩道を活用したマウンテンバイクやトレッキング。【健康・癒し】の場とした森ヨガや森林セラピー。【コロナ禍の中の新たなニーズ】に対応したテレワークやワーケーションのスポットなど、自由なアイデア、大歓迎!

人生100年時代。
西海には、協力隊任期後の生業にもつなげやすい、申し分のない【環境】=森林空間はもちろん、森林インストラクターや森林セラピーガイドなどの本格的な資格取得をサポートする【人脈】や【制度】も充実しています。

西海市ならではの森林空間と、自らの可能性も、一緒にひろげませんか?

西海市内には市が所有するキャンプ場が3箇所

西海市内には市が所有するキャンプ場が3箇所

西海市のキャンプ場

2. 集まれ、西海の森!「さいかい森林サービス産業創出プロジェクト」

西海市が将来目指すイメージはこちら!

さいかい森林サービス産業創出プロジェクト

現状、西海への観光客は、地域に留まることなく観光名所をスポットで巡る「通過型観光」 がほとんど。市内での滞在時間を増やす「滞在型観光」へのシフトが課題です。

西海の森にある、木材、人材、食材などの資源を活かした滞在型の森林空間利用コンテンツづくりは、自由度が高い一方、とっても大切なミッション。

けれど、知識や経験がなくても心配ご無用。このプロジェクトは、林政一筋38年で人脈も幅広い里中さんを中心に、5名のチームで進行中。わからないことや専門的なことは教えてくれる先輩方がズラリ!やる気があって、森や自然が大好きな人なら問題ありません!

森林インストラクターの資格を持つ里中さん。「何でも気軽に聞いてください」

森林インストラクターの資格を持つ里中さん。「何でも気軽に聞いてください」

西海市役所“緑の産業未来班”(中央は高見農林緑推進課長)。なごやかな5名が協力隊のサポーター

西海市役所“緑の産業未来班”(中央は高見農林緑推進課長)。なごやかな5名が協力隊のサポーター

協力隊が過ごす、西海の森はこんな所。県立の公園や、キャンプ場、鍾乳洞…海の見える公園や展望台もありますよ!



3. 協力隊の最初の仕事。それは「森を歩く」こと!

地域おこし協力隊になる方に、はじめにお願いしたいのは、森をたくさん歩いてほしい!そして、西海にずっと暮らす私たちには見つけられない協力隊ならではの視点で、魅力的なスポットや風景を見つけてほしいのです。

ちなみに、西海の森に人の手で植えられている木のうち94%は、ヒノキ。ヒノキの香りには高いリラックス効果があると言われています。いいアイデアが浮かびそうでしょう?

樹齢50年を超えるマツ林

また、森林を流れる川には、“空飛ぶ宝石”と例えられるカワセミが生息。住宅地や田畑の開発とともに減少した照葉樹林や、海岸のマツ林も現存。豊かな生態系が残っているのも西海の魅力です。

漢字で「翡翠(カワセミ)」。ヒスイのような美しい体色が人気(※写真はイメージです)

漢字で「翡翠(カワセミ)」。ヒスイのような美しい体色が人気(※写真はイメージです)

4. 自由度高し!協力隊のミッション&環境良し!協力隊の職場

地域おこし協力隊のミッション

  • さいかい森林サービス産業創出プロジェクトのコンテンツ開発

専門的な資格や経験は問いません。一緒にチャレンジ&試行錯誤して、西海とあなたのコラボならではのコンテンツを、3年間で作り上げていきましょう!

地域おこし協力隊の仕事の流れ

  • まずは関係者や地元の人に挨拶まわり

  • 山を歩いていいところを発掘!

  • 森林空間利用コンテンツの企画、試験イベントの企画・実施など

  • 任期中3年間で、何をどんなステップで進めるかは希望をもとに一緒に考えましょう!

イベントの広報は、西海市の地域商社「西海クリエイティブカンパニー」とコラボして、一緒により良く広く発信することもできます!
http://saikaicreative.co.jp

【地域おこし協力隊の環境】

  • 市役所内には、地域おこし協力隊専用執務室を準備

  • 市内にある西海産ヒノキのタイニーハウスを第二の拠点として活用OK!

木材の地産地消(地材地消)に取り組む「タイニーハウス西海モデル」

木材の地産地消(地材地消)に取り組む「タイニーハウス西海モデル」

建築面積23㎡(6.9坪)ながらキッチン・バス・トイレなどの住宅設備も

建築面積23㎡(6.9坪)ながらキッチン・バス・トイレなどの住宅設備も

経験豊かな里中リーダーのもと、足りない知識や経験は頼りながら、自由に活動できるように環境を整えています。森林や観光に興味がある人。自然やアウトドアが好きな人。子どもが好きな人。健康や福祉に興味がある人。すべて大歓迎です!

山も海も島も、自然豊かな西海市に移住して、まずは3年間やってみませんか?

問い合わせフォームはこちら

5. 西海市ってこんなまち

まちの概要編

  • 日本の西のはしっこ。海辺暮らしが楽しめる半島

  • はしだからこそ「視界いっぱいに海!」の景観スポット多数

  • 待機児童ゼロ!独自アプリなど子育て支援充実

  • 買い物は車で約15分。コンビニもあります

  • 長崎県の二大都市・長崎市と佐世保市へは車で約1時間

西海市の海

(写真:繁延あづさ)

暮らし編

  • アウトドアやキャンプ、釣りが趣味の方には最高〜!

  • 海の幸も山の幸も新鮮で美味!

  • 半自給自足の暮らしを実践できます

  • 車は必須。地域の寄り合いは適度でOK

  • 子育てにぴったりの自然環境

西海市の川と森

(写真:繁延あづさ)

西海市の果実

(写真:繁延あづさ)

6. 担当者からメッセージ

プロジェクトリーダー・里中より

海外では、森林を活かした観光地はたくさんあります。西海市で力を入れている「農林漁業体験民泊」のメニューに森林でできることを取り入れるなど、考えられることはたくさんあります。

やる気さえあれば問題ありません。ぜひ西海の森林空間を楽しんでください。そして一緒に新たなコンテンツをつくりましょう。資格取得も、私も所属する「ながさき森林インストラクター会」のメンバーとバックアップします。

退任後は、希望があれば、地元の観光協会への就職なども含めてできるだけサポートしますよ。わからないことは気軽に聞いてくださいね。

7. 募集要項

●募集人数

1名

●募集対象

(1)以下のすべての項目に該当する方

  1. 住地要件

    過疎・山村・離島・半島地域以外の都市地域に住民票のある方で、西海市地域おこし協力隊員として委嘱後、西海市の活動地域に住民票を異動することができる方

  2. ソーシャル・ビジネスやコミュニティ・ビジネスに関心のある方

  3. 地域社会に積極的に入り込み、地域住民等とのコミュニケーションをとって、地域活動に参加できる方

  4. 自ら情報を収集・分析し、主体的な企画立案や実践活動ができる方

  5. 普通自動車運転免許を有し、実際に運転できる方

  6. パソコン操作(ワード・エクセル・パワーポイントの活用)ができる方

  7. ホームページやSNS等を活用した情報発信に興味を持ち、実践できる方

(2)次に掲げる条件のいずれかに該当する人は応募することができません。

  1. 成年被後見人又は被保佐人(禁治産者を含む)

  2. 禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることができなくなるまでの人

●地域おこし活動時間

原則として、1週間当たり30時間程度。副業可。

●報償費

月額208,000円(活動日数が20日に満たない場合は、日額10,400円の日割り計算により支給。なお、支給時は、源泉所得税を差し引きます。)

●補助金制度について

(1)★西海市独自の支援★ 任期後も最長2年間サポート!

定着支援交付金:退任後も引き続き市内に居住し、取組を継続する場合は、月額100,000円(年間1,200,000円)の交付金を最長2年間交付します。

(2)協力隊活動をサポート!

活動支援補助金:任務期間中の地域おこし活動にかかる経費について、月額125,000円(年間1,500,000円)の補助金を交付します。

(3)起業をサポート!

起業支援補助金:退任後も引き続き市内に居住し、起業する場合は、必要となる経費について1,000,000円を上限として補助金を交付します。※1回限り

※次の経費は自己負担になります。

  • 引っ越しに係る費用、食費、光熱水費、町内会費など

  • 国民健康保険税、国民年金、介護保険料など

  • 生活に必要な備品、消耗品など

●雇用形態及び期間

(1)西海市地域おこし協力隊として市長が委嘱します。

(2)西海市と隊員間で雇用契約は締結しません。

(3)委嘱初年度は、委嘱の日から当該年度の3月末までとします。

※次年度以降の委嘱の更新は、最長で3年間です。活動状況や実績を基に判断します。

●サポート体制

(1)市役所担当課(農林緑推進課)に、地域おこし協力隊員相談担当者を配置します。

(2)業務内容に関連した団体及び地域住人がサポートします。

●募集期間

募集の日から令和4年10月31日(月)まで(当日消印有効)
※ただし、定員を満たした場合は事前周知なく締め切らせていただくことがあります。お早めにご連絡ください。

●応募方法

(1)応募用紙 1部

応募用紙はこちらからダウンロードをお願いします。
応募用紙.pdf(200KB)

※記入上の注意事項

  • 応募動機、携帯以外のメールアドレスを必ず記入してください。

  • 顔写真を貼付してください。

  • 職務経歴書は必要に応じて添付してください。

  • 自己PRを別紙(A4版)で添付可能です。

  • 連絡先の住所、電話番号(必ず本人と連絡の取れる電話番号)を明記してください。

(2)住民票 1部

●選考方法

(1)第1次選考(書類審査)

書類選考の上、 選考結果を応募者全員に文書で通知します。

(2) 2次選考(面接審査)

第1次選考合格者を対象に、 西海市内で面接を行います。 詳細 (面接会場等) については、第1次選考結果を通知する際にお知らせします。
なお、第2次選考に要する交通費については、 補助金申請をしていただくと、 交通費の2分の1(上限30,000円)を補助します。

(3) 最終選考結果の報告

選考結果 (採用決定) は、 第2次選考後に文書で通知します。 選考の経過や結果についての問い合わせには応じられません。

●応募・問合せ先

〒7857-2392
長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷2222番地
西海市役所政策企画課政策調整班
TEL: 0959-37-0063
E-Mail: seisaku@city.saikai.lg.jp

8. 応募のご希望やご質問は、下記お問い合わせフォームからお願いします!

応募に関する問い合わせはもちろん、地域おこし協力隊や移住に関する質問もお気軽にどうぞ!
本採用は、日本一の協力隊のサポーターを目指す協力隊OGOBによる組織「長崎県地域おこし協力隊ネットワーク」がサポートしています。

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