仕事も、暮らす場所も、諦めない生き方

コロナを機に一気に拡散したテレワーク。経験された方の中には、通勤しなくても好きな場所で暮らせるのではないか?と感じた方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、瀬戸内海にある大三島でで行われる、テレワーク暮らしを無料で体験できるイベントを2つご紹介します。

「島テレワークの暮らし」オンライン座談会

瀬戸内海の大三島に移住したテレワーカーの方から、リアルな島生活・仕事をご紹介いただきます。自分らしいライフスタイルを考えるきっかけとして、島テレワーカーの暮らしを覗いてみませんか。

今回お話いただくのは、それぞれ職種の違う個性的な3名です。

Olivier Belbenoitさん
フランス出身で食品輸入の商社に務めるOlivierさん。移住した友人が住む大三島の宗方集落に一目惚れして、2019年に日本人の奥様と一緒に移住しました。
「会社を辞めるつもりで話したら、社長が色々考えてくれて、辞めずに移住することができました。いい会社と社長に恵まれた。」と、笑顔で当時を振り返らってくれました。

現在は、テレワークの傍ら、養蜂家の経験も積まれています。
Olivierさんが作ったはちみつは、味はもちろんのこと、パッケージも可愛くてサイズもちょうどよいので、お土産としても人気です。

そんなOlivierさん、実は来月に第一子が誕生予定。
「近くに年の近い友人の子どももいるので、子育ても楽しみです。」
過疎化が進む大三島ですが、移住者が多いことでも注目されていて、子どもも少しずつ増えています。

オンライン座談会では、移住を実現した経緯や移住後の生活、子どもとの生活の期待と不安について語っていただきます。

八子勇人さん

フリーランスでサービスコンサルタントをされている八子さん。東京で大手企業に勤めていましたが、退職して独立。

ひとり暮らしをされているので、寂しくないですか?とついつい聞いてしまいました。
「集中して仕事をした後、畑をして、家事をして、それだけで1日が満たされる!」
近所の方が野菜をくれたり、東京のときと変わらず仕事をされていて、充実した毎日を送っています。

「大きな会社に入って、出世して、稼ぐという価値観で育ってきたし、そう思って会社を選んだし仕事もしてきた。けど、自分は実はそうじゃないって気づいたんです。」
そこで、理想の地を探して東京から沖縄まで自転車で移住先を探す旅のなかで、大三島を気に入ったそうです。

オンライン座談会では、価値観の変容や旅の中で大三島を選んだポイントなどお話いただきます。

増田茂樹さん

東京のITの企業に勤めるWebエンジニアの増田さん。結婚を機に夫婦で理想の暮らしを話し合った結果、2016年に祖父母が暮らす大三島に移住し、5年間テレワークをしています。

「僕たちは5年前に、会社を辞めずに島に移住して、テレワークをしています。島に暮らしてQOL(生活の質)も仕事の質も上がったので、もっとやる人が増えたらいいのにって思っています(笑)」と、無邪気に語る増田さん。

奥様である徳見理絵さんも、IT企業に勤めるUXデザイナー。2人そろってテレワーク会社員であり、さらに2歳の娘を育てる親でもあります。

「子どもが産まれてから、さらに地域に若い人が増えてほしいと強く思うようになりました。そこで仕事をもってくれるテレワーカーが使いやすい宿をつくりました。」

移住後、大三島の過疎化を目のあたりにし、古民家を改装してワークスペース付きの宿「オオミシマスペース」をオープンされたお2人。
オオミシマスペースを使った、島テレワーク体験ツアーも同時募集中です。

今回のオンライン座談会では、3名のテレワーカーのお話に加え、ざっくばらんに質問できるディスカッションの時間もあります。瀬戸内の島くらしやテレワークに興味ある方は、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

詳細情報やお申し込みは、以下ページをご覧ください。

島テレワーク体験ツアー


愛媛県×オオミシマスペースのコラボ企画。なんと愛媛県の補助により無料で参加でき、かつオオミシマスペースの宿泊も無料(5泊まで延長可)となる太っ腹な企画です。
体験ツアーでは、オオミシマスペースのオーナーでもありテレワーカーでもある増田・徳見夫婦がご案内します。
「食べることもお酒も大好き!」というお2人と、島のクラフトビールと一緒に島料理を囲みながら、カジュアル&ディープに島暮らしを体験できちゃうツアーです。
3回実施しますので、ご都合のよい日程をお選びください。