愛媛県の南西部に広がる南予(なんよ)をご存知ですか?豊かな自然、歴史、食文化など、独特の地域文化が魅力です。中でも、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町の5市町は、青い海とミカン山のコントラスト、清流、里山に代表される自然あふれる地域でありながら、いざという時の医療や、子育てに最大の関心事の教育など、都市機能が充実していることから、子育てしやすい移住先として近年注目を集めています。明るい日差しに開放的な雰囲気から、四国の西海岸と言う人もいます。
そんな南予5市町の魅力をシリーズでお届けする「大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)」。第三弾は、挑戦できる環境と郷土愛を育む「大洲市」の魅力を子育て世代の目線でお届けします!
この記事の目次
大洲市ってどんなところ?
ゆったりした時間が流れる、暮らしやすい城下町
少ない平地の周りをぐるりと山が囲み、海に面した八幡浜市は、中心部に学校、病院、スーパーなどの都市機能がギュッと集まっています。
感性を磨きながら働ける
市内のコワーキングスペース「城下町テラスTAMON」は大人に人気のスポット。先進的なまちづくりエリアで仕事をすることで刺激を受け、また感性を磨くこともできます。スポーツタイプの自転車での一帯の散策もおすすめです。大洲市は、まち・海・山と多彩な表情を持ち、それだけに暮らし方もさまざま。移住お試し住宅は最大180日利用できるほか、移住のための補助制度も充実しています。
チャレンジングな気風と郷土愛が育まれる環境
地域みらい留学の受け入れも行っている県立長浜高校には、全国でも珍しい「水族館部」があります。部員だけでなく、すべての生徒が何らかの形で水族館を盛り上げる活動に携わり、主体性を育む学びの場となっています。さらに地域の財産である海と川を活用した教育を展開。暮らしを通して歴史や文化に接することでチャレンジングな気風も育まれ、Uターンして起業するなど、まちづくりにかかわる人が多いことも特色です。
※より詳細な南予の情報は下記URLへ
南予子育てガイド〜大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)
先輩移住者の声をダイジェストでお届け
農業に挑戦し続けて約20年。肱川(ひじかわ)の恩恵を受けた肥沃な大地で、年間を通して50種類以上の野菜を無農薬・減農薬で栽培している加藤嗣範さんと由希子さん。二人の子どもは大学生と高校生。(2022年7月時点)
田舎暮らしではなく、農業がしたかった
移住というより農業がしたいと思っていたというお二人。嗣範さんは建設コンサルタント、由希子さんは食品メーカーなどに勤めて東京に9年暮らしていましたが、もともと、お二人とも農学部出身。仕事で農業の現状について知る機会があり、「こうやったらいいのでは?」ということを自分で実践してみたくなったそう。「農業をするなら東京ではないな。」と移住を検討し始めたそうです。
大洲市を選んだ理由
嗣範さんは大洲市で生まれ、現在、車で1時間の松山市に親が住んでいることや、大洲は「ほどよい田舎」で、農地が市街化される心配がないこと、スーパーや病院など、便利なものがそろっていることなどから、この場所で農業をする事に決めたそうです。
農作業をしながら二人で子どもの話を
「二人で子育てした、という感じがすごくあります。農作業をしながら二人でよく子どものことについて話し合いました。」と由希子さん。周りの方は、子育てに干渉するわけではないけれど、「あそこの子」というのはしっかり見てくださっている、そのことに安心感があったと話してくれました。
ライフスタイルの変化は?
大洲市の方は珍しい野菜作りも「なんじゃろか」と遠くから見てくれる。何か話したり聞いたりすると、丁寧に教えてくれる。農業のことにしろ、子育てのことにしろ。この距離感が大洲市の良いところと話す嗣範さん。また、大学生の娘は農業を通じて気象に関心を持って学び始め、高校生の息子は大工さんの仕事を見て、少し興味を持ち始めていると語ってくれました。
※インタビューの詳細は下記URLへ
農業に子育てに、二人で一緒に歩んできた20余年。
PickUp! ギャラリー
カメラが趣味の親子4組が南予での子育てや暮らしの環境を体験しました
南予に住んでいると当たり前の光景や空間も、シャッターで切り取ってみると、新しい発見がいろいろ。ゆるやかに流れる南予の時間の中で、どんな暮らしができるの? どんな子育てができるの? そんなことをイメージしながら、ご覧くださいね!
※南予暮らしのワンシーンを画像で紹介しています>南予ギャラリー
子育て世代をサポートする「子育て移住応援パッケージ」をチェック
南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)では、「子育て移住応援パッケージ」として充実した制度を整え、子育て世代のみなさんをサポートしています。
\大洲市の医療費助成・保育料軽減について/
✔️医療費
中学生まで無料!(令和5年4月診療分から高校生世代(18歳)まで拡充!)
✔️保育費
3歳以上 無料
3歳未満 無料(住民税非課税世帯が対象)
\大洲市の移住コーディネーター宮岡希実さんのメッセージ/
海も、山も、川もある大洲市で18歳まで生まれ育ち、約15年ぶりに、大阪・東京での生活を経てUターンしました。子どものころは、海でキャンプをしたり、放課後に河原で秘密基地を作ったり、川で取れる鮎やカニ、山で採ったつくしやわらびを食べたりなど、日常にいつも多様な自然があったなぁと振り返ります。都会に住んだ経験も踏まえて、「ほどよい田舎」である大洲や周辺の市町を、良さも不便さも赤裸々にご案内いたします♪
\大洲市の移住コーディネーター中野芳将さんのメッセージ/
大洲市地域おこし協力隊を退任した後、市内の肱川地域で原木椎茸農業を営んでいます。山に囲まれた古民家に移住し、二人の子供と楽しく田舎暮らしを楽しんでいます。地域のリアルな情報、魅力を、農林業を営む子育て世代の目線でお伝えしたいと思います。しいたけ、山の話が多めになると思いますがお気軽にご相談ください。
子育て世代のみなさん、ゆったり時が流れる南予に来ませんか?
南予子育てガイド(https://e-iju.net/nanyo/)には、南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)の魅力、学びの環境、子育て支援、南予暮らしのワンシーンを画像で紹介するギャラリーなど、移住を検討する子育て世代にとって見逃せない情報がたくさん!他の市町の情報も合わせてぜひご覧ください。
さぁ、ゆったりした時間が流れる南予で、自分たちらしい子育てをはじめませんか?