東京から貯蔵みかん農家の後継者として勝浦町に移住したご夫婦が、築100年の古民家を住居として改修。農閑期(4月~10月)には1日1組のゲストハウスとして1階を開放し、世界中の旅人や家族連れを自慢の風景と味覚でもてなしている。

 

さらに土間の一角には小さな古本屋「古書ブン」を併設するなど、古民家の風情を活かしたサービスを展開中だ。年間数万円という格安価格で賃貸している住居は、農業の作業小屋として使われていたもの。大家さんの許可を得て多くの家財や荷物をすべて処理し、予算を抑えながら改修した。傷んでいた畳の代わりに張り替えられた無垢の床は「全国床張り協会」の仕組みを利用したため、ほぼ材料費のみに抑えられている。

■活用のポイント!

作業小屋として使われていた民家の畳をはがすと、朽ちた床が出現。改修費用を抑えるため「全国床張り協会」のサポートを活用した。

みかん農家の宿 あおとくる/古書ブン

勝浦町大字三溪林25
電話:090-5525-6299
営業時間:要問い合わせ
定休日:不定休
駐車場:あり
https://aotokuru.com/