三重県名張市ってどんなまち?

大阪から電車で約1時間、名古屋や奈良にもアクセスしやすい立地にある三重県名張市。都市部への公共交通アクセスの良い名張市ですが、そこには都市の喧騒とは無縁の、やわらかな時間が流れています。
名張は三重県西部に位置し、伊賀盆地の自然に囲まれた豊かな風土と暮らしが魅力です。
古より東西往来の要所、宿場として栄え、忍者の里・伊賀とともに、独自の文化や歴史が息づいています。自然豊かで、四季折々の鳥の鳴き声などの自然の音を感じながら暮らすことができます。

近年では移住先としても注目されており、子育て環境や住宅支援制度も充実。公共施設や大型商業施設、飲食店、レジャー施設の数も多く、暮らしやすい街として知られています。自然と便利さを兼ね備えた名張は、「いつかは地方で暮らしたい」と思い始めた方にとって、現実的な選択肢になりうるまちです。

都会では味わえない“ちょうどいい田舎”。そして、何より人のつながりの温かさを感じられます。

そんな名張に、「粘着テープ」という日常になくてはならない製品で75年、日本のものづくりを支えてきた企業があります。

日常に欠かせない「テープ」の存在

私たちの暮らしは、案外テープに囲まれています。
特別意識をしなくてもどこにでもあるのが粘着テープの存在です。

・宅配便や引っ越しなどの段ボールを閉じるとき
・建築現場で養生するとき
・道路に仮設のラインを引くとき
・精密機器の部品を固定するとき
・農業のビニールを補強するとき
・商品を包むためのラッピングに使うとき

そのすべての「くっつける」に、応えてきたのが菊水テープ株式会社です。

■菊水テープ株式会社
1949年創業。
大阪府八尾市で始まり、日本で初めてダンボール梱包用のクラフト粘着テープの量産に成功しました。1985年に三重県名張市へ工場を移転。現在に至る。

菊水テープ 名張工場

以来、包装用・工業用・建築用・事務用・農業用・標示用など、100種類以上のテープを開発・製造し続けてきました。
特に、主力商品のクラフト粘着テープは「環境にやさしい」商品です。
植物由来の天然ゴムを使ったクラフトテープ「キクラフト♯100・キクラフトBKL」は、バイオマスマークも取得しました。また、溶剤の再利用やガス排出のクリーン化など、SDGsに取り組んでいます。

環境に配慮した商品は菊水テープを誇る商品として、日夜研究を続けています。

▼テープが作られる様子の動画を公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=IO7tX964QAI

社員の声からはじまる、風通しのいい会社づくり

1949年創業、昨年75周年を迎えた菊水テープ。
伝統に甘んじることなく、現場の声を大切にする姿勢を貫いています。

たとえば「作業服のリニューアルプロジェクト」。
女性社員が増えたことをきっかけに「もっとおしゃれで、自分たちらしく働ける制服にしたい」という声があがりました。こういった意見は需要は高いけど、なかなか会社をあげて実行されることって少ない印象がありますよね。
しかしプロジェクトは会社をあげて動き出し、実際に女性スタッフがデザイン選定を担当。結果、若手女性にも入りやすい雰囲気づくりにつながりました。

また、支援として工場職で必要なフォークリフトや危険物作業主任者などの資格所得奨励制度があり、若手社員にとって働きやすいと感じられるような福利厚生・社風があります。

最近は若手社員も多く、また、名張工場の在籍平均年数は15.7年(2023年)となっています。
それはこの”風通しの良い働きやすさ”によって出た結果といえるでしょう。菊水テープの社員1人1人を大切にする姿勢は、会社の文化として長い歴史に根付いています。

営業も、技術職も、自分らしく生きていく場所

菊水テープで「自分らしい働き方」を見つけたお二人をご紹介します。

信頼される“顔”になる——
東京支店 M.Oさん(2022年入社)

大学では放送サークルと演劇サークルの“橋渡し役”をしていたM.Oさん。多様な価値観を調整する難しさと、信頼関係を築く大切さを学んだ彼は、ルート営業というスタイルに共感して入社しました。

「お客様の困りごとに寄り添い、どう解決するかを一緒に考える。そんな営業を続けたい」

自らスケジュールを組み、お客様ごとに最適な提案を考え抜く日々。いま彼は、“あの人に相談すれば安心”と思ってもらえる存在を目指して、第一線で活躍しています。

“粘着”の奥深さに夢中になる——
技術部 Y.Oさん(2010年入社)

大学ではまったく異なる分野を専攻していたY.Oさん。

「最初は“テープ=事務用品”くらいの知識でした。でも、農業用や道路用、電子機器向けなど、使われ方の広さに驚いたんです」

開発の現場では、ユーザーの声を直接聞き、新たな研究目標へつなげていくスタイル。人前で話すのが得意ではなかった彼も、いまではプレゼンの機会を楽しめるように。

「自分の研究成果が、会社全体で共有され、他部署の製品にもつながっていく。この規模感だからこそ生まれる循環がある」

“こんな使い方があるの!?”と驚かれるような粘着テープを生み出すこと、それが、Y.Oさんの次の目標です。

部署間の異動も活発で、営業から製造、製造から開発など、キャリアパスは多様。
「こんな自分でも、ここでなら働けそう」と感じたあなたに、ぜひ一度知ってほしい会社です。

「粘着テープ、面白そうかも?」と思ったら

自然と産業が調和する町・名張で、地域に根ざしながらものづくりの最前線に立つ。
それが、菊水テープで働くということです。

創業75年の歴史に培われた技術と、人を大切にする社風。
社員一人ひとりが主役になれる職場環境と、地域に貢献できる誇りある仕事がここにはあります。

「粘着テープ、面白そうかも?」そう思えたなら、きっとあなたも私たちと一緒に“くっつける”仕事を楽しめるはず。

あなたの新しい名張ライフ、菊水テープは全力で応援します。
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🔷菊水テープ株式会社 公式Instagram
https://www.instagram.com/kikusui_tape_official/

🔷菊水テープ株式会社 公式YouTube
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🔷テープが作られる様子の動画を公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=IO7tX964QAI

募集要項|粘着テープの営業・技術・製造(正社員)

■職種
・総合職(営業・技術)
・製造職

■雇用形態
・正社員(試用期間6ヶ月/条件変更なし)

■仕事内容

●営業職
・ルート営業(既存顧客対応)
・商談・スケジュール管理
・お客様の課題ヒアリングと解決提案

●技術職
・研究開発・品質管理
・ユーザーヒアリング・プレゼン
・製造・営業部門との連携

●製造コース
・粘着テープの製造(粘着剤の塗工や巻替えなど)

■勤務地
・営業・技術:東京・名古屋・大阪 ・広島・福岡の全国拠点
・製   造:三重県名張工場

■勤務時間
・総合職(営業・技術):9:00~17:30(実働7.75時間/1日)
・製造コース(総合職):8:50~17:20(実働7.75時間/1日)

【交代勤務者 勤務時間(工場のみ)】
・1直者  8:50 ~ 16:50
・2直者 16:50 ~  0:50
・3直者  0:50 ~  8:50

■休日・休暇
・年間休日125日(完全週休2日制/土日祝)
・有給休暇・特別休暇(慶弔・産休・育休など)

■給与
2025年新卒初任給
・大学院卒  (月給)242,600円(住宅手当2,000円込み)
・大卒    (月給)225,800円(住宅手当2,000円込み)
・短大・専門卒(月給)202,700円(住宅手当2,000円込み)
・高卒    (月給)188,000円(住宅手当2,000円込み)

賞与(年2回:7月・12月)、昇給(年1回:4月)

■試用期間・試用期間中の労働条件
・試用期間6ヶ月
※条件は本採用と変更なし

■待遇・福利厚生
・社会保険完備
・資格取得支援(免許取得費用補助含む)
・住宅補助(30歳まで)
・借上社宅制度・退職金・健康診断・ストレスチェック
・敷地内全面禁煙
・社員旅行あり

■応募資格(必須)
未経験OK
営業職:普通自動車免許(入社後の取得も可)

■身につくスキル
営業や製造等のコース分けをしていますが、将来的には様々な業務を担っていただく予定です。
その過程で、PC関連・交渉力・機械設備の他に、変化する情報や状況にもフレキシブルに対応する適応力が身につけられます。

■選考スケジュール

STEP 01 エントリー
STEP 02 書類選考・面接
STEP 03 内定