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この記事では、2月9日から2月15日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

車なしで移住もあり?サブスク、レンタル… 充実する「移動手段」

— 冬季オリンピックが盛り上がりを見せていますね。躍動する選手たちの姿を見ると、コロナ禍のなんだかふさぎこみがちな日々に、爽やかな風が吹く感じがします。

そうですね。外国の選手たち同士の交流を見るのもまた楽しみのひとつです。泣いたり笑ったりいろいろな感情が渦巻く中、国を超えた友情の様子が垣間見えるとなんだかこちらまで嬉しい気持ちに。早くまた世界の国々を気軽に行き来できる日々が戻るといいなぁと願ってしまいますね。

— さて、では今週もはじめていきますか。まずはコチラの記事から見ていきましょう

ニュース記事:
車がなくてもまったく問題なし?!クルマ必須と思われがちな地方移住での交通事情とは?

— 移住には必須条件と思われがちな「車」。都会はまだしも、田舎暮らしは車社会だという想定をしている人も多いと思いますが、案外そうでもないのかも?車を所有しないという選択肢にはどのようなものがあるのかということにスポットを当てた記事ですね。

電動自転車やスクーター、公共交通機関、月額定額カーリース、車のサブスク… 車を所持する他にも、案外さまざまな選択肢があるかもしれないということに気付かされます。

徳島県では、移住者・二拠点居住者に向けて『サブスクで「住まい」と「移動」まるごとサポート』というサービスを提供しています。

これは特定の不動産サイトから賃貸物件を契約して移住した方を対象に、徳島県への航空機・高速バス・タクシー・レンタカーなどの交通手段を月額定額で利用できる交通手段のサブスクリプションサービスを用意するというもの。このようなサービスが今後も日本中で増えていくかもしれないですね。

複業の合間に副業!?

– 次はこちらの記事を見てみましょう。

ニュース記事:“複業”と“副業”で収入アップ 移住で仕事どうする?

– 複業と、副業、この二つは似て非なる概念ですね。

そうなんです。デジタル大辞泉(小学館)によれば、「副業」とは本業のかたわらにする仕事のこと。一方で「複業」とは、複数の本業を持つこと。副業のような片手間仕事としてではなく、生業として別の業種を二つ以上兼務することを指します。

この記事では、島根県海士町の移住者にスポットを当てています。ここでの移住者は「複業組合」の職員として、およそ3か月ごとに繁忙期を迎えた現場を移りながら働いているのです。いわば「複業」前提での移住ということになりますね。

通年雇用が難しい地方の暮らしでも、このように繁忙期ごとに仕事を変えつつ「複業」で通年働いていくというやり方は、参考になることが多そうですね。

島根県海士町で面白いところは、“複業の副業” —すなわち、複業をきっかけに個人のビジネスを新たに始めることを自由に認めている、ということです。

移住前の仕事のスキルを生かして、去年複業で働いた会社から、ホームページづくりの仕事を個人で受注。いまでは、週の3日間は漁業、2日間は個人事業にあてている… 「複業」の中で「副業」を増やすというこんな働き方も、もう数年すれば新しいスタンダードになるのかもしれませんね。

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