ふくいブランドコーディネーター

福井には、まだ十分に伝わりきっていない魅力があります。

恐竜、年縞、越前がに、伝統工芸、眼鏡産業。幸福度日本一を支える暮らしやすさや子育て環境。さらに近年は、若者によるチャレンジ活動や街なかでの野外音楽フェス、体験型産業観光イベントなど、新しい文化も少しずつ広がっています。

一方で、県外・海外の人から見たとき、福井の魅力が十分に伝わっているとは言い切れません。県では今、「福井とはどんな地域なのか」「どんな価値を、誰に、どう届けるのか」を改めて見つめ直し、新たなブランド戦略づくりに取り組もうとしています。

今回募集する「ふくいブランドコーディネーター」は、その中心で、福井の価値を見つけ、言葉にし、県内外へ届けるための取組を進める仕事です。

 

この仕事のミッション

この仕事のミッションを一言で表すなら、

「福井の本質的な価値を見つけ、伝わる形に磨き、国内外へ届けること」です。

観光PRやSNS運用だけにとどまらず、ブランドづくりの土台となる調査・分析から、ブランドコンセプトやストーリーの整理、庁内外の関係者との検討、発信や企画への展開までを担います。

福井には、単独でも魅力的な地域資源が数多くあります。ただ、それらをばらばらに伝えるだけでは、福井全体の価値として届きにくいことがあります。

だからこそ、恐竜、食、産業などをつなぎ、福井らしさを一つのストーリーとして整理していくことが大切です。

 

なぜ今、「ふくいブランド」なのか

これまで福井県では、県民の地域への誇りや愛着を高める取組や、恐竜、越前がに、ふく育県などの個別ブランドの発信に取り組んできました。

しかし、福井の魅力は、まだ十分に整理され、県外・海外に届ききっているとは言えません。

「福井らしさ」とは何か。

国内外の人に、どんな価値として届けるのか。

県庁、県内事業者、県民が一貫性を持って発信していくには、どんな考え方や指針が必要か。

こうした問いに向き合いながら、福井県のブランドを見つめ直し、磨き上げていくことが、この仕事の大きな役割です。

 

具体的には、どんな仕事をするのか

1. 福井県の価値をリサーチする

まずは、福井県の本質的な価値を探るところから始まります。Web調査の設計、有識者ヒアリング、県民への聞き取り調査、地域資源の分析などを通じて、福井の魅力がどのように受け止められているのかを整理します。

大切なのは、数字だけを見ることではありません。県民が大切にしてきた価値、県外・海外の人が魅力に感じる価値、その重なりを丁寧に見つけていくことです。

2. ブランドの方向性をつくる

調査結果をもとに、ブランドコンセプト、ブランドストーリー、コミュニケーション方針などを設計します。

県未来戦略課の職員、有識者、庁内ワーキンググループなど、多様な関係者と意見交換を行いながら、福井県として発信していく方向性を整理していきます。

この仕事の面白さは、福井の魅力を「なんとなく良い」から「きちんと伝わる価値」へ変えていくところにあります。

3. 福井全体でブランドを育てる

ブランドは、つくって終わりではありません。2年目以降は、情報発信ガイドラインの策定、県内事業者や県民への展開、庁内ワーキンググループとの連携、国内外への発信強化などを進めます。

観光、産業、食など、さまざまな分野の発信や体験に落とし込まれてこそ、ブランドは人に届くものになります。

4. ブランドを体験できる企画を生み出す

将来的には、ふくいブランドを実現する場づくり、イベントなど新しい企画を立案・実行することも期待されています。

ブランドを言葉だけで終わらせず、実際に人が体験できる形へ落とし込む。ここに、この仕事ならではのやりがいがあります。

この仕事で得られる経験

ふくいブランドコーディネーターとして活動する中で、ブランディング、広報、企画、地域づくりの経験を、福井県というフィールドで実践的に深めることができます。

  • 地域の本質的な価値を調査・分析し、ブランド戦略に落とし込む経験
  • 有識者、行政、県民、民間事業者など、多様な関係者と方針をつくる経験
  • ブランドコンセプトやブランドストーリーを設計する経験
  • 情報発信ガイドラインを策定し、県内に広げていく経験
  • 福井ブランドを体感できる企画やイベントを立案・実行する経験

活動を通じて築いたネットワークや実績は、将来的にブランディング、広報、企画、地域づくりなどの分野で活かすことができます。

こんな方に来てほしい

応募にはブランディング業務の経験などの要件があります。そのうえで、すべての得意分野を最初から備えている必要はありません。大切なのは、福井の魅力を深く理解し、より多くの人に届く形へ磨き上げていく意欲です。

  • ブランディングや広報の経験を、地域の未来づくりに活かしたい方
  • 地域の魅力を深掘りし、言葉やストーリーにすることが好きな方
  • 県職員、有識者、事業者、県民など、立場の異なる人と前向きに関係を築ける方
  • 新しい課題にも、楽しみながら粘り強く取り組める方

「福井の魅力を、もっと多くの人に届けたい」。そんな思いを持つ方に、ぜひ挑戦していただきたい仕事です。

 

募集要項

項目内容
募集人数1名
身分ふくいブランドコーディネーターの業務を行う地域おこし協力隊として、福井県知事が委嘱します。福井県との雇用関係はなく、業務委託契約を締結します。
委嘱期間委嘱日から令和9年3月31日まで。所定の審査を経て、最初の委嘱日から通算して3年まで延長できる場合があります。
活動日数年間192日を上限とします。目安は月16日程度です。
活動時間1日おおむね8時間を基本とし、活動内容に応じて調整できます。
報酬月333,300円(月16日活動の場合)。
活動経費住居家賃、自動車燃料費・リース費、作業道具、書籍、消耗品、保険料、研修費等について、予算の範囲内で県から支給します。
勤務地ご自宅でのリモートワークを中心に、県内全域をフィールドとして活動していただきます。県未来戦略課内のフリースペースや県庁のコワーキングスペースもお使いいただけます。なお、週に2回程度、福井県庁で打ち合わせを実施します。
副業・兼業本業務に支障がない範囲で可能です。

募集に関する説明会

募集に関する説明会を開催します。仕事内容や活動のイメージを知りたい方は、ぜひご参加ください。

  • 日時:7月25日(土)13:30〜16:00
  • 会場:ふくい南青山291 2階コワーキングスペース(東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内)
  • 申込フォーム:https://forms.cloud.microsoft/r/ADTaj3eJfi
  • 募集の詳細:https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/wakatei/r8chiokoboshu2.html

最後に

福井の魅力は、まだまだ語り尽くされていません。

そして、その魅力をどう整理し、どう言葉にし、どう体験として届けていくのか。そこには、まだ大きな可能性があります。

地域ブランドをつくることは、観光だけでなく、産業、文化、移住、暮らし、そのすべての未来につながる仕事です。

あなたのブランディング経験を、福井県というフィールドで活かしてみませんか。

福井の魅力を国内外へ届ける新しい挑戦に、ぜひ加わってください。

お問い合わせ

福井県 未来創造部 未来戦略課 ブランド戦略室 TEL:0776-20-0759 E-mail:mirai-senryaku@pref.fukui.lg.jp