「都会の技術」と「田舎の自然」を掛け合わせて、時代に挑む日本料理人・川端さんが、生まれ育った紀南の地に帰り、料理と向き合う理由。【インタビュー・和歌山に恋をした100人】
川端 廣(かわばた こう)さん 生まれ育った紀南の地で、そこにある豊かな自然と都会で培った技術を掛け合わせ、サステナブルで平和な未来のためにできることを模索する日本料理人、川端廣さん。串本町出身で地元ホテルの和食部門に就職。大阪の割烹料理店や京都の料亭で経験を重ねたのち、2019年に帰郷した。現在は串本町から車で1時間ほどの新宮市にご自身の日本料理店cayenne(カイエン)を構え、腕を振るっている。造園士である父や、ある料理人から影響を受け、料理の奥深さを感じるようになったという。そんな川端さんが再び紀南の地に帰り、料理と向き合う理由について伺った。 [...]